知っているようで知らない?庶民派バーボンのジムビームを解説!

今やバーボンウイスキーの代表格としてすっかり有名になったジムビーム。お酒売り場のみならず、CMや電車内の広告でも広く見られるようになりましたね。

お手頃価格ということもあり飲食店でも広くひいきにされているジムビームですが、人気の秘密はお値段だけではありませんでした!

今回はジムビームにフォーカスし、商品の特徴をまとめるとともにこだわりの製法も掘り下げていきます!

ジムビームとは?

ジムビームとはアメリカで造られるウイスキーのひとつで、数あるバーボンウイスキーの中でもトップレベルのシェアを誇ります。

ケンタッキー州の名門として知られる銘柄ですが、現在はサントリー社の傘下で製造を行っています。

創業してから200年以上という長い歴史に培われた秘伝のレシピは、今も伝承され続けています。

そもそもバーボンとは?

バーボンはアメリカンウイスキーの代表格で5大ウイスキーにも数えられています。
アメリカではバーボンの定義が法律できっちり決められており、

・原料とする穀物のうち51%以上にトウモロコシを使うこと
・アルコール度数80%以下で蒸留すること
・熟成には内面を焦がしたオークの新樽を使うこと
・瓶詰め時のアルコール度数が62.5%であること

がバーボンにおける最低条件となります。

アメリカでのみ生産が許されているため、いくら上記の条件で造られたウイスキーであってもアメリカ国外で造られた場合はバーボンを名乗ることができません。

ジムビームのこだわり

秘伝と言われるジムビームの製法ですが、どんな部分にこだわっているのでしょうか。

仕込み水

バーボンの発酵に用いられる「サワーマッシュ製法」。少量の酵母と、もろみを蒸留する際に残った液を加えゆっくりと発酵を促していきます。この製法はジムビームに限らず、多くのバーボンメーカーで取り入れられています。

ジムビーム社では、ケンタッキー州の水を使いバーボンが造られています。

ケンタッキー州は石灰岩の岩棚でできていて、州内を流れる水は岩棚によって自然とろ過されます。岩棚で磨かれると硬さの原因となる鉄が除かれ、まろやかさをもたらすカルシウムを豊富に含む水となります。そのためバーボンづくりに最適な水となるわけです。

ジャグ・イースト

こちらも発酵の際に使われるもので、ビーム一族に代々受け継がれる大切な酵母です。禁酒法が廃止された1933年以降、約80年に渡り使われ続けています。

ジャグ・イーストはジムビーム社にとってたいへん貴重であるため、週末になるとジムビーム本人が自宅まで持ち帰り保管していたと伝えられています。

押さえておきたいジムビーム4選!

ジムビームビギナーさんでも試していただきたい商品を4つピックアップしてご紹介します。

ジムビーム ホワイト

ジムビームの中では最もスタンダードな商品で、スーパーでもリーズナブルに手に入ります。バニラのような芳香を持ち、キャラメルを思わせる甘いフレーバーが感じられます。

ジムビームとソーダを1:4の割合で混ぜればジムビームハイボールとなり、またジムビームハイボールに柑橘系のフルーツと砂糖を混ぜればシトラスハイボールの完成です!

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ジムビーム ハニー

ジムビームにはちみつを加えたバーボンベースのリキュールです。2年以上の熟成を経て造られたストレートバーボンがベースとなっています。キャラメルのような甘い香りとはちみつ、バニラのフレーバーが楽しめます。

ジンジャーエールで割りレモンを添えてハニージンジャーとして美味しく飲めます。女性におすすめです!

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ジムビーム デビルズカット

「悪魔の取り分」まで抽出して造られた一本。「悪魔の取り分」というと「天使のわけまえ」を想起する方もいらっしゃるのでは?

「天使のわけまえ」とは、原酒を樽熟成させる際に揮発して樽の中に入っている原酒の量が減ってしまうことを指します。

一方で「悪魔の取り分」とは、樽に染み込んだ原酒のことを指します。一度熟成してしまうと二度と戻ってこない「天使のわけまえ」とは異なり、ジムビーム蒸留所独自の手法で樽から悪魔の取り分を抽出しています。

バニラにナッツのような香りが加わり、まろやかな甘みと重厚感のある奥深い味わいが楽しめます!

ジムビーム ダブルオーク

2つの樽で2度熟成させて造られる一本。内面を焦がしたアメリカンオーク樽で4年以上熟成し、新たな樽に移し替えてさらに数か月熟成させます。オークの上品で香ばしいフレーバーが特徴的で、樽由来のスパイシーさも持ち合わせています。

ストレートや水割りなどシンプルな飲み方であれば、ダブルオークの力強さがより引き立ちます。

まとめ

今回はジムビームを深掘りしました。ここ最近日本でも頻繁に目にするようになったのはサントリーの傘下に入ったからだったんですね…。日本にいながら知らずにいました。

ウイスキースターターや女性の方でも比較的飲みやすいブランドなので、気になる商品から試してみてお気に入りの一本を探してみては?