芋焼酎の最高峰と呼ばれる村尾とはどんな焼酎?

焼酎造りが盛んに行われる九州地方では、地元でとれたサツマイモを原料に多くの芋焼酎が造られています。

中でも「村尾」は鹿児島を代表する地酒のひとつで、九州のみならず全国的に多くのファンを持つ大人気の焼酎銘柄です。

どんな魅力があるのか気になりますよね?今回は村尾とはどんなブランドなのか、蔵の歴史と人を惹き付ける理由に迫っていきます!

村尾とは?

村尾とは、魔王と森伊蔵に並ぶプレミアム焼酎の一つ。それぞれの頭文字をとって“3M”と称され、確固たる地位を築いています。鹿児島県薩摩川内市の村尾酒造が製造する、全国的に知名度が高い焼酎ブランドです。

1902年に産声をあげてから100年以上もの歴史を持つ村尾酒造は、かの有名な西郷隆盛ゆかりの酒蔵としても知られています。西郷隆盛が酒蔵近くのお茶屋敷を訪れたことがきっかけで誕生した銘柄「薩摩茶屋」もあります。

現在は4代目が焼酎造りの指揮を執っていますが、1代目から3代目までとは全く血の繋がりが無かったため、蔵を継いだ当初は「味が違う」と顧客から非難を受けたそうです。しかし、製造経験を積んだことで4代目は「焼酎造りの天才」と称えられるようになるまで成長し、今日に至るまで10年以上にわたって村尾を製造し続けています。

4代目が積んだキャリアのおかげで、現在も美味しい村尾を味わうことができるわけですね!

村尾の特徴

焼酎の中でも特に異彩を放つ村尾。黄金千貫やシロユタカなどをふんだんに使って抽出された「芋らしさ」が焼酎マニアのハートを射止めています。

3Mとして知られる魔王と森伊蔵は、それぞれ飲みやすさと味わいのバランスを売りにしていますが、村尾の場合は芋の芳ばしさや甘み、独特のキレなどの要素が渾然一体となった複雑さを味わうことができます。

まさに原料の良いところだけを凝縮した煮凝りのような焼酎と言えるでしょう。

村尾が人気の理由

村尾が好評を得ている理由のひとつに製造方法が挙げられます。

かめ壺仕込み

村尾酒造では、タンクではなく「かめ壺」と呼ばれる小さな壺で焼酎を造っています。かめ壺とは半分地中に埋まった壺のことで、醸造から熟成の工程がこのかめ壺で行われます。

地中にかめ壺が埋めてあることで、温度をある程度一定に保ちながら作業することができます。

かめ壺が持つ無数の微細な穴からはゆっくり空気が入ってくるため、麹菌の発酵に有利に働くのだとか。また、長年使用しているかめ壺の気孔には微生物が棲みついており、この微生物も発酵の手助けに一役買っていると言われています。

希少性の高さ

先述したかめ壺仕込みはタンクとは違い大量生産には向かない製造方法です。手間と時間がかかるため、どうしても生産できる数が限られてしまうというわけです。

そのあまりの希少性の高さゆえに魔王、森伊蔵と同じく「幻の焼酎」の異名を持ち、定価の5倍以上の値段で取引されることもザラにあるのだそう。
特約店の抽選に当たれば定価で購入することも可能ですが、毎回たくさんの方が応募されるため倍率が非常に高くなります。

抽選よりも手堅い方法で手に入れるには、ANA国際線の機内販売があります。例年5~6月ごろになると機内に村尾が登場するのですが、ほぼ定価で購入できるとあって予約多数となることもあるのだとか。この季節にANA国際線に乗る予定が立った方は、早めに村尾をオーダーすることをおすすめします。

その他には、時期にもよりますがネットショップでも購入することができます。全国的に名の知れた焼酎なので、プレゼントやお客様に特別なお酒を振舞いたいと考えている人はこちらも検討してみてはいかがでしょうか。

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村尾酒造が誇るもうひとつのブランド

村尾酒造では「薩摩茶屋」という焼酎も造られており、村尾が手に入らないという方にもおすすめの一本です。

薩摩茶屋も村尾と同じ芋焼酎ですが使われる麹米がそれぞれ異なり、村尾には国産米、薩摩茶屋にはタイ米が使われています。

村尾よりも甘みは無くさっぱりした印象であるため、焼酎初心者でも飲みやすい銘柄となっています。

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まとめ

今回は村尾についてまとめました。日本のプレミアム焼酎がANAに乗って世界をまたいでいたとは驚きでした!

村尾はビギナーから通まで楽しめるブランドとなっていますので、芋焼酎の良さに目覚めた方やワンランク上の焼酎を試してみたいという方は、ぜひ村尾もcheckしてみてくださいね。

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