お酒を飲みすぎたらどんな病気になる?飲みすぎを防ぐ対処法も紹介

お酒好きな人は健康への不安があるかと思います。

「お酒を飲みすぎたら病気になる?」
「毎日飲んでいるけど大丈夫かな?」
「飲みすぎを防ぐ方法を知りたい」

こう感じている人もいるでしょう。

そこで今回はお酒の飲みすぎが原因の病気や対処法を紹介します。
ついつい飲みすぎてしまう人はぜひ参考にしてみてください。

お酒の飲みすぎが原因の病気や症状

まずはお酒の飲みすぎが原因で起こる病気や症状を紹介します。

脂肪肝や肝炎など消化器系の病気

お酒を飲みすぎると体に脂肪がつき、脂肪肝のリスクが上がります。

さらに脂肪肝の状態で飲酒をしていると、肝炎を発症し、発熱や腹痛に悩まされます。最悪の場合は、死に至ることもある危険な病気です。

また、お酒をやめて肝炎が改善されたとしても油断は禁物です。

再び飲酒を始めれば、肝硬変と呼ばれるアルコール性肝炎で一番重篤な病気に発展してしまいます。

心筋梗塞や心不全、脳梗塞など循環器系の病気

適度な飲酒は循環器系の病気に良い作用をもたらす場合もあります。しかし基本的に、体に良いものではないため注意が必要です。

お酒は脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めると言われ、これらの病気は日本人の死因トップ3に入っています。

特に脳出血は、少量のお酒でのリスクが高まるため、飲酒量に関わらずお酒を飲む人は注意が必要です。

生活習慣病

お酒を飲む頻度が高いと生活習慣病のリスクが上がります。

生活習慣病とは、お酒だけでなく食生活や喫煙、不規則な生活習慣の積み重ねによって起こる疾患です。

糖尿病やメタボリックシンドロームをはじめ、がんや心臓病、高血圧など、さまざまな病気の原因となります。

特にアルコールは血糖値に影響を与えるため、糖尿病には注意が必要です。

アルコール依存症

お酒を飲む頻度と量が多い人は、アルコール依存症の危険性があります。

アルコール依存症とは、お酒を飲む量やタイミングを自分でコントロールできなくなる病気です。

日常的にお酒を飲むようになり、家庭内暴力や会社の欠勤、飲酒運転など、周囲に迷惑をかけてしまいます。

毎日お酒を飲んでいる人は、アルコール依存症の危険性について知っておいた方がいいでしょう。

お酒を飲みすぎない方法や対処法

それでは、お酒を飲みすぎない方法や飲みすぎた時の対処法を紹介します。

自分の適量を知る

自分に適したお酒の量を知っていれば健康に過ごせます。

厚生労働省の国民健康づくり運動「健康日本21」によると、純アルコール摂取量(1日あたり)が男性40g以上、女性20g以上になると生活習慣病のリスクが上がるとされています。

純アルコール量20gの目安は以下の通りです。

ビール 500ml(中瓶1本)
チューハイ 350ml(缶チューハイ1本)
ワイン 200ml(グラス2杯)
日本酒 180ml(1合)
ウイスキー 60ml(ダブル1杯)

また、お酒の弱い人や高齢者になれば、さらに少ない飲酒量が求められます。

この数字はあくまでの目安なので、自分の適量がいくらなのか見極めてみてください。

お酒を減らすメリットを知る

「お酒を減らすと健康に良い」と言われても、なかなかやめられないですよね。そんな時は、お酒を減らした時のメリットを知ることから始めてみましょう。

お酒を減らすと、

・朝がスッキリと起きられる
・血圧や肝臓の数値が良くなる
・二日酔いや胃もたれに悩まされない
・お小遣いに余裕が出る

などのメリットがあります。

健康診断の数値が悪い、朝がスッキリ起きられないという人は、この機会にお酒の量を減らしてみてはいかがでしょうか。

健康を実感できれば、少しのお酒でも満足できるようになりますよ。

こまめに水(チェイサー)をはさむ

お酒を飲む時は、こまめに水を飲むことを心がけてみてください。

アルコールには利尿作用があり、体の水分が排出されます。体が脱水症状になると、アルコールの代謝が悪くなり、二日酔いや悪酔いの原因になります。

こまめに水を飲めば脱水症状を予防でき、二日酔いや気持ち悪さを軽減できるでしょう。

また飲みすぎも防げるため、お酒を飲む際は必ず水を用意しておいてください。

食事をしっかり食べる

お酒を飲むなら食事はしっかりと摂ってください。

食事を食べれば、食べ物がアルコールから胃を守り、アルコールの吸収が遅くなります。またお酒を飲むペースも抑えられ、飲む量も減ります。

特に空腹時はアルコールの吸収が速くなるため、おつまみをつまみながら飲むことが大切です。

医療機関に相談

お酒がやめらない時は医療機関に相談しましょう。

飲まないと決めていても、ついつい飲んでしまうという人はアルコール依存症の一歩手前かもしれません。

各都道府県の精神保健福祉センターでは、精神障害の予防や治療のサポートを行っています。

自分だけでなく、家族の人も「おかしい」と思ったらすぐに相談をしてみてください。

お酒の代わりに炭酸水を飲む

お酒の量を減らしたい、お酒を辞めたいという人は炭酸水がおすすめです。

ノンアルコールビールやノンアルコールカクテルなどもありますが、お酒の味を連想しやすいためおすすめしません。

炭酸水は喉越しや爽やかで爽快感を味わえます。飲みすぎても原料は水なので健康を害すこともありません。

お酒好きの人の中には、ビールやチューハイの爽快感で満足している人も多いかと思います。それを炭酸水に置き換えれば、思った以上に満足感が得られるでしょう。

お酒の飲みすぎでよくある質問

最後にお酒の飲みすぎでよくある質問に回答をしていきます。

お酒を飲むと背中が痛いのですが

お酒を飲んで背中やみぞおちに痛みがある人は、慢性膵炎や胃潰瘍、機能性胃腸症の疑いがあります。

初期の段階であれば、飲酒量を減らすだけでも快方に向かうこともあります。

市販の胃薬を飲んでも良くならない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

気持ち悪くなった時、吐くと楽になるのはなぜ?

お酒を飲みすぎて吐くと「楽になった」と感じますよね。

実は吐くという行為は、生命を維持するために必要な行動なんです。

お酒を飲みすぎると、血中のアセトアルデヒドの濃度が上がります。これが限界値を超えると、脳が嘔吐の信号を出し、吐くという仕組みです。

体に悪いものを出すという行為なので、終わったあとは体が楽になります。

吐きそうになったら我慢をせず、きちんとトイレで吐いてください。

寝る前にお酒を飲むのはNGですか?

寝る前にお酒を飲むことはおすすめしません。

アルコールは代謝される時に脳が活性化し、睡眠の妨げになると言われています。

お酒を飲むと早く寝られるという人もいますが、眠りが浅くなり睡眠の質が落ちます。

結果的に寝覚めが悪い、日中にだるくなるという症状に悩まされるでしょう。

まとめ

今回はお酒の飲みすぎが原因の病気や対処法を紹介してきました。

お酒は適量を心がけることで、心も体も健康を保てます。できれば休肝日を設けて、健康維持することをおすすめします。

それでは本記事を参考に飲みすぎには注意してみてくださいね。

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