お酒が弱くなったと感じたら要注意!飲めなくなる原因と対処法をまとめて紹介

昨今のコロナ禍で外でお酒を飲む機会が少なくなり、「お酒が弱くなった」「間より吐いてしまうようになったな」と感じることはありませんか?

昔は何杯も飲めていたのに「最近は1杯目で酔っ払ってしまう」「二日酔いが酷くなった」という人もいるでしょう。

そこで今回は、お酒に弱くなる理由と対処法を紹介します。

お酒が前よりも飲めなくなったという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

お酒に弱くなる理由とは?

お酒_弱くなった_なぜ

まずはお酒に弱くなった原因と考えられる理由を6つ紹介します。

加齢による肝機能の低下

歳を取るにつれてお酒が弱くなった人は、肝機能の低下が原因かもしれません。

人は加齢によって肝臓の機能が低下します。肝機能が低下すれば、アルコールを分解するスピードが落ち、血中アルコール濃度が高くなってしまうのです。

アルコールの分解速度が最も早いのは、20代~30代といわれています。そのため、40代以降に弱くなった人は、加齢によって肝機能が低下していることが考えられます。

また加齢に伴って、体内の水分量の低下することも原因のひとつです。体内の水分比率が低くなり、血中アルコール濃度が相対的に上がってしまいます。

 




体重が減った

昔に比べて体重が大きく減った人も、酔いが回りやすくなります。なぜなら、体重が軽いと血中アルコール濃度が相対的に上がりやすくなるからです。

また、過度なダイエットにより体重が減っている場合には、アルコールを分解するための栄養が足りていない場合も考えられます。

アルコールを分解するために、ビタミンB1やアミノ酸などの栄養素が消費されます。燃料がなければ車が走らないように、肝臓も栄養がなければ十分な機能を発揮しません。

飲まない期間が長かった

お酒を飲まない期間が長かった場合、酔いやすくなることがあります。

アルコールは有機化合物に分類され、医療の現場でも活用されています。例えば、同じ薬を飲み続けていると効き目が弱くなり、さらに強い薬を飲みますよね。

同じように、アルコールも飲み続けると耐性ができ、量を飲まないと酔いにくくなります。

そのため、お酒を飲まない期間が長いとアルコールの耐性が弱くなり、酔いを感じやすくなるのです。

特に、昨今のコロナ禍の影響による外での飲酒機会の変化により、久しぶりに飲んだ結果「お酒が弱くなった」と感じる人は多くいらっしゃるようです。

また、飲まない期間が原因である場合は、元々遺伝子的にお酒の分解が早くない可能性もあります。

遺伝子はキットを使って調べることもできるので、この機会に気になる人は調べてみると良いでしょう。

お酒に強い、弱いはどうやって決まるの?原因や調べ方を解説!

酔いやすい飲み方をしている

お酒に弱くなったと感じた人の中には、実は酔いやすい飲み方をしているだけなこともあります。

・空腹状態で飲んでいる
・脂っこい食べ物をおつまみに食べている
・水分と摂らずにお酒だけ飲んでいる

このような飲み方は、酔いが回りやすいといわれています。

外で飲む場合と家で飲む場合の違いなどもありますが、自分がお酒を飲むときの流れなども確認してみましょう。

脂肪肝になっているかも

アルコールは肝臓で分解されますが、肝臓の状態が悪いと分解効率も下がります。その中でも脂肪肝は注意が必要です。

脂肪肝とは、通常肝臓に対して3%~5%程度の脂肪量が適正なところ、脂肪量が30%を超えた状態を指します。

過度に疲れやすくなったり、お酒に弱くなったことを感じる可能性が高くなります。

原因は、アルコールを飲みすぎが主ですが、運動不足や、糖分の取り過ぎなどでも脂肪肝になります。

ちなみに、過剰にアルコールを摂取していると、アルコール性肝線維症や肝硬変へと進行し、最悪の場合死に至るケースも。

普段から多量にお酒を飲むという方や、好んで揚げ物・甘いものなどをおつまみにする方は、お酒が弱くなった原因として注意しておいたほうが良いでしょう。

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ストレスが溜まっている

ストレスが溜まっていると、お酒の分解が遅れます。

人間はストレスを抱えると、睡眠不足や食欲不振など体が弱っていきます。その結果、肝臓の機能も低下し、アルコールの分解が遅くなってしまうのです。

あなたもストレスがピークに達した週末に、酔い潰れた経験はありませんか?

ストレスとアルコール分解には深い関係があるのです。




二日酔いのメカニズムを知る

二日酔いのイメージ

お酒に弱くなったという方は、まずはなぜ酔うのか?をおさえておくと予防につながります。ここでは、二日酔いのメカニズムを紹介していきます。

アルコールは胃で約20%、小腸で約80%が吸収されます。その後、血液から脳に送り込まれ、神経細胞を麻痺させるのです。この麻痺した状態が「酔い」であり、血中アルコール濃度が高ければ高いほど酔いが深くなります。

またアルコールは肝臓で分解される過程で、アセトアルデヒドという有害な物質になります。このアセトアルデヒドが二日酔いの原因で、吐き気や頭痛、動悸、下痢などを引き起こすのです。

アルコールの分解速度が早ければ、いち早く無害な酢酸に変化しますが、日本人の約40%は近くはお酒に強くはありません。多くの方は少なからず酔うこととなります。

では、酔いにくくするために分解を速くしたい!という方と多いと思いますが、後天的に分解速度が変わる可能性は低いです。なぜならアルコールの分解速度は、遺伝子で決まるからです。

調べ方などはパッチテストや検査キットなどを使うとより正確にわかるので、気になる方は下の記事からチェックしてみて下さい。

お酒に強い、弱いはどうやって決まるの?原因や調べ方を解説!

