【初心者向け】飲みやすいウイスキーの選び方とおすすめ銘柄を10個厳選!

世界の3大蒸留酒の1つに数えられるウイスキー。大きくモルトウイスキーやグレーンウイスキーのほかに、2つをブレンデッドされたブレンデッドウイスキーがあります。

正直、種類がありすぎて何を飲んだらいいのか分からない初心者も多いと思います。

そこで今回は初心者向けに飲みやすいウイスキーの選び方と、おすすめ銘柄を10選をご紹介します。度数が高くて、なんとなくとっつきにくいお酒だと思った方こそ必見です。

ウイスキーとは?


ウイスキーは、大麦麦芽やトウモロコシなどの穀物を蒸留し、木樽で熟成させた蒸留酒のことを指します。国によって原料や製法の規定が異なるため、ウイスキーの香りや味わいが大きく変わってくるのがウイスキーの特徴です。

世界5大ウイスキー

世界を代表するウイスキーは、以下の5つに分類されています。

スコッチウイスキー

スコッチウイスキーは、スコットランドでモルトを原料に伝統的な製法で造られるウイスキーです。世界で消費するウイスキーの6割を占めており、ウイスキーの代名詞として知られています。

ジャパニーズウイスキー

ジャパニーズウイスキーは、日本ならではの気候と水質から造られるウイスキーです。原料や製法はスコッチをお手本しており、歴史としてはまだ浅いのですが、現在はスコッチウイスキーと並びに海外で高い評価をうけています。

アメリカンウイスキー

アメリカンウイスキーは、アメリカで造られるトウモロコシやライ麦を主原料としたウイスキーの総称です。17世紀にジョージソンという人物がトウモロコシでお酒を造り始めたことで、アメリカで独自に発展していきました。

アイリッシュウイスキー

アイリッシュウイスキーは、アイルランドで伝統的シングルポットスチルから造られるウイスキーです。かつては世界一の生産量を誇っていましたが、1920年より衰退し、生産量がかなり激減していますが、現在は再び注目され始めています。

カナディアンウイスキー

カナディアンウイスキーは、カナダで生産されるウイスキーで、スコッチに次ぐ生産量を誇ります。ライ麦などの穀物を原料としたフレーバーリングウイスキーと、トウモロコシを原料としたベースウイスキーの2種類が造られています。

主原料


ウイスキーの主原料は主に以下の3種類があります。

モルトウイスキー

モルトウイスキーは、大麦麦芽と呼ばれる穀物で造られるウイスキー。大麦の発芽部分を使用し、単式蒸留器で2回蒸留される代表的なウイスキーです。主に二条大麦が使われていますが、近年は個性を求めてあえて違う種類の大麦麦芽を使用する蒸留所もあります。

グレーンウイスキー

グレーンウイスキーは、トウモロコシやライ麦のほか、小麦などの穀物を使用したウイスキーです。連続式蒸留で造られており、香りは控えめなウイスキーが多く、主にブレンド用に生産されています。

ブレンデッドウイスキー

ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーのことを指します。それぞれ個性が異なるウイスキーを混ぜ合わせることで、互いの魅力を引き出し、調和された万人受けな味わいが特徴です。

初心者は何から飲んだらいいの?


飲みやすいウイスキーを選びたい初心者は「産地の特徴」、「飲みやすさ」、「価格」に注目すると良いでしょう。
それぞれのポイントを解説していきます。

産地

先述の通り、ウイスキーは世界各地で造られるだけあって、産地ごとの味わいも千差万別です。そこで、産地ごとの特徴を知ることで自分好みの飲みやすいウイスキーが見つかりますよ。

スコッチウイスキー

スコッチウイスキーはスコットランド内の6つの産地から造られており、地域ごとのカラーが違いますが、全体的にピート(泥炭)香から生まれた強いスモーキーな風味が特徴です。

■ハイランド
ハイランドは、スコッチの北部に位置する産地です。多数の蒸留所が点在しており、主に東西南北に区分されます。東部はフルーティな香りとフレッシュなウイスキー。西部はレーズンを連想させるようなアロマのウイスキー。南部は、口当たり軽めの飲みやすいウイスキー。そして北部はヘビーな香りをもったウイスキーが造られています。

■スペイサイド
スペイサイドは、ハイランド地方の北東部に位置する産地です。スコットランド最大のウイスキー産地として知られており、全体的にエレガントで華やかなウイスキーが多く造られています。

