チョコレートに合うお酒とは?一番合う組み合わせを解説!

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バーやレストランでは、お酒のおつまみとしてチョコレートが提供されます。

また、ウイスキーボンボンや日本酒ショコラなど、お酒とチョコレートの相性の良さは商品として形になってきています。

そこで今回は、改めてチョコレートとお酒をペアリングしてみました。

お酒とチョコレートよく合わせるという方の参考になればうれしいです。

また、以下記事にて、お酒と料理それぞれにどんな特徴があるのかをご紹介しています。
相性のよいものを組み合わせてお酒も料理もより楽しみたい人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください。

参考記事:相性の良いお酒と料理の例を紹介

チョコレートの特徴

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チョコレートとは、カカオの種子を発酵・ローストしたカカオマスに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めたお菓子です。「チョコ」や「ショコラ」とも呼ばれています。

チョコレートの歴史は、紀元前2000年頃まで遡ります。当時の中央アメリカでは、カカオ栽培が始まり、嗜好品や薬、貨幣として重宝されていました。

1492年になると、コロンブスによってヨーロッパに伝えられます。その後、中央アメリカを制圧したスペイン人にも好まれるように。

当時のチョコレートは、苦味のある薬として活用されていました。しかしスペイン人は、飲みやすさを重視して砂糖を入れ始めます。そして、ヨーロッパの王族や貴族に愛される嗜好品(チョコレートドリンク)へ変化していきました。

1847年になると、イギリスのジョセフ・フライが固形チョコレートの開発に成功。この発明がきっかけで、チョコレートの大量生産が始まりました。

チョコレートが日本に伝わったのは江戸時代です。

1797年の3月に、長崎の遊女がオランダ人からプレゼントされた記録に「しょくらあと六つ」という記載があります。当時は溶かして飲む嗜好品として楽しまれ、一部の人しか口にできませんでした。

一般庶民に知られるようになったのは、第二次世界大戦終結後です。アメリカ兵が日本にチョコレートを持ち込み、日本全国で認知され始めます。

そこから一気にチョコレート人気が高まり、日本でもチョコレートが消費されるように。現在では、多種多様なチョコレート菓子が登場し、定番に欠かせない菓子となりました。

関連記事:【2022年】お酒入りのチョコレート10選をお酒メディアが本気で選んでみた。

チョコレートの種類

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チョコレートには「ダークチョコレート」「ミルクチョコレート」「ホワイトチョコレート」の一般的に3種類があります。

ダークチョコレート

ダークチョコレートとは、カカオマスが40%以上配合されているチョコレートです。

いわゆる「高カカオチョコレート」などは、このダークチョコレートに分類されます。

基本的に乳製品が入っておらず、糖分が低く苦みがしっかりしているのが特徴です。

ミルクチョコレート

ミルクチョコレートとは、カカオマスに乳製品を加えたチョコレートです。

カカオ分が21%以上、乳固形分が14%以上が含まれており、「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」で定められています。

日本人が食べているチョコレートの多くは、ミルクチョコレートです。

ホワイトチョコレート

ホワイトチョコレートとは、乳白色のココアバターを原料としたチョコレートです。

ココアバターもカカオ由来の原材料であるため、チョコレートに定義されています。

独特な甘みとまろやかさが味わえるのが特徴です。

チョコレートとお酒と合わせるコツ

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チョコレートとお酒を合わせるコツを紹介します。

種類で選ぶ

チョコレートの種類によって選ぶお酒も変わります。

ダークチョコレート:苦味や渋味が強い赤ワインやウイスキー
ミルクチョコレート:果実味のある赤ワインやブランデー
ホワイトチョコレート:甘めの白ワインやウイスキー

それぞれに特徴があるので、好みよって選んでみてください。

カカオの含有量で選ぶ

日本では、カカオの含有量を増やした高カカオチョコレートが存在します。

カカオの含有量が高いほど苦味や渋味が増していきます。

高カカオチョコレートが好きな人は、同じく渋みや苦味の強い赤ワインやウイスキーと合わせましょう。

副材料で選ぶ

チョコレート菓子には、さまざまな副材料が入っています。

例えば、ドライフルーツが入ったチョコレートなら、果実味のある赤ワインと相性が良いでしょう。

またアーモンドが入ったチョコレートなら、樽の香りの強いウイスキーとマリアージュします。

このように、チョコレートの副材料に注目してみてもおもしろいです。

他にも、副素材とは少しテイストが違いますが、お酒がチョコレートに直接入っているものもあります。お酒入りのチョコレートについては別の記事でお酒に着目して10個おすすめを厳選した記事を書いているので、気になる方はチェックしてみてください。

関連記事:【2022年】お酒入りのチョコレート10選をお酒メディアが本気で選んでみた。

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チョコレートと合うお酒(ベストペアリング)

