チーズリゾットに合うお酒!ワインだけじゃない?チーズ専用の日本酒も紹介

イタリアンでは定番のチーズリゾット。最近はスーパーやコンビニでも、チーズリゾットを購入できるようになりました。

チーズの濃厚な旨味が魅力の料理で、お米が主食の日本でも受け入れられています。特にチーズ好きの人にとっては、たまらないイタリア料理なのではないでしょうか。

そしてチーズリゾットを食べるなら美味しいお酒も楽しみたいですよね。そこで今回はチーズリゾットに合うお酒を、実際にペアリングしてみました。

チーズリゾットの特徴や歴史

チーズリゾットは、イタリア料理に東洋から伝わった米を融合した料理です。

ヨーロッパは米を主食としない国が多いですが、イタリアではリゾットを食べる文化が根付いています。そのためスペインと並んで、ヨーロッパで米を生産する数少ない国です。

米は古代ローマ時代に伝わったと言われており、現在でも北イタリアは米の栽培の中心地となっています。逆に南イタリアでは米を食べる文化がなく、今でもその名残が残っているそうです。

昔は米をバターで炒め、コンソメースープやサフランを加えて炊いたリゾットが一般的でしたが、第二次世界大戦が終わると食糧が安定し、チーズを使用したリゾットも食べられるようになったそうです。

リゾットの特徴としては、

・米は研がない
・古米を使う
・アルデンテで仕上げる

この3点が日本のご飯と違う点です。

チーズリゾットとお酒をペアリングするコツ

続いてチーズリゾットとお酒をペアリングするコツを紹介します。

【ペアリングするコツ①】チーズの特徴を知っておく

チーズリゾットに使われるチーズは、お店や家庭によって違います。

例えば、青カビのゴルゴンゾーラでチーズリゾットを作ると、濃厚で塩味が強いリゾットに仕上がります。逆にハードタイプのパルミジャーノ・レッジャーノなら、マイルドな旨味が味わえる優しいリゾットに。

チーズの種類によって香りや味わいが異なるため、合わせるお酒も変える必要があります。

【ペアリングするコツ②】お酒に合わせてチーズを選ぶ

飲みたいお酒が決まっているなら、お酒に合わせてチーズを選ぶと良いです。

例えばビールを合わせるなら、マイルドな旨味が楽しめるゴーダチーズやチェダーチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノがおすすめ。ビールもホップが効いたピルスナーを合わせるといいでしょう。

赤ワインと合わせるなら、カマンベールチーズやゴルゴンゾーラなど、濃厚で水分が多いチーズがおすすめです。赤ワインもカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった味の濃いブドウ品種を選ぶといいでしょう。

次の章からは、実際にチーズリゾットとお酒をペアリングしていきます。

エメンタールチーズのリゾットにはピルスナー

エメンタールチーズはハードタイプのチーズです。

スイスの代表的なチーズで、チーズフォンデュに使われるチーズとして知られています。

塩分が控えめで味わいも優しく、ナッツのような甘みが感じられるチーズです。リゾットにすると、お米の甘みとマッチして、優しい味わいのチーズリゾットになります。

エメンタールチーズには、ピルスナーがおすすめです。下面発酵したラガービールの一種で、ホップが生み出す爽やかな苦味が魅力です。すっきりとした味わいが、エメンタールチーズとお米の旨味を引き出してくれます。

その上でおすすめなのが「ハイネケン」です。

おすすめしたいお酒「ハイネケン」

ハイネケンは強めの炭酸と爽やかな喉越しが特徴ですが、日本では「薄い」と感じてしまう人もいるようです。

しかしエメンタールチーズのリゾットとは相性抜群で、ハイネケンの爽やかな苦味とコクが、優しいチーズの味とマッチします。

実際にペアリングしてみると、チーズの味を邪魔せず、後味をすっきりとさせてくれます。ハイネケンのフルーティーさもあり、口の中でバランスよく調和してくれました。

 

