定番の高級シャンパン!モエ・エ・シャンドンの種類と特徴について!
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パーティーやお祝い事の定番として飲まれているシャンパン。プレゼントや手土産にも喜ばれていますよね。
そしてシャンパンの中でも、特におすすめなのがモエ・エ・シャンドンです。モエ・エ・シャンドンは、シャンパンを知らない人でも一度は聞いたことがある名前だと思います。
「世界で最も売れているシャンパン」として知られ、日本の高級レストランやBARでは定番の銘柄です。しかし名前は知っているものの、どんな種類があるのか、どんな味わいなのか、知っている人はそう多くありません。
今回は世界的に有名なシャンパン「モエ・エ・シャンドン」の特徴や種類、味わいなどを紹介していきます。シャンパン選びで迷っている人は、参考にしてみてください。
目次
モエ・エ・シャンドンの歴史
モエ・エ・シャンドの歴史は古く、1743年、クロード・モエがエペルネにメゾン・モエを設立したのが始まりです。クロード・モエは「シャンパンを最高のワインにする」をコンセプトに、高品質なシャンパン造りを始めました。
3代目のジャン・レミー・モエに引き継がれると、シャンパン以外のワイン製造を辞める決断をします。シャンパンだけに一点集中することで、さらなる品質向上に努めたのです。
またジャン・レミー・モエは、ナポレオンと親交がありました。ナポレオンもモエ・エ・シャンドンを愛飲しており、1748年にはフランス王であるルイ15世の目に止まり、フランス王室御用達のシャンパンにまでのし上がるのです。
1960年代になると「ドン・ペリニヨン」で有名なメルシエを買収し事業を拡大していきます。さらに1987年にはルイ・ヴィトングループと合併し、「LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」と呼ばれる大企業にまで成長をしました。
モエ・エ・シャンドンのシャンパン造りへのこだわり
モエ・エ・シャンドンは、シャンパン造りに強いこだわりを持っています。所有する畑の50%がグランクリュ(特級畑)、25%がプレミアクリュ(1級畑)となっており、品質の高いブドウがあれば、他のブドウ農家からも買い付けを行っています。高品質なブドウをブレンドすることにより、毎年安定したシャンパンを世界中に送り出せているのです。
また広大なブドウ畑を管理するために、250人もの担当者を付け、栽培を徹底管理。収穫の時期になると手作業で一房ずつ丁寧に収穫をしています。
製造工程に関しては長期熟成に力を入れています。人気商品の「モエ・アンペリアル」は、27ヶ月熟成させ、複雑なアロマとコクを生み出しているのです。さらに、酸化を防ぐため熟成は全てステンレスタンクを使用し、品質が落ちないように努力をしています。
ブドウ栽培から出荷まで徹底した管理を行うことにより、日本でも美味しいモエ・エ・シャンドンが飲めるのですね。
モエ・エ・シャンドンの種類や味わい
それではモエ・エ・シャンドンで製造されているシャンパンをそれぞれ解説していきます。種類によって味わいや香り、コクなどが違いますので、参考にしてみてください。
モエ・アンペリアル
モエ・エ・シャンドンを代表する銘柄で、まさに王道の辛口シャンパンです。スーパーにも置いてあるほどメジャーな商品で、「世界で最も売れているシャンパン」と言っても過言ではありません。
モエ・アンペリアルは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノムニエをバランス良くブレンドし、フルーティーでフレッシュな味わいに仕上げてあります。ハーフボトルやミニボトルなどもあるので、プレゼントや贈り物に活用されることが多いです。パーティーやお祝いの席へ行く際は、定番のモエ・アンペリアルを手土産にしてみてはいかがでしょうか。
ネクター・アンペリアル
やや甘口のシャンパンで、飲んだ瞬間に濃厚なフルーティー感がある銘柄です。熟成期間は18ヶ月にも及ぶため、甘みだけでなく複雑さもあるのがネクター・アンペリアルのポイント。
パイナップルやパッションフルーツを彷彿とさせるアロマと、ジューシーな果実味、どこか奥深い複雑さを兼ね備えたシャンパンです。スパイスが効いた料理やデザートと合わせて飲んでみてください。
ロゼ・アンペリアル
ピンク色が美しいロゼシャンパンです。モエ・アンペリアルよりも果実感が強く、爽やかな酸味がポイント。野イチゴやカシスを彷彿とさせるアロマと、ピノ・ノワールの力強い味わいが女性に人気です。
酸味が強調されているロゼですので、食前酒から食中酒まで幅広く活躍してくれるオールランダーと言えます。女性や大切な人への贈り物に最適な1本です。
グラン・ヴィンテージ
ブドウの出来が良い年にのみ造られる、ヴィンテージシャンパンです。これまでに42ヴィンテージ発売されており、最近は2012年に発売されました。通常の熟成年数の3年よりも長い7年間の熟成をし、さらにその味わいや香りが最も最高潮になった時にリリースされる貴重なシャンパンです。
蜂蜜のような甘さとピリッとしたスパイス、そして軽快な口当たりがワイン愛好家たちから支持されています。なかなか手に入りにくいので、次のヴィンテージが出るのが待ち遠しいですね。
アイス・アンペリアル
夏のバカンスを楽しむために開発された「氷を入れて完成する」珍しいシャンパンです。夏のフランスでは、シャンパンに氷を入れて楽しむのが定番。フランス語で「ピシン(プール)」とも言い、お店などでも「シャンパンをピシンでお願い」と注文する場面も珍しくありません。
その「ピシン(プール)」専用に造られたのがアイスアンペリアルです。氷を入れるとちょうど良い味わいになるように設計されており、トロピカルな甘みとさやわかな酸味を楽しむことができます。
アイス・アンペリアル ロゼ
アイスアンペリアルのロゼバージョンです。同じく氷を浮かべて楽しむシャンパンで、ベリーのような甘さとグレープフルーツのようなフレッシュさが特徴。こちらもまた、暑い夏にぴったりのシャンパンですね。
ウルトラ・プレミアム・キュヴェ MCⅢ
「未知なる調和へ誘う世紀の結晶」とも呼ばれ、モエ・エ・シャンドンの技術を集結させた珠玉の逸品です。名前にある「MCⅢ」は、「熟成」「アサンブラージュ」「発酵」を意味し、それぞれの技術を駆使した最高のシャンパンであるということが表されています。
また「MCⅢ」は、ヴィンテージシャンパンで構成されたマルチヴィンテージシャンパンです。全てのバランスが計算され尽くされており、まさに究極の味わいといってもいいでしょう。
まとめ
今回はモエ・エ・シャンドンの種類と特徴について解説をしてきました。歴史や背景を知ることで、さらにシャンパンを飲むのが楽しくなりますね。これからもお祝い事やパーティーなどで、モエ・エ・シャンドンを活用してみてください。
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