崇拝的人気!ナパ・カルトワインの誕生や特徴、おすすめ銘柄を紹介!

ステータスのシンボルとして、高級ワインを所持している方も少なくありません。中でも特に、欲しくてもなかなか手に入らないと言われているのがカルフォルニア ナパ・ヴァレーのカルトワイン。

今回はそんなナパ・ヴァレーのカルトワインについて注目し、カルトワインの誕生や、ワインの特徴、投資家も注目する銘柄たちを紹介していきます。

ワインコレクターや、ステータスとしてワインを保有したい方はぜひ参考にしてみてください。

カルトワインとは?


カルトワインは1990年代に誕生した言葉で、希少性が高い、かつ特別な顧客しか購入できないレアな高級ワインを指して使います。

はっきりとした定義はありませんが、主にカリフォルニアのナパ・ヴァレーで造られるレアなワインをカルトワインと呼んでいます。あまりにも生産量が少ないことに加え、市場にはほぼほぼ流通していないため、「幻のワイン」とも言われています。

また、購入できるお金があっても入手できるとは限らないので、持っているだけでステータスとなり、多くの政治家や著名人、セレブがこぞって保有したがっているのです。
まさに名の通り、カルト的な存在であるワインなのです。

カルトワインの誕生


カルトワインの誕生は1980年代まで遡ります。

弁護士や医師、アメリカの第一線で活躍されていたビジネスマンたちが、リタイヤ後の趣味としてカリフォルニア ナパ・ヴァレーでワイン造りを始めたのがきっかけと言われています。

元々やり手なビジネスマンなだけに、ワイン市場の将来性にいち早く注目し、ビジネスとして利益をもたしてくれる本格的なワイン生産へと転換していきます。こうして生まれたのが、管理しやすい、小ロット数で高品質なカルトワインだったのです。

彼らはこれまで築上げた人脈やマーケティング戦略を駆使し、スタイリッシュでクールなナパ・カルトワインのブランドイメージを確立していきます。

やがてナパ・ヴァレーのカルトワインは、ミシュランの星付きレストランや紹介制クラブで提供されるようになり、ステータルを象徴するスター的な存在へと伸し上げたのです。

人気に火をつけた立役者


そして、ナパ・ヴァレーのカルトワイン人気にさらに火をつけたのは、あの有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏でした。

もともとカルトワインは特別な顧客でしか購入できなかった上に、情報もあまり出回っておらず、なおかつ高額であったため、多くのワイン愛好家は購入時にロバート・パーカー氏の評価点を基準にしていました。

90年代、パーカーポイントにおいて最高評価100点を獲得するワインが登場したことで、ナパ・ヴァレーのカルトワインは一躍スポットを浴びることとなります。その後も、多くの銘柄がパーカーポイントで高評価を獲得したことで、カルトワインの世界的人気は一気に加速していきました。

そのため、パーカー氏が高評価を付けたワインの多くがカルトワインとされています。
言い換えれば、パーカー氏のおかげでナパ・ヴァレーのカルトワインが支持をうけるようになったと言っても過言ではないでしょう。

ナパ・ヴァレー カルトワインの特徴


そんなナパ・ヴァレー カルトワインの特徴は、

・力強い味わい
・超少量生産
・資産価値

の3つが挙げられます。

力強い味わい

カリフォルニア、ナパ・ヴァレーで作られるカルトワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン種を主体としたワインが多く、全体的に果実味が濃厚で、力強い味わいが特徴です。

カルトワインが流行り始めた90年代では、アメリカの大都市において肉食が主流だったこともあり、肉との相性が良いカベルネ・ソーヴィニヨンが多く使用されていたことが考えられます。そのため、ハンバーガー用ワインと揶揄されたこともあるのだとか。

超少量生産

カリフォルニアのナパ・ヴァレーは広大な土地を持っていながらも、実際ぶどう畑として使用するのは全体のわずか3%に留まっています。これは1968年、ナパ・ヴァレーのワインの作り手が、将来的に過剰開発を避けるために空き地を保護する「農地保護政策」が定められているからです。

そのため、ワインを増産できないデメリットはあるものの、ナパ・ヴァレーの景観が守られ、ワインの希少価値を高めるメリットもありました。

実際に現在も、カルトワインはマーケティング戦略としてあえて生産量を減らしています。銘柄によって生産量は異なりますが、平均的に500ケース(6000本ほど)の生産量とされています。

あまりピンときませんが、フランスの5大シャトーでさえ10万本~20万本のワインを生産しています。これらに比べ、ナパ・カルトワインは半分以下どころか、20分の1という驚異的な数字です。

