カレーに合うお酒とは?10種類のお酒で徹底検証してみた!
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今や日本の国民食となっているカレー。スーパーには多種多様なカレー粉が並び、飲食店でも定番メニューとなっています。
最近はバーや居酒屋でもカレーが提供され、お酒に合わせることが増えてきました。
そこで今回は、カレーライスと10種類のお酒をペアリングしていきます。
カレーとお酒の相性を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、以下記事にて、日本酒がもっと美味しく、そして楽しくなる組み合わせについてご紹介しています。
お酒と料理の相性ついて知りたい人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください
参考記事:料理とお酒の合わせ方の基本の考え方を紹介
目次
カレーの特徴
カレーとは、さまざなスパイスと肉や野菜などの食材を煮込んだ料理です。
本場のインドでは、サーグ、サンバール、コルマ、ダールなど固有の名称があります。
しかしインド料理の多くはスパイスを使うため、日本を含む諸外国では総称してカレーと呼んでいます。
カレーは18世紀にインドからイギリスに伝えられました。当時はイギリスがインドを植民地支配し始めた時期で、インド総督ウォーレン・ヘースティングズによって王室に伝えられました。
19世紀になると、イギリスでカレー粉が開発されます。もともとインドにはカレー粉は存在せず、さまざまなスパイスを調合して小麦粉でとろみがつけられました。
明治時代に入ると、欧米の食文化が日本に入ってきます。日本では玉ねぎやじゃがいも、人参などの農作物が取れることもあり、カレーが徐々に浸透していきました。
大正時代になると、食堂でカレーうどんやカレーそばなどのメニューが人気となります。
第二次世界大戦後は、学校給食にもカレーが採用され一気に国民食に。現在では、さまざまなメーカーのカレー粉が販売され、日本人に愛される料理となっています。
カレーとお酒を合わせるコツ
カレーとお酒を合わせるコツを紹介します。
種類で選ぶ
カレーには、さまざまな種類があります。
日本らしいカレーやスパイスの効いたカレー、酸味の効いたカレーなど、種類によっても合わせるお酒が変わります。
種類 | 特徴・お酒との相性 |
---|---|
バターチキンカレー | マイルドで優しい味わい。バターと相性の良い白ワインやウイスキーがおすすめ。 |
グリーンカレー | ココナッツミルクベースのカレー。酸味のある白ワインや梅酒と合わせやすい。 |
レッドカレー | スパイスが効いたカレー。ビールやハイボールなど爽快感のあるお酒と相性抜群。 |
キーマカレー | ひき肉を使ったカレー。肉と相性の良い赤ワインやブランデーがおすすめ。 |
辛さで選ぶ
カレーの辛さによっても合わせるお酒が変わります。
辛味が強いカレーならビールやハイボールなど、口の中をさっぱりさせてくれるお酒が最適。マイルドなカレーなら赤ワインや日本酒など旨味があるお酒がおすすめです。
具材で選ぶ
具材とお酒を合わせるとペアリングしやすくなります。
肉が入ったカレーなら赤ワインやブランデー、魚介系なら白ワインや日本酒、といったようにペアリングしてみてください。
カレーと合うお酒(ベストペアリング)
それでは、カレーとベストペアリングしたお酒を紹介します。
ビール×カレー
爽快感とほどよい苦みのあるビールは、スパイスの効いた料理によく合います。
油分や辛味を洗い流してくれ、口の中をリセットできます。
今回は、ドライ感を追求してアサヒスーパードライと合わせてみました。
カレーの味を邪魔することなく、ドライな飲み口を楽しめます。ふんわりと心地の良い苦味が残り、カレーのスパイス感と相性抜群でした。
また、今回は日本のビールらしい辛口ドライなスーパードライでしたが、より苦みの深いビールIPAなどであれば、よりスパイスとのペアリングを楽しめそうだと思います。
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ハイボール×カレー
ハイボールは、スパイス系や辛い料理と相性が良いとされています。
そのため、スパイスが効いたカレーとの相性は抜群です。さっぱりと飲めるハイボールは、カレーの味を引き立ててくれます。
口の中もすっきりして、カレーが何杯でも食べられそうでした。
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レモンサワー×カレー
カレーは酸味のある飲み物と合わせやすい傾向があります。
カレーの中には、レモングラスやトマトなど、酸味のある具材を使用したものも多いです。
またインド系の飲食店にいくと良く出てくる乳酸菌飲料「ラッシー」も酸味が効いています。
そのため、同じく酸味のあるレモンサワーとも合わせやすいといえます。
今回はコクと旨味の強い麒麟発酵レモンサワーと合わせてみました。
カレーのスパイス感とレモンの酸味が絡み合い、お互いを邪魔することもありません。
炭酸が口の中をさっぱりしてくれるため、最後まで美味しくいただけました!
