人気のホワイトビール、ヒューガルデン・ホワイトとは?歴史や特徴などを紹介

ヒューガルデン・ホワイトというビールを聞いたことはありますか?スーパーでも販売されている海外のビールなので、見たことがある方も多いかと思います。

ただ、聞いたことはあっても、味や香り、歴史まで知っている方は意外と少ないかもしれません。

そこで今回は、ベルギービールの「ヒューガルデン・ホワイト」の特徴や歴史などを紹介します。飲んだことがある方もない方も、ヒューガルデン・ホワイトをさらに楽しむために、参考にしてみてください。

ヒューガルデン・ホワイトの歴史

ヒューガルデン・ホワイトの歴史は古く、15世紀までさかのぼります。1445年にベルギーのヒューガルデン村に住んでいた修道士がホワイトビールを造り始めました。

その後、村として製造するようになりましたが、20世紀にラガービールであるピルスナーの流行が起こり、その影響で次々に醸造所が閉鎖して途絶えてしまいました。

しかし、1966年にヒューガルデン村出身であったピエール・セリスが再度ホワイトビール造りを復活。その際に初めて「ヒューガルデン・ホワイト」という名前がつけられました。その後、現在のインベブ社の傘下に入り、今なお販売されています。

ちなみに、ヒューガルデン・ホワイトのロゴを見てみると杖とクワが描かれています。これにはそれぞれ意味があり、杖がヒューガルデン村にビールの製造方法を伝えた伝道師で、クワが原料を作る農民を表しています。

ヒューガルデン・ホワイトの味と香り

古い歴史を紹介しましたが、やっぱり大事なのは味ですよね。ヒューガルデン・ホワイトの味と香りは具体的にどのようなものなのか紹介していきます。

ヒューガルデン・ホワイト原材料

材料は、大麦や小麦、ホップ、コリアンダーシード、オレンジピール。日本では2008年からアサヒビールが販売していますが、酒税の影響で発泡酒として販売されています。

少し変わった材料ですが、国際的な評価が高いビールです。「WORLD BEER CUP」という国際的なビールの祭典におけるベルギーホワイトビール部門で、通算6度目の金賞を受賞しています。

味は爽やかで飲みやすい

ヒューガルデン・ホワイトは、スパイシー感やフルーティーな甘さも感じられます。少し複雑そうな味に思えるかもしれませんが、甘さから非常に飲みやすく、ビール特有の苦みが苦手な方にもおすすめです。

この味わいを生んでいるのは、原材料。ヒューガルデン・ホワイトにはコリアンダーシードやオレンジピールが入っています。もともとヒューガルデン村で修道士が造ったビールの酸味を抑えるために、実験としてコリアンダーシードやオレンジピールを入れたことがきっかけです。

現在でもヒューガルデン・ホワイトの味わいを造るために欠かせない存在となっています。

飲んで感じるヒューガルデン

ビールを楽しむ上では、味だけではなく香りも大切なポイント。ヒューガルデン・ホワイトは華やかな香りが特徴であり、上記でも紹介したコリアンダーシードやオレンジピールの影響で柑橘系の匂いやエスニックな匂いも感じられます。

ただ、おもしろいのは飲んでみるとまた深い香りが楽しめることです。

飲む前に感じたコリアンダーシードやオレンジピールの香りがさらに強くなります。ヒューガルデン・ホワイトらしさが強く、飲む前と飲んだ後で少し違った香りが楽しめるでしょう。

ヒューガルデン・ホワイトの飲み方とは?

ヒューガルデン・ホワイトを美味しく飲む方法として、4つのステップがあります。

1.ヒューガルデン・ホワイトはしっかり冷やしておく!
2.グラスの3分の2まで注ぐ。
※グラスと瓶が触れないように、グラスを45度に傾けましょう。
3.瓶や缶の底に残った酵母などの沈殿物を注ぐために、何度かボトルを回す。
4.グラスを垂直に戻しつつ、泡がグラスの縁から指2本分になるように注いで、完成!

通常家で飲むときと違う工程は【3】だと思います。忘れがちですが、より美味しく飲むために回して飲んでみてください。

ちなみにこの方法は公式サイトやボトルのラベルにも紹介されています。わからなくなった際は、それらをチェックしてみてください。

飲む際のおつまみはどうすればいい?

ビールを飲む際、唐揚げや焼き鳥などのこってりとしたおつまみが欲しくなるかもしれません。しかし、ヒューガルデン・ホワイトの場合は、あまり強い味のおつまみはおすすめでいません。

ベルシャンホワイトであるヒューガルデンはエールビールの中でも爽やかですっきりしています。そのため、強い味わいのおつまみをあわせると、せっかくのヒューガルデン・ホワイトの良さが感じにくくなるからです。

ヒューガルデン・ホワイトを飲む際は白ワインとのペアリングのような、こってりしすぎていない、チーズやシャルキュトリなどがおすすめです。

ヒューガルデン・ホワイトが好きならこんなビールもおすすめ!

ここまでヒューガルデン・ホワイトを紹介してきましたが、一緒に知ってもらいたいビールもあります。ヒューガルデン・ホワイトが好きな方ならハマるかもしれません。さまざまビールが知りたい方は、ぜひこの項目まで読んでみてください。

ブルームーン

アルコール度数5.5%のブルームーンは、1995年に生まれた白ビールです。バレンシアオレンジの皮を使っており、酸味と甘さが両立。人気も高く、アメリカではナンバーワンのクラフトビールとなっています。

また、ブルームーンはコリアンダーシードとオレンジピールの香りが損なわれることを防ぐために、ろ過処理を行っていません。その結果として白い濁りが残っていますが、ヒューガルデン・ホワイトとは一味違ったスパイシー感やフルーティー感が楽しめます。

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クローネンブルグ1664ブラン

クローネンブルグ1664ブランはフランスで人気の高いビールです。ほのかな柑橘系の甘さが魅力で、苦みは弱め。そのため、白ビールを飲んだことがない方でも楽しめるでしょう。

アルコール度数は5.0%で、こちらもコリアンダーシードやオレンジピールなどを原材料としています。なお、名前に含まれている1664は、クローネンブルグというブルワリーが設立した年を表しています。

水曜日のネコ

水曜日のネコは、日本生まれのエールビールです。他と同じくオレンジピールとコリアンダーシードを使っていますが、ベルジャン酵母の影響で青りんごのような風味が感じられます。

また、ホップの苦みがとても弱いため、日頃ビールを飲まない方や苦いビールが苦手な方にもおすすめです。

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白濁

白濁も日本のビールですが、逆さまで販売されていることから印象的に覚えている方もいるかもしれません。これには理由があり、飲む際に沈殿している酵母の濁りが混ざるようにするためにわざと逆さまで販売されています。

白濁のアルコール度数は5.0%で、オレンジピールやコリアンダーシードは使っていません。ただ、天然白生酵母を使っていることから風味豊かな香りと味を実現。小麦の特徴を全面に押し出した、上記で紹介したものとは少し異なるビールです。

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まとめ

ヒューガルデン・ホワイトはベルギーで生まれたビールであり、日本でも購入できます。

飲みやすいながらもオレンジピールとコリアンダーシードの香りが感じられ、人によってはハマるかもしれません。

似たような味わいのビールもありますが、気になる方は早速ヒューガルデン・ホワイトをゲットしてみてはどうでしょうか。