富士山麓の蒸溜所 | 富士御殿場蒸溜所とは?

日本では第二次世界大戦以前から、鳥井信治郎や竹鶴政孝を筆頭にウイスキー造りが行われるようになりました。

そんなサントリーやニッカウヰスキーに比べると遅い駆け出しとなった富士御殿場蒸溜所ですが、今や世界に誇るジャパニーズウイスキーの製造元として広く知れ渡っています。

今回は富士御殿場蒸溜所に焦点を当て、歴史や造られる商品、蒸留所でできる体験についてまとめていきます!

富士御殿場蒸溜所とは?

富士御殿場蒸溜所とはキリンディスティラリー株式会社が保有する蒸留所で、富士山麓に立地しています。

モルトウイスキーとグレーンウイスキーの仕込みからボトリングが一貫して行われるほか、ミネラルウオーターや缶チューハイなどのウイスキー以外の商品の製造も行われています。

富士の豊富な水資源と冷涼な気候、適度に霧深くなる自然環境は、ウイスキーを造るのに理想的な条件となります。

富士御殿場蒸溜所が完成してからは恵まれた環境下でロバートブラウン、ボストンクラブ、エバモア1999など、多くの銘柄を生み出してきました。現在も富士山麓シリーズやオークマスターシリーズをはじめとするブランドが造られています。

富士御殿場蒸溜所の歴史

キリンビール株式会社は、1972年に3社の合併によりキリン・シーグラム株式会社となり、1973年に完成した富士御殿場蒸溜所では、同年にウイスキーの製造が始められました。

翌年の1974年には「日本人に合った国産ウイスキー、世界に通用する日本産のウイスキー」を目指した商品「ロバートブラウン」をリリース。

1979年に「エンブレム」、2年後の1981年には「クレセント」、1983年に「NEWS」、1986年に「ボストンクラブ」と、ハイペースで新商品をリリースしました。

2002年に社名をキリンディスティラリー株式会社に改名。現在富士御殿場蒸溜所はキリンビールの単独所有となっています。

2015年以降は富士御殿場蒸溜所シリーズ、富士山麓シリーズ、オークマスターシリーズに力を入れ、リニューアル商品もリリースされています。今後もさらなる活躍が期待されている蒸溜所です。

富士御殿場蒸溜所で造られる商品

富士御殿場蒸溜所では数多くのウイスキーが造られていますが、ウイスキー初心者からするとどのブランドを初めに試すべきか悩むところだと思います。そこで、富士御殿場蒸溜所の導入としてマストでチェックしておきたい商品をいくつかピックアップしてご紹介します!

スターターの方はぜひ参考にしてくださいね!

富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキー

グレーンモルトウイスキー用の蒸留器を使用し造られた珍しいタイプのピュアモルトウイスキー。一般的にモルトウイスキーは重たい味わいで「男性的」と評されることがありますが、富士御殿場蒸溜所 ピュアモルトウイスキーはクリーンで柔らかな味わいに仕上がっているため、老若男女問わず楽しめます。

お値段は500mLで4,000円前後と、お手頃価格でハイクオリティのピュアモルトが味わえます。

また同じシリーズで17年もの、25年ものもあります。お値段がかなり違いますので懐と相談してから購入するかどうか決めてくださいね。

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キリンウイスキー 陸

世界中の蒸留所から選りすぐりの原酒をブレンドして造られた商品で、キリンウイスキーのニュースタンダードとして多くの人々から好評を得ています。

アルコール度数は50%と高めですが、価格は1,400円前後とお手頃でスーパーやコンビニでも手に入れることができます。オレンジのような華やかさと、ほんのりバニラ香やスパイシーさも感じられ、お値段からは想像できない複雑さを持ったクオリティに仕上がっています。

濃いめのハイボールやホットシナモンウイスキー、ミルク割りなど、自由なスタイルで楽しめますので、自分の好みにアレンジして飲んでみても良いですね。

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キリンウイスキー 富士山麓 Signature Blend

最も円熟味を増す熟成のピークを迎えたウイスキー原酒が複数ブレンドされ造られた商品です。洋ナシやオレンジピールのようなニュアンスと焼き菓子のような芳ばしさが感じられます。

5,000~6,000円で購入が可能です。まずはストレートで味わってから徐々に自分の好みに合った度数まで加水していくと、より香り高くなります。

富士御殿場蒸溜所でできる体験

富士御殿場蒸溜所では、無料で工場見学をすることができます。蒸留に用いられるポットスチルやパッケージングの工程が見られるだけではなく、ウイスキーの香り体験や実際にテイスティングすることも可能です!

興味がある方はHPをご確認の上、予約を入れてから参加しましょう。

 

まとめ

今回は富士御殿場蒸溜所にフォーカスしました。富士山のふもとに蒸留所があったとは意外ですね。

無料でも工場見学できますが、有料の見学ツアーもあるようなので、内容が気になる方はぜひサイトをチェックしてみてくださいね。