【芋臭い】クセが強い人気芋焼酎おすすめ15選|飲み方や美味しいおつまみも紹介!

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芋焼酎は独特な香りと味が特徴のお酒です。飲みにくいと感じてしまう人も多いですが、中には「もっと癖がある芋焼酎が飲みたい」という、生粋の芋焼酎好きもいるかと思います。

そこで今回は、芋焼酎の中でも「癖が強い芋焼酎」に絞っておすすめの芋焼酎を紹介していきます。芋焼酎が好きな人はぜひ参考にしてみてください。

また、以下記事にて、焼酎に興味がある人におすすめの焼酎や選び方をご紹介しています。
「自分の好みにあった焼酎を探したい」という方はぜひ参考にしてください。

参考記事:焼酎の種類や特徴、おすすめ銘柄を解説!芋・麦、米の違いを知ろう

癖の強いおすすめの芋焼酎10選

人気の癖が強いおすすめ芋焼酎10選|飲み方や美味しいおつまみまでご紹介! イメージ画像1

今回紹介する芋焼酎はこちら

癖の強い芋焼酎10選
■ 伊佐美|濃厚な味わい
■ 佐藤 黒ラベル|芋独特の旨味
■ さつま白波|クセのある香り
■ 侍士の門|甘い芋の香り
■ 六代目百合|芳醇な香り
■ さつま無双 もぐら|しっかりした香り
■ 青酎|ナッティーな甘味
■ 不二才|パワフルな口当たり
■ 小鶴 初心者お断り|クセになる芋臭さ
■ 鶴見|香ばしい旨味

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伊佐美

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伊佐美
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伊佐美はプレミア焼酎の「元祖」とも言われる芋焼酎です。

蔵元である甲斐商店は、明治32年に創業した鹿児島県伊佐地方伊佐市にある酒蔵。この地域は鹿児島の芋焼酎発祥の地としても知られ、多数の酒蔵が軒を連ねています。芋焼酎造りに適した冷涼な気候と、美味しいお水のおかげもあり、長年に渡り芋焼酎を作り続けてきました。

伊佐美は芋焼酎が日本でブームになる前から人気で、入手困難な芋焼酎として知られています。現在は比較的手に入りやすくなりました。

また芋焼酎は白麹を活用して造られるのが主流でしたが、伊佐美は昔から黒麹を使用し、力強い味わいに仕上げられています。いわゆる芋臭い濃厚な味わいが特徴的で、飲み口は軽やかながら、昔ながらの芋の味をダイレクトに感じることができます。

価格もお手頃で、水割り、ロック、お湯割り、どんな飲み方でも芋の風味を損なうことなく楽しめる一本です。

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佐藤 黒ラベル

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佐藤
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佐藤 黒ラベルは、黒麹の力強さが自慢の芋焼酎です。プレミアム焼酎と呼ばれる森伊蔵・村尾・魔王の3Mと並び高い並びに高い評価を評価うけています。

蔵元の佐藤酒造は、鹿児島県霧島市にある明治39年創業の酒蔵。規模は小さく、少量生産にこだわりを持って酒造りを行う酒蔵です。霧島の山々から湧き出る天然水は、原料である芋の旨みや甘みを最大限に引き出してくれます。

佐藤には白ラベルもありますが、黒の方が骨格がしっかりしており、よりどっしりとした芋の力強さと、キレの良い後味が感じられます。芋独特の旨みと芋臭い香りが強いため、お湯割りで飲むことをおすすめします。

また癖の強さに自信がない方は、白ラベルから試してみてもいいかもしれません。

関連記事:鹿児島代表の焼酎銘柄「佐藤」とは?種類と美味しい飲み方を紹介

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さつま白波

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さつま白波
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鹿児島県の薩摩酒造が手がける「さつま白波」は、芋のらしい焼酎の中でも最もポピュラーというべき芋焼酎です。その知名度は芋焼酎の本場鹿児島で知らない人はいないと言われるほど。

鹿児島県産の黄金千貫と米麴から造られるさつま白波は、濃厚な甘さと、芋らしいクセのある香りが特徴的です。芋の香りをより楽しむなら、お湯割り、少しクセをきつく感じる場合にはロックやソーダ割りをおすすめします。

