「山崎」「白州」「知多」などサントリー7種類の銘柄を徹底解説

「SUNTORY(サントリー)」は、日本を代表するお酒・清涼飲料水メーカーですよね。当たり前のようにサントリーの商品を目にすると思います。

中でもビールやウイスキーに力を入れ、国産ウイスキーの生みの親としても知られています。山崎や白州などお酒に詳しくない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか?

とはいえ、当たり前にありすぎて意外に知らないこともあるかもしれません。
そこで今回は、サントリーが持つ日本の蒸溜所の原酒を使った人気7銘柄の特徴や飲み方、種類を紹介していきます。

定番の山崎や白州以外にも魅力的なウイスキーがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

サントリーのウイスキーについて

サントリーは、日本で初めてウイスキーを製造したメーカーです。

創業者は鳥井信治郎氏で、ウイスキーの聖地スコットランドで修行した竹鶴政孝氏とタッグを組んでウイスキー造りを始めました。

そして、日本初の国産ウイスキー「白札サントリー」を発売。その後、角瓶やトリスなどを開発し、日本を代表するウイスキーメーカーに成長します。

現在は山崎蒸溜所や白州蒸溜所、知多蒸溜所だけでなく、スコットランドのボウモア蒸留所、グレンギリー蒸留所、オーヘントッシャン蒸留所を所有する、世界最大級のウイスキーメーカーとなりました。

次の章からは、サントリーを代表する銘柄をまとめて紹介していきます。

不動のジャパニーズウイスキー「山崎」とは?

山崎の特徴や飲み方について解説します。

山崎の特徴

山崎は、サントリー山崎蒸溜所が製造する国産のシングルモルトウイスキーです。日本最古のモルトウイスキー蒸溜所でもあり、国産ウイスキーを語る上で欠かせない存在です。

世界の権威あるガイドブック「ウイスキー・バイブル」にて、世界最高のウイスキーにも選ばれています。

山崎蒸溜所は、千利休が茶室を持っていた大阪の水生野(みなせの)という場所にあります。名水の地としても有名で、ウイスキー造りに適した地域です。

山崎のウイスキーは、ミズナラ樽熟成モルトやワイン樽熟成モルトなど、多彩な原酒をブレンドすることにより、繊細な味わいを実現。フルーティーで奥行きのある味わいは、ウイスキーファンを魅了し続けています。

山崎の飲み方

山崎は、ストレートと水割りがおすすめです。

まずはストレートで、甘い香りや奥深い味わいを楽しみます。

また、水割りにするとさらに香りが立ち、ジャパニーズウイスキーらしい華やかさが増します。

スッキリ飲みたいという人は、ハイボールにしてもいいでしょう。

 

山崎の種類

山崎の種類は以下の通りです。

山崎 ノンエイジ

モルトのみで造られるシングルモルトウイスキーです。山崎のレギュラーボトルとして不動の人気を誇っています。

ミズナラ樽貯蔵モルトやワイン樽貯蔵モルトなど、さまざまな原酒をブレンドし、柔らかな甘みと奥深い味わいが特徴です。

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山崎12年

最も飲みやすいといわれているのが山崎12年です。ミズナラ樽貯蔵原酒とホワイトオーク樽貯蔵原酒、シェリー樽貯蔵原酒を絶妙にブレンドし、繊細な味わいを楽しめます。

奥行きのある甘みと濃厚な味わいは世界から高く評価され、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジでは、日本初の金賞を受賞しました。

山崎18年

山崎18年は、18年以上熟成させたシェリー樽原酒とミズナラ樽原酒をブレンドしたシングルモルトウイスキーです。

ブレンドされた原酒は、シェリーの古樽に入れ、さらに熟成を重ねます。レーズンやチョコレートのような濃厚さとスパイシー感があり、贅沢な気持ちになれるでしょう。

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山崎
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山崎25年

25年以上熟成させたシェリー樽原酒をブレンドしたのが山崎25年です。長期熟成することにより、イチゴジャムやカカオの強いビターチョコレートのような味わいが楽しめます。

年間1,000本程度しか出荷されないプレミアムな銘柄です。

森香る「白州」とは?

