いちご大福に合うお酒とは?10種類のお酒で試してみた

寒い季節になるといちご大福が売り出されます。和菓子店やデパ地下、スーパーでも定番で、ついつい手に取ってしまいますよね。

そんないちご大福ですが、お酒のおつまみにもなるって知ってましたか?

今回はいちご大福に合うお酒を実際にペアリングしていきます。

甘い和菓子とお酒の組み合わせを知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

いちご大福の特徴

いちご大福とは、餅の中に餡といちごを入れた和菓子です。冬に最盛期を迎えるいちごを使用しているため、冬から春にかけて出回る和菓子として知られています。

中の餡については地域によって差があり、白餡や小豆餡などさまざま。中には餡を入れないお店や、生クリームを入れるお店もあります。

最近は、シャンパンのジュレを入れたいちご大福が注目を集めています。東京・広尾のレストラン「reverence」が手掛けたスイーツで、冷えたシャンパンのジュレといちごの酸味が溶け合います。
テレビ番組でも取り上げられるほど人気なので、気になる人はチェックしてみてください。

いちご大福が誕生したのは昭和後期です。全国各地に元祖といわれる店があり、どこが発祥かは分かっていません。ちなみに、いちご大福の特許を取得しているのは「大角玉屋」、実用新案登録を取得しているのは「一不二」という和菓子店です。

いちご大福が人気となったのは、美味しさだけでなく時代の変化にも理由があります。

現代では砂糖や塩の摂りすぎが問題となり、健康志向の人が増えてきました。そこでフルーツを取り入れたいちご大福が注目を集めたのです。

また断面が写真映えすることもあり、インスタグラムなどのSNSでもよく見かけます。

いちご大福とお酒と合わせるコツ

いちご大福とお酒を合わせるコツを紹介します。

いちごの品種で選ぶ

日本では300種類以上のいちごが栽培されています。

品種によって味わいや香りが異なり、合わせるお酒も変わってきます。

品種特徴
とちおとめ甘みと酸味のバランスがよくジューシー。どんなお酒にも合わせやすい。
あまおう濃厚な甘みで酸味が少ない。ブランデーやウイスキーなど深い味わいのお酒がおすすめ。
紅ほっぺ濃厚な味わいでほどよい酸味が特徴。日本酒やブランデーなど甘いお酒と合わせやすい。

餡の種類で選ぶ

いちご大福によって餡の種類が異なります。中には生クリームが入ったものもあります。

餡の種類特徴
小豆餡バランスの取れた甘みが特徴。日本酒や焼酎など日本のお酒と合わせやすい。
白餡小豆餡と比べてややあっさりしている。白ワインや焼酎と合わせやすい。
生クリーム生乳を原料とした乳製品。ブランデーやウイスキーなどの洋酒と合わせやすい。

いちご大福と合うお酒(ベストペアリング)