また薩摩酒造は、「黒白波」や「さくら白波」など仕込みに使う麹を変えた「白波」も販売しています。飲み比べしてみてもおもしろいかもしれません。

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侍士の門

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太久保酒造
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太久保酒造の「侍士の門」は、芋焼酎好きの心を奪ってきた逸品です。芋臭いというより、甘い芋の香りが確かにそこに芋があることの存在を強く主張するような品格があります。ある意味で一般的ではない癖ですね。

そんな侍士の門の最大の特徴は、原料のさつま芋と麹米です。さつま芋は、現在広く栽培されるさつま芋のルーツともなる「源氏芋」。麹米は、「白玉」という明治以降154年以上も栽培されていなかった幻のお米です。

たった7gの種もみから当時のお米を復活させて造り上げており、すなわち、侍が当時感じていたいたであろう香りを忠実に再現しています。味、香ともにまろやかで、芋焼酎のイメージを変えてくれる極上な一本です。

原料が希少なだけに、生産本数はわずかとなっています。この希少さは、芋焼酎好きにこそ飲んでいただきでもいただきたいです。

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六代目百合

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六代目百合
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鹿児島県の西40kmに浮かぶ甑島(こしきじま)で造られた芋焼酎で、かつては「島外不出」と言われた逸品です。

塩田酒造で造られる六代目百合は、島の農家が作る「白さつま」、と呼ばれるさつま芋品種を使用し、昔ながらの常圧蒸留で丁寧に仕込まれます。

芳醇な香りと濃厚な味わいで、芋焼酎ファンから圧倒的なリピート率を誇っています。外ではなかなかお目にかかれない焼酎なので、レア度は抜群。

芋焼酎のガツンとくる力強さもありますが、口当たりは軽快でクセになります。まずはストレートで、芋の旨みを楽しんでみてください。

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さつま無双 もぐら

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さつま無双株式会社
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さつま無双株式会社の「もぐら」は、芋焼酎好きのための銘柄です。芋の特徴を最大限に引き出すため、泡盛の伝統的な熟成法と、荒濾過にこだわった酒造りを行っています。

荒濾過とは、「濾過を控えること」です。

蒸留の工程で分解に至らなかった麹や微生物は、品質を少しずつ落としていきます。そのためフィルターで濾過するのが一般的です。しかし、この残りモノにはまだまだ旨味も香りも残っています。ここに目をつけ、上手く調整して極力濾過を控えたのが「荒濾過」。

あえて荒濾過をすることで、芋本来の旨味、香りをよりしっかり感じられるのが特徴。一般的な芋焼酎よりも濃厚で深い、芋の癖を堪能できます。水割りで飲むと旨味をふんわりと感じられますので、おすすめです。

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青酎

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青ヶ島酒造
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人口200人ほどの小さな孤島「青ヶ島」で造られている芋焼酎です。生産量が非常に少ないことから幻の焼酎とも呼ばれます。クセのある強烈な芋の香りとナッティーな甘みが特徴です。

島民農家さんがそれぞれに生産しているため、ラベルは同じでも味わいが少し変わってくるというおもしろい特徴もあります。

違いは、自然麹の作り方やその分量、仕込みの時期などによって起こるそうです。ぜひ、生産者にも目を向けて試してみて下さいみ下さい。

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不二才

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佐多宗二商店
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佐多宗二商店の「不二才」は、芋らしいクセのある香りと濃厚な旨さにだんだんと虜になるような、いかにも薩摩らしい芋焼酎です。ちなみに「ブニセ」と読みます。「不細工な男」という意味です。

味わいや香りは、全く万人ウケを狙っておらず、今日の癖を少しでも減らしたような焼酎とは逆行した焼酎です。本当に分かる人向けといったところでしょうか。

香りは強烈で口当たりのパワフルさに驚くことでしょう。もちろん香りだけでなく、芋の旨味や甘みもしっかり残ります。通にこそ飲んで欲しい薩摩焼酎です。

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小鶴 初心者お断り

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小正醸造
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名前から癖が強いこちらの焼酎は、「もっと癖の強い芋焼酎が飲みたい」「ぶっ飛んだ芋臭さが欲しい!」という要望から誕生した芋焼酎です。ボトルにも「芋の臭さがたまらない」「初心者お断り」と書かれており、その癖の強さが伺えます。

蔵元の小正醸造では、生産農家の顔が見える焼酎造りをし、徹底した品質向上を目指しています。また、さつま芋は全て契約農家から仕入れており、お客様に安心して飲んでもらえる努力を惜しみません。

