ワイン入門にぴったり!ピノノワールのおすすめワイン10選を紹介!

繊細で上品な味わいが楽しめるピノ・ノワール。1本100万円以上する赤ワイン「ロマネ・コンティ」も、ピノ・ノワールから作られる赤ワインです。

ピノ・ノワールの赤ワインは飲みやすく、初心者にもおすすめのぶどう品種として知られています。

そこで今回は、ピノ・ノワールの特徴や産地、おすすめ銘柄を紹介します。

ピノ・ノワールの特徴

ピノ・ノワールは、フランス・ブルゴーニュ地方を代表する黒ぶどう品種です。タンニンが少なく、ほどよい酸味があり、繊細な味わいが楽しめます。

カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローと比べると、さっぱりしていてフルーティーな飲み口が特徴です。

果汁の色が薄いため、赤ワインだけでなくスパークリングワインに使われることもあります。

またピノ・ノワールは突然変異しやすく、派生品種が多く生まれています。「ピノ・グリ」「ピノ・ブラン」「ピノ・ムニエ」などは、ピノ・ノワールが突然変異して生まれたぶどう品種です。

冷涼な地域での栽培に適しており、ブルゴーニュやアルザス、シャンパーニュなど涼しい気候の地域で育てられています。

最近は、日本やニュージーランド、アメリカでも栽培が盛んになってきました。

ピノ・ノワールの産地

ピノ・ノワールの栽培が盛んな地域を紹介します。

フランス

フランスは、世界で最もピノ・ノワールの栽培が盛んな地域です。

ピノ・ノワール発祥の地といわれるブルゴーニュ地方では、ほとんどの赤ワインがピノ・ノワールで造られています。

ブルゴーニュ地方は日当たりが良く、保水力に優れた粘土石灰質土壌が上質なピノ・ノワールを生み出します。

味わいは地域によって異なり、繊細なものや甘酸っぱいもの、野性味溢れるものまでさまざまです。

ドイツ

ドイツでは、ピノ・ノワールをシュペートブルグンダーと呼んでいます。

ドイツといえばリースリングなど、白の甘口ワインをイメージしますが、赤ワイン用ぶどう品種ではピノ・ノワールが最も栽培されています。

かつては冷涼すぎて栽培が難しいとされていたドイツですが、温暖化の影響でピノ・ノワールの栽培もできるようになりました。

主にドイツ南部で栽培されており、繊細でさっぱりとしたピノ・ノワールに仕上がります。

アメリカ

アメリカはカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培が盛んな国です。

しかしカリフォルニアでは、カベルネ・ソーヴィニヨンに次いで栽培面積が多いのがピノ・ノワール。メルローよりも栽培されているぶどう品種なんです。

カリフォルニアは昼夜の寒暖差が激しく冷涼な気候のため、ピノ・ノワールの栽培に適しています。

ブルゴーニュのピノ・ノワールと比べると、酸味はまろやかでフルーティーなものが多い傾向にあります。

ニュージーランド

ニュージーランドは、「ブルゴーニュの気候に似ている」と判明してからピノ・ノワールの栽培が盛んになった国です。

現在では、フランスのブルゴーニュ、アメリカのオレゴン州と並んでニュージーランドのセントラル・オタゴは世界三大ピノ・ノワールのひとつにも数えられ、世界的にも評価を受けています。

ブルゴーニュのように繊細で口当たりがよく、優しい味わいのピノ・ノワールに仕上がります。

チリ

チリもピノ・ノワールの栽培面積を増やしています。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローの栽培が盛んですが、冷涼な地域ではピノ・ノワールの栽培も増えました。

チリのピノ・ノワールは、果実味が強く濃い色をしています。他の国と比べてもジューシーで、芳醇な香りを楽しめます。

日本

日本の一部地域でもピノ・ノワールが栽培されています。

特に力を入れているのが北海道です。ブルゴーニュのように冷涼な地域なので、ピノ・ノワールの栽培面積も増えています。その他にも、青森県や長野県、山梨県、京都府でも栽培されています。

北海道産のピノ・ノワールは、繊細な口当たりと上品な果実味が特徴です。ブルゴーニュに引け劣らない仕上がりで、世界からも注目を集めています。

ピノ・ノワールと相性の良い料理

ピノ・ノワールは、豚肉や鶏肉を使った料理とよく合います。

もちろん牛肉も合いますが、カベルネ・ソーヴィニヨンよりはライトなので、さっぱりとした肉料理の方が合わせやすいでしょう。

特にブルゴーニュの郷土料理である、鶏肉の赤ワイン煮込み「コック・オー・ヴァン」や牛肉の赤ワイン煮込み「ブッフ・ブルギニヨン」などがおすすめです。

またピノ・ノワールは繊細な味わいですので、和食との相性も抜群です。特に刺身や天ぷらと相性がよく、醤油とマリアージュするといわれています。

ピノ・ノワールワインのおすすめ銘柄10選

それでは最後にピノ・ノワールのおすすめ銘柄を紹介します。

ダークホース ピノ・ノワール

ダークホース ピノ・ノワール 750ml (Amazon)

