名門『ルイ・ジャド』のおすすめワイン11選!特徴や選び方、合わせたい料理を紹介

ワインの本場フランスのブルゴーニュで、トップクラスの畑所有面積を誇るルイ・ジャド。

ブルゴーニュの教科書とも言われ、ワイン好きでの知名度のもかなり高いドメーヌ兼ネゴシアンです。

また造りも素晴らしく、広大な畑で造られるワインはテロワールが反映された個性あふれるワインばかり。

今回はそんなルイ・ジャドからおすすめのワインや特徴、選び方などを紹介していきます。

ルイ・ジャドのおすすめワイン11選

ルイ・ジャドのおすすめを赤ワインから5本、白ワインから6本選んで紹介します。

おすすめのルイ・ジャドの赤ワイン

まずは、ルイ・ジャドの赤ワインからおすすめを紹介します。

ソンジュ・ド・バッカス ピノ・ノワール

ソンジュ・ド・バッカス ピノ・ノワールは日本限定で販売されている赤ワインです。ブルゴーニュ内から選りすぐったぶどうが使用されています。

通常AOCブルゴーニュにはあまり多くは含まれないようなヴィラージュなどの格上ぶどうも一部ブレンドされており、非常にリッチな造りです。

ミディアムボディですが、AOCブルゴーニュとは思えないラグジュアリー感を持っています。

合わせる料理にはタレを使った焼き鳥や鴨のロースなどがおすすめです。

価格は、4,000円前後で販売されています。(※発売時期などにより価格が異なる場合がございます。)

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ムーラン・ア・ヴァン ラ・ロッシュ

ムーラン・ア・ヴァン ラ・ロシュは、花崗岩の母岩上に広がる浅い表土が特徴的なラ・ロッシュで育つぶどうを使用した赤ワインです。ボージョレ・ヌーヴォーでもお馴染みのガメイが使われています。

日本でガメイ、ボージョレというとなんとなく安いワインのイメージがあるかもしれませんが、ワイン業界でガメイは今かなり注目度が高い品種です。

特に「クリュ・ボージョレ」といわれるボージョレ地区の北部で特に優れたワインを生産している10地区で育ったガメイを使ったワインは、時にブラインドテイスティングで、ピノ・ノワールと互する評価を受けるほどのクオリティを持っています。

そんなクリュ・ボージョレのなかでも特に評価の高い地区がムーラン・ア・ヴァンで、ムーラン・ア・ヴァン ラ・ロッシュは、シルキーなタンニンとフレッシュな赤い果実、ミネラル感が特徴。きっとガメイの概念を変えてくれるでしょう。

価格は、5,000円前後で販売されています。(※ヴィンテージにより値段が前後いたします。記載価格は2016年ヴィンテージの参考小売希望価格です。)

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レゾナンス ウィラメット・ヴァレー ピノ・ノワール

レゾナンスはルイ・ジャド社がアメリカのオレゴンに購入したヴィンヤード「ウィラメット・ヴァレー」のぶどうで造る赤ワインです。

ルイ・ジャド社がフランス以外でワインを手がけるのはこのレゾナンスが初。

ファーストリリースは2013年ですが、最初からワインスペクテーターでは93点を獲得するなど、名門の高い技術力とオレゴンの地のテロワールが見事に融合しています。

ブルゴーニュ他、各地のピノ・ノワールとの飲み比べなどにもおすすめです。

価格は、5,800円前後で販売されています。※ヴィンテージにより値段が前後いたします。記載価格は2017年ヴィンテージの参考小売希望価格です。

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ジュヴレ・シャンベルタン

ジュヴレ・シャンベルタンは、9つのグラン・クリュ、26ものプルミエ・クリュを有するブルゴーニュの中でも特に優れた名醸地です。

ルイ・ジャドのジュヴレ・シャンベルタンは、深みのある色合いが物語るようなしっかりとした骨格と複雑な赤い果実が感じられます。

リブステーキやジビエ、エポワスチーズなど風味が強い料理にも抜群に相性が良いです。

価格は、10,000円前後で販売されています。(※ヴィンテージにより値段が前後いたします。記載価格は2018年ヴィンテージの参考小売希望価格です。)

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クロ・ヴージョ

クロ・ヴージョ全体の約8割を占めるグラン・クリュ、「クロ・ヴージョ」は約50ha(東京ディズニーランドと同じぐらい)と非常に広い畑です。

そのため同じ畑と言えど、区画や生産者の技術によって大きな差が出てしまうとも言われています。

そんな難しい畑ですが、ルイ・ジャドは2.15haと4番目に大きな畑を所有する生産者。

ヴォーヌ・ロマネ寄りの斜面中腹から麓にかけて東西に大きく広がる畑から、バランスに優れ気品あふれるルイ・ジャドらしいワインを造っています。

ヴィンテージにもよりますが、黒や紫を思わせる果実の香り、上品さと力強さを合わせ持った複雑な表情を見せてくれるでしょう。

販売されている価格は、28,000円前後です。(※ヴィンテージにより値段が前後いたします。記載価格は2018年ヴィンテージの参考小売希望価格です。)