小鶴 初心者お断りは、「農林2号」「黄金千貫」をブレンド、芋臭さと力強さが特徴の芋焼酎です。初心者には飲みにくいかもしれませんが、芋焼酎ファンなら唸るような美味しさだと思います。普通の芋焼酎に飲み飽きたという人は、ぜひ試してみてください。

少し余談ですが、小正醸造では「小鶴 ZERO」というノンアルコールの焼酎テイスト飲料も販売されています。糖質やカロリーが気になる方はこちらもチェックしてみてください。

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ノンアルコール焼酎ついて詳しく

鶴見

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大石酒造
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本格派の芋焼酎で、昔からのリピーターが多い鶴見。蔵元である大石酒造は、100年以上の歴史を持つ老舗酒蔵です。五代目の啓元(ひろもと)は元エンジニアで、研究熱心で物つくりが好きな一面を持っています。これまでにも新しい商品を多く世に出しており、これからが楽しみな酒蔵です。

鶴見は芳醇な香りと濃厚な旨みが特徴で、香ばしい余韻も楽しむことができます。まさに王道という言葉がふさわしい芋焼酎です。

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そもそも芋焼酎の特徴とは?

おすすめ人気芋焼酎10選|おすすめな飲み方や美味しいおつまみまでご紹介 イメージ画像3

芋焼酎は、さつまいもを原料として造られている焼酎です。

糖度の高いサツマイモ由来の、甘く濃厚な香りが特徴。

以前は芋焼酎独特の香りに好みが分かれる傾向があったものの、最近ではクセを抑えた飲みやすい銘柄も登場しており、飲むとやみつきになる独特の香りで、多くの焼酎ファンに人気です。

サツマイモならではの甘みを堪能できる銘柄に、エッジの効いた力強い味わいの銘柄、マスカットやバナナを思わせる豊潤な香りを引き出した銘柄など、使用するサツマイモの品種や麹の違いなどによって個性豊かな風味を楽しめるのも芋焼酎の魅力です。

芋焼酎と麦焼酎との違いを比較

芋焼酎はサツマイモを蒸し、米麹を基本としたもろみと混ぜ合わせて発酵を行い、その後蒸留、最後に貯蔵しながら熟成させます。

すっきりとした味わいの麦焼酎と比べると、香りやクセはやや強めの印象です。

麦焼酎は製造の際には日本酒における精米のように麦を精白し、芯の部分を用いる。これにより麦の癖がなくなり、よりスッキリとした軽い味わいになる。

芋クサさ抜群!癖の強い芋焼酎選びのポイント

ここから、芋焼酎選びのポイントやコツについて以下の3点からをみていきましょう。

選び方①:麹で選ぶ
選び方②:芋の品種で選ぶ
選び方③: 製造方法で選ぶ

麹で選ぶ

芋焼酎は原料を発酵させる過程で「麹」を使用します。
焼酎に使われる麹は、主に「黒麹」「白麹」「黄麹」の3種類であることが多いです。それぞれの特徴を解説していきます。

