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オーガニックワインってどんな味?1000円台で買える自然派ワインを試飲レビュー

健康ブームもあり、「オーガニックワイン」が注目をされ始めました。オーガニックと聞くと、「健康になれそう」「農薬を使ってない」「値段が高そう」というイメージがあります。

また普通のワインと比べて、味や香りにどんな違いがあるのかも気になりますよね。

そこで今回は、1000円台で購入できるオーガニックワインを実際に飲み比べしてみました。オーガニックワインや健康に興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

オーガニックワインとは?

オーガニックワインとは、有機農法で栽培されたブドウを使用して造られたワインを指します。有機農法は化学肥料や農薬、除草剤を使用しない農法で、代わりに動物のフンやハーブなどを使って害虫から木を守って栽培されているのです。

また国によって規則は異なりますが、オーガニックワインの醸造過程では添加物の量も抑えられています。ただし酸化防止剤などはワインを保存するために必須の添加物なので、オーガニックワインに添加物が入っていないということではありません。

まとめると、農薬を使用していないブドウで醸造された、添加物の少ないワインということです。

1000円台で購入できるオーガニックワインを試飲してみました


オーガニックワインは値段が高いイメージがありますが、1000円台で購入できる銘柄も数多くあります。そこで1000円台で人気が高い銘柄を選んで、飲み比べをしてみました。

普段は普通のワインばかり飲んでいるので、味や香りの違いも比べてみようと思います。

マザーアース・シラー・オーガニック


ワインコンクールでも注目されているマザーアース・シラー・オーガニック。ワインジャーナリストのロバート・パーカー氏も91pと高評価をつけている高品質なワインになります。

生産者のフィンカ・ラ・エスタカーダは、スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州にある家族経営のワイナリーです。海抜900メートルに位置し、テンプラニーリョ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ヴィオニエ、シャルドネなどを栽培しています。

またブドウ畑には化学肥料や殺虫剤を使わないだけでなく、生き物がいる状態で栽培することを心がけているそうです。ブドウを栽培するには、自然と一体にならないといけないという信念を持ち、オーガニックワインを醸造しています。


それでは、マザーアース・シラー・オーガニックを早速飲んでいきます。


シラー100%で造られたワインは、濃いルビー色をしていますね。


一口飲んでみるとプラムやベリーの甘酸っぱい香りが鼻に広がります。舌先がピリッとするようなスパイシー感もあり、後から深いコクが長い余韻が楽しめます。

シラーの良さが存分に感じられ、タンニンが強めのワインが好きな人におすすめです。濃厚な味付けの肉料理や、白カビ系のチーズと合うと思います。

 

コノスル オーガニック シャルドネ


チリを代表する旨安ワインとして知られる「コノスル」。イギリスの業界紙「The Drinks International」の「最も称賛されるワインブランド」にも選ばれ、世界から高評価を獲得しています。

コノスルは「南の円錐」という意味を持ち、「南向きの円錐の形をした南米大陸から、ニューワールドのワインを世界へ届けよう」という想いから1993年に設立されたワイナリーです。

サスティナブル農法や有機栽培を実践し、チリのオーガニックワインの先駆者として活躍をしてきました。ラベルに描かれた自転車は、「自然のサイクルを尊重」というコンセプトを元にデザインされ、ブドウ畑へペダルを漕ぐ農夫たちを象徴しています。

コストパフォーマンスの高いチリワインなので、かなり期待ができそうです。


それでは、コノスル オーガニック シャルドネを早速飲んでいきます。


有機栽培されたシャルドネは、緑がかったレモンイエローに輝いています。


一口飲んでみるとグレープフルーツのような香りが鼻に抜けていきます。辛口でミネラル感やフレッシュさもあり、魚介類やあっさりとしたサラダとの相性が良さそうです。

オーガニック栽培をすると土のミネラル感が感じられると言われていますが、その言葉通り、ミネラル感をダイレクトに感じられるシャルドネでした。

 

レ・グラン・ザルブル ルージュ


フランスでも注目を集めている新鋭ワイナリー「バデ・クレモン」。2001年からオーガニックワインの生産に着手し、複数の契約農家と連携を取って、高品質なワインを造っています。

バデ・クレモンでは8人のワイン醸造家、1人の農学者が所属しており、それぞれの得意分野を生かして、品質を向上し続けています。

またフランス国内に3箇所の醸造所とセラーを所有しているため、安定した供給を実現。日本では2004年から販売を開始し、オーガニックワインのトップブランドとして注目をされるようになりました。現在は日本で安定した人気を誇るオーガニックワインです。


それでは、レ・グラン・ザルブル ルージュを飲んでいきます。


筆者が一番好きなメルロー品種です。色は明るいルビーレッドで、華やかな印象があります。


一口飲んでみると、カシスやラズベリーの香りがスッと鼻に抜けていきます。果実味もしっかりあって、ほのかにハーブの香りもします。

またメルローは土っぽさが特徴ですが、レ・グラン・ザルブル ルージュもしっかりとしたミネラル感と土っぽさを感じることができました。

ビーフシチューなどの煮込み料理と相性が良さそうなワインですね。

 

実際に試飲して感じた普通のワインとの違い

3種類のオーガニックワインを試飲してきましたが、普通のワインと比べて、香りや味に変化があったのか気になる人も多いかと思います。

そこで実際に飲んでみて感じた、オーガニックワインと普通のワインの違いについて考察していきます。

匂いは刺激が強め

オーガニックワインの香りは好き嫌いが分かれると言われています。「ビオ臭」とも呼ばれ、劣化したワインや動物のような香りがすることもあり、苦手な人も多いです。

実際に飲んでみて、普通のワインよりも癖のある香りだなと思いました。表現は難しいですが、普通のワインでは感じられない香りがしたのは事実です。

個人的には好きな香りだったので、一度飲んでみて判断してもらえたらと思います。

畑の個性がダイレクトに出ている

オーガニックワインは添加物が抑えられているため、ブドウの味や生産者の技術を反映しやすいのが特徴です。誤魔化しがきかないため、美味しいものと不味いものがはっきりと分かれてしまいまいます。

今回試飲したワインはどれもミネラル感を感じることができ、丁寧に栽培されているということが分かりました。最後に飲んだレ・グラン・ザルブル ルージュは、強い土っぽさがあり、個人的には一番美味しかったです。

悪酔いしにくい

オーガニックワインは添加物の量が抑えられているので、悪酔いをしにくいと言われています。実際に飲み比べで5杯以上飲みましたが、あまり酔いが回った感じはありませんでした。

普段は3杯くらい飲むとフラフラするのですが、さすがオーガニックワインといった感じです。ワインが好きだけど、酔いやすいという方はぜひ試してみてください。

まとめ


今回はオーガニックワインを3種類飲み比べしてみました。どれも個性的な香りや味があり美味しかったです。

好き嫌いはあると思いますが、ワイン好きな人は一度、オーガニックワインを試してみることをおすすめします。普通のワインにはない独特の味わいを楽しめますよ。

それでは本記事を参考に、自分好みのオーガニックワインを見つけてみてください。

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