カリフォルニアの名門、E.&J.ガロ ワイナリーが手がける赤ワインです。

型にはまらない発想で、ワイン業界に新しい風を吹き込む革新的なワイナリーです。

高温浸漬や他のぶどう品種とブレンドするなど、通常のピノ・ノワールでは行わない手法を取り入れ、新しい赤ワインを生み出しています。

ダークホース ピノ・ノワールは、グルナッシュとブレンドし果実味溢れる香りを実現。ピノ・ノワール単体よりもコクのある味わいを楽しめます。

 

ダックホーン ”デコイ” ピノ・ノワール


ダックホーン ”デコイ” ピノ・ノワール (楽天)

次におすすめするのは、アメリカのナパヴァレーにあるダックホーン・ヴィンヤーズのテーブルワインブランド「デコイ」のピノ・ノワールワイン。

ダックホーンといえば元々メルローというぶどう品種のワインで大成功したブランドですが、ピノ・ノワールのワインもかなり高レベルな仕上がりになっています。

バランスが良く、ピノ・ノワールらしい果実味とほのかな渋み、甘みが楽しめる味わいです。

また、コスパの良さも魅力的。このレベルのワインが3,000円でおつりがくるのには驚かされます。

 

イエローテイル ピノ・ノワール

イエローテイル ピノ・ノワール 750ml (Amazon)

世界で最も愛されるワインブランドに選ばれたイエローテイル。

日本市場では、売上No.1を誇っているオーストラリアワインブランドです。現在は世界50ヵ国以上に輸出され、多くの人に愛されています。

広大なオーストラリアの大自然の中で育ったぶどうは、果実の旨味をダイレクトに表現。初心者にも飲みやすいのが特徴です。

スーパーやコンビニでも購入できるため、気軽にピノ・ノワールを楽しみたい人におすすめです。

 

ルイ・ジャド ソンジュ・ド・バッカス ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

ルイ・ジャド ソンジュ・ド・バッカス ブルゴーニュ 750ml (Amazon)

ブルゴーニュ有数のドメーヌとして知られるルイ・ジャド社が手掛ける赤ワインです。

ルイ・ジャド社ではテロワールを重視し、ぶどう本来の味わいを活かしたワイン造りを行っています。

20年以上前から化学肥料や農薬の使用を禁止し、一部の畑ではビオディナミ農法を実践。またコート・ドール地区にある自社畑の多くがグラン・クリュとプルミエ・クリュで占められています。どのワインも最高品質であり、世界中から高い評価を得ています。

さらにピノ・ノワールのラベルは、日本向けに和紙調のラベルを採用。日本人が手に取りやすいように設計しています。

こちらの赤ワインは、ピノ・ノワールの繊細な味わいと、より深みのあるリッチな飲み口が楽しめます。焼豚やローストチキンなど、素材の旨味が味わえる料理と相性抜群です。

 

京都丹波 ピノ・ノワール 2018 ヴィエーユ・ヴィーニュ

京都丹波 ピノ・ノワール ヴィエーユ・ヴィーニュ 750ml (Amazon)

京都・丹波で高品質なワイン造りを行う、丹波ワインが手掛ける赤ワインです。

丹羽は「丹波霧」と呼ばれるほど霧の発生しやすく、冷涼な気候と寒暖差の大きい土地です。ピノ・ノワールの栽培にも適しており、現在は西日本最大の品種栽培ワイナリーとして栄えています。

丹波で栽培した樹齢30年以上のピノ・ノワールを1房ずつ手摘みし、木樽で15ヵ月間熟成。手間隙かけてワイン造りを行っています。

ラズベリーやいちごのようなニュアンスがあり、枯れ葉やキノコのようなアロマも感じ取れます。

丹波ワインは「和食に合うワインを創る」をコンセプトとしているため、和食との相性は抜群です。刺身や天ぷら、煮物など定番の和食と合わせてみてください。

 

コノスル ピノ・ノワール ビシクレタ レゼルバ

コノスル ピノ・ノワール ビシクレタ レゼルバ 750ml (Amazon)

日本のスーパーや酒販店でお馴染みのチリ産「コノスル」の赤ワインです。

コノスルは1993年に設立されたワイナリーで、高品質のワイン製造をモットーに、革新的な発想やテクノロジーでチリのワイン業界をけん引しています。

品種ごとに最適な畑で栽培するほか、サステナブルな農法と有機農法による葡萄畑の管理にこだわったワイン造りを行っています。

チェリーやプラム、イチゴ香りのほか、なめし皮やタバコのニュアンスも感じられます。また、酸味とタンニンの調和が取れており、複雑で豊かな味わいが特徴です。

こちらのワインは、ぶどう品種の個性がくっきり表われているため、特に肉料理との相性がばっちりです。ペアリングする場合、肉のロースト料理や煮込み料理が良く合うでしょう。