黒麹を使った焼酎の特徴

黒麴を使た芋焼酎は、どっしりと濃厚な味わいの焼酎に仕上がりやすいとされています。辛口でキレがあり、芋らしい芋焼酎が多いです。

黒麴は、クエン酸の含有が多いため、雑菌の増殖を防止しやすく、気温が高く湿度も高い沖縄や九州でも扱いやすいため多くの焼酎が黒麹で造られています。

そのため、キレのある辛口の仕上がりになるのです。

芋らしい芋焼酎を楽しみ方におすすめでしょう。

白麹を使った焼酎の特徴

白麹を使った芋焼酎は、黒麹を使用しているものに比べてマイルドで優しい印象を持った芋焼酎に仕上がることが多いとされています。

白麴は、黒麹から突然変異して生まれた麹です。そのため雑菌の繫殖を防止する力は強いのですが、黒麹との違いは芋から糖をつくる能力に長けている点にあります。

そのため、すっきりとマイルドな仕上がりになるのです。

ソーダ割などであっさりと楽しみたい方におすすめでしょう。

黄麹を使った焼酎の特徴

黄麹を使った焼酎は、香豊かでフルーティーな焼酎に仕上がりやすいとされています。

黄麹は、元々日本酒を造るときに使う麹で、黒麴や白麹とちがいクエン酸が含まれていないため、管理が非常に難しい麹です。

そのため、昔ながらの焼酎に黄麴をつかっているケースは少ないですが、管理・醸造技術が発達した昨今で種類が増えてきます。

最も芋っぽさを感じさせないので、初心者の方におすすめです。

関連記事:白麹を使ったマイルド系焼酎おすすめ5選を紹介

芋の品種で選ぶ

使用されるさつまいもによって香りや味わいが異なります。
一般的に使用される代表れるの代表的な品種は3種類「黄金千貫(コガネセンガン)」「シロユタカ」「ジョイホワイト」です。それぞれの特徴をみていきましょう。

黄金千貫(こがねせんがん)

「黄金千貫(コガネセンガン)」は、収穫量が非常に多く、含まれているでんぷんも多い品種です。芋焼酎に使用されているほとんどのさつまいもがこの黄金千貫といわれています。

焼酎にするとやさしい甘さとまろやかなまろやかな旨味をまろやか旨味をもつ味わいになるのが特徴。食用にも向いています。代表的な銘柄は「黒霧島」や「森伊蔵」などがあります。焼酎初心者からマニアまで広くおすすめです。

関連記事:芋焼酎の王様「森伊蔵」とは?人気の秘密と入手方法を紹介

シロユタカ

「シロユタカ」は、「豊かな収穫を呼ぶ白い芋」という思いで命名されています。由来の通り白く、焼酎にするとすっきりとすっきりとすっきとした甘みをもつ味わいになるのが特徴。食べられないことはないですが、食用にはあまり向いておらず、芋焼酎やでんぷんとして加工されることが多いようです。

代表的な銘柄は「宝山 白豊印」や「鶴見」などがあります。軽い飲み口などでおつまみと合わせたい方にもおすすめです。

ジョイホワイト

「ジョイホワイト」は、芋焼酎ように品種改良された専用の品種です。開発された宮崎県の芋焼酎に多く使用されています。焼酎にすると、フルーティーで軽やかな味わいになるのが特徴。代表的な銘柄は「山ねこ」や「利八」などがあります。フルーティーな香りを楽しみたい方におすすめです。

製造方法で選ぶ

芋焼酎は、蒸留方式によって味わいにも変化があります。

安い価格で入手しやすく度数の低い「甲類」は、匂いもクセもない焼酎であるため、初心者でも手軽に飲めます。

原料本来の味わいを楽しめる「乙類」は、原料のもつ香りがしっかり抽出され、風味を活かした昔ながらの自然な味わいを楽しめます。

すっきりとしたテイストの「混和」は、安価な紙パックで売られることが多くコスパが高いため、家飲みを中心に人気です。

芋焼酎特有のクサさの正体

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芋焼酎特有の癖のある香りを「芋臭い」と表現することがあります。
しかし、なぜわざわざ良い印象を持たない「臭い」という表現をするのか不思議ですよね。

諸説ありますが、昔は本当に「臭い」原因がありました。

一例として収穫や流通の問題が挙げられます。
原料となるさつまいもはキズがつくと、臭みや苦みを生み出す元になる分泌物を発生させます。流通網、特に道路などが整備されていない時代には輸送時にキズが入りやすく、臭みの原因をつくってしまっていました。

ほかにも、濾過をする際に使用するフーゼル油が酸化して異臭がつく原因になっていたりもしたそうです。

このようなことから昔の焼酎は本当に「臭い」ものが出回るケースがあったのだとか。

現在は、流通技術や濾過技術の向上などによって、こういった問題の多くは解決されています。

「芋臭い」という表現は一般的ですが、「芋らしい」や「芋感の強い」、「クセのある」と表現するといいかもしれませんね。

関連記事:焼酎の種類や特徴、おすすめ銘柄を解説!芋・麦、米の違いを知ろう

芋焼酎のおすすめな飲み方

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続いて、おすすめな飲み方について以下の5つの飲み方を紹介します。

■ストレート
■ロック
■水割り
■お湯割り
■ソーダ割り

芋焼酎のおすすめな飲み方① ストレート

芋焼酎独特の香りと風味をダイレクトに味わいたい場合には、グラスに焼酎のみを注ぐ、シンプルな「ストレート」で飲むのがおすすめです。

ただし、アルコール度数が高いため、お酒に弱い方や芋焼酎初心者の方は無理をしてはいけません。お水を用意しておくのも良いでしょう。

チェイサーを用意して、少しずつゆっくりと味わってみてください。

またより、楽しむなら酒器によっても味や香りの感じ方に違いが出ます。いろいろ試してみましょう!

