実は意外に飲みやすい!黒糖焼酎のおすすめ10選

焼酎と一口に言っても様々な種類があります。一般的に知られているのは麦焼酎や芋焼酎ですが、その他にも焼き芋焼酎や米焼酎など他種多様です。

一般的にはあまり知られていないものの、焼酎マニアの間で隠れた人気を誇るのが「黒糖焼酎」です。

今回は黒糖焼酎の概要や飲み方について解説しながら、おすすめの銘柄を10選紹介します。

「飲みやすい焼酎を探している方」や「黒糖焼酎に興味があるという方」はぜひ参考にしてみてください。

黒糖焼酎とは

そもそも黒糖焼酎とはどのような焼酎なのでしょうか。ここでは黒糖焼酎の概要について紹介します。

主原料は黒糖

黒糖焼酎の主原料は名前にある通り「黒糖」です。黒糖とはサトウキビの絞り汁を煮詰めて固めた砂糖のことで、色合いが黒褐色であることから黒糖と呼ばれるようになりました。

黒糖は一般的な甘味料である上白糖やハチミツよりもミネラルやビタミンを豊富に含んでいます。そのため、血圧の低下やむくみの予防・解消、肌に潤いを与えるなど健康や美容効果も高い砂糖です。これら健康効果も期待できる黒糖を主原料にして黒糖焼酎は作られています。

他の焼酎との違いは「糖分」

他の焼酎との違いは「糖分」です。焼酎を作るには主原料を発酵させなければならず、その発酵には「糖分」が欠かせません。

芋や麦の主成分はデンプンであり、焼酎を作るにはデンプンを糖分に分解するために「麹」を使用します。しかし、黒糖には豊富な「糖分」が含まれているため「麹」を加える必要がありません。

ただし、黒糖焼酎を作るには本来不要なはずの「麹」も使用しています。その理由は麹を使用していないと酒税法上「焼酎」として名乗れないからです。

黒糖を使用し「麹」を含めたお酒を「黒糖焼酎」と呼び、同じ黒糖を使用した蒸留酒でも「麹」を使用していないお酒を「ラム」といいます。

奄美群島のみで生産

黒糖焼酎の生産は奄美大島と、その周辺の島である奄美諸島のみで生産されています。実は酒税法によって黒糖を主原料にした焼酎を作れる地域は限定されており、唯一認められている地域がこの奄美群島なのです。

奄美群島以外で黒糖焼酎を作ったとしてもそのお酒はスピリッツとして分類されます。そのため黒糖焼酎は奄美群島のみでしか名乗ることができないのです。

黒糖焼酎の飲み方

ほんのりと甘い味わいを楽しめる黒糖焼酎は上級者だけでなく、初心者でも楽しめるお酒です。黒焼酎の飲み方についてもみていきましょう。

黒糖焼酎の良さを引き出す飲み方としてお湯割りがおすすめです。華やかな香りを楽しみながら黒糖焼酎の本来の風味を味わえます。本来の味わいを楽しみたい方はやはりストレートとロックも間違いないでしょう。

また「親子飲み」という飲み方もあります。親子飲みとは黒糖をつまみにしながら黒糖焼酎を楽しむ飲み方で、ストレートかロックと相性が良い飲み方です。
他にも南国の焼酎という特徴を活かし、南国のフルーツを加えた飲み方や黒糖焼酎の強みを活かしてジンジャーエール割りで飲むなど、実に様々な飲み方があります。

ただし、銘柄によって組み合わせや最適な飲み方は変わりますし、好みの飲み方もあるでしょう。あくまで参考にしていただき、自分に合った飲み方をぜひ見つけてみてください。

黒糖焼酎のおすすめ銘柄10選

ここでは黒糖焼酎のおすすめ銘柄を10種類紹介します。銘柄によって味わいやクセ、相性の飲み方も様々です。それぞれを飲み比べながら、自分に合う銘柄を見つけていきましょう。

「れんと」

1つ目に紹介するのは「れんと」。まろやかな味わいですっきりとした味わいが特徴です。アルコールの強さが少なく、滑らかな喉ごしを楽しめます。

この味わいを出すために3ヶ月もの間、クラシック音楽を大量のスピーカーで流し、音の振動を貯蓄タンクに与える「音響熟成」という熟成方法を採用しています。この独自の熟成方法によって「れんと」らしい味わいとのど越しを可能にしているのです。

飲み方としてはロックがおすすめですが、ソーダ割りにレモンを加えると爽快感が増して飲みやすくなるのでぜひ試してみてください。

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「奄美」

次に紹介するのは「奄美」です。有名な5つの蔵元の原酒をブレンドして作られているブレンデッド黒糖焼酎となっています。

様々な原酒が混じりあっているため、風味も複雑な味わいとなっていますが「奄美」ならではの独特な旨味を楽しめる焼酎です。ムラなく1本1本が安定した風味となっていることでも有名です。

