ウイスキーとチョコは定番の組み合わせ!チョコに合うウイスキーとは

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フードメニューをほとんど置いていないバー(bar)でも、大抵用意してあるのが、ナッツとチョコレート。どちらもウイスキーと相性が良い組み合わせのため、barによく行くと言う人にはおなじみの光景かもしれませんね。

今回は、そんなチョコレートとウイスキーについて、チョコレートの種類別で選んだ相性の良い組み合わせをご紹介しましょう。

また、以下記事にて、初心者の方でも飲みやすいウイスキーの選び方をご紹介しています。
ウイスキーの特徴について知りたい人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください。

参考記事:【おすすめ銘柄10選】飲みやすいウイスキーを徹底比較

なぜウイスキーとチョコレートはマッチする?

チョコレートの原料であるカカオマス・カカオバター由来の苦みや渋みを伴った甘さ、滑らかさが、ウイスキーの原料、麦芽由来の甘さ、熟成樽からウイスキーに溶け込む苦味や渋みといった風味が共通しているためです。これにより、続けて味わっても味を損なうことなく愉しむことができます。

また、手軽に入手しやすいということもあり、ウイスキーを取り扱うホテルやバーを中心によく提供されるようになりました。

ビターチョコ×ウイスキー

ビターチョコとはミルクや乳製品を使用しない、カカオマスが40〜60%のチョコレートのこと。ビターチョコ(ダークチョコ)とウイスキーのマッチングは、ハイボールと唐揚げのように、間違いない組み合わせです。

中でも、苦みや渋み、スパイシーさを感じるカカオ成分が70%以上のハイカカオタイプは、アイラモルトを中心とした、ヘビリーピーテッドタイプのウイスキーと良く合います。

ボウモア 12年

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ビターチョコの中でも甘みがあるカカオ成分50~60%程度のものには、“アイラの女王”「ボウモア」を。ピート香と、バーボン樽とシェリー樽由来のフルーティーな香りとのバランスが良く、ビターチョコと相乗する味わいを楽しめます。

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アイラの女王「ボウモア」の3つのなぜと飲み方について解説

オクトモア

ハイカカオの中でもカカオ分90%以上のものは、フェノール値200以上、スモーキーさの塊、世界最強のヘビーピーテッド「オクトモア」を組み合わせると面白いでしょう。

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世界一クセが強いウイスキー?オクトモアの味と特徴、商品の種類を紹介

ホワイトチョコ×ウイスキー

苦味があるカカオマスは使用せず、脂肪分であるココアバターとミルク、砂糖などが原料のホワイトチョコレート。クリーミーで濃厚な甘さは、バニラ系の香味があるウイスキーやバーボンと好相性です。

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ライ麦の代わりに冬小麦を使用することによる甘味が特徴。バニラの華やかな香りと、ミルキーな甘さは、まさにホワイトチョコとぴったり。

ブッシュミルズ シングルモルト10年

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ノンピートの大麦麦芽、伝統の3回蒸留に、バーボン樽熟成。バニラや蜂蜜の甘い香りと複雑な味わいは、ホワイトチョコの濃厚な甘さと合わせるとより引き立ちます。

ミルクチョコ×ウイスキー

乳製品を使用したマイルドな甘さ。板チョコに代表される、日本で最も一般的なミルクチョコレート。合わせるウイスキーもマイルドな味わいのものがベターです。

シーバスリーガル 12年

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バニラやナッツの風味に、リッチでスムースな味わいのブレンデッドウイスキーの優等生。ちょっとリッチなミルクチョコと好相性です。

カナディアンクラブ クラシック 12年

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マイルドなカナディアンウイスキーの代表格。軽やかな甘さにほんのりスパイシー、ミルクチョコのオイリーな甘さをサラッと流してくれる組み合わせです。

フレーバードチョコ×ウイスキー

オレンジの皮を練り込んだオレンジピールチョコ、ベリー系チョコを筆頭としたフレーバードチョコレートは、それぞれフレーバーが近いウイスキーと合わせるのが定石です。

グレンモーレンジィ ネクター・ドール

バーボン樽での10年熟成の後、ソーテルヌワイン樽で2年追加熟成。オレンジピールのような甘いフルーティーな香味は、まさに相乗!

グレンドロナック 21年

オロロソシェリー樽由来のビターチョコのようなコクある苦みと、ペドロヒメネスシェリー樽由来のブラックベリーなど熟したフルーツの香りと甘味が楽しめます。

チョコレート×ウイスキー

冷えた生チョコレートには、ウイスキーも温度帯を合わせることでより美味しく味わえるので、ぜひロックやソーダ割りで。比較的マイルドなタイプなら、ブレンデッドウイスキーからシングルモルトまで、様々なウイスキーが合わせられます。

山崎 12年

ホワイトオーク樽を基調に、シェリー樽原酒とジャパニーズオークのミズナラ樽原酒も含まれていて、甘いバニラ香と熟した果実感と複雑な甘み。ストレートで美味しいのはもちろん、ロックやハイボールにするとスムースな味わいになり、クリーミーな生チョコととても良く合います。

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自家製生チョコレートを用意しているバーもあります。その場合、お店で一押しのウイスキーやカクテルと合わせることを前提に作っていることが多いです。「自家製生チョコに合うウイスキーを」とオーダーすると、そのお店でしか味わえない、唯一無二のマリアージュ体験ができるかもしれません。

まとめ

ウイスキーとチョコレートの組み合わせについて紹介しました。
BEAN to BAR(ビーントゥバー)チョコレート、クラフトチョコレートといった、カカオの産地からこだわったタイプは、ぜひシングルモルトで。フロアモルティングなど、製法にこだわるウイスキーと合わせても良いでしょう。

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