ジンの最高峰・タンカレーをご紹介!

シングルモルト界のロールスロイスとしてマッカランが挙げられますが、ジン界のロールスロイスは何か想像できますか?

答えはタンカレー!世界4大スピリッツにも数えられるジンですが、その中でも最高峰に君臨するタンカレーは一体どんなお酒なのでしょうか?

今回はタンカレーにフォーカスし、ブランドの歴史や商品の特徴をまとめていきます。

そもそもジンとは?

ジンとは、穀物を原料にしたグレーンスピリッツに、ジュニパーベリーなどの薬草、ハーブ類を加え再蒸留して造られるお酒のこと。カクテルのベースとして広く親しまれています。

もともとは薬用酒としての役割がありましたが、17世紀になるとオランダでは楽しむためのお酒として定着し、18世紀にはイギリスでも爆発的な人気を獲得しました。

19世紀後半になると、ロンドン独自の辛口スタイルのジンが誕生しました。これが今に生きる「ロンドンドライジン」となったわけですが、現在はクラフトジンブームが巻き起こり世界規模で愛されるスピリッツとなりました。

タンカレーとは?

タンカレー(Tanqueray)とはタンカレー・ゴードン社のジンブランドで、ブランド名は創業者のチャールズ・タンカレーに由来しています。

蒸留所が誕生して以来190年以上もの歴史を持ち、「ジンのロールスロイス」としても知られているブランドです。元アメリカ大統領のジョン・F・ケネディも愛飲したジンと言われています。

香草や薬草と言ったボタニカル素材とフレッシュなフルーツを合わせることで、繊細さと上品さを兼ね備えた個性ある味わいを生み出すことができます。

ちなみにタンカレーの製法は門外不出と言われていて、レシピは全世界で6人しか知らないのだそう…。世界でもまれに見る秘伝のスピリッツとなっています。

タンカレーの歴史

1830年、ロンドンのブルームズバリーに蒸留所を設立したのが、タンカレーの始まりです。創業者であるチャールズ・タンカレーは「今までになかった高品質のジンを造る!」という意志を持ち、20歳の若さで蒸留所を開設しました。

1898年に同じイギリスのロンドンで人気だったジンブランド・ゴードン社に買収され、タンカレー・ゴードン社が設立されました。

1939年の第二次世界大戦勃発により設備のほとんどが破壊されてしまいましたが、奇跡的に1基だけ破壊されずに残っていた蒸留器がありました。その蒸留器は「オールド・トム」と名付けられ、今も現役で活躍しています。

1960年代にはタンカレーオリジナルの新しい小型蒸留器「Tiny Ten (タイニーテン)」が手作りされました。「Tiny Ten」は現在も「タンカレー ナンバーテン」を造るのに必要不可欠な存在です。

2009年になるとタンカレーは日本でも販売されるようになり、現在は世界50ヶ国にまで販路が広がっています。

タンカレーの特徴

タンカレーの特徴は何といってもその蒸留方法にあります。

一般的なドライジンは連続式蒸留機で2回蒸留するのに対し、タンカレーの場合は4回に分けて少しずつ蒸留を行なっています。

この手間があるからこそ、タンカレーならではのキレとプレミアムな味わいを表現できるわけです。

タンカレーのラインナップ

現在、日本にコンスタントに出回っているタンカレーは2種類あります。

それぞれどのような特徴を持っているのかまとめていきますので、これからジンに挑戦しようと思っている方は参考にしてみてください!

タンカレー ロンドンドライジン

選りすぐりのボタニカル素材を原料に造られたタンカレーの定番商品です。蒸留器は第二次世界大戦の戦禍を免れた「オールド・トム」を使用しています。

個性がありつつも洗練された味わいなので、カクテルベースとして広く愛されています。

タンカレー ナンバーテン

手摘みのボタニカル素材の他、フレッシュなフルーツを原料に造られたジンで、タンカレーオリジナル蒸留器「Tiny Ten」で蒸留された商品です。

エレガントかつ繊細な味わいは多くの人々を魅了し、サンフランシスコで行われた世界的なスピリッツの大会では3年連続でベストスピリッツに選ばれるなど、輝かしい功績を残しています。

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まとめ

今回はタンカレーについてまとめました。

上記でご紹介した商品以外にも限定商品として発売されているものもありますので、気になる方はオンラインショッピングサイトもぜひチェックしてみてくださいね!