有名銘柄が集まるスぺイサイドの特徴や蒸溜所を徹底解説

スコッチウイスキーの聖地ともいわれるスペイサイド。

華やかでバランスのとれたスペイサイドのウイスキーは世界中から支持されています。

グレンフィディックやグリンリベットなど、世界で最も売れているシングルモルトウイスキーの蒸溜所もあり、ウイスキーを語る上で欠かせない地域です。

そこで今回は、スペイサイドの特徴や蒸溜所の紹介をしていきます。スコッチウイスキーをもっと知りたい人は参考にしてみてください。

スペイサイドとは?

スペイサイドとは、スコットランドの北部に位置する地域です。スペイ川沿いに50以上の蒸溜所があり、スコットランドの蒸溜所の半数がスペイサイドに集中しています。

もともとはハイランド地域に位置付けられていましたが、ウイスキー造りが特に盛んなことから、スペイサイドとして分けられるようになりました。

スペイサイドモルトの特徴

スペイサイドモルトは、華やかで風味豊かなシングルモルトです。

リンゴや洋梨のような香り、フルーティーな味わいがあり、初心者にも飲みやすい銘柄が多い傾向にあります。

スペイサイドの代表的な蒸溜所

スペイサイドは7つの地区に分けられ、50以上の蒸溜所がひしめき合っています。

その中でも、代表的な蒸溜所をピックアップし紹介します。おすすめの銘柄も解説しますので、ウイスキー選びの参考にしてみてくださいね。

グレンフィディック蒸溜所

1887年、グレンフィディック蒸溜所は、ウイリアム・グラントによって設立されました。

グレンフィディックは「世界で最も飲まれているシングルモルト」として有名です。2014年にグレンリベットに売上1位の座を奪われていますが、知名度でいえば、グレンフィディックを知っている人の方が多いのではないでしょうか。

グレンフィディックは「鹿の谷」という意味があり、ラベルには鹿のイラストが描かれています。

蒸留から瓶詰めまでを一貫して行い、高い品質を維持し続けているのが人気の秘密です。

シングルモルトを語る上で欠かせない蒸溜所として、これからも発展を続けていくでしょう。
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おすすめ銘柄は「グレンフィディック12年」

世界初のシングルモルトとして売り出されたグレンフィディック12年。世界で最も飲まれているシングルモルトへと成長し、現在も根強い人気を誇っています。

アメリカンオークとスパニッシュオークの樽で最低12年間熟成。フレッシュな洋梨の香りと、華やかな樽香が楽しめます。

シングルモルトに興味がある人は、まず一番に飲んで頂きたい銘柄です。

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ザ・グレンリベット

ザ・グレンリベット蒸溜所は、政府公認蒸留所のライセンスを最も早く取得し、発展した蒸溜所です。2014年にはグレンフィディックを抜き「世界で最も飲まれるシングルモルト」として売上世界一の座に君臨しました。

ザ・グレンリベットは、150年以上前からポット・スチルの大きさと形を変えず、伝統的な製法を守り続けています。

2009年にはマスター・ディスティラーのアラン・ウィンチェスター氏が技術を継承。さらなる発展を期待される蒸溜所のひとつです。
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おすすめ銘柄は「ザ・グレンリベット12年」

ザ・グレンリベット12年は、「世界で最も飲まれているシングルモルト」です。

ピートの香りをつけないため、軽く柔らかな印象のシングルモルトに仕上がります。トロピカルフルーツのような香りと、バニラやハチミツのような甘さが特徴です。

女性や初心者にも飲みやすい銘柄ですので、シングルモルト入門として飲んでみてはいかがでしょうか。

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マッカラン蒸溜所

マッカランは「シングルモルトのロールスロイス」と呼ばれる存在です。ウイスキーに詳しくない人でも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

「基準を満たす一級品以外の素材は使用しない」というこだわりがあり、スペイサイドの中でも特に厳しい基準を設けています。

シェリー樽で熟成された原酒のみを使用し、贅沢な製法でウイスキー造りを行っています。
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おすすめ銘柄は「ザ マッカラン 12年」

