「食前酒」と「食後酒」の選び方とは?どんなお酒が最適なのかを解説

日本では食前酒・食後酒の文化がなく、「このお酒はどのタイミングで飲めばいいのだろう?」と疑問に感じたことはありませんか?

食前酒と食後酒には大切な役割があり、覚えておくだけでビジネスやデートなどでワンランク上の大人な対応ができます。そこで今回は食前酒・食後酒の選び方や、おすすめのお酒を紹介していきたいと思います。

食前酒や食後酒に挑戦してみたい人は参考にしてみてください。

食前酒について

食前酒のイメージ

まずは食前酒について解説をしていきます。

食前酒の意味や役割

食前酒とは、食事の前に飲むお酒のことです。

お酒を飲むことで胃を刺激し、食欲を増進させる役目があります。また他にも、食事が提供される前に会話や場の雰囲気を盛り上げる役割も担っています。食べる前のといったウォーミングアップところですね。

発祥は、18世紀ごろのイタリアと言われています。

ヨーロッパでは「アペリティフ(aperire)」と呼ばれ、「開く」という意味を持ちます。元々は貴族の間で楽しまれていたものでしたが、次第にヨーロッパ各地へ浸透し、定着していったとされています。

食前酒に適したお酒は?

食前酒に適したお酒は、

  • アルコール度数が低い
  • 発泡性
  • 甘すぎない

この3つを満たしたものがおすすめです。最初から強いお酒や甘いお酒を飲むと、酔いが回ってしたり、料理のバランスを損ねたりと食事を楽しむことができません。胃に軽い刺激を与えてくれるものでいいのです。

最も適しているのはシャンパンやビール、ジントニックなどと言われています。しかしヨーロッパでは食前酒としてアルコール度数が40%を超えるマティーニなどが飲まれる場合もあります。しかし、アルコールが強い人向けの食前酒なので、あまりおすすめしません。

食前酒の選び方

なるべくアルコール度数の低いものを選びましょう。胃に何も入れていない状態での飲酒です。ウオッカやウイスキーなど、度数の高いお酒は胃の粘膜を傷つける恐れがあるのでやめたほうがいいでしょう。

また食事のシーンによっても食前酒の選び方は変わってきます。ビジネスシーンではシャンパンなど上品なお酒、デートなどではカジュアルなカクテルを頼むといいでしょう。その他、コース料理など量が多い食事の前は、ビールよりもスッキリ系のカクテルの方が胃への負担も少なくなります。

食前酒におすすめのお酒

それでは食前酒におすすめのお酒を紹介したいと思います。

ビールやシャンパン

シャンパンやビールはアルコール度数も低く、発泡性があるので食前酒におすすめです。特にシャンパンは飲みやすいものが多いので、お酒が苦手な女性にもピッタリです。

居酒屋に行ったらとりあえずビール、レストランやバルに行ったらシャンパンを飲む人が多いですが、実は良い選択だったんですね。

少し余談ですが、食前酒にシャンパン採用するなら、ワインの順番も覚えておくとよりスマートです。ワインの順番は、スパークリングワイン、辛口の白ワイン、軽い赤ワイン、重い赤ワイン、甘口のワインといった流れが基本的とされています。食前酒以降のお酒も覚えておきましょう。

ソーダ系のカクテル

ソーダ系のカクテルは口の中を爽やかにしてくれるので、食前酒に適しています。

カクテルを選ぶ際はなるべく甘ったるいものではなく、すっきりとしたリキュールを選ぶようにしましょう。

おすすめは、ジンとトニックウォーターでつくる「ジントニック」や、カンパリとグレープフルーツジュース、トニックでつくる「スプモーニ」などがスキッリしていて、炭酸もあり食前酒に適しています。

ワイン系のカクテル

ワインは食中酒として飲まれることが多いですが、カクテルなら食前酒としても活用できます。

白ワインとカシスリキュールでつくる「キール」などが該当しますね。

また、白ワインには腸内環境を整える効果があるので、お酒が弱い人におすすめです

関連記事:食事の前にお酒を選ぶならコレ!おすすめの食前酒を10選紹介

食後酒について

赤ワイン

続いては、「食後酒」について解説をします。食前酒とはまた違った効果がありますので、参考にしてみてください。

食後酒の意味や役割

食後酒とは、食後の楽しむお酒のことを指します。胃に満腹感を与え、消化吸収を促進する働きがあるのです。食前酒に対してクールダウンような働きと覚えておくと良いでしょう。

また、食後の余韻を楽しむという意味合いもあり、口に残るようなお酒が飲まれています。

フランス語では「ディジェスティフ(digestif)」、世界的には「アフター・ディナー・ドリンク」とも言われています。

食後酒に適したお酒は?

食後酒に適したお酒は、

  • アルコール度数が高い
  • 甘口
  • 濃厚な味わい

の3つを満たしたお酒がおすすめです。

一般的に、ブランデーや甘口の白ワインなどが食中酒として好まれています。日本では食後に、フルーティーな吟醸酒を飲むことがありますが、同様のニュアンスです。

食後酒の選び方

デザートのような感覚で甘めのお酒を選ぶと良いでしょう。食事に満足感を与えてくれます。

また、食後酒は料理の内容や、食中に飲んできたお酒によって種類を変えることも大切です。洋食ならアルコール度数の高いブランデーや甘口のワイン。和食なら日本酒の吟醸酒や貴醸酒などがおすすめです。

食後酒におすすめのお酒

食後酒におすすめのお酒は、普段飲まないようなお酒が多いかもしれません。いくつかご紹介していきますので、参考にしてみてください。

リモンチェッロ・ディ・カプリ

リモンチェッロ・ディ・カプリ 500ml (Amazon)

イタリアのレモンリキュールで、イタリアの家庭ではデザートの代わりの食後酒として飲まれています。普通のレモン味とは違い、レモンの皮を使って作るリキュールです。

苦味と酸味のバランスが良く、飲み口はかなりさっぱりとしています。ソーダ割りにして、食中酒としても活用できるリキュールです。

デザートワイン

食事でワインを飲むなら食後酒もワインで締めましょう。ヨーロッパでは貴腐ワインやデザートワインを、食後酒として飲む習慣もあります。甘口でトロリとした飲み口は、まるでデザートを飲んでる気分です。

▶貴腐ワインの銘柄はこちら

吟醸酒(日本酒)

普段から和食を食べている人は、吟醸酒を食後酒にしてみてください。吟醸酒はフルーティーで芳醇な香りを楽しむことができるため、ヨーロッパでいうデザートワインのようなイメージで飲めます。日本酒や焼酎を普段から飲む人に、おすすめの食後酒です。

▶吟醸酒の銘柄はこちら

関連記事:食事の締めにぴったりな食後酒のおすすめ銘柄10選

まとめ

食前酒と食後酒には、食事を健康に美味しく食べれる秘密が隠されていましたね。

普段からお酒を飲む人は、自分好みのお酒を見つけて、食前酒・食後酒を試してみてはいかがでしょうか。

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