カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴や産地、おすすめのワインを紹介

赤ワイン用の黒ブドウ品種として知られるカベルネ・ソーヴィニヨン。ワインに詳しくない人でも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

今回はカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴や産地、おすすめの銘柄を紹介します。

赤ワインの基礎知識について学びたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴

カベルネ・ソーヴィニヨンとは、フランスのボルドー地方が原産の黒ブドウ品種です。

世界で最も有名な黒ブドウ品種として知られ「赤ワインの王様」とも呼ばれています。

フランスだけでなく、アメリカやチリ、ニュージーランド、オーストラリアなど、世界各地で栽培されている品種です。

もともとは、カベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの自然交配によって生まれたといわれ、二つの名前を組み合わせてカベルネ・ソーヴィニヨンと名付けられました。

カベルネ・ソーヴィニヨンの最大の特徴は、病気に強いという点です。

適応力が高く、どんな土壌でも栽培しやすいことから、赤ワインの代表的な品種として世界中に広まりました。

カベルネ・ソーヴィニヨンの味

カベルネ・ソーヴィニヨンは、皮が厚くタンニンを豊富に含んだ品種です。

濃厚な味わいで強い渋みがあり、力強い味わいになります。カシスやプラム、ブルーベリーなどと表現され、飲みごたえのある赤ワインに仕上がります。

また地域によっても味や香りが変化し、温暖な地域ではチョコレートのような風味、冷涼な地域ではミントのような風味になります。

そのため、さまざまな地域のカベルネ・ソーヴィニヨンを、飲み比べしてみるのも面白いかもしれません。

カベルネ・フランやメルローとの違いは

赤ワインの代表的な品種に、カベルネ・フランとメルローがあります。

カベルネ・ソーヴィニヨンとどんな違いがあるのか、それぞれの特徴を解説します。

カベルネ・フランについて

カベルネ・フランは、フランスが原産の黒ブドウ品種です。カベルネ・ソーヴィニヨンを生み出した品種でもあり、約7割がフランスで生産されています。

カベルネ・ソーヴィニヨンよりも軽い味わいで、スミレやブルーベリーなど、爽やかな果実味が楽しめます。

メルローについて

メルロー は、フランスのボルドー地方が原産の黒ブドウ品種です。カベルネ・ソーヴィニヨンに次いで、世界2位の栽培面積を誇っています。

カベルネ・ソーヴィニヨンよりも果実味が強く、タンニンは少なめ。柔らかで芳醇な味わいが楽しめます。

カベルネ・ソーヴィニヨンの産地

カベルネ・ソーヴィニヨンの代表的な産地を紹介します。

フランス

フランスは、カベルネ・ソーヴィニヨンの原産地です。カベルネ・ソーヴィニヨンを語る上で欠かせない国といえるでしょう。

主にボルドー地方で栽培が行われ、カベルネ・ソーヴィニヨン単体ではなく、メルローやカベルネ・フランとブレンドして仕上げられます。

イタリア

イタリアは、ワイン生産量世界一のワイン大国です。カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培も盛んで、主にトスカーナ地方で生産されています。

日差しが強く日照時間も長いため、濃厚な果実味とフレッシュさがあるカベルネ・ソーヴィニヨンに仕上がります。

アメリカ

アメリカのカリフォルニアでは、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培が盛んです。

1976年の「パリスの審判」では、アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンが、フランスの赤ワインに勝利し、世界を轟かせた歴史もあります。

カリフォルニアは日照時間が長く、雨がほとんど降らないため、しっかりとした果実味とタンニンの赤ワインになります。

チリ

チリは、温暖な気候で乾燥しておりカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培環境に適しています。

品質が高く価格が安いことから、日本でもアルパカなどの銘柄が人気です。

チリのカベルネ・ソーヴィニヨンは、果実味が強く、力強い味わいが楽しめます。

カベルネ・ソーヴィニヨンに合う料理とは

カベルネ・ソーヴィニヨンは、力強いタンニンと濃厚な果実味があるため、赤身肉の料理と相性が良いといわれています。

主に味付けが濃い料理と合わせやすく、同じ故郷であるフランス料理とマリアージュします。

ワインと料理は、色や味付けの濃さを合わせるため、カベルネ・ソーヴィニヨンと赤身肉の相性は抜群です。

カベルネ・ソーヴィニヨンの白ワインがあった

カベルネ・ソーヴィニヨンと言えば、赤ワインを想像しますが、実は白ワインも存在します。

東ヨーロッパにあるモルドバでは、「ラダチーニ ブラン・ド・カベルネ」と呼ばれる、カベルネ・ソーヴィニヨン100%の白ワインが生産されています。

黒い果皮を取り除き、中の果肉のみを使用することで白ワインへと変身するのです。

味はスッキリとフルーティーで、グレープフルーツのような味わいが楽しめます。

カベルネ・ソーヴィニヨンと言われなければ、シャルドネやソーヴィニヨンブランと間違えてしまいそうですね。

1,000円前後で購入できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

カベルネ・ソーヴィニヨンのおすすめ銘柄

最後にカベルネ・ソーヴィニヨンのおすすめ銘柄を紹介します。

ロス ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ)

フランス・ボルドーの1級シャトー「バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)」がチリで生産をしている、高品質な赤ワインです。

各区画ごとに収穫したブドウを、温度管理されたステンレスタンクで発酵。絶妙なバランスでブレンドし、果実のポテンシャルを活かしています。

しっかりとした果実味と、滑らかな口当たりが楽しめる赤ワインです。価格も1,000円台とリーズナブルなので、デイリーワインとしても活躍してくれるでしょう。

ウィリアムヒル ナパヴァレー カベルネソーヴィニヨン(アメリカ)

アメリカのカリフォルニア州のナパヴァレーの、ウィリアムヒルが手掛ける赤ワインです。

産地ごとのテロワールを活かしたブドウ栽培を行い、フレンチオーク樽で熟成させ、複数のロットで厳しく管理しています。

カシスやスパイスの香りと豊かな果実味が味わえる、贅沢な仕上がりとなっています。

カリフォルニアのプレミアムワインを試してみたい人におすすめです。

レゾルム ド カンブラス カベルネ・ソーヴィニヨン(フランス)

南フランスの名門「レゾルム ド カンブラス」が手掛ける赤ワインです。

南フランスは、「365日のうち320日は晴れている」と言われるほど日照量が豊富な地域です。この地域のポテンシャルを活かし、果実味溢れるカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。

カシスやブラックベリーの香りとなめらかなタンニンが楽しめるでしょう。本場フランスの赤ワインを飲んでみたい人はぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

今回はカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴や産地、おすすめの銘柄を紹介してきました。

赤ワインを語る上で欠かせないカベルネ・ソーヴィニヨン。特徴や味わいを知れば、さらに美味しく飲めます。

それでは本記事を参考に、カベルネ・ソーヴィニヨンのワインを楽しんでみてください。

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