ザ マッカラン 12年は、原木の選定からこだわったシェリー樽で熟成した原酒のみで造られる贅沢なシングルモルトです。

バニラやジンジャーのような香り、ドライフルーツやシェリーの甘さが口に広がり、スパイス感のある余韻が楽しめます。

贅沢な気持ちのなりたい時におすすめのシングルモルトです。

ベンリアック蒸溜所

1898年に創業したベンリアック蒸溜所。ノンピートの大麦麦芽とピートした大麦麦芽の2種類のシングルモルトウイスキーを製造する珍しい蒸溜所です。

何度か操業停止になっていますが、2004年に本格的に再開し現在に至ります。

知名度は高くありませんが、世界的な品評会で賞を受賞しており、高い評価を得ている蒸溜所のひとつです。

おすすめ銘柄は「ベンリアック キュオリアシタス 10年」

ベンリアック キュオリアシタス 10年は、自家製麦したヘビーピートモルトを使用したシングルモルトです。

芳醇なピート香とハチミツのようなニュアンス、ナッツやスパイス感のある余韻を楽しめます。

少し変わったシングルモルトを飲んでみたい人におすすめです。

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グレンファークラス蒸溜所

ゲール語で「緑の草の生い茂る谷間」を意味するグレンファークラス。グレンフィディックと同じく、家族経営で業績を伸ばしてきた蒸溜所です。

スコットランド最高峰のベンリネス山の湧き水を使用し、ガスバーナーによる直火炊き蒸溜という伝統的な製法でウイスキー造りを行っています。また熟成はシェリー樽を100%使用。濃厚なコクと余韻を生み出しています。

時代に左右されないシングルモルトを造り続け、世界中のウイスキー愛好家から支持される蒸溜所です。

おすすめ銘柄は「グレンファークラス 21年」

グレンファークラス 21年は、ヨーロッパ最大の品評会「International Wine&Spirit Competition 2010」で金賞を受賞した銘柄です。約5000点の銘柄から選ばれ、世界中にその名を轟かせました。

ドライフルーツやローストナッツの香り、干しぶどうやバニラ、ココナッツのような風味があり、シェリーの余韻が長く続きます。

まさに「やみつき」になるシングルモルトといってもいいでしょう。

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ロングモーン蒸溜所

ロングモーン蒸溜所は、グレンフィディックやマッカランに並ぶ、人気蒸溜所のひとつです。

ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏が修行した蒸留所としても知られ、ジャパニーズウイスキーの起源になった蒸溜所でもあります。

2012年には設備が一新され、コンピューター管理の近代的な蒸溜所に生まれ変わっています。

おすすめ銘柄は「ロングモーン ディスティラーズチョイス」

ロングモーン ディスティラーズチョイスは、アメリカンオーク樽とシェリー樽、トラディショナルオーク樽の3種類の樽で熟成された原酒から造られています。カラメルのような甘みと、シェリーのスパイス感が特徴です。

濃厚なコクとスパイス感を味わいたい人におすすめです。

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グレングラント蒸溜所

グラント兄弟によって設立されたグレングラント蒸溜所。シングルモルトの販売量は世界第6位です。

2006年にはイタリアのカンパリ社の所有となり、イタリアでの販売量を伸ばします。現在はイタリアNo.1の販売量を誇るシングルモルトとなり、知名度も一気に上がりました。

「Simplicity(飾り気のないこと)」をコンセプトに、クリアでライトなシングルモルト造りを行う蒸溜所です。

おすすめ銘柄は「グレングラント 10年」

グレングラント 10年は、ライトでソフトなシングルモルトを追求しています。

フルーティーな香りとバランスの良さがウリで、数々の国際的な賞を受賞しています。

シングルモルト初心者やお酒が苦手な人におすすめの銘柄です。

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まとめ

今回はスペイサイドの特徴や蒸溜所の紹介をしてきました。

スペイサイドには有名な蒸溜所が集結しています。グレンフィディックやマッカランなど、日本でも有名なシングルモルトについて学べたのではないでしょうか。

ぜひ本記事を参考に、自分好みのシングルモルトを見つけてみてくださいね。