白ワインのおすすめ16選!選び方やより美味しく飲むコツなどもご紹介【お酒の会社が厳選】

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スッキリとした飲み口やフルーティーな飲み口から人気を集める白ワイン。ドライなものから甘口なものまで幅広く様々なシーンで楽しまれています。

しかし、ぶどう品種や生産者、地域、製法などの違いによって味わいや特徴は全く異なるため、どれが適しているのか、どれを美味しいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、白ワインの選び方の基礎や、お酒の会社が厳選する16本のおすすめ白ワインなどをご紹介していきます。

基礎を抑えると意外と選ぶのも簡単です。ワイン選びの基礎やちょっとしたコツを覚えると各段にワインを楽しく飲むことができます。

ワイン初心者から普段からワインを飲むけど詳しくは知らないという方は参考になる内容も多いかなと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

白ワインの選び方

白ワインは、ぶどうの果皮や種子を除いた果汁のみを発酵させて造られるワインです。

白ワインは、赤ワインによくあるような渋みはほとんどなく、スッキリと飲みやすいのが特徴。

しかし、使われるぶどうや、そのぶどうの育った環境、造り手の個性などによって大きく味わいが変わってきます。

まずは、どのようにして白ワインを選んだらよいのかをみていきましょう。

初心者向け | まずは辛口と甘口から

白ワインの味わいは、大きく「辛口」と「甘口」に二分されることが多いです。

ワインのラベルや商品情報などにも記載されているので、白ワインを選ぶときはまずはじめに注目するとよいでしょう。

甘口ワインの特徴

甘口ワインは、糖分がアルコールに変化するのを途中で止めたり、使用するぶどうから得られる果汁の糖分濃度をあげたりすることで造られ、文字通り甘いのが特徴のワインです。

糖を残す造り方になるため、甘さは「残糖」と表現されることも。

そんな甘口ワインには、大きく2つのタイプがあり、「極甘口」と「甘口」に分けられます。

特に極甘口のタイプは、デザートワインとも呼ばれ、フレンチをはじめとするコース料理の最後に提供されるなど、しっかりとした甘みが人気です。

辛口ワインの特徴

辛口ワインは、糖度が少ないスッキリとしたタイプを指します。文字通り「辛い」わけでないです。

EU基準では、1リットルあたりの残糖度が4g以下のワインが辛口と規程されています。

レモンなどの柑橘類、青りんごや白い花、ミネラル感、酸など、すっきりとシャープな性質を持つのが特徴です。

初心者向け | ぶどう品種で選ぶ

辛口と甘口の次は、白ワインに使われる代表的なぶどう品種を紹介していきます。

使われるぶどうや、ぶどうの生育環境などでもニュアンスが変わってきますので、生産地と品種も抑えておくと、より白ワイン選びがしやすくなるでしょう。

ぶどう品種① シャルドネ

シャルドネは、フランスのブルゴーニュ地方を原産とする白ぶどう品種です。

「白ぶどうの王様」とも評されるほど代表的なぶどう品種で、フランスはもちろん、アメリカや日本、チリ、オーストラリア、南アフリカなど世界各地で栽培されています。

ぶどうそのものには強い個性はなく、テロワール(育った環境)や造り手の個性が分かりやすく表現されるのが特徴。

涼しい土地ではリンゴのようなすっきりとした印象のワインになり、温暖な土地ではパインのようなトロピカルな印象をもつワインになることが多いです。

ぶどう品種② ソーヴィニョン・ブラン

ソーヴィニョン・ブランはフランス発祥の白ぶどう品種です。

シャルドネに並ぶポピュラーなぶどう品種で、フランスの他、イタリアやチリ、日本、ニュージーランド、アルゼンチンなど世界各地で栽培されています。

シャルドネと同様にテロワールや造り手の個性が現れやすい品種ですが、共通してネギ感などと表現されるような青っぽいハーブ感と、フルーティーで瑞々しい柑橘感があるのが特徴です。

