芋臭さがヤミツキに!癖の強い芋焼酎おすすめ銘柄10選をご紹介!

芋焼酎は独特な香りと味が特徴のお酒です。飲みにくいと感じてしまう人も多いですが、中には「もっと癖がある芋焼酎が飲みたい」という、生粋の芋焼酎好きもいるかと思います。

そこで今回は、芋焼酎の中でも「癖が強い芋焼酎」に絞っておすすめの芋焼酎を紹介していきます。芋焼酎が好きな人はぜひ参考にしてみてください。

芋焼酎特有の癖のあるクサさの正体

芋焼酎特有の癖のある香りを「芋臭い」と表現することがあります。

しかし、なぜわざわざ良い印象を持たない「臭い」という表現をするのか不思議ですよね。実は昔は本当に「臭い」理由があったのです。

例えば、収穫や流通の問題。

原料となるさつまいもはキズがつくと、臭みや苦みを生み出す元になる分泌物を発生させます。流通網、特に道路などが整備されていない時代には輸送時にキズが入りやすく、臭みの原因をつくってしまっていました。

ほかにも、濾過をする際に使用するフーゼル油が酸化して異臭がつく原因になっていたりしました。

このようなことから昔の焼酎は本当に「臭い」ものが出回るケースがあったわけです。

一方で現在は、流通技術や濾過技術の向上などによって、こういった問題の多くは解決されています。

そのため「芋臭い」という表現は一般的ですが、「芋らしい」や「芋感の強い」、「クセのある」と表現するといいかもしれません。

芋クサさ抜群!癖の強い芋焼酎選びのポイント

芋臭い癖のあるおすすめ焼酎1

ここから、芋焼酎選びのポイントやコツをみていきましょう。

麹で選ぶ

芋焼酎は原料を発酵させる過程で「麹」を使用します。
麹には3種類あり、特徴は以下の通りです。

・白麹:まろやかで旨口
・黒麹:がっつり辛口
・黄麹:スッキリ淡麗

癖の強い芋焼酎を飲みたいなら、黒麹を使用した商品がおすすめです。

芋の品種で選ぶ

使用されるさつまいもによって香りや味わいが異なります。

一般的に使用されるの代表的な品種は3種類「黄金千貫(コガネセンガン)」「シロユタカ」「ジョイホワイト」です。それぞれの特徴をみていきましょう。

まず「黄金千貫(コガネセンガン)」は、収穫量が非常に多く、含まれているでんぷんも多い品種です。芋焼酎に使用されているほとんどのさつまいもがこの黄金千貫といわれています。焼酎にするとやさしい甘さとまろやか旨味をもつ味わいになるのが特徴。食用にも向いています。代表的な銘柄は「黒霧島」や「森伊蔵」などがあります。焼酎初心者からマニアまで広くおすすめです。

次に「シロユタカ」は、「豊かな収穫を呼ぶ白い芋」という思いで命名されています。由来の通り白く、焼酎にするとすっきとした甘みをもつ味わいになるのが特徴。食べられないことはないですが、食用にはあまり向いておらず、芋焼酎やでんぷんとして加工されることが多いようです。代表的な銘柄は「宝山 白豊印」や「鶴見」などがあります。軽い飲み口などでおつまみと合わせたい方にもおすすめです。

最後に「ジョイホワイト」は、芋焼酎ように品種改良された専用の品種です。開発された宮崎県の芋焼酎に多く使用されています。焼酎にすると、フルーティーで軽やかな味わいになるのが特徴。代表的な銘柄は「山ねこ」や「利八」などがあります。フルーティーな香りを楽しみたい方におすすめです。

癖の強いおすすめの芋焼酎10選

それでは癖の強いおすすめの芋焼酎を10選紹介していきます。

さつま白波

鹿児島県の薩摩酒造が手がける「さつま白波」は、芋のらしい焼酎の中でも最もポピュラーというべき芋焼酎です。その知名度は芋焼酎の本場鹿児島で知らない人はいないと言われるほど。

鹿児島県産の黄金千貫と米麴から造られるさつま白波は、濃厚な甘さと、芋らしいクセのある香りが特徴的です。芋の香りをより楽しむなら、お湯割り、少しクセをきつく感じる場合にはロックやソーダ割りをおすすめします。

また薩摩酒造は、「黒白波」や「さくら白波」など仕込みに使う麹を変えた「白波」も販売しています。飲み比べしてみてもおもしろいかもしれません。

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さつま白波
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伊佐美

伊佐美はプレミア焼酎の「元祖」とも言われる芋焼酎です。蔵元である甲斐商店は、明治32年に創業した鹿児島県伊佐地方伊佐市にある酒蔵。この地域は鹿児島の芋焼酎発祥の地としても知られ、多数の酒蔵が軒を連ねています。芋焼酎造りに適した冷涼な気候と、美味しいお水のおかげもあり、長年に渡り芋焼酎を作り続けてきました。

伊佐美は芋焼酎が日本でブームになる前から人気で、入手困難な芋焼酎として知られています。現在は比較的手に入りやすくなりました。

また芋焼酎は白麹を活用して造られるのが主流でしたが、伊佐美は昔から黒麹を使用し、力強い味わいに仕上げられています。いわゆる芋臭い濃厚な味わいが特徴的で、飲み口は軽やかながら、芋の味をダイレクトに感じることができます。

