白身魚のカルパッチョには何のお酒が合うの?実際に試してみた!

イタリア料理の前菜として食べられるカルパッチョ。肉や魚など、さまざまな具材が使われています。
さっぱりと食べられることから、お酒のおつまみとしても人気です。

今回は白身魚のカルパッチョに焦点を当て、お酒とペアリングしていきます。

カルパッチョとどんなお酒が合うのか、気になる人はぜひ参考にしてみてください。

カルパッチョの特徴

カルパッチョとは、肉や魚を薄切りしオリーブオイルなどの調味料をかけた料理です。イタリア料理のお店に行くと前菜として提供されることもあります。

日本では、薄切りのお刺身を使用することが多いですが、実は生魚のカルパッチョは日本発祥なんです。イタリアでは生の魚を食べる文化がなく、刺身を食べる日本人が開発した和風イタリアンとして食べられています。

そのためイタリアでカルパッチョを注文すると、多くの場合お肉が出てきます。最近は海外でも生食文化が浸透してきており、魚のカルパッチョも定番となってきました。まさか生魚のカルパッチョが、日本の食べ物だったとは驚きですよね。

カルパッチョの起源は諸説あります。

ひとつめは、イタリアの画家、ヴィットーレ・カルパッチョが牛肉にパルミジャーノをかけて食べたことが由来という説。ふたつめは、ヴィットーレ・カルパッチョの誕生祭に、ハリーズ・バーというレストランが開発したという説です。どちらもヴィットーレ・カルパッチョが由来となっているようです。

カルパッチョとマリネの違い

カルパッチョと混同されがちなのがマリネです。この2つは似ているようで全くの別物です。

マリネとは、肉や魚、野菜を漬け汁に浸して柔らかくするフランス料理の調理法、または調理法を用いて作られた料理の名称を指します。

一方、カルパッチョは、食材に調味料をかけた料理です。

マリネはフランス料理の調理法、カルパッチョは料理名と覚えておくといいでしょう。

カルパッチョとお酒と合わせるコツ

カルパッチョとお酒を合わせるコツを紹介します。

食材で選ぶ

カルパッチョの食材によって合わせるお酒も変わります。

白身魚、タコ 白ワイン
牛肉、サーモン 赤ワイン
脂の乗った肉 ハイボール、ビール

使う食材に合わせてお酒を選んでみてください。

ソースで選ぶ

ソースによってカルパッチョの味が変化します。

オリーブオイルはマストですが、醤油ベースのもの、レモンをたっぷりかけるもの、マスタードを効かせるものなど、味の決め手となる調味料は変わります。

例えばレモン果汁なら、キリッと酸味のある白ワインと相性抜群です。醤油なら赤ワインや日本酒とも合わせやすいでしょう。

鯛(白身魚)のカルパッチョと合うお酒(ベストペアリング)

今回は白身魚の「鯛」をベースに、オリーブオイルとレモン果汁でカルパッチョを作りました。

鯛は淡白な味わいで身がしっかりとした魚です。カルパッチョは油分をかけるため、さっぱりとした魚の方が合わせやすいといわれています。

それでは鯛のカルパッチョとベストペアリングしたお酒を紹介します。

白ワイン

カルパッチョと白ワインは定番の組み合わせです。カルパッチョには白ワインビネガーが使われることもあり、合わないわけがありません。今回はレモン果汁だけですが、白ワインの酸味ともよく合いそうです。

実際に合わせてみると、カルパッチョのレモン感と白ワインの酸味がよく合います。鯛も淡白な味わいなので、白ワインを邪魔することもありません。

やはりイタリアンのカルパッチョには、白ワインが鉄板だと感じました。

日本酒

刺身と日本酒の相性は良く、カルパッチョとも良い相性をみせました。

生魚のカルパッチョは日本発祥なので、日本のお酒とも合わせやすいでしょう。特に白身魚の刺身は、日本酒と合わせやすい組み合わせです。

実際に合わせてみると、カルパッチョの爽やかさと日本酒の旨味がよく合います。レモン果汁が入っているため、日本酒のキレと上手くペアリングしました。

やはり生魚と日本酒の組み合わせは最強ですね。

ハイボール

どんな料理にも合わせやすいのがハイボールです。脂っこい料理に合わせるイメージがありますが、カルパッチョとの相性も抜群です。

カルパッチョはオリーブオイルの油分があるため、人によってはくどさを感じるでしょう。しかし、ハイボールを合わせれば、口の中をさっぱりと洗い流してくれます。

実際に合わせてみると、ハイボールが口の中をきれいにリセットしてくれるため、最後まで美味しくいただけました。

またカルパッチョにかけたレモンとハイボールの相性も良く、最高のペアリングだと思います。

ビール

イタリアのレストランでは、ワインよりもビールを飲む人が多いのをご存知でしょうか?

カルパッチョとビールを合わせることも珍しくなく、相性の良い組み合わせとして親しまれています。

ビールは魚介類の臭みを広げるといわれることもありますが、今回はクセの少ない白身魚なので心配はいりません。

実際に合わせてみると、カルパッチョの爽やかさとビールのキレがよく合います。とりあえずビールで乾杯したい人はぜひチョイスしてみてください。

梅酒

カルパッチョと梅酒は意外に合う組み合わせでした。

梅酒は酸味があるため、レモンの酸味が効いたカルパッチョなら合わせやすいでしょう。

実際に合わせてみると、梅酒の酸味とカルパッチョの酸味がよく合います。甘めの梅酒よりは、酸味が強くキレのある梅酒を選ぶのがポイントです。

鯛(白身魚)のカルパッチョと合わないお酒(ワーストペアリング)

カルパッチョと合わなかったワーストペアリングを紹介します。

赤ワイン

今回は白身魚だったため赤ワインとは合いませんでした。

もちろん赤身肉やサーモンなら赤ワインの方が合わせやすいでしょう。

芋焼酎

芋焼酎のクセが強すぎてカルパッチョの味わいが全て消えました。

芋臭さが邪魔をするため、合わせない方が無難かもしれません。

カルパッチョとお酒の種類別の評価・特徴

カルパッチョとお酒のペアリングを一覧にまとめてみました。

順位お酒得点ペアリングの味わい
1位白ワイン★★★★★最も白身魚のカルパッチョに合うお酒。レモンの酸味と白ワインの酸味がよく合います。
2位日本酒★★★★淡白な白身魚と合う!刺身と日本酒の組み合わせは鉄板です。
3位ハイボール★★★★カルパッチョの油分をさっぱりと洗い流してくれます。レモンとの相性も抜群。
4位ビール★★★★淡白な白身魚と合わせやすい印象。さっぱりと飲みたい人におすすめです。
5位梅酒★★★★お互いの酸味が上手く調和しています。甘めよりもキレがある梅酒がおすすめ。
6位焼酎★★基本的には難しい。麦焼酎のソーダ割りならまだ相性は良さそうです。
7位赤ワイン赤身肉やサーモンならベストペアリングだったと思います。材料を選ぶお酒です。

まとめ

今回は鯛のカルパッチョとさまざまなお酒をペアリングしました。

生魚のカルパッチョは日本で生まれたため、日本のお酒とも相性抜群でした。合わなかったお酒も、食材や調味料を変えれば合わせやすくなると思います。

ぜひ本記事を参考に、カルパッチョとお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。