安くて旨いという定評があり、カジュアルに飲みたい庶民の強い味方です。

 

カレラ ピノ・ノワール ミルズ

カレラ ピノ・ノワール ミルズ 750ml (Amazon)

「カリフォルニアのロマネ・コンティ」の異名を持つカレラが手掛ける赤ワインです。

豊富な石灰質の土壌と、冷涼な気候を兼ね備えたマウント・ハーランに拠点を置き、区画の個性に合わせたワイン造りを行っています。

あまりの品質の高さから、カレラのための唯一の原産地呼称「マウント・ハーラン・AVA」が認められたほどです。

ブラックベリーやレッドプラムの濃縮感や、黒コショウの香りを纏います。口当たりは柔らかく、酸とみずみずしい果実味のバランスが取れた深い味わいを楽しめます。

上品な味わいは様々な食事と合わせやすいので、食事会やパーティーなど、料理のジャンルを選ばすに楽しめる一本です。

 

シュペート・ブルグンダー ドッペル シュトゥック フリードリッヒ・ベッカー

シュペート・ブルグンダー ドッペル シュトゥック フリードリッヒ・ベッカー 750ml (Amazon)

ドイツでピノ・ノワールのトップを誇る生産者 フリードリッヒ・ベッカーが手掛ける赤ワインです。

ドイツ ファルツの最南端に位置し、所有する畑はフランスとの国境を跨いています。この特性を利用し、ワインによって比率は異なるものの、熟成樽の3分の1は地元ファルツのオーク、3分の2はフランス・ブルゴーニュ産を使い分けています。

味わいは、伝統的なピノ・ノワールのスタイルを目指して造られており、赤い果実の風味としっかりとしたタンニンが特徴です。また酸味とのバランスが抜群で、樽の風味も一緒に楽しめます。

比較的にライトでエレガントな味わいなので、ペアリングは同じ柔らかい味わいのものがおすすめ。洋食であれば、鴨やチキン、ラム。和食であれば、焼き鳥がよく合うでしょう。

 

アンティノリ ピノ・ネロ NV

アンティノリ ピノ・ネロ NV 750ml (Amazon)

1385年からの歴史を持ち、イタリア全土に10以上のワイナリーを所有するイタリアワインの名門「アンティノリ」による赤ワインです。

製造しているのは、ウンブリア州に位置するワイナリー「カステッロ・デラ・サラ」。

ウンブリア州は夏が暑く乾燥し、冬は寒く湿気が多いという気候に加え、古い時代では海だったことから化石などの堆積物と粘土質の多い土壌は、非常にワイン造りに適した土地とされています。

カステッロ・デラ・サラは、2010年から醸造工程が進むほど地下に行くという「グラヴィティー・システム」を取り入れながら、全量手摘み収穫の伝統と斬新な醸造方法を融合させたワイン造りを行っています。

ブルゴーニュを連想させるフローラルな果実味と、シルキーでエレガントな口当たりが特徴。スパイスのニュアンスもありつつ、長期熟成のポテンシャルも感じ取れます。

スパイスを利かせたエスニック料理や、豚肉料理との相性が良いだけでなく、出汁をきかせたやさしい料理にも合います。飲みながら色々つまみたい方にぴったりな赤ワインです。

 

ヴォーヌ・ロマネ ブシャール・ペール・エ・フィス

ヴォーヌ・ロマネ ブシャール・ペール・エ・フィス 750ml (Amazon)

フランス・ブルゴーニュ最大級の老舗ドメーヌ「ブシャール」が手掛ける赤ワインです。

創業1731年の歴史を持ち、テロワールを忠実に表現したワイン造りを目指しています。

所有する約30の畑に気象台を設置し、畑の地中温度や湿度まで把握することで、病害が発生を適切に処置するほか、独自のスタイルを守るため、畑に合った特注樽を調達するこだわりっぷりです。

上品でヴェルベットのような口当たりと、非常に長い余韻が楽しめる魅力的なワインとなっています。

エレガントな味わいには、サラダや魚料理など、さっぱりとした料理と相性が良いでしょう。特別な日に、特別な人と飲むワインとして重宝します。

まとめ

今回はピノ・ノワールの特徴や産地、おすすめ銘柄を紹介してきました。

ピノ・ノワールは初心者にも飲みやすく、ワイン入門に最適なぶどう品種です。

ぜひ本記事を参考に、ピノ・ノワールのワインを楽しんでみてくださいね。

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