「天ぷら」に合うお酒とは?10種類のお酒で検証してみた
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日本食を語る上で欠かせない「天ぷら」。
そのまま食べても美味しいですが、天ぷらそばや天丼など、他の料理と組み合わせるのもおすすめです。
また四季のある日本では、季節ごとに天ぷらの食材が変わります。
特に春先に食べられる「ふきのとうの天ぷら」は、春の訪れを感じさせてくれますよね。
そこで今回は、春食材「ふきのとう」と定番「えび」の天ぷらをお酒をペアリングしていきます。
天ぷらとお酒の相性を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、以下記事にて、料理とお酒のお互いの味わいを殺さない方法をご紹介しています。
お手軽に自宅で料理とお酒のペアリングを楽しみたい人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください。
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参考記事:お酒と料理のペアリングの基本
目次
天ぷらの特徴
天ぷらは、野菜や魚介類を小麦粉の衣につけて油で揚げた日本料理です。
今では定番の日本食として、外国人観光客からも絶大な人気を誇っています。
天ぷらの起源は、室町時代まで遡ります。当時はポルトガルから鉄砲の伝来と共に、天ぷらに似た揚げ物が伝わってきました。
ポルトガルでは四季に行う斎日を「テンポーラ(temporas)」と呼びます。この日になると肉食が禁止され、野菜や魚介類を小麦粉の衣につけて揚げた料理が提供されていました。
諸説ありますが、この「テンポーラ(temporas)」が「天ぷら」という名称になったのではないかといわれています。
その後は長崎で天ぷらが有名になり「長崎天ぷら」として世に広まります。しかし当時は油が貴重であったため、庶民にはお目にかかれない高級品として取り扱われていました。
江戸時代になると油の生産量が増え、天ぷらが庶民に広がります。天ぷらはファーストフードとして絶大な支持を集め、寿司や蕎麦に並ぶほど人気だったそうです。当時から天つゆをつけて食べており、今と変わらないスタイルで提供されていました。
現在は日本全国に天ぷら屋さんがあり、家庭でも定番料理となっています。
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天ぷらとお酒と合わせるコツ
天ぷらとお酒を合わせるコツを紹介します。
食材で選ぶ
食材は天ぷらの味わいを大きく左右するものです。野菜や魚介類など、食材によって合わせるお酒が変わります。
そして、天ぷらはクセの少ない食材を使うことが多い料理です。そのため、お酒もすっきりしたものを合わせるのが基本。日本酒や焼酎、ビールなど、日本で広く飲まれてるようなお酒と合わせてみてください。
調味料で選ぶ
天ぷらは、塩や天つゆ、大根おろしなど、さまざまな調味料をつけて食べます。
調味料によってニュアンスが変化するため、選ぶお酒も変わってきます。
シンプルな塩なら白ワインや純米酒などクセの少ないお酒。天つゆなら赤ワインや吟醸酒などコクのあるお酒を合わせるといいでしょう。
ふきのとうの天ぷらと合うお酒(ベストペアリング)
ふきのとうは春の山菜として知られ、ほろ苦い味わいが特徴です。天ぷらにすると、苦味がまろやかになり、食べやすくなります。
それでは早速、春の食材「ふきのとう」の天ぷらがどんなお酒に合うのか、検証していきたいと思います。
日本酒
天ぷらと日本酒は、和食の文化を作り上げてきたもの同士。間違いない組み合わせです。
ふきのとうの天ぷらはほろ苦さがあるため、辛口の日本酒ですっきりいただくことができました。日本酒がふきのとうのほろ苦さを洗い流してくれ、素材本来の旨味が口に広がります。
調味料も、塩、めんつゆとなんでも相性は良さそうです。
天ぷらと日本酒は誰もが認める組み合わせ、迷った時はぜひ試してみてください。
麦焼酎
麦焼酎の原料である大麦は、小麦粉と同じむぎ類に属しています。
そのため天ぷらの衣との相性も良く、天ぷら屋さんでも定番の組み合わせです。