■アイラ
アイラは、ヘブリディーズ諸島の最南端に位置する島です。島の4分の1がピート(泥炭)に覆われており、スモーキーさと潮の香り、ヨード香を持ったいわゆる薬品っぽいウイスキーが造られています。

■アイランズ
アイランズはアイラ島を除いて、スコットランドの北岸から西岸にかけて点在する島々の総称です。各蒸留所の個性がはっきりしており、スコッチウイスキーのなかでもすば抜けて個性的なウイスキーが造られています。

■キャンベルタウン
キャンベルタウンは、アーガイル地方キンタイア半島先端にある小さな港町です。以前は30を超える蒸留所で賑わっていましたが、現在は3軒のみで操業。塩っぽい風味と甘い風味が入り混じるウイスキーが造られる傾向にあります。

■ローランド
ローランドは、イングランドと隣接する都会的なエリアです。穏やかな気候風土からは、飲みやすい繊細でライトなモルトウイスキーが造られています。

ジャパニーズウイスキー

ジャパニーズウイスキーは、先述の通りスコッチウイスキーをお手本にしたウイスキーです。原料や製法は同じのですが、スコッチウイスキーほどピート香はありません。全体的に日本人の舌に合ったウイスキーが多く、比較的に親しみやすい味わいが特徴です。

アメリカンウイスキー

アメリカンウイスキーは、力強いパンチの味わいのバーボンウイスキーや、メローな味わいのテネシーウイスキーのほか、ライ麦を原料としたスイートでソフトな飲み心地のライウイスキーやコーンウイスキーが特徴です。

アイリッシュウイスキー

アイリッシュウイスキーは、スコッチウイスキーの製法とは異なり、基本的にピートを焚かないノンピートで造られています。そのため、味わいはすっきりしていて、全体的に飲みやすいものが多いのが特徴。原料由来の芳醇な香りをダイレクトに感じられるのがアイリッシュウイスキーならではの魅力です。

カナディアンウイスキー

一般的ウイスキーは大麦麦芽を主体としていますが、カナディアンウイスキーはトウモロコシを主体としています。そのためスムーズで軽い飲み口が特徴で、ウイスキーのなかでも味わいはマイルドで飲みやすいです。クセの強いウイスキーを好む方には物足りないかもしれませんが、初心者にはぴったりなウイスキーです。

飲みやすさ

ウイスキーは平均的にアルコール度数が40度あります。

ウイスキー好きは高い度数を選ぶことでウイスキーの風味を楽しんでいますが、飲みなれていない方は口に合わずに嫌いになってしまう可能性もあります。そのため、初心者は初めにマイルドな口当たりのウイスキーを選びましょう。

またお酒が弱い人は、水割りやソーダ割りにしても美味しくいただける銘柄が良いでしょう。無理してストレートで飲まずに、美味しいと思う割材で楽しむのがコツです。

価格

産地や飲みやすさのほかに、価格面もウイスキー選びにおいて大事なポイントです。

ウイスキーの価格は、ボトルで1000円以下の安い商品から数千円、ものによっては数万円します。初心者は1,000円以下のウイスキーを購入してしまいがちですが、実は初心者だからこそ安すぎない価格帯のウイスキーを選ぶことが肝心なのです。

安すぎるウイスキーを選んだあまりに、実はスピリッツにほんの少しだけウイスキーを添加したものだったり、アルコールの刺激ばかり強くて風味が感じられなかったりします。また人によってはウイスキーは美味しくないと感じてしまい、そのまま嫌いになる恐れも。

そこでウイスキー初心者におすすめしたい価格帯が3,000円前後です。

ウイスキーを飲まない方からすると少し高めな感じがしなくもない金額ですが、実は通常1本のボトルで22~23杯分楽しめます。1杯あたり150円にも届かず、かなりリーズナブルです。

また3,000円台のウイスキーであれば、上質なウイスキーが購入できるだけでなく、ウイスキーのラインアップも一気に広がるので、選択肢がぐーんと増えますよ。もちろん予算に余裕があれば、もうワンランク上のウイスキーにも目を向けてみるのもいいかもしれません。

おすすめのウイスキー銘柄


今回は予算3000円前後で生産地もなるべくばらして、特に初心者へおすすめなウイスキー銘柄を10こ厳選しましたのでご紹介します。

グレンリベット 12年

スコッチウイスキーを楽しみたい方の入門酒として、非常におすすめな銘柄なのが、
グレンリベット12年です。

スペイサイドに位置する蒸留所「グレンリベット」が造るシングルモルトのスコッチウイスキー。清涼な空気と良質な水、豊富なピートに恵まれた環境下で造られており、世界で最も飲まれるシングルモルトとして有名です。