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赤ワイン×カレー
赤ワインの味や香りを表現する時に「スパイス感」「スパイシー」という言葉が使われます。
カレーもスパイスを使っているため、スパイス感のある赤ワインと相性抜群です。
また赤ワインは赤身肉との相性も良く、牛肉が使われているカレーもおすすめ。
煮込む時にも使えるため、カレーには欠かせないお酒です。
ただし辛みが強すぎるカレーの場合軽めの赤ワインだと、香りが弱まるので重めの品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン、メルローやスパイシーなシラーなどの品種の赤ワインと合わせると良いでしょう。
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日本酒×カレー
ご飯に合う料理は日本酒にも合うといわれています。
日本酒の原料は米なので、カレーと日本酒の相性は抜群です。
あまり馴染みのない組み合わせでしたが、日本酒の旨味やコクがカレーの旨味を引き出してくれました。旨味の強い純米酒だとより美味しいかもしれませんね。
できれば、具材がゴロっと入ったようなカレーやキーマカレーの方がおつまみ感が出て合わせやすいと思います。
ただし辛みが強すぎると日本酒の良さがカレーに飲み込まれるので注意も必要です。
ブランデー×カレー
カレーの隠し味にブランデーを使うことがあります。
カレーの香りとブランデーの香りの相性は良く、今回のペアリングでも美味しくいただけました。
またブランデーは肉料理と合わせやすいため、肉がメインのカレーがおすすめです。
カレーを食べてブランデーを口に含むと、カレーを風味が引き立ちます。
ただしブランデーを飲みすぎるとバランスが崩れるので、少量飲むことをおすすめします。
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芋焼酎
カレーにはじゃがいもが入っています。芋焼酎なら、芋の風味を感じながらカレーを味わうことができます。
カレーの旨味と芋焼酎の風味の相性が良く、予想以上にマッチしました。
ソーダ割からロック、お湯割りなど飲み方も幅広く楽しめそうです。
カレーと合わないお酒(ワーストペアリング)
続いては、カレーと合わなかったお酒を紹介します。
白ワイン
カレーと白ワインの相性は悪くありませんでした。
しかし、今回のカレーとシャルドネの組み合わせは白ワインの良さをかき消してしまいました。
ココナッツカレーやシーフードカレーなどマイルドなカレーなら、白ワインとの相性も良いと思いますが、難易度は高そうです。
麦焼酎
麦焼酎は、キレが強すぎて合わない印象がありました。
口の中はさっぱりできますが、麦焼酎の風味が勝ってしまいます。
炭酸で割って焼酎ハイボールにした方が合わせやすいと感じました。
関連記事:熱狂ファン増加中!焼酎ハイボールにはどんな焼酎が合うのか?
カレーとお酒の種類別の評価・特徴
カレーとお酒のペアリングを表にまとめてみました。
順位 | お酒 | 評価 | ペアリングの味わい |
---|---|---|---|
1位 | ビール | ★★★★★ | スパイスの効いた料理にはビールがよく合います。 |
2位 | 赤ワイン | ★★★★★ | スパイス感のある赤ワインと相性抜群です。牛肉を使うとさらに美味しくなります。 |
3位 | ハイボール | ★★★★ | さっぱりと飲めてカレーの味を引き立ててくれます。 |
4位 | レモンサワー | ★★★★ | スパイスと酸味の相性は抜群です。コクと旨味のあるレモンサワーがおすすめ。 |
5位 | 芋焼酎 | ★★★ | 芋の風味がカレーの旨味にマッチします。 |
6位 | 日本酒 | ★★★ | 日本酒の旨味やコクがカレーを引き立ててくれます。 |
7位 | ブランデー | ★★★ | カレーの風味が引き立ちます。少量飲むとgood。 |
8位 | 梅酒 | ★★★ | 梅酒の酸味と合わせやすい。炭酸で割ると爽快感があって良い。 |
9位 | 白ワイン | ★★ | ココナッツや魚介系カレーの方が合わせやすい印象。 |
10位 | 麦焼酎 | ★★ | 麦焼酎の印象が強すぎました。 |
実はカレーの隠し味にウイスキーが美味しい?
さっぱりと楽しむことができたカレーとハイボール(ウイスキー)のペアリングですが、実はワインと同様に隠し味にいれると美味しいという話があります。
ワインはまだ想像できるのですが、ウイスキーは…ということで口コミを集めてみました。
超初心者の手作りカレー、きょうは初めて隠し味をいれます。牛乳にヨーグルトと少しのソース(カレーリッチ)あとウイスキー🥃自分もびっくりしましたがウイスキー1番影響大でおいしくなってた pic.twitter.com/L6MuMSCH0g
— なかじまカレー (@nakajimacurry) February 1, 2020
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寒い今日、夕食はあったかカレー。隠し味はめんつゆ、飲むヨーグルト、純ココアの他、何と今回はウイスキー(バーボン)をワンショット入れてみました。これがまた絶妙に旨くなる。いやぁ旨い! pic.twitter.com/eax0G0XGiv— ローリー (@oTjrYmzHtTyUroj) April 13, 2020
変化の感じ方には個人差があるようですが、ウイスキーの風味がカレーの雰囲気を変えてくれるようです。
また、調べてみると本坊酒造がウイスキーカレーをレトルト販売していたこともありました。
あまり知られていない隠し味ですが、余った際などに試してみたい組み合わせですね。
まとめ
今回はカレーと10種類のお酒をペアリングしてきました。
馴染みのないペアリングですが、多くのお酒と合わせることができました。
ぜひ本記事を参考に、お酒とカレーを楽しんでみてください。
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