それでは、チョコレートと特に相性の良かったベストペアリングしたお酒を紹介していきます。

赤ワイン

ペアリング_チョコレート 赤ワイン

赤ワインとチョコは、共通する部分の多い組み合わせです。

どちらにもポリフェノールが含まれており、ほどよい苦味や渋味を感じ取れます。実際にワインを飲んだ際「チョコレートのようだ」と表現することがあります。

チョコレートを口に含んでワインを飲むと、まろやかな甘みと果実味が鼻を抜けていきます。お互いが合体するようにとろけていき、口の中が贅沢な気持ちになりました。

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ウイスキー

ペアリング_チョコレート ウイスキー

ウイスキーは、チョコレートと共通点が多いお酒です。

樽で熟成されたウイスキーは、ほどよい苦味や渋味を醸し出します。チョコレートやナッツと表現されることもあり、お互いの風味を引き立てながらマリアージュできます。

実際に、チョコレートにウイスキーを入れた「ウイスキーボンボン」というお菓子もありますからね。

今回は、ハチミツやバニラのような甘みのあるメーカーズマークとペアリングしました。

ウイスキーの甘みがチョコレートにマッチし、とろけるような甘みと香りを体験できます。

ちなみに、チョコアイスとも相性抜群です!

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関連記事:ウイスキーとチョコは定番の組み合わせ!チョコに合うウイスキーとは

ブランデー

ペアリング_チョコレート ブランデー

甘く芳醇な香りを持つブランデーは、チョコレートと相性抜群です。

バーやレストランなどでも、ブランデーにチョコレートが添えられていることがあります。

特に、カカオの含有量が高いチョコレートと相性が良いとされています。チョコレートの苦味とブランデーの甘みが溶け合い、贅沢な気分になれました。

また今回は、タブレットタイプのチョコレートで検証しましたが、生チョコやトリュフなどのなめらかな種類のものでも相性は良さそうです。

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ビール(フレーバー系)

ペアリング_チョコレート ビール

日本でメジャーな、すっきり感のあるラガービールとチョコレートの相性は微妙です。
しかし、柑橘系やコクのあるビールとなら合わせやすくなるでしょう。

今回は、アメリカンペールエールの「よなよなエール」と合わせてみました。

柑橘系の香りとモルトの甘みが特徴で、チョコレートの甘さと苦味とうまくマッチしています。

柑橘類とチョコレートの相性は良いため、よなよなエールのチョイスは正解でした。

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日本酒

ペアリング_チョコレート  日本酒

日本酒もチョコレートも発酵食品です。そのため、ペアリングしやすい組み合わせといわれています。

実際にチョコレートに日本酒を入れた「日本酒ボンボン」という商品も存在します。

メジャーなミルクチョコレートには、酸味と甘みのバランスの良い純米吟醸や純米酒がおすすめです。

今回は純米吟醸と合わせてみましたが、日本酒の甘みとチョコレートの甘みが口の中でまろやかに溶け合います。

アルコール感もあまり感じないので、お酒が苦手な人でも美味しくいただけそうです。

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麦焼酎

ペアリング_チョコレート 麦焼酎

麦焼酎は、樽で貯蔵・熟成させた蒸留酒です。

ロースト香があり、チョコレートの苦味とよく合います。実際にチョコレートに焼酎を入れた「焼酎ボンボン」も存在します。

また麦焼酎は雑味が少ないため、チョコレートの甘みを邪魔することもありません。

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梅酒

ペアリング_チョコレート 梅酒

梅酒の甘酸っぱさとチョコレートの甘みは相性抜群です。

チョコレートの中には、柑橘類のピールを加えた商品もあります。そのため、フルーティーな梅酒ともよく合います。

チョコレートの苦味を梅酒の酸味がうまく中和してくれ、最高のマリアージュとなりました。

チョコレートと合わないお酒(ワーストペアリング)

チョコレートと合わなかったお酒は白ワインです。

今回はソーヴィニヨンブランの白ワインだったため、爽快感が強すぎてチョコの甘みと合いませんでした。

しかし、甘口の白ワインとなら相性が良いと思います。またペアリングの機会があれば、甘口ワインでも試してみたいです。

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チョコレートとお酒の種類別の評価・特徴

チョコレートとお酒の相性を表にまとめてみました。

順位お酒
評価ペアリングの味わい
1位ウイスキー★★★★★ウイスキーのロースト香はチョコレートの甘みを引き立ててくれます。バーでも定番の組み合わせなだけあり!
2位ブランデー★★★★★ブランデーの芳醇な香りがチョコレートの贅沢感をアップしてくれます。
3位赤ワイン★★★★★赤ワインのタンニンとチョコレートの苦味がよく合います。
4位日本酒★★★★チョコレートの甘みとのバランスが良い!
5位梅酒★★★★フルーティーなチョコレートが味わえます!
6位ビール★★★★ラガービールとの相性は微妙。クラフトビールと合わせるとgood。
7位麦焼酎★★★麦焼酎のロースト香がgood。ただクリアすぎる印象は否めないかも...。
8位芋焼酎★★★芋の甘みと相性は悪くないです。ただし銘柄によっては、香が強すぎてチョコレートの香りが楽しめない予感。
9位白ワインソーヴィニヨンブランなどフレッシュな白ワインは合わないです。甘口の白ワインなら相性抜群かも?

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まとめ

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今回はチョコレートとお酒をペアリングしてきました。

やはりウイスキーやブランデーなど、じっくり楽しむタイプのお酒と相性が良いですね。

お酒もチョコレートも数えきれないくらいの種類があります。ぜひ本記事を参考に、チョコレートとお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。

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