「一合」「一升」ってどれぐらい?お酒の容量と数え方について解説

お酒をあまり飲まない人にとって、瓶の大きさを見てパッとどれくらいの量なのか知ることは難しいことと思います。

リットルで表示されていれば分かりやすい所ですが、日本固有の単位が使われるものになるとイメージしにくいですよね?

今回はお酒に使われる単位に着目し、具体的な容量やどんな場面で使われるのかもまとめていきます!

単位の歴史

長さや体積、質量などの単位は尺貫法という法律が起源となっています。

日本で「尺」「升」「斗」が制定されたのは701年の大宝律令のとき。当時と今とで単位は異なりますが、飛鳥時代に生まれた単位は現在も使われています。

かつては長さを示すのに尺、質量の単位に貫が用いられていましたが、1885年にメートル条約に加盟したことでメートル(m)とキログラム(kg)という世界基準の単位が使われるようになりました。

1951年には取引や証明に尺貫法を使用することを禁止されてしまいましたが、古来より伝わってきた「坪」や「俵」などの一部単位でカウントすることは認められています。

お酒の単位

さっそくお酒の体積を量る時に使われる単位を、容量の小さい順からご紹介します。

一勺(いっしゃく)

・約18mL

大さじスプーンで容量が15mLなので、かなり少ない単位です。おちょこの容量を表すときに使われますが、一般的に出回っている小さなおちょこでも2勺(36mL)~なので、日常的に使われることがあまりありません。

一合(いちごう)

・約180mL(一勺の10倍)

お酒を飲む方やお料理される方にとっても、一番耳馴染みのある単位ではないでしょうか?
一合徳利の容量を表す単位ですが、お米の計量にもよく用いられます。宴の席で木製の枡が使われることがありますが、最も一般的なサイズが一合枡です。

一升(いっしょう)

・約1800mL=1.8L(一合の10倍)
2Lのペットボトルより若干少ない容量です。ひと昔前までは、一升瓶でお酒を販売することがごく当たり前だったのですが、現在は四合瓶や一合瓶などで販売されることが多くなってきました。
容量が大きめなので重たく、自宅で保管するにも場所を取ってしまいがちなサイズです。

一斗(いっと)

・約18L(一升の10倍)
一斗缶の容量がだいたい18Lにあたります。家庭ではお目にかかることはあまりありませんが、お酒のメーカーから居酒屋さんなどの店舗に卸すときなどによく使われる単位です。

一石(いっこく)

・約180L(一斗の10倍)
主に酒造メーカーの生産量を表す単位で、流通の際にも使われています。
日常生活において石単位が使われることはまずありません。昔、広範囲で幅を利かせていた大名たちは「百万石の大名」と呼ばれていました。
これはお米の収量(石高)が経済力を表していたため、比喩的な表現として使われるようになった言葉なのだとか。

お酒によく使われる瓶のサイズ

最近は四合瓶(720mL)のお酒が多く出回るようになりました。容量が多くないため、寿命の短い日本酒を美味しいうちに飲み干せるというメリットがあります。

またお手頃なサイズ感なので、保管しやすいのも嬉しいポイントですね。

また近年は瓶の大きさが多様化し、300mLや180mL(一合瓶)という小回りの利いたサイズも見られるようになりました。一升もいらないけどお試しでどんな味か知りたいという方に受け入れられています。

まとめ

今回はお酒の容量と数え方について深掘りしました。飛鳥時代からの単位が今でも息づいているというのは驚きましたね!

日本固有のカウント方法をマスターした後は、実際お店に行ってどのサイズの瓶がどの単位にあたるのかを確かめてみると良いでしょう。

▼関連記事はこちら▼