世界的に見ても、あの高級ワイン「ロマネ・コンティ」と比肩する希少性を誇ります。あえて入手しづらくすることで、コレクターの収集心もかきたてられ、持っているだけで特別感や満足感が味わえるといったところでしょうか。

資産価値

カルトワインは希少性が高いため、市場ではあまり見かけることはありません。また運よく見かけたとしても、購入価格以上の価格相場で流通される場合がほとんどです。

この付加価値を見込んで、カルトワインを資産やステータスとして保有する方もいれば、投資目的で購入する方もいるのです。

ナパ ・ヴァレー カルトワインの代表的な銘柄


ではどんな銘柄がナパ・ヴァレーのカルトワインと呼ばれているのでしょうか。今回は、投資家たちも注目する代表的な5大カルトワイン銘柄を紹介していきます。

スクリーミング・イーグル

スクリーミング・イーグルは、1992年にリリースしたカルフォルニア ナパ・ヴァレーのカルトワインです。デビューしてから初リリースにも関わらず、パーカーポイントを99点獲得します。その後も満点を何度も叩き出し、多くのワイン愛好家を熱狂させました。

現在はもっとも入手困難なナパ・カルトワインと呼ばれており、一本数十万~数百万します。資産として保有しておきたい代表的なカルトワインです。

ハーラン・エステート

1984年に設立されたハーラン・エステートは、リリース直後にカルトワインの称号を当たられた伝説的なカルトワインです。これまでパーカーポイントにおいて、100点を8度も獲得するなど、カルトワインの中でも最高峰な味わいと称賛されています。

以前はメーリングリストの登録者でしか購入できなかったワインですが、現在は日本にも正規輸入されるようになりました。今は10~20万前後の価格帯で購入できます。パーティーに振る舞うカルトワインに最適です。

ブライアント・ファミリー・ヴィンヤード

ブライアント・ファミリー・ヴィンヤードは1980年代後半に、弁護士だったドナルド・L・ブライアント・Jr.によってスタートされたワインです。

1993年にパーカーポイント97点、翌年は98点の高得点を獲得。さらに96年はワイン・スペクテーター100点、97年はパーカーポイントで100点満点の評価をうけるなど、90年代のカルトワインの全盛期をけん引する一流ワイナリーです。

10万前後で買える価格帯ですが、海外への販売はメーリングリストのみとなっているので、限られた方しか入手できないのが難点です。希少性を求めるコレクターにぴったりなワインです。

グレース・ファミリー

グレース・ファミリーは、カルフォルニアで初めてカルトワインの称号を得た「元祖カルトワイン」です。1978年に始めたワイン造りですが、家庭菜園の小規模から、現在は4000人のウェイティングリストを抱えるカルトワインまでに成長を遂げました。

またアメリカ国内でメーリングリストの登録者しか購入できないため、日本国内では買いたくても買えないプレミアムなカルトワインとして有名です。国内で運よく見かけた際に、迷うことなく購入したいカルトワインですね。

created by Rinker
グレース・ファミリー・ヴィンヤード
¥80,850 (2021/08/05 08:59:25時点 Amazon調べ-詳細)

マヤ

マヤは、家族経営のダラ・ヴァレ・ヴィンヤーズが手掛けるワインです。1982年、イタリア人のグスタフ・ダラ・ヴァレ氏がナパ・ヴァレーにワイナリーを設立させ、現在はグスタフの妻で日本出身のナオコ氏がオーナーとなっています。

1992にパーカーポイントで満点を獲得すると、初リリースからわずか4年でカルトワインの仲間入りを果たします。これまで4度もパーカーポイント満点を獲得しており、その味わいは非の打ち所がないと表現されています。

ほかのカルトワインに比べ、10万以下の価格帯で購入できるのがポイント。しかし、年間の生産量がわずか500ケースなため、こちらも入手困難となっています。

ただオーナーが日本人ということもあり、他のカルトワインに比べ日本国内で買える確率が高いです。ステータスとしてとりあえず一本持っておきたいであれば、5大カルトワインの中でマヤがもっとも入手しやすいでしょう。

created by Rinker
マヤ
¥85,800 (2021/08/05 08:59:25時点 Amazon調べ-詳細)

ナパ・ヴァレー カルトワインの新星銘柄


代表的な銘柄以外に、最近では新星として注目されている銘柄もあります。

・コルギン
・シュレーダー
・ハンドレッド・エーカー
・ケンゾー・エステート
・スケアクロウ
・シネクアノン

これらは5大カルトワイン銘柄に比べ、比較的に入手しやすいので、カルトワインを飲んでみたい初心者の方におすすめです。

まとめ

今回は、ナパ・ヴァレーのカルトワインについて紹介しました。

ワインコレクターの中でも一目置かれたいと考えている方は、ぜひカルトワインにチャレンジしてみては?