【相性抜群】「いちご」に合うお酒とは?10種類のお酒で検証してみた!
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子供から大人まで人気のある苺(いちご)。フレッシュな甘みとみずみずしさがたまりませんよね。
いちごは冬に出回るイメージがありますが、本来は春から夏にかけて旬を迎えるものです。
そんないちごですが、お酒との相性も良いって知っていましたか?
そこで今回は、いちごとお酒を実際にペアリングしていきます。
お酒といちごが好きな人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
いちごの特徴
いちご(苺)は、バラ科オランダイチゴ属の植物です。果物ではなく野菜に属しており、苗を植えて1年で収穫することから、草本性の植物に分類されています。
いちごが日本に伝わったのは江戸時代末期のこと。オランダから持ち込まれ、当時は「オランダイチゴ」と呼ばれていました。その後は、日本でもいちごの栽培が盛んになり、1900年頃からは、さまざまな品種が栽培されるようになりました。
現在は日本では、定番の食べ物として人気があります。そのまま食べるだけでなく、ケーキに乗せたりお酒に漬けたりなど、さまざまな調理法で楽しまれています。
いちごとお酒と合わせるコツ
いちごの品種ごとに糖度や酸味、味わいが異なります。
基本的にどんなお酒にも合わせやすいですが、品種を目安にするとペアリングしやすいでしょう。
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参照:じゃらんニュース
糖度とは果汁100gの中に、果糖やブドウ糖、ショ糖などの糖分が何g含まれているかを表す数値です。酸度とは果汁100gの中に、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が何g含まれているかを表す数値です。
そして糖酸比は「糖度÷酸度」を表した数値で、いちごの美味しさの指標です。最も美味しいと感じるのは糖酸比16~17といわれています。
例えば、酸味が強い品種であれば、レモンと相性の良いお酒とペアリングしやすいでしょう。フレッシュや白ワインや麦焼酎、梅酒などのお酒と相性抜群です。
一方甘みが強い品種なら、ブランデーやウイスキー、日本酒など、コクと甘みのあるお酒を選んでみてください。
いちごと合うお酒(ベストペアリング)
それでは、いちごとベストペアリングしたお酒を紹介します。
日本酒
日本酒といちごは、漬け込んで果実酒にするほど相性の良いお酒です。
日本酒はシンプルな味わいですので、いちごと合わせても違和感はありません。
米の甘みといちごの甘みがマッチして、優しいペアリングとなりました。甘いいちごには純米大吟醸、酸味のあるいちごには純米酒や本醸造酒を合わせるといいでしょう。
また、果実を少し崩して日本酒に入れるとサングリア風にして楽しむこともおすすめです。
麦焼酎
果実酒を漬けるホワイトリカーは焼酎の一種。よって麦焼酎といちごは、間違いのない組み合わせです。
特に麦焼酎はクセも少なく、相性も良いでしょう。
果実酒を漬ける際、氷砂糖を入れるかと思います。その役割を持たせるために、いちごは糖度が高いものを選ぶとペアリングしやすいでしょう。
もちろん酸味が強い品種でも、フレッシュ感があって美味しくいただけます。
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芋焼酎
芋焼酎は、風味が強くクセのあるお酒です。一見、フルーティーないちごと合わせづらい印象ですが、実際にペアリングしてみると、意外にも相性の良い組み合わせでした。
いちごのフレッシュさが芋焼酎のクセを和らげ、お酒が苦手な人でも美味しく飲めそうなペアリングです。
できれば、糖度の高いいちごと合わせると、芋の旨味とマッチしやすいでしょう。
調べてみると、鹿児島県の若潮酒造株式会社では、フードロスのイチゴと芋焼酎を使用したお酒「F spirits(エフ スピリッツ)」を製造されているようです。興味のある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ビール
いちごとビールは相性の良い組み合わせです。実際にクラフトビールの中には、いちごの果汁を入れた銘柄も存在します。
今回はいちごの甘みが引き立つように、芳醇な旨味と後味のキレの良い「SPRING VALLEY 豊潤<496>」をチョイスしてみました。
ほのかな苦味があるので、いちごの甘みがより感じられます。泡もきめ細かく、口の中に甘みがふわりと広がりました。
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レモンサワー
レモンと相性が良く、ほどよい酸味がマッチしてくれます。糖度の高いいちごなら甘めのレモンサワー、酸味の強いいちごならフレッシュなレモンサワーを合わせるといいでしょう。
また、いちごはビタミンCを豊富に含んでいます。レモンには及びませんが、10粒食べれば、1日の必要量を摂取できます。美味しく体にも優しいのも嬉しいポイントですね。
赤ワイン
赤ワインは、いちごのような果実味を持ったお酒です。ワインの味や香りを「いちごのような香り」「ラズベリーの果実味」と表現しますからね。
また赤ワインにいちごなどの果実を入れ、サングリアにして飲むこともあります。
おすすめはピノ・ノワール種の赤ワイン。いちごのようなフレッシュな果実味があり、最高のマリアージュとなりました。
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白ワイン
いちごは、シンプルな白ワインとも相性抜群です。白ワインはほどよい酸味があり、いちごの酸味とうまくマッチします。
また白ワインといちごのサングリアも定番で、間違いない組み合わせです。
いちごのフレッシュ感が白ワインの酸味と絡み合い、爽やかなペアリングを楽しめました。
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ウイスキー
SNS上で「いちごのウイスキー漬け」が流行しています。
ウイスキーのいちご漬け!
