スパークリングワインの最強コスパ「クレマン」とは?特徴やおすすめを紹介

爽やかにのどを潤してくれるお酒としては、ビールやワインなど実にさまざまな種類があります。その中でもおすすめするのが、「クレマン」というスパークリングワインです。

フランスや一部の愛好家には人気のお酒ですが、日本ではあまり知られていません。そこで今回は、クレマンの特徴やおすすめポイント、おすすめ商品などについて紹介します。

クレマンとは?

「クレマン」とはフランスで作られているスパークリングワインの種類です。

クレマンはシャンパンと同じ瓶内二次発酵を採用したり、厳しい搾汁制限を設けたりと、フランスの原産地呼称統制法(AOC)によって厳しく制限され、非常に高品質なワインとされています。

フランス国内では圧倒的な支持を得ており、消費量の多いワインの1つです。また、世界でも絶大な人気を誇り、生産量の約32%が日本やヨーロッパなどに輸出されています。

クレマンの生産地

クレマンはフランス北部にあるシャンパーニュ地方以外が生産地です。広義でみればシャンパーニュ地方以外がクレマンの生産地となりますが、狭義でみればクレマンと名乗って良い生産地は明確に定められています。

クレマンと名乗って良い生産地は次の8地域です。

・ジュラ地方:クレマン・デュ・ジュラ
・サヴォワ地方:クレマン・ド・サヴォワ
・ボルドー地方:クレマン・ド・ボルドー
・ラングドック・ルーション地方:クレマン・ド・リムー
・ローヌ地方:クレマン・ド・ディー
・アルザス地方:クレマン・ダルザス
・ロワール地方:クレマン・ド・ロワール
・ブルゴーニュ地方:クレマン・ド・ブルゴーニュ

クレマンのおすすめポイント

クレマンのおすすめポイントは「料理との相性が良い」「酸が強すぎず飲みやすい」「コスパが良い」の3つです。

フレッシュでスッキリとした味わいが特徴で、飲みやすくさまざまな料理と合います。それぞれを詳しく紹介します。

料理との相性が良い

ほぼほぼシャンパンと同じ造りなので当然ですが、さまざな料理との相性の良さが大きなポイントです。クレマンは酸が強すぎず、飲みやすさが特徴のワインといえます。

特にボルドー地方で生産された「クレマン・ド・ボルドー」は、フレッシュさと果実感の高さから、揚げ物系や鍋系などの家庭料理との相性も抜群です。

酸が強すぎず飲みやすい

種類によっても異なりますが、全体的に酸が強すぎず、飲みやすい点がクレマンの特徴です。

果実感のスッキリとしたフレッシュさに加え、酸が強すぎないバランスのとれた仕上がりは、お酒の強くない方やワイン初心者でも気軽に楽しめるでしょう。

ただし、前述のとおり8つの地方でさまざまなタイプのクレマンが製造されており、味わいや特徴も微妙に異なります。いずれも飲み比べながら、自分に合ったクレマンを見つけてみてください。

コスパが良い

高品質かつリーズナブルな価格で楽しめ、そのコスパの良さもクレマンをおすすめするポイントの1つです。

いわゆる高級なシャンパンを想定し「スパークリングワインの価格は高い」といったイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、クレマンはリーズナブルな価格で楽しめるスパークリングワインであり、安いものであれば2,000円以下で購入できます。

普段飲みのお酒としても常備でき、スパークリングワイン初心者にはぜひ試していただきたい銘柄です。

おすすめのクレマン5選

産地の特徴ごとに味わいを楽しめるクレマンを試せるよう、おすすめのクレマンを5つ紹介します。

クレマン・ド・ロワール ロゼ ラングロワ シャトー

スモークサーモンやすき焼きなどとの相性が良いとされるのが、「クレマン・ド・ロワール ロゼ ラングロワ シャトー」です。商品名に含まれているように、ロゼタイプのクレマンとなります。

ロゼタイプのクレマンは高価のものが多いですが、「クレマン・ド・ロワール ロゼ ラングロワ シャトー」の価格はロゼの中では、リーズナブルな点が特徴です。味わいはラズベリーの果実感と軽やかな飲み口に仕上がっています。

ドメーヌ ジ ロレンス クレマン・ド・リムー レ グレムノス

フランスの評価誌で高い評価を受けているのが「ドメーヌ ジ ロレンス クレマン・ド・リムー レ グレムノス」です。瓶内の熟成期間は規定の9ヶ月を上回る22ヶ月と非常に長く、1番絞りの果汁のみを使用して製造されます。

1番絞りの果汁を使用し、さらに長期間熟成させることで、リンゴなどの果実感が強くなります。鶏肉料理などとの相性が良く、食中酒に適した商品といえるでしょう。

シモネ フェブル クレマン・ド・ブルゴーニュ

熟成期間は最低2年という長期熟成が特徴の「シモネ フェブル クレマン・ド・ブルゴーニュ」です。ブルゴーニュ地方のシャブリ地区で製造されるこの商品は、地区でも最古といわれるクレマンで、長い歴史を持っています。

非常に高品質なクレマンとして有名で、ワインボトルを布などを覆い、情報を隠した状態で行うブラインド・テイスティングでは、シャンパンと間違えられるほどです。

ドメーヌ ポール ガローデ クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン

高級感のあるクレマンを楽しみたい場合は「ドメーヌ ポール ガローデ クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン」をおすすめします。ブルゴーニュの高級ぶどうと、高級ピノ・ノワールといわれるモンテリのぶどうを使用している商品です。

規定熟成期間の2倍にあたる「18ヶ月」の熟成によって、コクのある味わいと、ぶどうや黄桃などの果実感、酸味を同時に楽しめます。

ルー・デュモン クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン ド ブラン

日本人醸造家仲田晃司さんによって生み出されているのが「ルー・デュモン クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン ド ブラン」です。白ぶどう品種の「シャルドネ」のみを使用して製造されたこの商品は、ハーブやユリに似た香りと洋ナシやライチ似た風味に仕上がっています。

日本人の繊細さが光るこの商品は、G20首脳会談の夕食会にも採用され、注目を集めているクレマンスパークリングの1つです。

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まとめ

今回は、圧倒的コストパフォーマンスを誇るスパークリングワイン「クレマン」について紹介しました。

「クレマン」は高品質でありながら、コスパが良いスパークリングワインとして人気で、フランスだけでなく世界各地で注目を集めています。

飲みやすく、さらには多くの料理に合うことから、スパークリングワイン好きは抑えておくべき銘柄といっても良いでしょう。

ぜひ当記事をきっかけに、数ある種類の中から自分に合う「クレマン」を探してみてはいかがでしょうか。