白州の特徴や飲み方について解説します。

白州の特徴

白州は、サントリー白州蒸溜所が製造する国産のシングルモルトウイスキーです。その味わいは世界中から高く評価され、一時期は販売停止になるほどでした。

南アルプスの麓にある白州蒸溜所は、良質な水源に恵まれた大自然の中でウイスキー造りを行っています。

ウイスキーの発酵には昔ながらの木桶発酵槽を使用。乳酸菌の働きを活かし、山崎とは違った味わいのウイスキーに仕上がります。

白州の魅力は、スコッチウイスキーのようなスモーキーさです。軽くて爽快なキレと複雑で奥深い味わいが楽しめます。

白州の飲み方

白州はハイボールが推奨されています。白州で作られたハイボールは「森香るハイボール」と呼ばれ、南アルプスの大自然を思わせるみずみずしさと爽やかな香りが楽しめます。

ブランドサイトにおすすめの飲み方が載っていますので気になる人はチェックしてみてください。

 

白州の種類

白州の種類は以下の通りです。

白州 ノンエイジ

白州蒸溜所で造られた多彩な原酒を絶妙にブレンドしたシングルモルトウイスキーです。スモーキーさと森の若葉のようなみずみずしい香り、軽快な飲み口が楽しめます。

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白州12年

酒齢12年以上のモルト原酒を絶妙にブレンドした白州12年。柔らかな果実味と新緑のような爽やかさが味わえる銘柄です。2018年には休売となっていましたが、2021年には数量限定再販も行われています。

白州18年

酒齢18年以上の長期熟成モルトをブレンドした白州18年。熟した果実のような甘みとほのかに香るスモーキーさがあり、長い余韻を楽しめると言われています。特に絶妙な樽の熟成感は白州のラインアップの中でも最もバランスが良いと表現する方も多いです。

白州25年

酒齢25年以上の白州モルト原酒の中から、個性の違うさまざまな原酒をブレンドして造られた白州25年。樽の様相を深く感じられる濃厚な味わいとスモーキーさが相まっています。白州のノンエイジが爽やかな森と言われるのに対し、25年はいうなれば、樹海と要った感じでしょうか。

風のウイスキー「知多」とは?

知多の特徴や飲み方について解説します。

知多の特徴

伊勢湾をのぞむ知多半島にある知多蒸溜所では、トウモロコシを原料にしたグレーンウイスキー「知多」を製造しています。

グレーンウイスキーは、モルトウイスキーよりも軽快な味わいで、ウイスキー初心者にも飲みやすいのが特徴です。

知多蒸溜所では、連続式蒸溜機によって多彩なグレーン原酒の作り分けをしています。そのため、日本人の舌にも合いやすいウイスキーに仕上がります。

知多の飲み方

知多はハイボールとの相性が抜群と言われています。白州が「森香る」と言われるのに対し、知多は「風香る」と表現されます。ライトな飲み口と爽やかな香りはハイボールにぴったりです。

ブランドサイトにおすすめの飲み方が載っていますので気になる人はチェックしてみてください。

 

知多

知多のラインアップで通常販売されているものは容量はいくつかありますが、基本的には1種類のみです。その他の知多は、数量限定、蒸溜所限定品などで稀に販売されます。

そんな知多の味わいは、アルコール感を最初に感じますが、バニラや青りんごのような甘さと穀物のコクが広がります。アルコール感が苦手だという方は、やっぱりハイボールや水割りで少しカドを落として、甘い香りとコクを楽しみたいウイスキーと言えるでしょう。

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日本の美「響」とは?

響の特徴や飲み方について解説します。

響の特徴

響はサントリーの中でも、プレミアムブランドに位置付けられる国産のブレンデッド・ウイスキーです。

モルト原酒とグレーン原酒を日本人の職人が絶妙にブレンドしています。原酒は、山崎蒸留所と白州蒸留所、知多蒸留所の3ヵ所で造られています。

それぞれの個性を活かした響は、クセが少なくフルーティーな味わいが特徴です。

響の飲み方

響の個性を感じたいなら水割りがおすすめです。香りや味わいが引き立ち、響が持つポテンシャルを最大限に活かしてくれます。

さらに香りを感じたいなら、お湯割やハイボールにしてもいいでしょう。

 

響の種類

響の種類は以下の通りです。

響 JAPANESE HARMONY

「日本人の舌に合うウイスキー」というコンセプトを持つ響 JAPANESE HARMONY。マイルドな飲み口とハチミツのような甘さがあり、初心者にも飲みやすい仕上がりです。

響 BLENDER’S CHOICE

多彩な熟成酒をブレンドし、奥深い味わいのある響 BLENDER’S CHOICE。白桃やパイナップルのような甘みとほろ苦い余韻を楽しめます。

ただし飲食店向けに開発された商品で、一般販売はされていません。ネットショップや酒屋なら入手できます。

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響21年

酒齢21年以上の超長期熟成のモルト原酒とグレーン原酒を贅沢にブレンドした響21年。フルーティーな味わいと花のような香り、なめらかな口当たりを楽しめます。

響30年

響シリーズの最高峰に位置する響30年。サントリー秘蔵のモルト原酒を使用し、年間数千本しか生産されないプレミアムなウイスキーです。マンゴーや杏のような甘みと、とろりとした飲み口が楽しめます。

通常、響のボトルには24面でカットされています。これは日本の季節を表す24節気を表しており、時の流れや日本美しさの象徴です。しかし、とりわけ稀有な「響30年」は、30面カットが施されています。最高峰ならではの特別仕様となっているのです。

5大ウイスキーの集結「碧Ao」とは?