グレンリベットは伝統的なアメリカンオークのバーボン樽で12年以上熟成した原酒をブレンドし、フルーティな香りとバニラのようなニュアンス、はちみつの甘さを伴う芳醇でソフトな風味が特徴です。

飲み方はストレート、ロック、ハイボールなんでも楽しめます。

ホタテのバターソテーなど、シーフードを使用した料理に合わせると美味しくいただけます。

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グレンモーレンジ オリジナル 10年

グレンモーレンジは、初心者向けの味わいですが、お酒を飲みなれた方も楽しめるウイスキー。

スコットランドのハイランド地方で造られるウイスキーで、スコットランドで最も飲まれているシングルモルト銘柄です。製造元のグレンモーレンジィ蒸留所は、伝統的な製法を大切に継承しながらも、常に革新的な醸造方法も取り入れています。

クセが強いスコッチが多い中で、グレンモーレンジは口当たりがよくさっぱりとした味わいが特徴。爽やかな柑橘の香りと華やかなバニラの風味が複雑に絡み合い、飲めば飲むほど奥深い味わいが感じられます。

飲み方は、なんでも美味しいですが、強いて言えばハイボールがおすすめです。公式サイトのレシピページではオレンジの皮を入れたりアレンジをしています。

白身の刺身やスモークサーモン、おでんなどの和食と相性が良いです。

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デュワーズ 15年

デュワーズは、1846年からスコットランドで造られるウイスキーブランドで、ハイボールの起源として知られています。非常に飲みやすいと定評があり、日本国内でも広く流通しているウイスキーの一つです。

デュワーズ 15年は、15年以上熟成させた40種類以上の「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」をブレンドして造られています。

はちみつとキャラメルソースのような甘い香りと、ほのかなココナッツやバニラのニュアンスが特徴。みずみずしい南国のフルーツを連想させるような味わいは、まろやかで余韻が長く温かみがあるフィニッシュが楽しめます。

スコッチのハイボールは邪道とされていますが、デュワーズは様々な飲み方にも対応しており、ハイボールで楽しめるスコッチをお探しの方にぴったりな商品です。

肉煮込み料理やポテトサラダなら、ハイボールとのペアリングにもよく合います。

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サントリー 角

サントリー角は、1937年に発売されたジャパニーウイスキーで、日本で一番の売上を誇るウイスキーブランドです。創業者の鳥井信治郎が「スコッチウイスキーに負けないウイスキーを作る」という信念のもとで造られました。

角は、山崎と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランスよく配合ブレンデッドウイスキー。日本人の舌に合うように造られており、甘やかな香りや厚みのあるコク、ドライな飲み口が特徴です。ハイボールにすることで、魅力がよりいっそう引き立ちます。

ジャパニーズウイスキーの中でもお手頃な価格帯となっているので、初めて楽しむウイスキー銘柄としてはハードルが低い銘柄です。また日本全国の酒販店やコンビニ、スーパーなどに置かれており、購入しやすいのもポイントです。

角はお肉料理をはじめ、焼き物や魚介、煮物など様々な料理と合うので、食事しながら日常的にウイスキーを嗜みたい人に最適な銘柄となっています。

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ニッカ フロム・ザ・バレル

フロム・ザ・バレルは、ニッカが手掛けるブレンデッドウイスキーブランドです。宮城峡蒸留所と余市蒸留所で製造した原酒を、再貯蔵した樽からそのままの状態でボトル詰めして造られています。

フロム・ザ・バレルは、ジャパニーズウイスキーの中でももっともスコッチスタイルに近いウイスキーです。51%と高いアルコール度数や、マリッジ後の無加水による力強い風味が特徴で、口当たりはねっとりした滑らかさがあり、ドライフルーツの甘酸っぱい香りと樽由来のウッディな香りが感じられます。

