「IPA」って何のこと?知っておきたいビールの知識

日本でもクラフトビールの人気が高まり、様々な種類のビールが飲めるようになりましたね。しかしクラフトビールを選ぶ際に「IPA(アイピーエー)」という文字を見ることはありませんか?

中にはあまり意味が分からずIPAを飲んでいる、という人もいるのではないでしょうか。

そこで今回はIPAの歴史や特徴、おすすめのIPAを紹介していきたいと思います。

IPAの歴史

IPAは「インディアンペールエール」の略称で、ペールエールの一種になります。インディアンとつけられていますが、イギリスが発祥のビールです。

では、なぜインディアンと呼ばれているのか?

その歴史は18世紀まで遡ります。「インディアンペールエール」は、当時植民地であったインドにいたイギリス人が輸送中に腐らないように防腐剤の役割を果たしてくれるホップを大量に添加していたとされており、これによってアルコール度数を高めていたものを造ったとされています。

当時インドに滞在しているイギリス人専用のビールでしたが、イギリス国内でも人気に火がつき「インドスタイル」として親しまれるように。しかし、1900年を境にIPAはイギリスから姿を消してしまいます。

1980年になるとアメリカでクラフトビールの製造が盛んに。ヨーロッパ産のホップを使用したIPAが醸造されるようになり、苦味と香りがアメリカ中で人気になります。結果的に日本でも大流行し、世界で最も人気のスタイルとして確立されました。

IPAの特徴

IPAは上面発酵で醸造されるエールビールに分類されます。15〜25℃の高温で3〜4日かけて発酵。酵母が浮かぶことから「上面発酵」と呼ばれています。

ラガービールに比べて管理が難しく、今まで大量に流通していませんでした。現在ではエールビールを醸造するメーカーも増えてきて、日本でもブームになっています。

そしてIPAといえば苦味です。通常のペールエールよりもホップを使用しているので、香りと苦味は非常に強くなります。やや淡い色をしており、見た目からも楽しめるのが特徴です。

最近では苦味を抑えたIPAも登場し、クラフトビール初心者でも気軽に楽しめるようになりました。またフルーティーなものも多く、女性からの人気も上がってきています。

IPAの美味しい飲み方

IPAを美味しく飲むためには温度とグラスがポイントです。

ペールエールの飲み頃温度は13℃前後がベストとされており、冷やし過ぎても美味しくありません。ラガービールのようにキンキンに冷やして喉越しを楽しむものではなく、苦味や香りを楽しむのがエールビールです。13℃は普段冷たいビールを飲んでいる人にとってはぬるいと感じてしまうかもしれませんが、徐々に慣れて美味しくなってきますよ。

またグラスに関しては、IPA専用のグラスで飲むと香りを最大限に楽しむことができます。グラス上部と下部に段差があるため、傾けて飲むたびに新しいアロマを感じれるのです。頻繁にクラフトビールを飲むなら温度とグラスにこだわって飲んでみてください。

気軽に買えるおすすめのIPA

クラフトビールはスーパーやコンビニでも気軽に購入することができます。そこでおすすめのIPAをいくつか紹介していきたいと思います。

インドの青鬼

引用:amazon.co.jp/

「インドの青鬼」は、日本クラフトビール界を牽引するヤッホーブルーイングの人気商品です。

苦味と深いコクが特徴で、初めての人は「かなり苦い」と感じてしまうかもしれません。しかし後から追ってくるフルーティーなアロマとモルトの風味がクセになり、はまってしまう人が続出しています。スーパーやコンビニで売られている、IPAで最もおすすめできる商品です。

 

COEDOビール

引用:amazon.co.jp/

COEDOビールは、日本の色名を用いた和製クラフトビールとして人気を集めています。6種類のIPAがあり、それぞれ個性的な苦味や香りを持っています。

特におすすめなのが「毬花 -Marihana-」。シトラスを感じさせるアロマホップと上品な苦味は女性からの人気も高いです。アルコール度数も低く、飲み口も優しいためCOEDOビールを初めて飲む方は、「毬花 -Marihana-」から試してみてください。

 

パンクIPA

引用:amazon.co.jp/

パンクIPAはその名の通り、パンチのあるホップが自慢のIPAです。一般的なラガービールの約40倍ものホップを使用し、香りや苦味をガツンと味わえるエールビールになります。

苦すぎて飲めないんじゃないの?と思われがちですが、柑橘系のアロマとグレープフルーツのようなフルーティーさを兼ね備えており、クラフトビール初心者でもグビグビイケてしまいます。

 

まとめ

何気なく飲んでいたIPAですが歴史や特徴を知ると、ビールを飲むのが楽しくなりますね。ラガービールより値段は高いですが、IPAを飲んだらその美味しさに納得するはずです。

スーパーやコンビニで気軽に買えるので、自分好みのIPAを探してみてくださいね。

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