王様も愛した高貴なブランデー・ルイ13世とは?

ルイ13世は「17世紀前半にフランスで活躍した王様」と授業で習ったことと思います。しかし王の名前を冠したブランデーが存在することは、学校の授業ではまず教えてくれませんよね。

ブランデー好きの間ではもはや知らない人はいないほどの高い知名度を持つルイ13世ですが、どのようなブランデーなのか気になりませんか?

今回は世界レベルで見てもハイスペックなブランデー・ルイ13世に着目し、どんなレパートリーがあるのかもまとめていきたいと思います!

ルイ13世とは?


ルイ13世とは、1874年に産声をあげたレミーマルタン社の銘柄のひとつ。17世紀初めにブランデー製造を奨励したルイ13世がブランド名の由来となっています。

コニャック地方では、ブドウ畑の土壌の質に合わせて6つの区画に分けられています。ルイ13世には最も良質な土壌「グランド・シャンパーニュ」のブドウのみが使われているため、世界を代表するブランデーと評されることもあります。

ルイ13世の製造元


ルイ13世を製造するレミーマルタン社は1724年創業のメーカーで、約300年もの長い歴史を持っています。長年培われてきた技術とノウハウで五大コニャックメーカーの一つに数えられるほど盤石な基盤を築きあげたレミーマルタンですが、他のメーカーと一線を画すようになったのは今に始まったことではありません。

レミーマルタン社が創業してから14年後の1738年、フランス全土では穀物の大不作に見舞われました。多くのブドウ畑が穀物の畑に転換することを余儀なくされましたが、レミーマルタンの畑だけは転換するどころか、ブドウ畑として拡大することを許可されたのです。これは当時の国王であったルイ15世が、レミーマルタンのブランデーを高く評価していたからだと言われています。

ルイ13世のラインナップ


ひとくちにルイ13世と言ってもいくつかの種類が存在します。全体的に高級なラインナップとなっていますが、それぞれ特徴が異なりますので違いを押さえていきましょう。

ルイ13世

レギュラー品として出回っているスタンダードボトルは、バカラ製のクリスタルボトルに金キャップ。酒齢50年~100年の原酒が1200種類もブレンドされて造られます。

原酒の熟成に使われるのはフランス・リムーザン地方で育った樹齢100年以上のオーク樽なので、ブランドの中では一番ベーシックな商品とはいえ、長い時間と手間をかけられて造られています。

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ルイ13世 ベリーオールド

酒齢50年~100年の原酒1200種類がブレンドされ造られる点はレギュラー品と変わらないのですが、ルイ13世 ベリーオールドの場合100年以上の熟成期間を経て造られるため、トータルで1世紀以上もの月日がかかります。

流通量が少ないため、オークションでも10~30万円ぐらいで取引されています。

ルイ13世 ブラックパール

世界で786本の限定発売された異色のブランデーで、日本に入荷できた数は60本のみ!怪しく黒光りするボトルが特徴的です。ブラックパールという名前の由来は、光の加減で色が変化する様が「黒真珠」に似ていることから名づけられました。

定価の時点で100万円以上の値がつくだけではなく、希少性の高さも相まって1000万円で取引されることもザラにあるのだとか⁉ある意味では資産的な意味も持ち併せています。

ルイ13世 レアカスク42.6

レアカスク「希少な樽」の名が示すように、たった一つの樽から738本限定で生み出された至高の一本。42.6という数字はアルコール度数が42.6度だったことから名づけられました。

自然の営みに熟成をゆだねるため、故意に味を決められるわけではありません。唯一無二であり、一期一会の味わいとなっています。

まとめ

今回はルイ13世についてまとめました。全体的に高級路線なルイ13世ですが、かなり趣向を凝らして造られていることが分かりましたね。

ブランデーマニアに愛されるルイ13世、高貴なブランデーに少しでも興味がある方はオークションやウェブサイトなどを覗いてみては??