碧Aoの特徴や飲み方について解説します。

碧Aoの特徴

碧Aoは、世界で初めて「世界5大ウイスキーを全てブレンド」したプレミアムブレンデットウイスキーです。

世界をつなぐウイスキーとして、ラベルには5大ウイスキーを象徴した五角形が描かれています。

使用されるウイスキーは、

・アードモア蒸溜所
・クーリー蒸溜所
・グレンギリー蒸溜所
・アルバータ蒸溜所
・山崎蒸溜所
・白州蒸溜所
・ジムビーム蒸溜所

この7つの蒸溜所の原酒を、サントリー5代目チーフブレンダーの福與伸二氏が絶妙にブレンド。世界5大ウイスキーの個性を活かし合う味わいに仕上がっています。

碧Aoの飲み方

5ヵ国のウイスキーのブレンドを楽しむには、ストレートか水割りがおすすめです。まずはストレートで味や香りを確認し、徐々に加水していくと個性が変化していきます。

その他にも、ロックやハイボールなど、どんなシーンにも合わせやすいでしょう。

 

碧 Ao

碧 Aoは、1種類のみ販売されています。

味わいは、バニラやパイナップルのようなフルーティーさと、スパイシーでウッディな奥深さを中心に感じます。とはいえさすがは、5大ウイスキーのブレンド。スモーキーをはじめ、個性が重なり合い、複雑な変化を楽しむことができます。

逆輸入のジャパニーズウイスキー「季(Toki)」とは?

季(Toki)の特徴や飲み方について解説します。

季(Toki)の特徴

季(Toki)は、サントリーが海外向けに開発したブレンデッドウイスキーです。

季(Toki)は、白州をベースに山崎と知多を絶妙にブレンド。軽い飲み口とメロンやバニラのような香り、ほのかな苦味を感じ取れます。

2016年にアメリカで販売されたのを皮切りに、カナダやイギリスでも販売量を伸ばしています。現在は、アメリカから逆輸入される形で、日本でも販売されています。

季(Toki)の飲み方

季(Toki)は、ハイボールが推奨されています。欧米ではハイボールを飲む文化はなく、季(Toki)をきっかけに、ハイボール文化を根付かせようという目論見があるようです。

季(Toki)

季(Toki)は1種類のみ販売されています。

味わいはブレンドにもある通り、白州がベースとなっているので、爽やかさを感じられます。白州との違いは、知多や山崎から来る、甘味と酸味です。このような爽やかなと甘味、酸味からハイボールにすると、爽やかな青りんごのようなイメージを感じられるでしょう。

安定定番!「角」とは?

角の特徴や飲み方について解説します。

角の特徴

サントリーの角瓶は、日本のウイスキー市場で売上No.1を誇る定番商品です。甲羅模様の四角い瓶であることから「角瓶」と呼ばれるようになりました。

創業者である鳥井信治郎氏が「スコッチに負けない日本のウイスキーをつくる」という志しから生まれた銘柄で、80年を超えるロングセラー商品となっています。

角瓶は、山崎蒸溜所や白州蒸溜所のバーボン樽原酒を絶妙にブレンド。ややスモーキーな香りとライトな口当たり、奥深い味わいが楽しめる銘柄です。

角の飲み方

角瓶といえばハイボールです。ハイボールにすれば、爽やかな口当たりと、コク深い味わいが楽しめるでしょう。

公式サイトでも、「角ハイボールのおいしいつくり方」が紹介されており、コンビニやスーパーでは角ハイボールの缶も販売されています。公式サイトのリンクを載せておきますので、気になる方はチェックしてみてください。

 

角の種類

角の種類は以下の通りです。

角瓶

山崎蒸溜所と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランスよくブレンドした、角瓶の定番商品です。甘い香りとドライな後味が特徴で、ハイボールで飲むと個性が引き立ちます。

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白角瓶

白角瓶は、白州ホッグスヘッド樽という特別な樽で熟成したウイスキーです。角瓶よりも華やかな香りで、クセが少なく初心者にも飲みやすい銘柄です。

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黒角瓶

黒角瓶は、パンチョン樽という樽で熟成したウイスキーです。角瓶シリーズの中で最も力強い味わいで、アルコール度数も高め。現在は生産が終了しており、希少価値の高い銘柄です。

まとめ

今回はサントリーが持つ日本の蒸溜所の原酒を使った人気のウイスキー7銘柄の特徴や飲み方、種類を紹介しました。

日本を代表するサントリーでは、個性豊かなラインナップのウイスキーが生産されています。

ぜひ本記事を参考に、サントリーのウイスキーを楽しんでみてください。