また、味わいの重厚感を体現しているボトルデザインもおしゃれで、飲み切った際は花瓶として飾っておいても素敵です。

スコッチは自分に合うか心配だけど、少しでも興味がある方はこちらのスコッチスタイルのジャパニーズウイスキーから始めるのもいいかもしれません。

ソーダで割っても、ガツンとくるウイスキーの風味を堪能できますよ。

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シーバスリーガル ミズナラ

シーバスリーガルは、スコットランドで造られたスコッチウイスキーです。ブレンデッドウイスキーのなかでも、世界的な名声を博しています。

シーバスリーガル ミズナラは、シーバスリーガル12年をベースに日本人向けに造られた特別な製品です。スコッチウイスキーですが、原酒をブレンド後に日本原産のミズナラ樽で熟成することで、和のテイスト香木のような甘い香りを漂わせます。

フルーティーな香りとナッツの香ばしい風味、ドライで甘みの強めな味わいが特徴で、和食との相性が抜群に合います。スコッチウイスキーが苦手な方や、甘い風味を好む女性の方もきっと気に入るでしょう。

ボウモア 12年

ボウモアは、スコットランドのアイラ島で造られたシングルモルトウイスキーです。アイラ島最古の蒸留所で造られるボウモアは「アイラの女王」や「海のシングルモルト」の異名を持ち、世界中に根強いファンがいます。

ボウモアは、潮風と海からの湿気を受けながら伝統的製法でウイスキーが造られています。そのため、スモーク香とピート香が強く感じられます。

正露丸のような薬品っぽい味わいに例えられることが多く、好き嫌いがはっきりと分かれますが、好きな人はとことんハマるのもこの銘柄ならではの魅力です。味わいは上品な甘みが特徴で、余韻はビターチョコレートを彷彿とさせます。

アイラウイスキーはだめだったけど、ボウモアなら飲めるという方も。また、ボウモアをきっかけにウイスキーの虜となる方も多数います。

ペアリングをするなら似た風味の料理がおすすめ。燻製料理や牡蠣などの貝類、チーズやナッツが良く合います。

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タリスカー 10年

タリスカーは、スコットランドのスカイ島で造られるシングルモルトウイスキーです。スカイ島は豊かな自然環境を有する島で、文化遺産が魅力な産地としても知られています。

タリスカーは、スコッチのなかでもかなりインパクトの強い味わいです。アイラウイスキーを連想させる潮感やスパイシーさ、スモーキー感もありながら、よりワイルドな力強さと、塩気を持ち合わせています。

インパクトの強さは飲む人を選びますが、ハマる人はとことんハマるのがタリスカーの魅力です。

ハイボールで飲めばより荒々しい味わいが引き立ち、刺激的な味わいを楽しめます。チャレンジャーな初心者におすすめです。

ペアリングするならボウモア同様スモーク感のある料理と魚介料理、またはスパイスを利かせた中華料理にも意外と合いますよ。

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ヘンリーマッケンナ

ヘンリーマッケンナは、アメリカの名門蒸留所「ヘヴン・ヒル」が手掛けるバーボンウイスキーで、少量生産ゆえに「幻のバーボン」と呼ばれた経歴を持ちます。サワーマッシュ方式で造られており、バーボンの中でも高い人気を誇る銘柄です。

ヘンリーマッケンナは同価格帯のバーボンのなかではかなりコスパがいいという定評があります。味わいはバーボン特有の荒々しさや雑味がなく、日本人の舌にも合うにスッキリとした軽めな味わいに仕上げられています。

ハイボールにすると柔らかい飲み口になり、より飲みやすくなります。男性が飲むイメージとは真逆に、こちらの銘柄は意外にも若い女性にも人気です。

ペアリングするならスルメやチーズと良く合います。

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エライジャ・クレイグ

エライジャ・クレイグは、甘くて濃厚な味わいを好む方、バーボン初心者におすすめな銘柄です。

「バーボンの父」と呼ばれるエライジャ・クレイグの名を冠したバーボンウイスキーです。企画から25年もの歳月をかけて商品化したブランドで、ヘンリーマッケンナ同様「ヘヴン・ヒル」が製造を手掛けています。

主原料はコーンを使用し、ブランデーを連想させるような甘い果実の香りと濃厚なブラウンシュガー、スムースな口当たりが特徴な味わいに仕上げられています。

ペアリングは前菜のカルパッチョ、メイン料理のステーキ、食後のスイーツと幅広く楽しめます。

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まとめ

今回は、おすすめなウイスキー銘柄を10選と、ウイスキーの選び方を紹介しました。気になるウイスキーはありましたか?

自分の好みに合ったウイスキーの選び方が大事です。自分のお財布と相談しながら、まずは無理のない範囲から購入してみては?