「原酒」の意味を知って日本酒を深く味わおう!おすすめの銘柄5選

日頃から飲んでいる日本酒には種類がありますよね。「にごり酒」や「生酒」「冷やおろし」など、種類によって味わいは様々です。

その中でも「原酒」は日本酒本来の旨味や香りが楽しめ、日本酒好きからも支持されています。

そこで、今回は「原酒」の特徴やおすすめの銘柄を紹介していきたいと思います。日本酒好きの方は参考にしてみてください。

日本酒の原酒とは?


原酒とは、発酵させて絞った日本酒に加水をしていないお酒です。水を加えていないため、アルコール度数は18〜20%と高め。また米本来の甘みや香りが楽しめ、「出来立て」の日本酒をダイレクトに感じることができます。

おすすめの飲み方

原酒は加水をしていないことがウリの日本酒です。もっともおすすめの飲み方は、ロックになります。少しずつ氷が溶け、丁度いいアルコール度数で楽しむことができるでしょう。

また原酒をダイレクトに味わいたいなら、ストレートもおすすめです。日本酒本来の旨味や香りをガツっと味わうことができます。

原酒が美味しい時期は?

日本酒は「寒造り」が主流で、秋から冬にかけて造られます。普通の日本酒は夏まで熟成させることもありますが、原酒はしぼりたてを出荷するため11〜3月が飲み頃です。原酒を飲みたいという方は、寒い時期を狙って購入してみてはいかがでしょうか。

おすすめの原酒銘柄

それでは、おすすめの原酒銘柄を紹介していきます。

羽根屋 純米吟醸 煌火 生原酒(富美菊酒造)


引用:amazon.co.jp/

富山の富美菊酒造は小さな酒蔵ですが、この商品をきっかけに日本でも一躍有名になった酒蔵です。漫画雑誌イブニングの「実在ゲキウマ地酒日記」で「地酒界に突然新星が現れた!な、なんだこの天才ゲキウマスプリンターはっ!」と紹介されたのがきっかけで、今や入手困難な原酒にまで上り詰めました。現在でも各種メディアに取り上げられ、その評判も上々です。

小さい酒蔵ながら設備投資にはお金をかけ、酒母も仕込みも上槽場も全て冷蔵庫の中で作業できるように。小さな酒蔵ではありえない設備投資ですが、これで年間を通じて酒造りが行えるようになりました。

また羽根屋は、キリッとした飲み口と芳醇な香りが特徴で、後から米本来の甘みも追いかけてきます。日本酒が苦手な人でも、スッと飲めてしまう原酒といえるでしょう。

 

風の森 秋津穂 純米大吟醸しぼり華(油長酒造)


引用:amazon.co.jp/

風の森は原料から製造工程全てにこだわった原酒で、ボリューム感のある味わいが人気です。奈良県の御所市(ごせし)にある油長酒造で造られ、創業は1719年。原料の米は「秋津穂(あきつぼ)」と呼ばれる品種を使用し、全てが契約栽培米になります。仕込水は「金剛葛城山系深層地下水」の超硬水です。鉄分やマンガンが少なく、ミネラルを多く含んだ水は、キリッとした日本酒に変わっていきます。

そして風の森最大の特徴は「青リンゴ感」です。香りを嗅ぐと爽やかなりんごのアロマを感じることができ、一口飲めばキリッとしたフレッシュさと、長い余韻を楽しむことができます。日本酒特有の匂いが苦手な人でも、美味しく飲むことができるでしょう。

 

東光 純米吟醸原酒(小嶋総本店)


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1597年に創業し、400年以上の歴史を持つ小嶋総本店は、米沢藩上杉家御用酒屋として栄えた酒蔵です。現在は海外輸出にも力を入れており、中国やドイツなど10カ国以上の国に出荷をしています。

また過去にはANAのファーストクラスラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」のお酒として採用された経験もある実力派です。さらに「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」でも最高金賞を獲得し、ワンランク上の原酒として確固たる地位を築いています。

東光はフルーティーさと芳醇なコクが特徴で、後味はキリッと切れ味が良いです。アルコール度数は16%とかなり低めで、飲みやすい原酒となっています。ウニやいくら、クリームソースなどとの相性が抜群で、しっかりした味付けの料理とよく合います。

 

久保田 生原酒(朝日酒造)


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「酒の品質は、原料の品質を超えられない」という言葉を胸に、米作りから徹底しているのが朝日酒造です。水にもこだわりがあり、仕込水は朝日地内を流れる地下水脈の軟水を使用しています。

久保田は冬限定出荷で、しぼりたての生酒ならではの味や香りを楽しめます。アルコール度数が高いので、飲み口は力強い印象ですが、後味はまろやかでスッとしているのが特徴。どんな料理にも合い、食中酒にもおすすめです。

 

渓流 朝しぼり 出品貯蔵酒(遠藤酒造場)


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日本の桜の名所百選にも選ばれている、臥竜公園のほど近くに遠藤酒造場はあります。1864年、須坂藩御用達の酒蔵として創業しました。酒蔵自慢の「渓流 朝しぼり 出品貯蔵酒」は、蔵を訪れる外国人に人気です。

出品貯蔵酒は「渓流 朝しぼり」のもろみを低温熟成させ、アルコール度を20%まで高めています。朝しぼると同時に瓶詰めして即氷冷貯蔵しているので、フレッシュ感が違います。

日本酒本来の旨味や甘み、酸味のバランスも良く、日本酒初心者にもおすすめです。新聞紙を巻いたフォルムに驚くかもしれませんが、最高の状態で保存したいという想いからきています。

 

まとめ

原酒のことを知ると、ますます日本酒が飲みたくなってきますね。アルコール度数の低い商品もあるので、日本酒初心者の人は、「東光 純米吟醸原酒」などからトライしてみてはいかがでしょうか。

それでは自分好みの原酒を見つけて、日本酒を楽しんでみてくださいね。

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