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佐藤 黒ラベル

佐藤 黒ラベルは、黒麹の力強さが自慢の芋焼酎です。蔵元の佐藤酒造は、鹿児島県霧島市にある明治39年創業の酒蔵。規模は小さく、少量生産でこだわりを持って酒造りを行う酒蔵です。

また霧島の山々から湧き出る天然水は、原料である芋の旨みや甘みを最大限に引き出してくれます。佐藤には白ラベルもありますが、黒の方がどっしりと力強い印象があり、後味にキレが感じられるでしょう。

芋独特の旨みと芋臭い香りが強いため、お湯割りで飲むことをおすすめします。少し癖が強すぎると感じる人は、白ラベルの方を試してみてください。

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佐藤
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▼佐藤について詳しく知りたい方はこちら

侍士の門

太久保酒造の「侍士の門」は、芋焼酎好きの心を奪ってきた逸品です。芋臭いというより、甘い芋の香りが確かにそこに芋があることの存在を強く主張するような品格があります。ある意味で一般的ではない癖ですね。

そんな侍士の門の最大の特徴は、麹米です。「白玉」という明治以降154年以上も栽培されていなかった幻のお米をたった7gの種もみから復活させて造り上げています。すなわち、侍が当時感じていたいたであろう香りを再現しているのです。

芋焼酎好きにこそ飲んでも欲しい芋焼酎です。

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六代目百合

鹿児島県の西40kmに浮かぶ甑島(こしきじま)で造られた芋焼酎で、かつては「島外不出」と言われた逸品です。塩田酒造で造られる六代目百合は、島の農家が作る「白さつま」、と呼ばれるさつま芋品種を使用し丁寧に仕込まれます。

芳醇な香りと濃厚な味わいで、芋焼酎ファンから絶大な人気を誇っています。芋焼酎の力強さもありますが口当たりは軽快です。まずはストレートで、芋の旨みを楽しんでみてください。

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さつま無双 もぐら

さつま無双株式会社の「もぐら」は、芋焼酎好きのための銘柄です。荒濾過で仕上げられているため、一般的な芋焼酎よりも濃厚で深い、芋の癖を堪能できます。

荒濾過とは、「濾過を控えること」です。

蒸留の工程で分解に至らなかった麹や微生物は、品質を少しずつ落としていきます。そのためフィルターで濾過するのが一般的です。しかし、この残りモノにはまだまだ旨味も香りも残っています。ここに目をつけ、上手く調整して極力濾過を控えたのが「荒濾過」。旨味、香りをよりしっかり感じられるのです。

水割りで飲むと旨味をふんわりと感じられます。

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青酎

人口200人ほどの小さな孤島「青ヶ島」で造られている芋焼酎です。生産量が非常に少ないことから幻の焼酎とも呼ばれます。クセのある強烈な芋の香りとナッティーな甘みが特徴です。

島民農家さんがそれぞれに生産しているため、ラベルは同じでも味わいが少し変わってくるというおもしろい特徴もあります。

違いは、自然麹の作り方やその分量、仕込みの時期などによって起こるそうです。ぜひ、生産者にも目を向けて試してみ下さい。

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不二才

佐多宗二商店の「不二才」は、芋らしいクセのある香りと濃厚な旨さにだんだんと虜になるような、いかにも薩摩らしい芋焼酎です。ちなみに「ブニセ」と読みます。「不細工な男」という意味です。

味わいや香りは、全く万人ウケを狙っておらず、今日の癖を少しでも減らしたような焼酎とは逆行した焼酎です。本当に分かる人向けといったところでしょうか。

香りは強烈で口当たりのパワフルさに驚くことでしょう。もちろん香りだけでなく、芋の旨味や甘みもしっかり残ります。通にこそ飲んで欲しい薩摩焼酎です。

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小鶴 初心者お断り

名前から癖が強いこちらの焼酎は、「もっと癖の強い芋焼酎が飲みたい」「ぶっ飛んだ芋臭さが欲しい!」という要望から誕生した芋焼酎です。ボトルにも「芋の臭さがたまらない」「初心者お断り」と書かれており、その癖の強さが伺えます。

蔵元の小正醸造では、生産農家の顔が見える焼酎造りをし、徹底した品質向上を目指しています。また、さつま芋は全て契約農家から仕入れており、お客様に安心して飲んでもらえる努力を惜しみません。

小鶴 初心者お断りは、「農林2号」「黄金千貫」をブレンド、芋臭さと力強さが特徴の芋焼酎です。初心者には飲みにくいかもしれませんが、芋焼酎ファンなら唸るような美味しさだと思います。普通の芋焼酎に飲み飽きたという人は、ぜひ試してみてください。

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小正醸造
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鶴見

本格派の芋焼酎で、昔からのリピーターが多い鶴見。蔵元である大石酒造は、100年以上の歴史を持つ老舗酒蔵です。五代目の啓元(ひろもと)は元エンジニアで、研究熱心で物つくりが好きな一面を持っています。これまでにも新しい商品を多く世に出しており、これからが楽しみな酒蔵です。

鶴見は芳醇な香りと濃厚な旨みが特徴で、香ばしい余韻も楽しむことができます。まさに王道という言葉がふさわしい芋焼酎です。

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まとめ

今回は癖の強い芋焼酎を紹介しました。芋焼酎好きにはたまらない銘柄もあったのではないでしょうか。これから芋焼酎を購入するという方は、今回の記事を参考に芋焼酎選びをしてみてください。