ワイン好きなら品種で選ぶ!もっとも王道な白ブドウ7品種の特徴を解説

「ワインってありすぎて選び方がわからない」
「自分に合うワインを知りたい」

なんて困ったことはありませんか?

多くの方は産地や価格帯でワインを選びがちですが、実はワインの原材料であるブドウ品種の特徴をおさえておくと、自分好みのワインが簡単に見つかりますよ。

今回は白ワインで使用されているもっとも王道なブドウを7品種ピックアップし、それぞれの特徴を分かりやすく解説していきます。

白ワインに使われるブドウは?


ワインで使用されるブドウの品種は世界的にみますと、約数千種類にものぼります。そのなかで、もっともメインとされている品種はだいたい100種類前後といわれており、世界のさまざまな地域で栽培されています。

このうち、白ワインに使われるブドウ品種は、黄緑色の「白ブドウ」「グル」と呼ばれる灰色がかったピンクの果皮を持つ「グリ」があります。※まれに黒ブドウを使った白ワインもあります。

果皮や種子を取り除き、ブドウの果汁だけを発酵させて造るため、果汁の色味や味わいが直接ワインに反映やすいとされています。このため、ブドウ品種が持つ傾向を知っておけば、自分に合ったワインも見けやすいというわけです。

これを見ればワインの特徴もわかる!


それでは、品種ごとにどのような特徴を持っているのか見ていきましょう。

シャルドネ

「白ワインの女王」と呼ばれており、白ワインの中で栽培されるもっともポピュラーな品種。

熟成次第でワインの色味はゴールドから黄色へ、果実味は酸味とともに落ちつく傾向があります。暖かい地域で栽培されるシャルドネは南国フルーツやバター、ナッツの香りを持ちます。寒い地域では一変して、レモンやライムに似た柑橘の香りが感じられます。

味わいとしては肉厚感がしっかりしており、酸味とコクのバランスが非常によく、芳醇で豊かな味わいが楽しめるワインに仕上がります。

ソーヴィニヨン・ブラン

フランス・ボルドーやロワール地方で主に栽培されている品種、別名「ブラン・フュメ」とも呼ばれています。ハーブや柑橘に加え、青草のような爽やかな香りがもっとも特徴的ですが、暖かい地域ではリンゴや洋ナシのような甘酸っぱさに変わります。

味わいとしては、酸味を強く持つ傾向がありながらも、すっきりとした飲み口が楽しめます。また、時折グレープフルーツのようなほろ苦さが表れることもあります。コクや重みがあるワインを好む方におすすめな品種です。

リースリング

ドイツの白ワインを代表する品種。比較的に寒冷な地域で栽培されることが多く、白い花やリンゴ、ハチミツのような華やかな香りに、ほのかにレモンを連想させる酸味もあります。

味わいとして、爽やかかつ上品な酸味にギュッと凝縮した果実のコクが感じられるワインに仕上げる傾向があります。また甘さと辛さを両面併せ持っているため、辛口から甘口まで幅広く選択肢があるのがこの品種の特徴です。

ピノ・グリ

ピノ・ノワールの突然変異によって生まれた品種。灰色がかった薄紅色の果皮を持ち、ワインは透き通るうすい黄色が多いです。

香りはミネラルやスパイシーさが鼻に抜け、酸味が控えめで全体的に穏やかなのが特徴。味わいとしては、果実の厚みがしっかりしており、コクのある辛口ワインに仕上がる傾向があります。

フランスではピノ・グリと呼び、豊満なボディのワインに。イタリアではピノ・グリージョとして呼ばれており、軽やかな味わいとなります。産地ごとに異なる味わいが楽しめるのもピノ・グリの醍醐味です。

ミュスカデ

フランス・ロワール地方の大西洋へ続く河口付近で栽培されている品種。別名「ムロン・ド・ブルゴーニュ」ともいいます。「シュール・リー」という製法で造られることが多く、イーストの香りを放ちます。また、河口付近で栽培されているブドウのため、ほんのり潮っぽさを感じることもあります。

強い個性はありませんが、とにかく軽快な口当たりとフレッシュな果実味が特徴。メロンのようなニュアンスに、さっぱりとした味わいのワインに仕上がります。また早飲みタイプのワインに多く、比較的にリーズナブルで楽しめるのも魅力のひとつです。

トロンテス

マスカット・オブ・アレキサンドリアを片親に持ち、マスカットの特徴を最大限に引継いだ品種。主にアルゼンチンで栽培されており、国を代表する品種でもあります。

マスカットの華やかな香りからムスクの香り、バラの花びらのようなアロマが特徴。また、標高の高い地区で栽培されることが多いので、しっかりとした酸を持つ傾向がありますが、時間経過とともに酸味がスッと消えて飲みやすい味わいのワインに仕上がります。

甲州

日本山梨県を中心に栽培されている国内固有の欧州系品種。1300年もの歴史を持ち、国産ワインに多く使われています。

淡い赤紫色を果皮に持ち、味わいや香りともに個性がおとなしい。甘口タイプのワインが多く、和柑橘を彷彿させるアロマな香りに、上品で繊細なニュアンスが特徴。酸味は控えめで、さっぱりとしたクリアな味わいになる傾向があります。

ひと目でわかる味わいチャート

今回紹介する白ブドウ品種の味わいを、わかりやすくチャートにまとめてみました。

品種の特徴を押さえておけば、ワインの選択肢もより一層広がること間違いないでしょう。ワインを選ぶ際にぜひ参考にしてみてください

まとめ


今回は、白ワインによく使われているブドウ品種が持つ特徴について紹介しました。

栽培地によって味わいが微妙に変わってくることもありますが、これもまた品種で選ぶ楽しみ方のひとつでもあります。

それではこの記事を参考に、ぜひ自分好みの品種を見つけてみては?

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