コスパの高さからも日常的に飲まれるお酒として人気が高く、ストレートであればより味わいを楽しめるでしょう。

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「龍宮」

次に紹介するのは富田酒造が製造している「龍宮」。焼酎好きに欠かせない銘柄です。

しっかりした風味と黒糖焼酎特有の甘さを楽しむことができ、ガツンとくる喉ごしがたまらないと人気を集めています。

水割りかロックで飲むことで、その喉越しをより堪能できるでしょう。ただし人気の銘柄であり希少性が高く、入手困難な焼酎となっています。見かけたら迷わず購入することをおすすめします。

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「長雲 一番橋 黒糖焼酎」

次に紹介するのは、「長雲 一番橋 黒糖焼酎」です。明治4年創業、147年の長い歴史を持つ山田酒造が製造しており、黒糖の甘味が凝縮された銘柄となっています。名前の由来は創業場所から望める「長雲 一番橋」です。

黒糖の甘味が凝縮され、深い甘みを楽しめる焼酎です。「長雲 一番橋 黒糖焼酎」は通常の製法とは異なり、低温でじっくりと黒糖を溶かして作るため、他にはない深い甘みを引き出しています。

飲み方はストレートやロックがおすすめですが、お湯割りでも味わいを堪能できるでしょう。他にはない甘みをぜひ試してみほしい一本です。

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「太古の黒うさぎ」

次に紹介するのは、「太古の黒うさぎ」です。大正11年から続いている弥生焼酎醸造所が製造しています。名前の由来は奄美諸島で古くから生息しているアマミノクロウサギだといわれています。

スモーキーさのあるスッキリとした味わいから、焼酎好きだけでなくウイスキー好きにもファンが多いのが特徴です。内側を焼いたオーク樽で5年間熟成させて作られます。

黒糖焼酎ながらもウイスキーに近いスモーキーな風味に仕上がっており、ラム酒のようなバニラの香りを表現することにも成功しました。

独特の味わいを引き立てるためにも、ストレートやロックで飲むのがおすすめです。

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「まんこい」

次に紹介に紹介するのが弥生焼酎醸造所で製造している「まんこい」です。奄美諸島の様々な黒糖焼酎の中でも定番の1本といわれています。

樫樽で熟成している焼酎で黒糖の甘味とスモーキーな味わいを楽しめるのが特徴です。飲み方としては水割りやロックが人気ですが、レモンサワーもおすすめですのでぜひ試してみてください。

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「里の曙」

次に紹介するのは「里の曙」です。島内でもトップクラスのシェアを誇る町田酒造が製造しており、さっぱりとしたまろみとクセのない口当たりが評価されています。

雑味のなさとそのコクの強さから、黒糖焼酎の常識を変えたとまでいわれている銘柄です。スナックなどで黒糖焼酎があるのはこの「里の曙」のおかげともいわれています。

おすすめの飲み方はロックですが、その独特なまろみと素朴さはお湯割りでも堪能できるでしょう。

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「有泉」

次に紹介するのは、「有泉」です。こちらの焼酎は奄美諸島の最南端の与論島にある唯一の蔵元・有村酒造を代表する黒糖焼酎で、与論島の酒席には必ず振舞われます。

豪快なキレと南国らしい硬質な舌触りが楽しめるさっぱりとした味わいです。冷えた水と合わせた水割りはよりキレが増しおすすめです。またソーダやジンジャーエールとも相性が良く、こちらもぜひ試してみてください。

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「喜界島」

次に紹介するのが「喜界島」です。奄美諸島で100年以上の歴史を誇るメーカーが製造しています。

黒糖のほのかな甘味とまろやかなコクを楽しめるため、黒糖焼酎の上級者はもちろんのこと、初心者でも楽しめる銘柄です。瓶だけでなくペットボトル販売も行っており、バーベキューやお花見などでも気軽に嗜むことができます。

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「朝日」

最後に紹介するのが「朝日」です。喜界島で最も古い蔵元である朝日酒造が製造している銘柄です。名前の通り黒糖の風味が朝日に澄んだようだといわれています。

豊富な硬水を使用することで、黒糖らしい甘みと泡盛のような猛々しさを併せ持った仕上がりが特徴です。

パンチのある味わいと爽やかなキレが自慢で、黒糖焼酎と泡盛の2つの味わいを1度に楽しめます。

特徴上、ストレートで飲むがおすすめですが、ソーダやジンジャーエールで割っても爽快に仕上り、晩酌にもピッタリです。

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まとめ

意外に飲みやすいといわれる黒糖焼酎の概要と飲み方、おすすめの銘柄を10選紹介しました。

黒糖焼酎の特徴は簡単にまとめると次のとおりです。

・原料は黒糖(サトウキビ)だが、麹を使わないと「ラム酒」になる
・生産地は奄美群島のみ
・ほんのり甘いため初心者にもピッタリ

黒糖焼酎は他の焼酎と同じくストレートやロック、お湯割りで楽しめますしジンジャーエール、南国フルーツを加えるなど多種多様な飲み方ができます。

ぜひ、焼酎選びの参考にしていただければと思います!