自宅で簡単にウイスキーを美味しくする「瞬間燻製」とは?作り方やポイントを解説

ウイスキーの中には、スモーキーな香りの銘柄があります。

しかし最近は、スモークガンを使ってウイスキーを燻製する「瞬間燻製」が注目され始めています。

そこで今回は、ウイスキーを燻製する方法やおすすめのおつまみを紹介します。

自宅で燻製ウイスキーを楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ウイスキーの瞬間燻製とは?

燻製ウイスキーは、グラスに煙を注入して作られます。

煙が噴射できるスモークガンをグラスに挿し、煙で満たしたら蓋をして2分前後待ちます。

するとグラスの中に煙が漂い、スモーキーな香りとウイスキーの香りが重なります。

いつものウイスキーがさらに香り高くなり、また違った顔を見せてくれるのがポイントです。

瞬間燻製のメリット

 

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ウイスキーを瞬間燻製するメリットを紹介します。

見た目で楽しめる

瞬間燻製ウイスキーは、見た目から楽しめるのがメリットです。

グラスの中に煙が漂っているため、いつもと違う雰囲気でウイスキーを味わえます。

口に運ぶと燻製の煙がゆっくりと流れ出し、贅沢な気持ちになれるでしょう。

二つの香りが楽しめる

瞬間燻製すると、二つの香りが楽しめます。

まず最初に燻製の香りが鼻を抜け、その後にウイスキーの香りが追ってきます。

燻製の香りはウイスキーの良さを引き出してくれるため、最後まで美味しく飲めます。

そこに燻製のおつまみを合わせると、最高の組み合わせとなるでしょう。

瞬間燻製が簡単にできるスモークガンとは?

