日本にあるウイスキーの蒸溜所10選!世界に誇るジャパニーズウイスキーを堪能しよう

スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本は、「世界5大ウイスキー」の生産国として有名です。

特に日本のウイスキーは、繊細さと優美さを持ち合わせ、技術的にも高い評価を得ています。現在は、日本各地に蒸溜所が設立され、個性を活かしたウイスキー造りが行われるようになりました。

そこで今回は、その中でも特におすすめのウイスキー蒸溜所を10ヵ所紹介します。

ウイスキーが好きな方だけでなく、これからウイスキーについて知ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

日本にあるおすすめのウイスキー蒸溜所

それでは、さっそく国内にある蒸留所についてみていきましょう。

サントリー山崎蒸溜所(大阪府)


日本のウイスキーと言えば「山崎」を想像する人も多いのではないでしょうか。

サントリー山崎蒸溜所は、大阪府と京都府の県境の天王山の麓にあります。名水の里としても知られ、日本名水百選にも選ばれている「離宮の水」が湧き出ています。また自然に囲まれているため、湿度が高く、ウイスキーの熟成に最適な環境です。

そして山崎の最大の特徴は「原酒のつくり分け」にあります。100種類以上もの原酒を、ブレンダーがチェックし、商品に合わせてブレンドするのです。世界でもこれほどの原酒をつくり分けているのは山崎だけと言われています。

また、サントリー山崎蒸溜所は工場見学ができます。「山崎ウイスキー館」でゆっくり見学するもよし、「山崎蒸溜所ツアー」に参加してじっくりと解説を聞くもよし。ウイスキー好きの人なら一度は訪れて頂きたい蒸溜所です。

 

サントリー白州蒸溜所(山梨県)


山崎とは異なるモルトウイスキー原酒として知られる「白州」。山梨県の名水地である白州は、南アルプスから湧き出た天然水が湧き出る地域です。

白州は、山崎と同じように「原酒のつくり分け」をし、ブレンダーが丁寧に仕上げます。軽快で爽やかな飲み口が特徴で、重厚な味わいの山崎とは違った顔色を見せてくれるでしょう。

白州蒸溜所も工場見学ができるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

 

サントリー知多蒸溜所(愛知県)


サントリー知多蒸溜所は、「知多」の製造だけでなく、「響」や「角瓶」にブレンドされるグレーンウイスキーを製造する蒸溜所です。

通常ウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドします。この知多蒸溜所では、グレーンウイスキーをメインとして蒸留しています。

そして知多蒸溜所と言えば、グレーンウイスキー原酒で造られるシングルグレーンウイスキーの「知多」です。軽やかな味わいと程よい甘さがあり、世界でも高い評価を得ています。山崎と白州とは一味違ったウイスキーで、熱狂的なファンも多いです。

サントリーは3つの国内ウイスキー蒸溜所を持っているため、気になる蒸溜所があれば、ぜひ見学に行ってみてください。

 

ニッカウヰスキー余市蒸留所(北海道)


ニッカウヰスキー余市蒸留所は、竹鶴政孝氏が「日本人に本物のウイスキーを飲んでもらいたい」という想いで設立した蒸溜所です。

余市蒸留所がある余市町は、日本のスコットランドと呼ばれています。冷涼な気候と良質な水源があることから、この場所でウイスキー造りが始まりました。

竹鶴氏は単身スコットランドへ渡り、モルトウイスキーについて学んでいます。その特徴として「石炭直火蒸溜」を採用。石炭をくべ続ける製法で、重厚でコクのある味わいに仕上がります。

また工場見学についてですが、新型コロナウイルスの影響もあり、蒸溜所ガイドツアーは完全予約制となっています(2020年9月現在)。そのため、見学に行かれる方は、事前に連絡をしてください。

 

キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所(静岡県)


キリンの唯一の蒸溜所として知られる「キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所」。富士の湧き水、そして冷涼な気候もあり、品質の高いウイスキーを蒸溜しています。

富士御殿場蒸溜所の特徴は「小さなオーク樽」を使用していることです。樽と原酒が触れ合う面積を多くし、豊かな香りを実現。そのため生産量は少なく、少量生産で丁寧に仕上げられます。