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ルイジャドのおすすめ白ワイン

続いておすすめのルイ・ジャドの白ワインを紹介していきます。

ソンジュ・ド・バッカス シャルドネ

ソンジュ・ド・バッカス シャルドネは、世界的にみても味わいにこだわるブルゴーニュのファンが多い日本向けにルイ・ジャドが日本限定でリリースしている白ワインです。

ピノ・ノワールのソンジュ・ド・バッカスと同じく、ブルゴーニュ内から選りすぐったぶどうが使用されています。

格上畑のぶどうもブレンドされており、同シリーズのピノ・ノワールと同様にコストパフォーマンスの高い白ワインです。

2018年のサクラアワードでダブルゴールドも受賞しており、間違いのない白と言えます。

販売されている価格は4,000円前後です。(※発売時期などにより価格が異なる場合がございます。)

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ブーズロン アリゴテ

ルイ・ジャド社のブーズロンは、社長のガジェ家が所有する畑で、「ドレ」という黄金色を帯びた果皮を持ち味わい豊かな、アリゴテの中でも評価の高いぶどうを使用した白ワインです。

一般的にアリゴテを使ったワインは酸味が立つことが多いのですが、ルイ・ジャドのアリゴテは一味違います。

もちろん豊富で爽やかな酸味もありますが、非常にふくよかな白桃を感じるようなフルーティーな果実味と程良い樽のニュアンスがある仕上がりで、バランス感に優れた仕上がりです。

モッツァレラチーズやアサリやハマグリなどの貝類と合わせるとマリアージュを楽しめるでしょう。

価格は、2,500円前後です。(※ヴィンテージにより値段が前後いたします。)

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シャブリ プルミエ・クリュ フルショーム

シャブリのフルショームは、シャブリの中でも特に評価の高いプルミエ・クリュのひとつです。

ルイ・ジャドのフルショームは、小区画ロム・モールとヴォーピュランのぶどうを合わせてバランス良く仕上げられています。

オーク樽とステンレスタンクで約15か月間熟成されているので、果実の風味と程よい樽香が感じられるでしょう。また、心地良い酸と樽感が調和して常に穏やかなテイストです。

クリームソースで仕立てたチキンやシャウルスなどのミルク感に少し酸のあるチーズ等がよく合います。

価格は、7,000円前後で販売されています。(※ヴィンテージにより値段が前後いたします。記載価格は2019年ヴィンテージの参考小売希望価格です。)

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ムルソー

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ムルソーは「偉大なホワイト・ブルゴーニュワイン」の中心産地として知られる白ワインの名醸地です。

ムルソーで出来る白ワインは「黄金の雫」と呼ばれるほど品質が評価されていますが、ルイ・ジャドのムルソーもその名に相応しい仕上がり。

香りはアーモンドやバターを感じるほど強い芳香を放ち、オイリーかつリッチな味わいがしますが、一方で爽やかな酸があり、抜群のバランスが保たれています。

海老を使った料理などと合わせても美味しいでしょう。

価格は、10,000円前後で販売されています。(※ヴィンテージにより値段が前後いたします。記載価格は2019年ヴィンテージの参考小売希望価格です。)

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ピュリニー・モンラッシェ

ピュリニー・モンラッシェは、世界最高峰の白ワインを生む畑のひとつです。

粘土や白亜質の土壌により、ミネラルが豊富なワインを生み出しやすい場所ですが、区画位置などによって多彩な表情を見せてくれます。

ルイ・ジャドのピュリニー・モンラッシェは、アーモンドや白い花を彷彿とさせる香り、トロピカルに近い甘み、わずかな酸が特徴的です。

ペアリングでは、海老や白身魚のグリル、天ぷらの他、白カビ系のチーズと合います。ブリ―などのクセの少ないチーズ、シェーブルなどの風味の強いチーズまで幅広く合わせやすいでしょう。

価格は、13,000円前後で販売されています。(※ヴィンテージにより値段が前後いたします。記載価格は2019年ヴィンテージの参考小売希望価格です。)

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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ

シャサーニュ・モンラッシェは、ピュリニー・モンラッシェと同じく世界最高峰の白ワインを生む畑のひとつです。

そのなかでも「モルジョ クロ・ド・ラ・シャペル」は、公爵の称号を持つマジェンタ家が所有し、ルイ・ジャド社が栽培・醸造を独占的に請け負っているシャサーニュ・モンラッシェの一級畑。

香りにはハチミツや白い花のニュアンス、果実を凝縮したような力強い味わいの印象を感じられます。

甲殻類や白身魚などのグリル、フォアグラなどのリッチな料理と合わせたい極上の1本です。

価格は、15,000円前後で販売されています。(※ヴィンテージにより値段が前後いたします。記載価格は2018年ヴィンテージの参考小売希望価格です。)

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ルイ・ジャドとは?