二日酔いや吐きやすいと感じた時の対処法

吐く_二日酔い_対処法

ここからは、お酒に弱くなり二日酔いや嘔吐が増えたと感じる方に向けて対処法を紹介します。

すぐに実践できるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

空腹で飲まない

空腹状態でお酒を飲むと、酔いが回りやすくなります。

アルコールは胃と小腸で吸収され、肝臓で分解されます。その割合は胃が20%、小腸が80%。つまり、空きっ腹だと胃を短時間で通過してしまい小腸での吸収が増え、脳への到達スピードが速くなります。

そのため、飲む前は軽くおつまみなどを食べてから、お酒を飲んだ方がいいでしょう。

刺激のある食べ物を避ける

ピザや揚げ物、辛いものなど、刺激のある食べ物は二日酔いの原因になります。

刺激のある食べ物は、胃や肝臓の機能を低下させます。その状態でお酒を飲むと、アルコールの分解速度が追い付かず、悪酔いや二日酔いになりやすいです。

脂っこいものを食べたい気持ちもわかりますが、酔いやすい人はサラダや鶏肉など、肝臓に負担の少ないおつまみも選んでみてください。

二日酔いを予防する食品を摂取

二日酔い予防_おつまみ

飲み会前や飲み会中に食べておくと良い食品をチェックしておきましょう。

乳製品:胃に脂肪の膜を作ってくれアルコールの吸収が穏やかになる
柑橘類:クエン酸が肝機能をサポートしてくれる
枝豆:ビタミンCがアセトアルデヒドの分解をサポート
鶏肉:必須アミノ酸のメチオニンがアルコールの分解をサポート

これらの食品は、居酒屋のメニューでも定番です。ぜひ積極的に取り入れていきましょう。

こまめに水分を摂る

お酒と一緒に水分を摂ることで、二日酔いや悪酔いを予防できます。

アルコールには利尿作用があり、体内の水分が排出されます。体内の水分がなくなると血中アルコール濃度がさらに上昇し、二日酔いや悪酔いの原因となります。

そのため、お酒を飲むときは水なども一緒に注文しましょう。

お酒と水を一緒に飲むことで、吐いてしまうなどの悪酔い、泥酔も予防できますし、胃や肝臓などへの負担も軽減できるので、おすすめです。

また、水以外にはトマトジュースも効果的と言われています。トマトジュースには、解毒作用のある「グルタチオン」やアルコール分解酵素を活性化させる「ビタミンC」などの栄養素が豊富です。もし、水だけだと不安な場合はトマトジュースがいいでしょう。

二日酔いには「経口補水液」

飲酒後、特に二日酔いがひどい時には、身体の水分量が著しく低下している場合があります。そんなお酒で体調を崩してしまった時には経口補水液もおすすめです。

実際に、お酒をよく飲むようなお店の方も常備している方が多いんだとか。

経口補水液は、身体から水分と同時に失われるナトリウム(塩分)やカリウム、電解質のミネラルをすばやく補給してくれます。これは、点滴を受けるのと同等の水分および電解質補給効果があると言われています。

また経口補水液にもいくつか種類があり、軽度から重度の脱水症状に合わせたナトリウム濃度のものが販売されています。

通常の飲酒であれば、ナトリウム濃度が100ml中80mg程度の経口補水液で問題ありません。ただし、飲み過ぎて嘔吐や下痢などを引き起こした状態は、ナトリウム濃度は100ml中100mg以上の経口補水液が良いでしょう。

▼経口補水液はこちらでチェック。

酔い防止のドリンクや錠剤を飲む

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酔い防止のドリンクや錠剤を飲むのもおすすめです。

酔い防止ドリンク・錠剤には、肝機能を高めると言われているウコンなどが配合されています。

飲み会の30分前に飲めば、二日酔いや悪酔いを予防できます。

もし服用なく、思ったよりも飲んでしまった!という場合でも念のため飲んでおくと安心です。

別の記事で二日酔いに効く市販薬のおすすめも紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

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飲酒後の入浴は避ける

入浴をすると、血流が良くなり酔いが回りやすくなります。また汗をかくことで体内の水分量が減少し、血中アルコール濃度も高まります。

そのため、飲酒後の入浴は避けましょう。

どうしてもお風呂に入りたい時は、シャワーで済ませた方がいいでしょう。

▼関連記事
飲酒後の入浴はなぜ危険?知っておきたいお酒とお風呂の関係

休肝日を設ける

飲む頻度が多い人は、休肝日を設けてみてはいかがでしょうか。

お酒を飲み過ぎると脂肪肝になり、肝機能が低下します。最悪の場合、アルコール性肝炎や肝硬変になり、お酒が飲めなくなる可能性もあります。

厚生労働省では「肝臓を休めるために週に1日以上飲酒しない日を設けること」を推奨しています。また休肝日は多いほど肝臓を休められるため、週2~3日が理想といえるでしょう。

毎日飲んでいる人は、週1日でもいいので休肝日を設けてみてください。

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休肝日は週2日でも大丈夫?効果のある日数やメリットを紹介!

まとめ

お酒_弱くなった_吐く_20

今回は、お酒に弱くなる理由と対処法を紹介してきました。

お酒が弱くなったと感じたら、年齢や体重だけでなく、自分の飲酒環境も見直しましょう。

本記事を参考に、お酒との付き合い方を考えてみてくださいね。

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