料理との組み合わせもあわせもしやすいので、ペアリングにもおすすめ。

シャルドネとソーヴィニヨン・ブランは、はじめにおさえておきたいぶどう品種です。

ぶどう品種③ リースリング

リースリングは、フランス北東のアルザスやドイツなどで栽培されている白ぶどう品種です。

シャルドネやソーヴィニヨン・ブランが世界各地で広く栽培されているのに対して、リースリングは、主に涼しい地域を中心にぶどうの良さが引き出されます。

極甘口から辛口まで味わいを幅広く表現できる多彩さがリースリングの特徴です。

清純な白い花のような繊細さとエレガンスをもっています。シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランをおさえたら次は、リースリングといった知名度感です。

ぶどう品種④ ピノ・グリ

ピノ・グリは、フランスのブルゴーニュ地方が原産とされる白ぶどう品種です。

赤ワインに使われる有名ぶどう品種のピノ・ノワールから突然変異したぶどう品種で、灰色(グリ)がかった色味をしています。

ピノ・グリを使ったワインの多くは、産地や造り手の個性によってニュアンスは異なりますが、どっしりとした果実味と穏やかな酸が特徴的です。

涼しく、良く日の当たる乾燥した土地との相性がよく、フランスをはじめドイツやアメリカ、イタリアなど世界各地で栽培されています。

ぶどう品種⑤ 甲州

甲州は、日本の山梨県を中心に栽培されている白ぶどう品種です。ピノ・グリ系品種といわれており、色味も灰色がかったような藤色をしています。

実は、甲州は以前は水っぽく味気ないぶどうと評価されていました。しかし、近年の栽培方法や醸造方法の改善から飛躍的に味わいが進化しており、美味しさだけでなく、バリエーションも増えてきています。

起源を辿ると平安時代末期まで遡るような歴史の古い土着品種であることもあってか、和の食材と相性が良いです。

初~中級者向け | 料理やシーンから選ぶ

料理やシーンに合わせてワインを選ぶポイントを紹介していきます。

「色」を見て料理とワインを考える

最も簡単に料理にあわせてワインを選ぶなら「色」を見ると良いでしょう。

よく「白ワインには魚料理」と言われることがありますが、実はこれも色からペアリング。

また一概に白ワインと言っても無色にちかいものから黄色がかっているものまで多彩です。

例えば樽で熟成させているような白ワインは少し色が黄金色っぽくなります。このようなワインなら、コクがしっかりあるので、鶏肉や豚肉といったものではなく、牛や羊といった味が強いものにも負けません。

合わせる料理の色からワインを選んでみましょう。

「産地」を合わせてワインを選ぶ

料理の産地、国に合わせてワインを選んでみるのも良いでしょう。

ワインはその地域の個性を表現しています。料理も地域の風土に由来しているものが多いので、同じ産地で揃えると相性よく楽しめる場合が多いです。

例えば、甲州は日本に根ざしたぶどう品種なので、日本のお寿司や天ぷら、出汁料理などとの相性が抜群。

色を見て合わせる選び方と、産地を合わせる選び方は比較的簡単な方法なので、合わせてためしてみてください。

「補う」こと意識してワインを選ぼう

料理に足りないものをワインで補うイメージでワインを選ぶ方法もおすすめです。

代表的なものでは、ソーヴィニヨン・ブランのハーブのニュアンスを鶏肉や魚の香草焼きをイメージして合わせるといったものがあります。

料理の要素とワインの要素をある程度理解していないと難しいですが、自分好みの組み合わせのヒントになったり、新しい発見になったり、試すほどに楽しいワインの選び方です。

