
おすすめのお酒や注意点は?「ショット」を楽しむ方法
小さなグラスにお酒を注いで一気に飲む「ショット」。お酒が好きな人なら居酒屋やBARなどで注文をしたことがあるかと思います。
しかし初めてショットを飲む人にとっては、「どうやって飲めばいいのだろう」「ショットにおすすめのお酒が分からない」と疑問に感じるかもしれません。
そこで今回は、ショットでお酒を楽しむ方法や注意点、おすすめのお酒などを紹介していきます。ショットに興味がある人は参考にしてみてください。
目次
ショットの意味と由来
ショットとは「お酒の量」を指す言葉で、シングルは30cc、ダブルは60ccです。シングルのことをワン・フィンガー、ダブルのことをツー・フィンガーと呼ぶこともあります。
またショットは「弾丸」や「発射」という意味もあります。アメリカではショットという言葉を使った「ショット・イン・ジ・アーム」と呼ばれる熟語があり、それを短縮して「ショット」と呼ばれるようになりました。
要するに「強いお酒1杯」と意味し、現在でも度数の強いお酒を飲む方法として使われています。
ショットでお酒を飲む時の注意点
ショットは強いお酒を飲むため、いくつか注意するポイントがあります。
お酒の弱い人は飲まない
お酒が強い人の多くは、ショットを飲んでも平気ですよね。しかしお酒が弱い人がショットを飲んだら、急性アルコール中毒を引き起こす可能性があります。
いつも少しのお酒で酔ってしまうような人は、ショットを飲むと大変危険です。
お酒の弱い人はショットを飲むのを控え、アルコール度数が低いカクテルなどを飲んでください。それでも飲みたい時は、量を減らしたり、味だけ確認させてもらったりするといいでしょう。
チェイサーを挟む
ショットを飲むなら、チェイサーも頼んでおくと悪酔いを防げます。チェイサーとはノンアルコールのドリンクのことで、海外ではトマトジュースなどが飲まれています。
ショットを飲んだ後に、チェイサーを飲むことで体内のアルコール濃度を下げ、悪酔いを防いでくれるのです。
日本酒も悪酔いを防ぐために、「和らぎ水」が飲まれていますよね。もしショットを飲む機会があれば、チェイサーを注文して、ショットと交互に飲むようにしましょう。
ショットには塩とレモンが必須
よく映画などで、レモンをかじった後にショットを一気飲みし、最後に親指の塩を舐めるという流れを見かけますよね。
実はこの動作には意味があります。レモンはクセのあるショットを飲む前にかじると、酸味の関係で飲みやすくなるのです。昔は質の悪いお酒を誤魔化すために、レモンをかじっていたという話もあります。
塩はお酒の甘みを際立たせたり、おつまみとして舐められたりしています。たくさんのお酒を飲めるように塩を舐めているんですね。
また自宅でショットを飲むときに、レモンと塩を用意すれば、「こいつはデキる」と思ってもらえます。友達同士で宅飲みする時は、ぜひ実践してみてください。
ショットで飲みたいおすすめのお酒
それではショットにおすすめのお酒をいくつか紹介します。初心者にも飲みやすいお酒もありますので、参考にしてみてください。
サウザブルー
サウザブルーは「テキーラの父」と呼ばれている、ドン・セノビオ・サウザの自信作です。テキーラの生みの親であり、メキシコから世界へとテキーラを広めた第一人者でもあります。
サウザブルーのアルコール度数は40度。かなり度数は高いですが、アガベを100%使用しているためほんのりと甘く、飲みやすいのが特徴です。
アブソルート
アブソルートはスウェーデンで生産されているウォッカです。原材料だけでなく、製造から出荷まで全てスウェーデンで行われており、まさに国を代表するウォッカといってもいいでしょう。
おすすめはレモンフレーバーの「アブソルート シトロン」です。アルコール度数は40度で爽やかなレモンとフルーティーな香りがショットにぴったり。初心者にもおすすめできるウォッカです。
イエーガーマイスター
イエーガーマイスターはドイツのリキュールで、56種類ものハーブを使用して造られています。濃い赤色が特徴的で、ハーブが混ざり合った独特の味わいが楽しめます。
アルコール度数は35度と強いですが、甘みが強いお酒なのでショットでも飲みやすい部類です。
コカレロ
コカレロはコカの葉で造られた薬草系のお酒です。コカとはコカインの原料にもなっている葉っぱで、コカの葉だけだと麻薬の扱いですが、お酒にすると合法になるようです。コカを含め17種類のハーブをブレンドして造られており、クセのある味わいが人気となっています。
アルコール度数は29度と低めで、ショット初心者にもおすすめ。またショットが苦手な人でも、炭酸のあるジュースと割ったり、モヒートにしたりして飲んでも美味しいですよ。
まとめ
ショットにもいろんな種類のお酒があって面白いですよね。また初心者でも飲みやすいお酒もあるので、度数が弱いものから試してみてください。
しかし飲み過ぎは禁物です。チェイサーを挟みながら、節度を守ってショットを楽しみましょう。