また工場に行く機会がある人は、富士御殿場蒸溜所のみで販売している「限定ウイスキー」を手に入れてみてはいかがでしょうか。シングルグレーンとシングルモルトの2種類を販売しているので、気になる方は購入してみてくださいね。

 

秩父蒸溜所(埼玉県)


秩父蒸溜所は、埼玉県秩父市にある小さな蒸溜所です。スコットランド・フォーサイス社製のポットスチルでモルトウイスキーを生産。全て手づくりでウイスキー造りを行っています。

蒸溜所は秩父市の市街地から30分ほどの小高い丘の上にあり、夏は高温多湿、冬は氷点下になる環境です。この厳しい環境がウイスキーの熟成に大きな影響を与え、上質なウイスキーに仕上がります。

ここで蒸溜されるウイスキーは、フルーティーで口当たりも良く、ウイスキー初心者にもおすすめです。ちなみに一般への工場見学は行っていませんので、気になる方は販売店で購入をしてください。

桜尾蒸溜所(広島県)


桜尾蒸溜所は、広島県廿日市市にあるクラフト蒸留所です。中国醸造から発足した蒸溜所で、ウイスキーだけでなくクラフトジンの製造にも力を入れています。

こちらでは広島初となるシングルモルトウイスキーの製造し、2021年に一般販売を予定。詳細は公開されていませんが、広島産の原材料にこだわっているのではないかと期待されています。

また予約制ではありますが、工場見学も行っています。世界遺産の「宮島」に程近い場所にあるので、観光ついでに寄ってみてはいかがでしょうか。

 

信州マルス蒸留所(長野県)


信州マルス蒸留所は、戦後のウイスキーブームの火付け役にもなった蒸溜所です。看板商品の「マルスウイスキー」は、戦後のウイスキーブームに乗っかり、一気に知名度を上げました。

蒸留所は駒ヶ岳の麓にあるため、上質な水源が確保できます。ウイスキー造りに適した土地で、日本人の口に合うジャバニーズウイスキーを研究しています。

工場見学も受付中で、ウイスキーの無料試飲もあるようです。長野県の特産品も扱っていますので、長野観光のついでに寄ってみてはいかがでしょうか。

 

長濱蒸溜所(滋賀県)


長濱蒸溜所は、滋賀県長浜市にある蒸溜所です。もともとは「長浜浪漫ビール」というクラフトビールを造るブルワリーでしたが、「魔法の水」と呼ばれるウイスキーと出会い、ウイスキー造りに乗り出したそうです。

まだ歴史は浅いですが、品質の高いシングルモルト造りを行っています。看板商品の「シングルモルト長濱」は、2020年5月19日より全国の酒販店で販売を開始し、注目を集めました。

フルーティーでリッチな味わいが特徴で、穀物由来の甘みが鼻を抜けます。これから新商品も販売される予定なので、目が離せない蒸溜所です。

また蒸溜所はレストランと併設されているので、ウイスキーと食事を楽しめます。ぜひ食事を楽しみながらウイスキーの魅力に触れてみてくださいね。

 

嘉之助蒸溜所(鹿児島県)


嘉之助蒸溜所は2018年に設立された新しい蒸溜所で、少量生産のクラフトウイスキーを蒸留しています。

蒸溜に使われるポットスチル3基は、それぞれ特徴が異なり、それらを使い分けることにより、香りや味わいを変えています。これから熟成も進み、さらに飛躍をする蒸溜所になっていくでしょう。

また蒸溜所には、BARやショップも併設されており、気軽に立ち寄れます。鹿児島を観光する予定がある人は、ぜひ見学をしてみてください。

 

まとめ

今回は日本にあるウイスキー蒸溜所を紹介してきました。皆さんの住む地域の蒸溜所は入っていましたか?

本記事で紹介した以外にも、日本にはたくさんの蒸溜所があります。気づいていないだけで、住んでいる地域でもウイスキー造りが行われているかもしれません。

工場見学ができるところも多いので、気になる人はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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