中~上級者向け | ヴィンテージで選ぶ

白ワインにもヴィンテージが記載されているものがあります。

ヴィンテージはぶどうが収穫された年を示しており、その年のぶどうの出来や熟成による余韻などから同じ銘柄でも違いが現れるため、飲み比べてみるのも良いでしょう。

ただし、ワインの熟成にはピークがあります。古ければ良いというものでもないので、ワインショップやソムリエに選んでもらうなど注意が必要です。

上級者向け | 生産者から選ぶ

白ワインの世界にもルフレーヴやコント・ラフォン、コシュ・デュリなど世界中のワイン愛好家の心をわしづかみにする生産者がいます。

それぞれが持つ畑や製造の個性などからワインの味わいは大きく変わってきますので、自分好みとあう作り手を探せるとワイン選びはさらにおもしろくなるでしょう。

好きな生産者、好きなブランド、いわゆる「推し」が見つけられるようにワインを飲み比べてみてください。

おすすめの白ワイン16選

シーンや価格などを分けておすすめの白ワインを16選ご紹介していきます。

スーパーで白ワインを探すならこの3本

まずは、スーパーや一般的な酒屋などでも見かけることの多い白ワインの中からおすすめを3本紹介します。

コノスル ビシクレタ・レゼルバ

生産者 コノスル
国・地域 チリ
品種 複数
タイプ
おすすめ料理
価格帯 1,000円前後

自転車のマークが印象的な安旨ワインシリーズの代表格

「ビシクレタ・レゼルバ」は、1993年に設立されたチリの「コノスル」が販売する最もスタンダードなシリーズです。

コノスルは、ワイン専門誌で世界で最も称賛されるワインブランドで2位になるなど、世界的にも人気の造り手。

白ワインでは、シャルドネやリースリング、ヴィオニエ、リースリング、ゲヴルツトラミネールなどを使用したものがあります。

1,000円前後とコストパフォーマンスも高いので、品種の飲み比べなどもおすすめです。

シャブリ ウィリアム・フェーヴル

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WILLIAM FEVRE(ウィリアム フェーブル)
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生産者 ウィリアム・フェーブル
国・地域 フランス、シャブリ
品種 シャルドネ
タイプ 辛口
おすすめ料理 生牡蠣、チキンソテーなど
価格帯 3,000円~5,000円前後

辛口白の王道ワイン

白ワインといえば「シャブリ」を連想すると言う方も多いでしょう。シャブリはフランスの産地のことで、そこで造られるワインが一般的に「シャブリワイン」と言われます。ちなみに、シャブリには赤ワインは存在しないです。

さておき、ウィリアム・フェーブルはそんなシャブリでも随一のワインの造り手として知られています。シャブリにある7つの特級畑のうち5つを所有するなどその規模はシャブリのドメーヌなかでも最大級です。

ウィリアム・フェーヴルのシャブリは、「シャブリらしさ」が最大限に表現されたスタンダードな白ワインとなっています。

マドンナ リープフラウミルヒ

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生産者 ファルケンベルク社
国・地域 ドイツ、ラインヘッセン
品種 ミュラー・トゥルガウ、リースリングなど
タイプ 甘口
おすすめ料理 フレッシュタイプのチーズ、エスニック料理、中華料理など
価格帯 1,000円台

ドイツの聖母になぞられた定番甘口ワイン

マドンナのリープフラウミルヒは、「聖母の乳」の名を持つドイツワインです。リープフラウミルヒは、ドイツのライン川沿いで造られる、規程をクリアしたワインのこと。

味わいは、アプリコットのようなフルーティーさを持ち、甘いニュアンスがありますが、ほどよく軽快な酸味もあるので、意外と食事との相性も良いです。

日本でも50年以上販売されており、サントリーが販売元なので、スーパーなどでもみつけやすいでしょう。

【定番】迷ったら試して欲しい白ワイン5本

続いて、迷った時にとりあえずこれを選んでおけば間違いない!というおすすめの白ワインを厳選して5本紹介していきます。

グリド甲州

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ノーブランド品
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生産者 グレイスワイン(中央葡萄酒)
国・地域 日本、山梨県
品種 甲州
タイプ 辛口
おすすめ料理 天ぷら、寿司、焼き鳥などの和食
価格帯 2,000円台