苺のウイスキー漬け完成!晩酌にちょっといただきます!
かなり甘くなってウイスキーが飲みやすい!#ウイスキー#whisky #晩酌 pic.twitter.com/rpqFqm78RU— りょう@ITコンサルタント (@ryoiwa23) April 8, 2021
ウイスキーにいちごと砂糖を漬け込むというもので、ホワイトリカーのウイスキー版といったところです。
ウイスキーはドライな味わいですので、甘いフルーツと相性抜群。今回は漬け込んでいませんが、いちごの甘みがウイスキーのアルコール感を和らげてくれ、カクテルのような味わいとなりました。
いちごが余れば、ウイスキー漬けにしてもいいかもしれませんね。
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ブランデー
いちごとブランデーを漬けたフルーツブランデーも注目を集めています。
ブランデーは濃厚な甘みが特徴のお酒なので、いちごを含め、どんな果物にも合わせやすいでしょう。
ブランデーを口に含むと、いちごが濃厚な甘みに変化します。ブランデーに漬けなくても、フルーツブランデーのような美味しさを味わえました。
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梅酒
梅酒はほどよい酸味と甘みのあるお酒です。いちごと似た要素を持っており、間違いのない組み合わせです。実際に「梅いちごジャム」や「いちご梅干し」などの商品も出回っています。
梅酒を口に含むと、いちごの酸味とうまくマッチします。梅酒もいちごの酸味や甘みに合わせて選ぶと、ペアリングしやすいでしょう。
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いちごと合わないお酒(ワーストペアリング)
いちごと合わないお酒はありませんでした。
リキュールでもいちごを使ったお酒はたくさんあります。このような相性の良さが良く使われる理由なのでしょう。
また、合わないお酒を強いて挙げるなら、芋感の強い芋焼酎は合わせにくいかもしれません。
とはいえ基本的にどんなお酒にも合わせやすいので、自分好みのお酒を選んでみてください。
いちごとお酒の種類別の評価・特徴
いちごとお酒の相性を表にまとめてみました。
順位 | お酒の種類 | 評価 | コメント |
---|---|---|---|
1位 | ブランデー | ★★★★★ | ブランデーは濃厚な甘みが特徴のお酒です。いちごを含め、どんな果物にも合わせやすい印象があります。ブランデーを口に含むと、いちごが濃厚な甘みに変化しました。 |
2位 | 赤ワイン | ★★★★★ | 赤ワインは、いちごのような果実味を持ったお酒です。ワインの味や香りを表現する際も「いちごのような香り」「ラズベリーの果実味」と言う場面があります。おすすめはピノ・ノワール種の赤ワイン。いちごのようなフレッシュな果実味があり、最高のマリアージュとなりました。 |
3位 | 白ワイン | ★★★★ | 白ワインはほどよい酸味があり、いちごの酸味とうまくマッチします。いちごのフレッシュ感が白ワインの酸味と絡み合い、爽やかなペアリングが楽しめました。 |
4位 | 日本酒 | ★★★★ | 日本酒はシンプルな味わいですので、いちごと合わせても違和感はありません。米の甘みといちごの甘みがマッチして、優しいペアリングとなりました。甘いいちごには純米大吟醸、酸味のあるいちごには純米酒や本醸造酒を合わせるといいでしょう。 |
5位 | ウイスキー | ★★★★ | ウイスキーはドライな味わいですので、甘いフルーツと合わせることも多いです。いちごの甘みがウイスキーのアルコール感を和らげてくれ、カクテルのような味わいとなりました。 |
6位 | 麦焼酎 | ★★★★ | 果実酒を漬けるホワイトリカーは焼酎の一種。よって麦焼酎といちごは、間違いのない組み合わせです。甘みを持たせるために、いちごは糖度が高いものを選ぶといいでしょう。 |
7位 | ビール | ★★★★ | いちごとビールは相性の良い組み合わせです。実際にクラフトビールの中には、いちごの果汁を入れた銘柄も存在します。基本的にどんなビールも合わせやすいので、好きな銘柄とペアリングしてみてください。 |
8位 | レモンサワー | ★★★ | いちごはレモンと同様にビタミンCを豊富に含んでいます。よってレモンと相性が良く、ほどよい酸味がマッチしてくれます。甘いいちごなら甘めのレモンサワー、酸味のあるいちごならフレッシュなレモンサワーを合わせるといいでしょう。 |
9位 | 梅酒 | ★★★ | 梅酒はほどよい酸味と甘みのあるお酒。いちごと似た要素を持っており、間違いのない組み合わせです。梅酒を口に含むと、いちごの酸味とうまくマッチしました。 |
10位 | 芋焼酎 | ★★★ | 一見、フルーティーないちごと合わせづらい印象ですが、実際にペアリングしてみると、意外にも相性の良い組み合わせ。いちごのフレッシュさが芋焼酎のクセを和らげてくれ、お酒が苦手な人でも美味しく飲めそうなペアリングでした。 |
まとめ
今回はいちごとお酒の相性を検証してきました。
いちごは、どんなお酒にも合わせやすい万能な食べ物です。おつまみ選びに迷った時や、あっさりしたペアリングをしたい時におすすめです。
ぜひ本記事を参考に、いちごとお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。
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