四国の名醸造・酔鯨酒造を深掘り!

最近知名度を上げている日本酒銘柄のひとつに「酔鯨」が挙げられます。

高知県の地酒ですが、今ではコンビニやスーパーでも陳列されるほどメジャーなブランドとなりました。しかし日本酒スターターからしてみれば、どんなお酒なのか想像つきませんよね?

そこで今回は高知の代表的な地酒・酔鯨に着目し、名前の由来や蔵の歴史、こだわりの商品をいくつかピックアップしてご紹介します。

酔鯨酒造とは?

酔鯨酒造とは高知県高知市に拠点を置く蔵元です。

「酔鯨」という名前は、幕末の土佐藩主であった山内容堂の雅号「鯨海酔候(げいかいすいこう)」に由来しています。
大海原を悠々と泳ぐ巨大鯨のように、おおらかにお酒を飲みほして欲しいという想いを込めて命名しました。

新鮮な海の幸が豊富にとれる高知では、昔から食事と併せてお酒を飲むことがベーシックな楽しみ方でした。

酔鯨酒造では郷土料理とマッチする「香りおだやか・キレがあり・旨みをしっかり出す食中酒」をメインに造っています。日常的な食卓にも、特別な宴にも寄り添うような芳醇辛口を造り続けているのです。

酔鯨酒造の歴史

酔鯨酒造が産声を上げたのは1872年のこと。酒造業を始める前は雑貨商を営んでいました。
創業から1世紀近くが経過した1969年に銘柄「酔鯨」が誕生。はじめは県内全域、3年後の1972年には四国全域、1985年には全国へと着実に販路を拡大させました。

酔鯨が全国で扱われるようになった頃、吟醸酒造りが本格的に行われるようになりました。

2005年には紅梅やゆずといった高知県産の素材をふんだんに生かしたリキュールの製造にも着手。
現在は、よりハイスペックな大吟醸酒造りにも注力しています。

酔鯨酒造のおすすめ商品

高知以外にも東京や北海道でよく飲まれる酔鯨。品数が多くどれを選べばいいのかわからない!という方はこれから紹介する商品からお試しください。

酔鯨 純米吟醸 吟麗

酔鯨ブランド初の吟醸酒であり蔵を代表する定番の一本です。原料米には愛媛県産の松山三井が使われています。

香り控えめでキレのある辛口テイストとなっているため、和食全般や醤油を使った料理にも合います。
カツオのたたきやアジのなめろうとも相性抜群です。

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酔鯨 純米吟醸 高育54号

酒米「吟の夢」で醸される一本。

「吟の夢」とは高知県で初めて育成された酒米のことで、酔鯨酒造で試験的に醸造を任された品種です。
度重なる育種試験を重ね、やっと土佐のお酒造りに適合した品種が誕生しました。

商品名の「高育54号」は、吟の夢を育種した際の試験番号「高育酒54号」から取ったものです。

しっかり冷やして飲むことで、素材の旨みや柑橘を思わせる酸味を味わうことができます。
軽快な口当たりなので、食事の邪魔をすることなくスイスイ飲めますよ!

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土佐には新しい蔵も!?

2018年、高知市のお隣に位置する土佐市には新しい蔵「土佐蔵」ができあがりました。
土佐蔵では、純米大吟醸酒と中心とするハイスペックなお酒が醸されています。

土佐蔵では、酒米の王様として知られる「山田錦」や、高級酒用の酒米として重宝されている「八反錦」を、30~40%になるまで削った純米大吟醸が造られています。
酒米を贅沢に使うことで個性的な味わいのお酒に仕上げています。

まとめ

今回は酔鯨酒造についてまとめました。

酔鯨ブランドが誕生してから、蔵元としてもさまざまなことに挑戦しているそうで、近年は体感型コミュニティイベントも各地で開催されているみたいですね。

まだまだポテンシャルを秘めているので、今後どのような動きを見せるのか注目必須の蔵元です!