染みわたるような美しい甲州

「グリド甲州」は甲州の良さを引き出した料理との相性が非常に良い白ワインです。

柑橘類やトロピカルなフルーツのような雰囲気とアーモンドの様な深みある香りがします。

味わいは、穏やかな酸味と旨味から、最後に感じられるほんのりと揺らぐような苦味が、特に和食との相性抜群です。

日本ワインのレベルの高さを感じられるワインといえるでしょう。

トリンバック リースリング

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エノテカ
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生産者 トリンバック
国・地域 フランス、アルザス
品種 リースリング
タイプ 辛口
おすすめ料理 寿司、魚介類のフリットなど
価格帯 2,000円台

アルザスの模範的リースリング

「トリンバック」のリースリングは、フランスのアルザス地方のお手本的な白ワインです。アルザスの生産者で唯一フランスのミシュラン3星レストランすべてで採用されているほどその実力はたしかです。

レモンや白桃、青りんごなどのフレッシュな香り、リースリングらしい上品でハツラツとした酸とミネラル感が、「これがアルザスのリースリングである」と教えてくれているかのよう。

リースリングの白ワインで迷ったら、まずは試して欲しい1本です。

ナパ・ハイランズ

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ナパ・ハイランズ【NAPA HIGHLANDS】
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生産者 スミス・アンダーソン・ワイン・グループ
国・地域 アメリカ、ナパヴァレー
品種 シャルドネ
タイプ やや辛口
おすすめ料理 シーザーサラダ、角煮など
価格帯 4,000~5,000円

カリフォルニアらしいリッチなシャルドネ

ナパ・ハイランズは、アメリカのナパ・ヴァレーらしさが投影されたシャルドネの白ワインです。

香りは爽やかですが、白桃やマンゴーにはちみつ垂らしたような重厚なフルーティーさと樽熟成からくるリッチな厚みがあります。

しかし、綺麗な酸が全体のバランスをまとめているため、ただ重く飲み飽きるということはなく、気づくと1本空いてしまっているかもしれません。

ヴィンテージごとに最適な畑を選び、個々に醸造してブレンドされており、常に最高の完成度が保たれているのもポイントです。

シャトー・レイノン ブラン

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ナパ・ハイランズ【NAPA HIGHLANDS】
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生産者 シャトー・レイノン
国・地域 フランス、ボルドー
品種 ソーヴィニヨン・ブラン
タイプ 辛口
おすすめ料理 焼き鳥(塩)、生牡蠣、サーモンのムニエルなど
価格帯 3,000円前後

フランス ボルドー白ワインの典型

シャトー・レイノン ブランは、ボルドー大学の教授であった白ワインの権威デュブルデュー氏が手掛けた白ワインです。ワイン漫画「神の雫」に登場したことなどから、日本でも人気があります。

酸味とキレのあるすっきりとしたテイストで「ザ・辛口」な飲み口ですが、トロピカルなフルーツのような果実味もしっかりと感じられバランスの良さが特徴的です。

非常に爽快で切れ味があるので、魚介系や前菜とあわせるのがおすすめ。

レヴナント シュナン・ブラン

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Curator's Choice (キュレーター's チョイス)
生産者 フォールス・ベイ・ヴィンヤード
国・地域 南アフリカ
品種 シュナン・ブラン
タイプ 辛口
おすすめ料理 青魚の南蛮漬け、バターチキンカレーなど
価格帯 1,000円前後

コスパ最強!南アフリカのシュナンブラン

シュナン・ブランは、南アフリカの醸造家たちが「国宝」とも評しているぶどう品種です。実際今ではシュナン・ブランの世界最大産地は南アフリカになっています。

そんな南アフリカのシュナン・ブランでおすすめなのが、フォールス・ベイ・ヴィンヤードの「レヴナント」です。

「レヴナント」は、テロワールやぶどう品種のもつ個性を人間の手でごまかさないように作られた、ピュアな白ワイン。

南アフリカのシュナン・ブランらしい酸味とトロピカルなフルーツ感が非常に分かりやすくなっています。

価格も1,000円前後とリーズナブルなので、迷ったらまずは試して欲しい1本です。



料理を意識したおすすめ白ワイン5本

料理とワインは切っても切り離せない関係です。

ここでは「料理に合う白ワイン」をおすすめの基準において紹介していきます。

シャブリ ダニエルダンプ

シャブリ / ダニエル・ダンプ シャブリ 750ml
生産者 ダニエルダンプ
国・地域 フランス、シャブリ
品種 シャルドネ
タイプ 辛口
おすすめ料理 生牡蠣など
価格帯 3,000円~4,000円