また麦焼酎はキレがあり、独特なクセも少ないお酒なので、ふきのとうのほのかな苦味を邪魔にしすぎ、すっきりさせてくれます。
水割りやソーダ割りで飲むとよりさっぱりいただくことが出来るでしょう。
口の中がリセットされる感覚は、他の天ぷらを食べる際にも重宝しそうです。
白ワイン
山菜や野菜の天ぷらには白ワインがよく合います。
白ワインはハーブのような香りがあり、ふきのとうの風味と相性抜群です。
また天ぷらは素材を活かした料理です。そのため、素材の邪魔をしない白ワインは和食店でも重宝されています。
白ワインのミネラル感がふきのとうの味わいを引き立て、最高のマリアージュとなりました。
えびの天ぷらと合うお酒(ベストペアリング)
続いては、えびの天ぷらと相性の良かったお酒を紹介していきます。
えびは天ぷらの中でも、特に人気の食材です。天ぷらを食べる時、必ずえび天を注文する人も多いのではないでしょうか。
どんなお酒と相性が良いのか見ていきましょう。
日本酒
えびは淡白な旨味を持つ食材です。そのため、すっきりした日本酒がよく合います。
純米酒や純米吟醸酒など、米の旨味を感じられる日本酒がおすすめです。
また甘みの強い車えびの天ぷらであれば、芳醇な香りと甘みのある純米大吟醸と合わせてもいいでしょう。
えびの旨味と甘みが引き立ち、日本人に生まれて良かったと思うペアリングでした。
白ワイン
白ワインは魚介類全般と相性の良いお酒です。
ミネラル分を多く含んでいるため、えびの塩味や旨味を引き立ててくれます。
また白ワインは酸味があり、レモンを振りかけたような感覚も味わえます。えびは塩やレモンと相性の良い食材なので、白ワインは間違いのない組み合わせです。
えびの旨味が口に広がり後味はさっぱり。白ワインと天ぷらのマリアージュを楽しむことができました。
レモンサワー
えびの天ぷらには、カットレモンが添えられている場合があります。
レモン果汁はえびの旨味を引き立てるだけでなく、天ぷらの油っこさも軽減してくれます。
レモンサワーと合わせれば、えびの旨味を存分に感じられるでしょう。
特にレモン感の強いすっきりしたレモンサワーがおすすめです。
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天ぷらとお酒の種類別の評価・特徴
天ぷらとお酒の相性を表にまとめてみました。
順位 | お酒の種類 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|
1位 | 日本酒 | ★★★★★ | 天ぷらと日本酒は、和食の文化を作り上げてきたもの同士。間違いない組み合わせです。日本酒がふきのとうのほろ苦さを洗い流してくれ、素材本来の旨味が口に広がりました。 |
2位 | 麦焼酎 | ★★★★★ | 麦焼酎の原料である大麦は、小麦粉と同じむぎ類に属しています。そのため天ぷらの衣との相性も良く、天ぷら屋さんでも定番の組み合わせです。 |
3位 | 白ワイン | ★★★★ | 白ワインはハーブのような香りがあり、ふきのとうの風味と相性抜群です。白ワインのミネラル感がふきのとうの味わいを引き立て、最高のマリアージュとなりました。 |
順位 | お酒の種類 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|
1位 | 日本酒 | ★★★★★ | えびは淡白な旨味を持つ食材です。そのため、すっきりした日本酒がよく合います。純米酒や純米吟醸酒など、米の旨味を感じられる日本酒がおすすめです。 |
2位 | 白ワイン | ★★★★★ | 白ワインは魚介類全般と相性の良いお酒です。ミネラル分を多く含んでいるため、えびの塩味や旨味を引き立ててくれます。 |
3位 | レモンサワー | ★★★★ | レモン果汁はえびの旨味を引き立てるだけでなく、天ぷらの油っこさも軽減してくれます。レモンサワーと合わせれば、えびの旨味を存分に感じられるでしょう。 |
まとめ
今回は春の定番天ぷらに合うお酒をペアリングしてきました。
天ぷらには日本のお酒、もしくは白ワインがよく合います。
天ぷらに塩をかけて白ワインを飲むのにハマりそうです。
それでは本記事を参考に、天ぷらとお酒の組み合わせを楽しんでみてくださいね。
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