説明できる?白ビールと黒ビールの違いについて

みなさんは白ビールと黒ビールの違いについてご存知でしょうか?パッと見て色が違うことは一目瞭然だと思います。しかし何故ビールの色が違うのかと問われた時、説明できる人は少ないのでは?

今回は白ビールと黒ビールの違いについてフォーカス!一度は飲んでおきたいビールもご紹介していきます。

白ビールとは?

普通のビールよりも淡い色をしているビールのこと。ドイツ発祥の「ヴァイツェン」やベルギー発祥の「ベルジャンホワイト」が有名どころとして挙げられます。その白さから「ホワイトビール」と呼ばれることもあります。

実際には黄金色だったり、あまり白くなくても「白ビール」と呼ばれることがありますが、これは歴史的背景に関係しています。

白ビールの代表格であるピルスナーが誕生する以前は「エール」が造られていました。エールは褐色系や黒っぽいものが一般的だったので、タンパク質や酵母によって白濁した淡色のビールは総じて「ホワイトビール」と呼ばれるようになったのだそうです

原料には大麦麦芽以外に小麦、小麦麦芽が使われます。小麦由来のたんぱく質「グルテン」を多く含むため泡持ちの良さが特徴となっています。

黒ビールとは?

黒ビールとは文字通り黒色をしているビールのこと。ドイツ発祥の「デュンケル」や「シュヴァルツ」、アイルランドで生まれた「スタウト」などが挙げられます。

ビールが黒くなるのは焙煎した麦芽を使っているからです。黒ビールに使われる麦芽は「濃色麦芽」と呼ばれ、一見コーヒー豆と見間違えそうなほど焦がしたものが使われています。また濃色麦芽の内訳として「ブラックモルト」や「チョコレートモルト」という麦芽もあり、焙煎度合や色の濃さによって麦芽の名称が変わってきます。

しかし黒ビールだからといって原料全てに濃色麦芽が使われるというわけではありません。実は黒ビールに使われる濃色麦芽は全体の約10%程度かそれ以下。約90%はビールの地盤となるベースモルトが占めています

濃色麦芽をあまり多く使うと渋みが出てきてしまうのだとか…。焙煎した麦芽を少し入れるだけでも味わいと色に多大なる変化を及ぼすとは驚きです。まるで黒い絵の具みたいですね。

押さえておきたい白ビール

ビール初心者さんにもチェックしていただきたい国産の白ビールをご紹介します!

常陸野ネストビール ホワイトエール


引用:amazon.co.jp/

茨城県の木内酒造が醸すブランド・常陸野ネストビール。その代表作ともいうべき商品がホワイトエールです。世界規模のビールコンテストでは輝かしい功績を残しています。

コリアンダー、オレンジピール、ナツメグといったスパイスが利いた白ビールで、度数は高くないため女性に人気の商品となっています。苦味は控えめなので、ビール独特の苦味があまりお好きではない方は一度試してみては?

 

個性派におすすめの黒ビール

個性的なビールがお好きであれば、この黒ビールはぜったい外せません!!

サンクトガーレン ブラウンポーター


引用:amazon.co.jp/

醸造元は元祖地ビール屋でおなじみのサンクトガーレン。日本に出回るほとんどのビールがラガービールと言われている中で、サンクトガーレンはエールビールに特化しています。

ブラウンポーターはチョコレートモルトを使用しているため色は濃く、若干の苦味があります。香りとコクは強く感じられるので、エールビールがお好きな方やいつもと違うビールを味わってみたい方はぜひトライしてみてくださいね。

 

白・黒の違い

ビール 原料 該当するジャンル
白ビール 淡い黄色
黄金色
小麦・小麦麦芽 ヴァイツェン
ベルジャンホワイト他
黒ビール 濃褐色
濃色麦芽 スタウト
デュンケル他

あくまでも一例なので、参考程度にご覧いただければと思います。

まとめ

今回は白ビールと黒ビールについてまとめました。麦芽を焙煎するだけで色と味わいがかなり違ってくるんですね。

長年日本では淡い色のビールがもてはやされてきましたが、近年は黒ビールも注目を浴びるようになりました。

地域密着型のブルワリーでは唯一無二の白ビール、黒ビールが造られていますので、玄人の方もビギナーの方も、ビールの世界を広げるチャンスをものにしてくださいね。

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