牡蠣に合う白ワイン

「シャブリと牡蠣」ワインを少し知っているとよく聞くペアリングの代表例ではないでしょうか?

樽熟成をしていないソーヴィニヨン・ブランなどシャブリでないワインも相性はいいですが、やっぱり定番は抑えたいところですよね。

ここでは、シャブリの中からダニエル・ダンプの「シャブリ」を厳選して紹介します。

ダニエル・ダンプが手掛けるシャブリを一言で表すと「ピチピチ」です。弾けるような清涼を帯びた酸、ピュアでフレッシュな果実味は、牡蠣、とりわけ生牡蠣と見事なマリアージュをみせてくれるでしょう。

セクロ ビノス・デ・アルガンサ

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ビノス・デ・アルガンサ
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生産者 ビノス・デ・アルガンサ
国・地域 スペイン、カスティーリャ・イ・レオン
品種 ゴデーリョ、ドーニャ・ブランカ
タイプ 辛口
おすすめ料理 サーモンのムニエル、クリーム系の魚料理など
価格帯 1,000円前後

魚料理に合う白ワイン

「白ワインと魚料理」は、ワインを普段あまり飲まない方でも聞いたことがあるような定番のペアリングです。

おすすめしたい白ワインは数え切れないほどありますが、ここではビノス・デ・アルガンサの「セクロ ゴデーリョ ドーニャ ブランカ」を紹介します。

「セクロ ゴデーリョ ドーニャ ブランカ」はお値段1,000円前後とコストパフォーマンスが破壊的です。

青りんご系の爽やかな果実味と、樽熟成から生まれる深みを酸が引き締めており、バランスに優れています。

樽感があるので、バターやクリームなどのミルキーな濃厚さともマッチするので、クリーム系の魚料理とあわせるときに特におすすめです。

ブレッド&バター シャルドネ

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ブレッド & バター
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生産者 ブレッド&バター・ワインズ
国・地域 アメリカ、カリフォルニア
品種 シャルドネ
タイプ 辛口
おすすめ料理 鶏肉料理など
価格帯 3,000円前後

鶏肉料理に合う白ワイン

「ブレッド&バター」のシャルドネは、その名の通りバター感とトースト感を感じられる白ワインです。

濃厚でリッチな仕上がりはカリフォルニアのパワフルなイメージを裏切らない、しっかりとした造りとなっています。

オバマ元大統領主催のTPPランチミーティングに採用されるなど品質の高さはお墨付きです。

チキンソテーやクリームで煮込むような料理との相性が抜群。

シャトー・ベラ リースリング

シャトー ベラ リースリング 2018 750ml
生産者 シャトー・ベラ(エゴン・ミュラー)
国・地域 スロヴァキア
品種 リースリング
タイプ 辛口
おすすめ料理 天ぷら
価格帯 3,000円前後

天ぷらに合う白ワイン

天ぷらに合わせて欲しい白ワインは、シャトー・ベラのリースリングです。

シャトー・ベラは、「ドイツワインのロマネ・コンティ」とも賞賛される造り手エゴン・ミュラーが、スロヴァキアでつくるワインブランド。

このワインは、柑橘や白桃、青りんご、はちみつ、青草のニュアンスがあり、ボディもリースリングのなかではかなり厚みがあります。

そのため、衣や素材の旨味といった天ぷら自体とも、塩やめんつゆなどの味付けとも負けることなくマリアージュしてくれるでしょう。

幅広い食材と相性は良く、シンプルなとり天などとも合います。

トレース ヴェルデオ

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トーレス
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生産者 トレース
国・地域 スペイン
品種 ヴェルデホ
タイプ 辛口
おすすめ料理 チーズケーキ、カルパッチョなど
価格帯 1,500円前後