ルイ・ジャド社は、1859年にルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって創設されたドメーヌ兼ネゴシアンです。

ブルゴーニュの「教科書的な造り手」と称されるほどのテロワールやぶどうの表現力と、圧倒的に広大な畑が特徴的で、「ブルゴーニュを語るならまずはルイ・ジャドから」と言われることもよくあります。

ルイ・ジャドが所有する畑は、北はシャブリから南はボージョレまで約200ha以上と広範囲にわたり、ブルゴーニュでもトップクラスの所有面積を誇ります。

またそのうちグラン・クリュが8.4ha、プルミエ・クリュが53haと、その多くが格付けの高い畑によって占められています。

栽培から醸造まで一貫して統括を行っているのがルイ・ジャド社の最高栽培醸造責任者のフレデリック・バルニエ氏で、テロワールを丁寧に表現した品質の高さと安定感が人気です。

特に環境やテロワールへの配慮には尽力されており、2019年にHVE(High Environmental Value / 環境価値重視認定)の最高ランクを取得するなど自然やテロワールそのものの表現を重視されています。

ルイ・ジャドのワインの選び方

ルイ・ジャドのワインの選び方のポイントを紹介します。

選び方のポイントは

・ぶどうの品種
・価格帯

選ぶ際の参考にしてみてください。

ぶどうの品種で選ぶ

ぶどうの品種により特徴が異なります。

赤ワインならピノ・ノワールやガメイなど、白ワインならシャルドネやアリゴテが該当しますが、その特徴はどのようなものなのでしょうか?

ぶどう品種の特徴について見ていきます。

ピノ・ノワール

ピノ・ノワールは、ブルゴーニュを代表する赤ワイン用のぶどう品種です。

栽培環境によって味わいが大きく変わりますが、タンニンは控えめで赤い果実の印象が強くなります。

ルイ・ジャドの赤ワインでは、ほとんどがピノ・ノワールが使用されており、畑ごとの違いを分かりやすく楽しむことが出来るでしょう。

ガメイ

ガメイは、主にボージョレ・ヌーヴォーなどによく使用される赤ワインのぶどう品種です。

ガメイを使ったワインはフルーティーでタンニンも控えめになりやすいので、ワインを飲み慣れていない方でも飲みやすい仕上がりになります。

今回紹介したルイ・ジャド社のワインのなかでは、シャトー・デ・ジャックのムーラン・ア・ヴァン ラ・ロッシュなどが該当します。

シャルドネ

シャルドネは、土壌や気候、熟成方法などによって大きく個性の変わる白ワイン用のぶどう品種です。

世界中で栽培されている品種ですが、元はブルゴーニュでしか栽培が困難とされていたことなどからも、ブルゴーニュの多くの畑でシャルドネが栽培されています。

ルイ・ジャドの白ワインでも、畑や造りの違いを広く楽しむことが出来るでしょう。

アリゴテ

アリゴテは、知名度は高くありませんが「名脇役」と言われるほど評価の高い、ブルゴーニュ原産の白ぶどう品種です。

酸味が強く、フレッシュな味わいが特徴的で、レモンや洋ナシのような果実香を持つワインに仕上がりやすいと言われています。

ルイ・ジャドのワインでは、「アリゴテ・ドレ」という格上のぶどうを使用したブーズロンなどが人気です。

価格帯で選ぶ

ルイ・ジャドのワインは、価格帯が広いです。

今回おすすめしているものでも2,000円台から28,000円と約10倍もの差があります。

目的に応じた予算を決めて選ぶようにするとより良いでしょう。

ちなみに、一般的には5,000円程度が中価格帯でちょっとしたプレゼントなどにも向いており、それ以上が高級ワインとされることが多いようです。

このあたりは飲まれる方によって感覚が違うと思いますので、あくまで目安程度参考にしてください。

所有する畑の形態

選び方とは少し違うかもしれませんが、ルイ・ジャド社は、長い歴史があり、所有する畑が広大なため、畑の所有が分かれています。

その内容は、エチケットにも書かれており、一概に「ドメーヌ・ルイ・ジャド / Domaine Louis Jadot」ではないため、迷ってしまうかもしれません。

ここではそんな所有形態についてまとめていきます。

まとめ

今回は「ルイ・ジャド」「ルイ・ジャド社」のワインについて紹介しました。

ブルゴーニュのワインをはじめるならルイ・ジャドは絶対に通ってほしい存在です。

紹介した11本のワインの他にも安価なものや、ロゼなど種類も豊富にあります。

この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

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