芋焼酎のおすすめな飲み方② ロック

芋焼酎本来の風味を感じつつ、アルコールも抑えたい場合には、氷を入れたグラスに焼酎を注ぐ「ロック」がぴったり。

飲み始めはストレートのような力強い味わい、氷が溶けるごとに水割りのようなやさしい味わいと、味の変化を堪能できるでしょう。

常温のグラスを使用すると氷がすぐに解けてしまい水っぽくなってしまいます。事前にグラスをしっかりと冷やしておくのがおすすめです。

芋焼酎のおすすめな飲み方③ 水割り

「水割り」は、芋焼酎初心者の方やお酒があまり得意でない方にぴったりの飲み方です。

加水することでアルコールが薄まり、やわらかな風味を味わえるのが魅力。芋焼酎独特の香りも和らぐため、飲みやすさも増します。

水と焼酎の割合を変えたり、好みで梅干しやレモンスライスなどを加えたりして、味わいの変化を堪能するのも一興です。

また少し注意も必要ですが、先に水と割っておく「前割り」をすると、アルコール分子が水分子に包まれ、マイルドさが増します。気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。

関連記事:最高に美味しい焼酎の飲み方「前割り」の手軽な作り方

芋焼酎のおすすめな飲み方④ お湯割り

サツマイモの香味をじっくり堪能したい場合には、芋焼酎に70℃程度のお湯を注ぐ「お湯割り」がおすすめ。湯気とともに豊かな香りが立ちのぼり、口に含めばふくよかな味わいが広がります。

芋焼酎よりも先にお湯を注いでグラスをあたためておくのが、おいしいお湯割りを作るコツ。梅干しをつぶして加えれば、コクのある味わいを楽しめます。

芋焼酎のおすすめな飲み方⑤ ソーダ割り

芋焼酎をさわやかに楽しみたい場合には、「ソーダ割り」が人気。氷を入れたグラスに、焼酎としっかり冷やした炭酸水を注げば、豊かな香りが一層際立ちます。

ライムやレモンなど柑橘類のスライスを添えると清涼感をさらに楽しめるでしょう!

焼酎のおすすめな飲み方⑥ お茶割り

焼酎をより飲みやすくし、食中にあわせるならお茶割りもおすすめです。

お茶割りは文字通りお茶でわった焼酎ですが、意外とバリエーションが豊富。

緑茶、ウーロン茶、ジャスミン茶、ほうじ茶、そば茶、紅茶などなどカクテル的に楽しむことができます。

寒い季節にはホットでも楽しめるので幅広いシーズンでおすすめな飲み方です。

焼酎のおすすめな飲み方⑦ コーヒー割り

実はコーヒーと焼酎の相性は抜群です。

一般的にはクセの少ない焼酎をベースに作られますが、芋焼酎でも香り豊かで美味しくいただけます。

また、アレンジとしてミルクや生クリームを入れるのもおすすめ。ほんのり香る芋の香り、クリームの甘さ、コーヒーの苦みは秋にピッタリです。

焼酎にコーヒー豆を漬けてつくる「コーヒー焼酎」も変わった飲み方として人気なので、コーヒー好きはぜひお試しください。

 

初心者でも飲みやすい!臭くない芋焼酎おすすめ5選

ここからは初心者でも飲みやすいと思えるような、芋臭さの少ない芋焼酎を紹介していきます。紹介する芋焼酎は全部で5つです。芋焼酎の癖がつよすぎると思った方はぜひこちらを試してみてください。

■茜霧島 | 有名酒造が造るフルーティー
■風譚 | 圧倒的な完成度
■紫の赤兎馬 | 飲みやすくもしっかり
■晴耕雨読 | オルマイティ―に楽しめる
■東酒造 七窪 | 天才が造る食中酒

霧島酒造 茜霧島

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茜霧島は、霧島酒造がつくる芋焼酎。商品のブランドサイトからも伝ってきますが、芋焼酎を飲み慣れてない方におすすめな銘柄です。(ブランドサイトはこちら