チーズケーキに合う白ワイン

チーズケーキにあわせるなら、スペインワインを牽引する造り手トレースがつくる「ヴェルデオ」がおすすめです。

ヴェルデオは、スペインのルエダで古くから愛されているヴェルデホという固有品種の白ぶどうを100%使用したワイン。

レモンやライム、パッションフルーツ、ウイキョウなどの要素を持つ香り、ヴェルデホが持つソーヴィニヨン・ブランに厚みを加えたような独特なバランスの果実味がチーズケーキとベストマッチします。

レアチーズケーキ、ベイクドチーズケーキなど、意外と幅のあるジャンルですが、ヴェルデホはどちらもそれほど違和感なく合わせられるでしょう。

ちなみに、ベイクドやバスク系には樽感のあるタイプ、レア系には酸がしっかりとしたすっきり辛口タイプなどが合わせやすいです。

ギフトにおすすめな白ワイン3選

3,000円、10,000円、50,000円以上と値段に幅を持たせつつ、プレゼントにおすすめな白ワインを3本厳選してご紹介していきます。

グランポレール 岡山 マスカット・オブ・アレキサンドリア

生産者 サッポロビール
国・地域 日本、岡山県
品種 マスカット・オブ・アレキサンドリア
タイプ 甘口
おすすめ料理 デザートワイン、カルパッチョなど
価格帯 3,000~4,000円

果実の女王を使った甘口白ワイン

グランポレールは、北海道・長野県・山梨県・岡山県の4つの自然豊かな地域で造られるワインブランド。

そのなかでもギフトに活躍してくれるのが、岡山の「マスカット・オブ・アレキサンドリア〈薫るブラン〉」です。

味わいは、果実感のある甘さがしっかりしていますが、甘み以上に抜けるようなマスカットの香りに驚かされます。

果物としての人気も非常に高いマスカット・オブ・アレキサンドリアを100%使用しており、飲み口もほんのり甘口なので、あまりワインに詳しくない方にも喜ばれるでしょう。

ムルソー ブラン レ ティレ ヴァンサンジラルダン

ムルソー ブラン レ ティレ ヴァンサン ジラルダン 750ml
生産者 ヴァンサン・ジラルダン
国・地域 フランス
品種 シャルドネ
タイプ 辛口
おすすめ料理 海老のアヒージョ、エポワスチーズなど
価格帯 10,000円~

極上の白ワインをギフトに

フランスのトップドメーヌとして近年評価を上げているヴァンサン・ジラルダンのワイン。

石灰岩の土壌があるレ・ティレで育つシャルドネを使用しており、ムルソーらしいミネラル感に優れた白ワインとなっています。

アロマは深く、柑橘類の皮や新鮮なバターのようなニュアンスが感じられるでしょう。
ジラルダンは、ぶどう畑を非常に重視する一方で、近代的な設備にも力を入れており、非常に優れたクオリティを実現しています。

最高品質のワインを造るドメーヌとして、世界的ワイン誌ワインアドヴォケイトでも認められるなど評価も高いです。

少し畏まったギフトシーンなどにもおすすめできる白ワインです。

シャトー・ディケム

生産者 シャトー・ディケム
国・地域 フランス、ソーテルヌ
品種 セミヨン、ソーヴィニヨン・ブランなど
タイプ 極甘口
おすすめ料理 デザートワイン、ブルーチーズ、フォアグラのソテーなど
価格帯 50,000円~