モッツァレラチーズのリゾットなら果実味溢れる白ワイン

モッツァレラチーズはフレッシュタイプのチーズです。白くて丸い形状で、日本のスーパーでもよく見かけます。

リゾットにするとトロリと溶け、モッツァレラ特有の糸引きを楽しむことができます。味わいはミルクの甘みとほどよい酸味があり、まろやかなチーズリゾットに仕上がります。

モッツァレラチーズのリゾットに合わせるなら、軽めの白ワインがおすすめです。

モッツァレラはレモン果汁を使って作られるため、レモンのような酸味がある白ワインを選ぶといいでしょう。

その上でおすすめなのが「フェウドアランチョインツォリア」です。

おすすめしたいお酒「フェウドアランチョインツォリア」

フェウドアランチョは「料理と相性の良いワインを造る」というコンセプトを掲げるイタリア・シチリアのワイナリーです。

インツォリアは、シチリアを中心に栽培されている白ブドウ品種で、白い花のような爽やかな香りとレモンのようなキリッとした酸味が特徴です。

モッツァレラチーズとレモンの酸味は相性抜群。チーズリゾットともよく合います。

実際に合わせてみると、チーズの旨味を白ワインが上手に引き出してくれています。口の中で絶妙に絡み合って、完璧なマリアージュでした。

 

パルミジャーノ・レッジャーノのリゾットなら甘めの白ワイン

パルミジャーノ・レッジャーノは、ハードタイプのチーズです。

北イタリアの特定地域で生産されたチーズだけが名乗れ「イタリアチーズの王様」と呼ばれています。

ジャリっとした食感で後味はしっとり、噛むほどに旨味を感じられるチーズです。白い粒はアミノ酸の結晶で、旨味が溢れるリゾットに仕上がるでしょう。

パルミジャーノ・レッジャーノのリゾットなら、甘めの白ワインがおすすめです。チーズの旨味が強いため、甘みがある白ワインとマリアージュしやすいと言われています。

その上でおすすめなのが「ダークホース シャルドネ」です。

おすすめしたいお酒「ダークホース シャルドネ」

シャルドネに加え、ヴィオニエとゲヴュルツトラミネールをブレンドしているため、完熟した桃のような甘みと香りを感じられます。後味はほのかに苦味があり、チーズの旨味を引き出してくれます。

実際に飲んでみると「本当に桃のような甘みだ」と口に出してしまうほど。濃厚な桃の風味が感じられました。

パルミジャーノ・レッジャーノの旨味と絶妙にマッチして、口の中が濃厚な味わいで溢れます。

自分が今まで飲んだ白ワインの中で、最もフルーティーで甘みがある銘柄でした。これはリピートしたいワインリストに加えておきます。

 

チーズ専用の日本酒も登場

チーズリゾットに合わせるお酒と言えば、ワインやビールをイメージしがちですが、実は日本の酒蔵からワイン専用の日本酒が発売されているのをご存知でしょうか。

それがこのMatCheese。

徳島県の「三芳菊酒造」とチーズ専門レストラン「DAIGOMI」と共同開発した日本酒です。

おすすめしたいお酒「MatCheese」

チーズはミルクを発酵して作られますが、日本酒も米を発酵させて造るお酒です。同じ発酵食品なので、実は日本酒とチーズは合うペアリングです。

そしてMatCheeseは、チーズに合うようにワイン酵母を使用して造られています。糖度が高く濃厚な日本酒に仕上がり、チーズと最高のマリアージュができます。

実際に飲んで驚いたのが、日本酒なのにチーズの味がすること。

これは糖度が高く、貴腐ワインのようなテイストになっているからだそうです。ちょっと発酵が進んでチーズのようなコクが味わえるため、最初は「チーズが入っているのかな?」と勘違いするほどでした。

白ワインのように飲める日本酒なので、日本酒が苦手な人でも美味しく飲める銘柄だと思います。

 

まとめ

今回はチーズリゾットに合うお酒を紹介してきました。

イタリア料理で、ワインのイメージが先行していましたが、ビールや日本酒とも合うということが分かりましたね。

皆さんにもぜひチーズ専用の日本酒を飲んで頂きたいです。

それでは本記事を参考に、チーズリゾットに合うお酒を見つけてみてください。

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