「玉茜」というオレンジ芋と、霧島酒造独自の「芋の花酵母」から仕込まれており、桃やオレンジと表現されるようなフルーティーな香りと、芋特有の甘みが全面的に出ています。

黒霧島や赤霧島など全国的に知名度の高い焼酎を展開する霧島酒造のなかで、最も初心者向けなラインアップの1つと言えるでしょう。

吹上焼酎株式会社 風譚

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風譚は、吹上焼酎株式会社がつくる焼酎です。

飲む人を唸らせる芋の旨味は圧巻。飲みやすさという点では少し他の焼酎に劣るかもしれませんが、この上なく上品な芋の甘みと香りは初心者におすすめです。

「栗黄金」という幻と言われる芋を使用しているため、あまり一般的なお店でみかけることはなく、購入する場合はネットでの購入おすすめです。

濱田酒造 紫の赤兎馬

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赤兎馬(せきとば)
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紫の赤兎馬は、濱田酒造がつくる「赤兎馬」ブランドの1つ。芋には「紫芋」、麹には「白麹」を使用しています。

上品なフルーティーな香り、角がなく優しいテイストでありながら余韻は深く、芋のコクを感じられるでしょう。

飲みやすさと芋焼酎の良さを両立した芋焼酎といえます。

ちなみに通常の赤兎馬も比較的飲みやすい焼酎なので、紫の赤兎馬が売っていないという時はこちらもおすすめです。

佐多宗二商店 晴耕雨読

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晴耕雨読
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晴耕雨読は、佐多宗二商店が造る芋焼酎。芋の甘みは残しながらも、あっさりとした飲み口でかなり飲みやすいです。

ストレート、お湯割り、ロック、水割りとどんな飲み方でも美味しく楽しむことができ、焼酎に飲み慣れていない方がいろいろな飲み方を試すのにもってこいな焼酎でしょう。

筆者が、焼き鳥に晴耕雨読のロックがおすすめなように、食との組み合わせも様々試してみてはいかがでしょうか?

東酒造 七窪

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七窪は東酒造が造る芋焼酎で、3Mとして有名な「魔王」をつくった杜氏と同じ方が造っています。

香りも上品で口あたりがよく飲みやすい焼酎で、いろいろな食事と合わせやすいです。

よく比較される魔王よりも、七窪はより飲みやすく食中酒向けの設計と言われています。

食事合う芋焼酎を探してる方におすすめの芋焼酎です。

▼こちらもチェック!動画でその他のフルーティーな焼酎を紹介しています。

関連記事:「魔王」がプレミア焼酎と呼ばれる理由と商品の特徴を紹介

初心者でも飲みやすい!芋焼酎の臭いを緩和する方法2選

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芋焼酎に挑戦してみたものの、香りや味が合わず飲みずらいと感じてしますこともあるでしょう。ここでは、そんな芋焼酎を飲みやすくするための方法として、芋臭い風味を緩和する方法を紹介します。

他の飲み方で割って飲む

芋焼酎の香りを緩和するには、水以外の飲み物で割るのがおすすめです。

実は芋焼酎は、ジュースとの相性が抜群。

コーラ、ジンジャーエール、オレンジジュース、トマトジュース、カルピスなどと混ぜることで、カクテルのように楽しめます。

また、ソーダ割などでもカットレモンを入れたり、きゅうりをいれたり様々なアレンジが可能。いろいろな組み合わせを試してみてください。

芋焼酎に合うおつまみをみつける

芋臭さを緩和するために、芋の風味を生かすことも対策の1つです。

芋焼酎に合わせやすいおつまみは、海の幸のテイストがある料理と言われています。

特に海系の旨味成分がしっかり感じられるおつまみと、は合わせやすいでしょう。たとえば、さつま揚げやおでんなどの煮物があてはまりますね。

芋焼酎の芋らしい香りと甘みに、魚介系の旨味成分は相性抜群です。

その他にも、もちろん相性の良いおつまみはたくさんあります。お酒と食べ物の組み合わせを検証している記事も書いているので、気になる方はチェックしてみてください。

関連記事:芋焼酎に相性の良いおつまみをチェックする

まとめ|ヤミツキになる芋焼酎の味わいを楽しもう!

今回は癖の強い芋焼酎を紹介しました。芋焼酎好きにはたまらない銘柄もあったのではないでしょうか。

これから芋焼酎を購入するという方は、今回の記事を参考に芋焼酎選びをしてみてください。

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