世界最高の貴腐ワイン

極甘口白ワインである貴腐ワインの最高峰と知られる「シャトー・ディケム」。

ソーテルヌの格付けで唯一最高ランクにあり、その称号にふさわしい妥協が全くないワイン造りも有名です。

アプリコットやハチミツ、ドライフルーツの彷彿とさせる香りと濃厚でどしりとくる甘さ、すっきりとして何度でも口に運びたくなる酸はまさに「究極」。

バニラアイスと合わせたり、リッチにフォアグラのソテーに合わせるのがおすすめです。

お値段はなかなか手の出しづらい価格帯ですが、広げて「貴腐ワイン」で見れば3,000円台から探せます。単にデザートワインを探したいときには、そちらもチェックしてみてください。

白ワインをより美味しく飲む3つのコツ

ここからは、白ワインをより美味しく飲むためのちょっとしたコツを3つ紹介します。

白ワインは冷やして飲む?

種類 温度
赤ワイン(ミディアム~フルボディ) 12~18度
白ワイン(ライト~ミディアムボディ) 8~12度
スパークリングワイン 5~8度

ワインには適した飲み頃の温度があります。

白ワインの場合は、ワインの温度を下げることで、酸味がシャープになり、より白ワインのスッキリ感を楽しめるためには、少し冷やした8〜12度の温度帯で飲むのがおすすめです。

いろいろな温度帯で飲み比べて違いを楽しむのもおもしろいですが、ボトルをずっとテーブルなどの上に置いておくとぬるくなってしまい味を損ねることもあります。

そんな時はワインクーラーもおすすめ。ワインクーラーは近年のコロナ禍からホームパーティー等の家でお酒を楽しむシーンが増え、需要が拡大しています。

いろんな種類がありますので、ご自宅などでワインを飲む機会が多い方はチェックしてみてください。

ワイングラスで飲もう

適したグラスでワインを飲むとワインをより美味しく楽しむポイントです。

ワイングラスには、ボルドー型、ブルゴーニュ型、万能型、モンラッシェ型、フルート型の5種類があり、それぞれのグラスにあった白ワインがあります。

甘みや香りを感じやすくなったりと良さを引き出すことができますが、全て揃えるのは難しいです。

そのため、万能型といわれるタイプを1つ持っておくと便利でしょう。赤ワインにも使えるので、まさしく万能に使えます。

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リーデル(RIEDEL)
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飽きてきたらカクテルアレンジも

「あまり口に合わなかった」「飲み切れず余ってしまったので味変したい」ということもありますよね。そんな時はカクテルアレンジをして飲むのもおすすめです。

簡単な白ワインカクテルを3つ紹介します。

白ワイン×炭酸水「スプリッツアー」

白ワインの代表的なカクテルと言えば、スプリッツアーです。

作り方も簡単。氷を入れたグラスに、白ワインと炭酸水を3:2〜1:1程度をお好みで入れ、軽く混ぜるだけです。

本格的にするならレモンやライムを添えても美味しくいただけます。

ワインの辛口、甘口によってニュアンスも大きく変わるのでいろいろ試してみてください。

白ワイン×ジンジャーエール「オペレーター」

オペレーターも白ワインの定番カクテルです。

氷の入ったグラスに、白ワインとジンジャーエールを1:1で入れて混ぜ、レモンジュースをほんの少し加えてつくられます。

ジンジャーエールの風味とレモンのアクセントが爽やかで非常に飲みやすいカクテルです。

ちなみに、赤ワインとジンジャーエールをあわせると「キティ」というカクテルになります。

白ワイン×ビール「ビアスプリッツアー」

ビア・スプリッツアーは、白ワインとビールを合わせたカクテルです。

冷やした白ワインとビールを1:1で混ぜるだけのシンプルなカクテルですが、白ワインの酸味とビールの苦味が絶妙な相性をみせてくれます。

ドライなタイプで合わせるのが無難ですが、白ワイン、ビールともに多種多様なので組み合わせも無限大です。

まとめ

今回は、白ワインの基本的なところを抑えつつ、おすすめの16本や選び方、美味しく飲むためのコツなどを紹介しました。

ワインは難しいイメージもありますが、ポイントを抑えると、楽しく飲むことができます。

お読みいただいた方の白ワイン選びなどの一助になれば嬉しいです!

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