ここからは、いちご大福とお酒の相性を実際に試した検証内容を紹介していきます。

まずは相性が良かったベストペアリングを紹介します。

日本酒

日本酒と和菓子は日本を代表するものです。和菓子といえば日本茶のイメージがありますが、日本酒と合わせることも珍しくありません。

いちごを日本酒に漬けた果実酒もあり、非常に相性の良い組み合わせです。

特に甘みのある濃醇タイプの日本酒と合わせると、マリアージュしやすいでしょう。

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麦焼酎

麦焼酎は、幅広い食材に合う万能なお酒です。

日本酒と同様に果実酒を作ることもあり、相性が良いことがうかがえます。

いちごのフレッシュな酸味と芋焼酎のさっぱり感が心地よく、最高のマリアージュとなりました。

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芋焼酎

サツマイモは、和菓子によく使用されています。餡との相性もよく、芋の風味と合わせやすいでしょう。

また、いちごのフレッシュ感がバランスを取ってくれるため、芋のクセが強すぎるということもありませんでした。

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ウイスキー

ウイスキーは、スイーツや和菓子と相性の良いお酒です。

いちごのウイスキーの組み合わせも人気で、ニッカウイスキーの公式サイトでは、「いちごの漬け込みウイスキー」も紹介されています。

餡の甘みとウイスキーのコクが溶け合い、いちごのフレッシュさが後味をさっぱりとしてくれます。

繊細でキレのあるジャパニーズウイスキーと合わせると、さらにマリアージュすると感じました。

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ブランデー

ブランデーといちご大福は、今回のペアリングでも特に最高の組み合わせでした。

ブランデーは濃厚な甘みが特徴です。いちごと相性抜群。濃厚な甘みが絡み合って、最高のマリアージュとなりました。

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ビール

ビールは果物との相性の良いお酒です。最近はフルーツビールも注目されており、相性の良さを感じ取れます。

またビールは、餡の濃厚な味わいをすっきりと洗い流してくれるため、口に甘さが残らないのもポイント。いちご大福をさっぱりと食べたい人におすすめの組み合わせです。

赤ワイン

和菓子と最も相性が良い日本茶には、カテキンやタンニンなどのポリフェノールが含まれています。

赤ワインにもポリフェノールが豊富に含まれており、実は相性の良い組み合わせなんです。

赤ワインにはほどよい渋みがあり、口の中をリセットできます。また赤ワインを「いちごのような果実味」と表現することもあるので、今回の組み合わせは非常に良いといえるでしょう。

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白ワイン

シンプルな大福だと白ワインは合いません。しかし、いちごが入ることにより相性の良い組み合わせに変化します。

いちごは甘酸っぱさは、白ワインの酸味やミネラル感とよく合います。

可能であれば、いちご大福を冷やしておくと、さらにマリアージュしやすいと感じました。

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梅酒

梅酒はいちご大福と共通点の多いお酒です。

梅酒には酸味があり、いちごのフレッシュ感とよく合います。また梅酒の原料である梅は、和菓子にもよく使われています。

そのため梅酒といちご大福は、非常に相性の良い組み合わせです。

梅酒がいちご大福の甘みを引き出してくれ、最後まで美味しくいただけました。

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レモンサワー

レモンといちごは、お互いにフレッシュな酸味を持つ相性の良い組み合わせです。

いちごはレモン以上にビタミンCが含まれており、栄養面に関しても似ている部分があります。

実際に合わせてみるとレモンといちごの酸味が溶け合い、後味はさっぱり。爽快な気分でいちご大福を味わえました。

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いちご大福と合わないお酒(ワーストペアリング)

いちご大福と合わないお酒はありませんでした。

和菓子は繊細で計算されているお菓子のため、合わせることは難しいかもと懸念していましたが、意外と試した全てと相性がよかったのは正直驚きました。

ただ、強いていうなら、クセの強すぎる芋焼酎やキレのある白ワインと合わせにくいかもしれません。

基本的にはどんなお酒とも合わせやすいので、自分の好きなお酒を選ぶといいでしょう。

いちご大福とお酒の種類別の評価・特徴

いちご大福とお酒の相性を表にまとめてみました。

順位お酒の種類評価コメント
1位ブランデー★★★★★ブランデーの原料はブドウなので、同じ果物であるいちごとの相性抜群。餡の濃厚な甘みともよく合います。
2位梅酒★★★★★梅酒はほどよい酸味があり、いちごのフレッシュ感とよく合います。また梅酒の原料である梅は、和菓子にもよく使われています。
3位ウイスキー★★★★★餡の甘みとウイスキーのコクが溶け合い、いちごのフレッシュさが後味をさっぱりとしてくれます。繊細でキレのあるジャパニーズウイスキーと合わせるとgood。
4位日本酒★★★★★日本酒と和菓子は日本を代表するもの。いちごを日本酒に漬けた果実酒もあるので、非常に相性の良い組み合わせです。
5位赤ワイン★★★★和菓子と合わせる日本茶は、カテキンやタンニンなどのポリフェノールが豊富。赤ワインにもポリフェノールが含まれており、相性の良い組み合わせとして知られています。
6位麦焼酎★★★焼酎にいちごを漬けて果実酒を作ることもあり、相性が良いことがうかがえます。いちごのフレッシュな酸味と芋焼酎のさっぱり感が心地よく、最高のマリアージュとなりました。
7位ビール★★★フルーツビールが注目を集めており、いちごとの相性も抜群です。また餡の濃厚な味わいを、すっきりと洗い流してくれ、口に甘さが残らないのもポイントです。
8位レモンサワー★★★レモンといちごは、お互いにフレッシュな酸味を持つ相性の良い組み合わせです。
9位白ワイン★★いちごは甘酸っぱさは、白ワインの酸味やミネラル感とよく合います。いちご大福を冷やしておくと、さらにマリアージュしやすいと感じました。
10位芋焼酎★★サツマイモは、和菓子によく使用されています。
餡との相性もよく、芋の風味と合わせやすい印象がありました。

まとめ

今回はいちご大福とお酒の相性を解説してきました。

基本的にどのお酒でも合わせやすく、特に甘みや酸味のあるお酒と相性が良いとわかりました。

個人的にはウイスキーやブランデー、赤ワインなどの洋酒にハマりそうです。

それでは本記事を参考に、いちご大福とお酒の組み合わせを楽しんでみてください。