瞬間燻製に欠かせないのがスモークガンです。

一般的な燻製器は、箱の中でチップをいぶして食材を燻製します。

スモークガンは、その名の通り銃口から煙を出して食材やお酒を燻せるアイテムです。

コンパクトに持ち運べ、自宅でも気軽に使えるのがメリット。家の中も煙くさくなりません。

スモークガンの使い方は以下の通りです。

【1】電源をいれる
【2】燻製チップを入れる
【3】素材に煙を注入する

簡単なステップで気軽に燻製を楽しめます。

ウイスキーだけでなく、食材をタッパーやジップロックに入れ煙を密閉すればお手軽燻製のできあがりです。

瞬間燻製におすすめのスモークガン

瞬間燻製におすすめのスモーキングガンを紹介します。

BKLN DINERスモーキングガン

BKLN DINERスモーキングガンは、熱源が不要のスモーキングガンです。

気候や温度に左右されることなく燻製ができ、自宅だけでなくアウトドアにも活躍してくれます。

また​​単三電池2本で稼働し、近くにコンセントがなくても問題ありません。

使い方も簡単で、本体にチップをひとつまみいれるだけで準備完了。チップに火をつけて素材を入れた容器に煙を注入すれば、燻製のできあがりです。

ただし室内に燻製の香りが広がる可能性がありますので、換気はしっかりしておきましょう。

▼BKLN DINER スモーキングガンはこちら

スモーカー Qfun

スモーカー Qfunは、コンパクトなスモーキングガンです。

収納時は手のひらサイズに収まり、収納場所に困ることはありません。

煙も漏れづらい設計なので、部屋の中でも安心して燻製ができます。

操作方法は、木製チップをセットし蓋をして火にかけるだけ。チューブを通じて素材を燻製したら完成です。

部屋の中で燻製がしたい人や、コンパクトに持ち運びたい人におすすめのスモーキングガンです。

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TMKEFFCポータブル燻製器

TMKEFFCポータブル燻製器は、一度に多くのスモークを出すことができるスモークガンです。

2つのギアを備えているため、他のスモーキングガンよりも流量を増やせます。

また燻製の煙はお好みで調整できるのもメリット。食材やお酒の量が多くても問題ありません。

さらにバッテリーで駆動し、電源がない場所でも活躍してくれます。単三電池でも動くため、用途に合わせて活用してみてください。

規模の多いパーティーや、いろんなお酒を燻製したい時におすすめのスモーキングガンです。

▼TMKEFFCポータブル燻製器はこちら

LITHONスモークインフューザー

LITHONスモークインフューザーは、今回紹介するスモーキングガンで最もコンパクトな設計です。

ポケットに入るサイズで、どこにでも持ち運べるのがメリット。熱くならない燻製方法なので、ウイスキーにもぴったりです。

さらに、すぐに使えるチップが約30回分ついており、別でチップを購入する必要もありません。

スモーキングガンが初めての人は、試してみてはいかがでしょうか。

▼LITHONスモークインフューザーはこちら

SEABEDOスモークインフューザー

SEABEDOスモークインフューザーは、冷製燻製の作れるスモークガンです。

食品に熱を与えないため、お酒や野菜、お刺身など温めたくないものにおすすめ。

強弱2段階の送風スピードの調整もでき、食材に合わせて流量を変えられます。

本格的な瞬間燻製がしたい方や、いろいろな食材を試してみたい方に最適なスモークガンです。

▼SEABEDOスモークインフューザーはこちら

瞬間燻製の種類

ウイスキーの瞬間燻製には、通常のスモークチップとピートパウダーを使う方法があります。

通常のスモークチップ

スモークチップとは、木を細かく砕いてチップ状にしたものです。

直接火はつけず、チップ皿などに乗せて煙を立ち上げます。燻製器であれば、3分くらい火にかけると煙が出てきます。

スモークチップは、お酒や食材など幅広い燻製に使われています。最もメジャーな方法なので、瞬間燻製をする場合はお好みのスモークチップを購入しましょう。

ピートパウダー

ピートとは、植物が分解されずに蓄積した土を指します。泥炭(でいたん)とも呼ばれ、スコットランドでは、モルト(大麦麦芽)を乾燥させる燃料として活用されてきました。

独特の匂いがあり、ピートを使用したスコッチウイスキーはスモーキーな香りが楽しめます。

ピートパウダーは、スモークチップやスモークウッドの補助役として活躍してくれます。

例えば、スモークチップの上に少量振りかければ、さらにスモーキーな燻製ができあがります。

もっとスモーキー感を味わいたいという人は、ピートパウダーを活用してみてはいかがでしょうか。

燻製にして飲んで欲しいウイスキー銘柄

スモークガンとチップが揃ったら、主役のウイスキーも必要ですよね。ここからは燻製して飲んで欲しいウイスキー銘柄を紹介します。

白州 NV

最初におすすめしたいのが、サントリーの「白州 NV」です。

元々凄く爽やかなウイスキーで、定期的にピートタイプのシリーズがリリースされることからも燻製香と相性が良いことが伺えます。

燻したところに氷と炭酸水を入れてハイボール風にして飲むのもおもしろいでしょう。

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余市 NV

余市NVは、ニッカウヰスキーが発売する少しピーティーなジャパニーズウイスキーです。

余市ウイスキーらしい海っぽい潮感が、燻製にすることでより際立ち、牡蠣などの魚介類との相性を引き上げてくれます。

おすすめは、生牡蠣に余市ウイスキーをダバっとかけて一緒に燻製にして食べる方法。元々相性の良いところにさらにまとまりが乗っかりマリアージュを楽しめるでしょう。

▼余市NVはこちら

グレンモーレンジ オリジナル

グレンモーレンジは「完璧」と言われるほどのバランスが整ったスコッチウイスキーです。

フルーティーで煙たいような香りを感じるラインアップがないので、アレンジ性を楽します。

合わせるのであれば、甘みを感じるようなチップを使うのがおすすめです。

▼グレンモーレンジ オリジナルはこちら

オクトモア

オクトモアは、最もフェノール値の高いウイスキーです。

フェノール値(ppm)とは、ウイスキーのピート感の強さを表す数値で数字が大きいほどピートを強く感じます。

一般的にピーティー強いと言われている「アードベッグ」が10ppmなのに対してオクトモアは167~309ppm。ちょっとやりすぎレベルのピート力が感じられます。

さて察しの良い皆様ならお気づきかもしれませんが、そうです。ここにピートパウダーで燻製です。

なかなかにぶっ飛んだピート感を堪能できるでしょう。

▼オクトモアはこちら

瞬間燻製ウイスキーに合うおつまみ

瞬間燻製ウイスキーに合うおつまみを紹介します。

燻製料理

燻製ウイスキーは、燻製料理と相性抜群です。

どちらも燻製してあるため、スモーキー感が溶け合います。

ベーコンやスモークサーモン、味玉など、燻製した食材ならどんなものでもOK。特にスモークサーモンなど魚介系のおつまみと合わせやすいでしょう。

ブルーチーズ

ブルーチーズはクセが強いため、燻製ウイスキーの味わいに負けません。

ブルーチーズ独特の香りとスモーキーな風味が絡み合い、ウイスキーの美味しさを引き立てます。

燻製を含め、クセのあるおつまみと合わせやすいのが燻製ウイスキーの特徴です。

ミルクチョコレート

チョコレートとウイスキーは鉄板の組み合わせです。

中でもミルクチョコレートは、スモーキーな香りをまろやかにしてくれます。

燻製すると香りや味わいがきつくなりますが、ミルクチョコレートはそれを緩和してくれます。

ウイスキーが苦手な初心者は、ミルクチョコレートを試してみてはいかがでしょうか。

生牡蠣

燻製ウイスキーには生牡蠣がぴったりです。

スコットランドでは、生牡蠣にアイラモルトをかけて食べる文化があります。

そのため、燻製ウイスキーと生牡蠣の相性は抜群です。牡蠣だけでく貝類全般に合うので、貝好きの方はぜひ試してみてください。

瞬間燻製ウイスキーが楽しめるお店

東京・中野にある「アングラーフィッシュ」は、2018年に瞬間燻製ウイスキーが楽しめるお店としてオープンしました。

瞬間燻製ウイスキーをオーダーすると、バーテンダーがスモークガンを取り出してくれます。

燻製に使用するチップは、「さくら」「りんご」「ヒッコリー(くるみ)」「オーク(ウイスキー樽)」の4種類。ウイスキーの銘柄に合わせてセレクトしてくれる仕組みです。

目の前でグラスの中に煙を注入し、蓋をして2分ほど燻製します。

そして蓋を開けると燻製の香りが立ち上り、瞬間燻製ウイスキーの完成です。

気になる人は、お店で瞬間燻製ウイスキーを堪能してみてください。

 

まとめ

今回は瞬間燻製ウイスキーの魅力や作り方を紹介してきました。ウイスキー特化で紹介しましたがもちろん他のウイスキーで試してみてもおもしろいかもしれません。

スモークガンされあれば、誰でも自宅で瞬間燻製が楽しめます。

ぜひ参考に、ウイスキーの楽しむ幅を広げてみてください。