【漬物】浅漬けに一番合うお酒とは?種類別に解説

お酒のアテに漬物を食べる人もいるかと思います。漬物はカロリーも低く、さっぱりと食べられるのが嬉しいですよね。

しかし、日本酒や焼酎以外にどんなお酒を合わせていいのか、分からない人もいるでしょう。

そこで今回は、浅漬けに焦点を当て実際にお酒とペアリングをしてみました。

浅漬けとお酒の相性を知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

浅漬けの特徴

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浅漬けとは、野菜を食塩や酢、酒粕などので短時間漬け込んだ漬物の一種です。

野菜を切ってタッパに入れ、調味液に漬け込むだけ。一般家庭でもよく食べられています。

浅漬けなどの漬物は、原始時代から食べられていたそうです。当時は海水から塩を取り出し、肉や野菜の保存に用いていました。

奈良時代に入ると、野菜を酒粕や味噌などに漬け、副食として食べられるようになります。

江戸時代になると、野菜や漬け込みの方法も多様化し、一夜漬けや浅漬けなども普及してきました。

その後、漬物産業は発展し続け、日本の重要な産業として世界へ知られるようになったのです。

浅漬けは健康に気を遣う人におすすめ

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お酒を飲んでいると、健康が気になってしまいますよね。

お酒を飲みながら健康維持したい、太りたくない、という人には浅漬けがおすすめです。

そこで浅漬けの健康効果をまとめて紹介します。

腸内環境の改善

浅漬けには食物繊維乳酸菌が豊富に含まれています。

食物繊維は、便秘の改善や腸内の悪玉菌を減少させる効果が期待できます。乳酸菌は、腸内の悪玉菌を抑制し、腸内環境を整えてくれます。

腸は「第二の脳」と呼ばれる大切な器官です。24時間絶え間なく動き続け、食べ物の消化や免疫力、栄養素の吸収などさまざまな役割を担っています。

そのため、浅漬けを食べて腸内環境を改善すれば、健康な体を手に入れられるでしょう。

リラックス効果

浅漬けには、乳酸菌から生み出されるGABAという成分が含まれています。

GABAはアミノ酸の一種で、脳をリラックスさせる作用を持っています。よくGABA入りのチョコレートを目にしますが、これはGABAのリラックス効果を利用したものです。

そのためリラックスして過ごしたい時は、浅漬けとお酒で気分を落ち着かせてみてくださいね。

抗菌・抗酸化作用

野菜の色素や渋みにはポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには抗菌・抗酸化作用があり、有害な物質を無害に変えてくれます。血圧の低下や動脈硬化の予防に効果があり、健康維持をしたい人におすすめです。

浅漬けとお酒と合わせるコツ

浅漬けとお酒を合わせるコツを紹介します。

調味料で選ぶ

浅漬けの調味液によって合わせるお酒も変わります。

醤油ベース 日本酒、焼酎、赤ワイン
和風だし 日本酒、焼酎、梅酒
ピリ辛 ビール、ハイボール

醤油ベースなら、日本酒や焼酎など日本のお酒と合わせやすいです。

一方、ピリ辛でごま油や唐辛子が入っている浅漬けには、口の中をさっぱりできるビールやハイボールがおすすめです。

まずはどんな調味料で浅漬けを作るのか、チェックしてみてくださいね。

野菜で選ぶ

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野菜の種類によっても合わせるお酒は変わってきます。

きゅうりや白菜はさっぱりしているため、ビールや日本酒、焼酎など、どんなお酒にもぴったりです。

一方、ナスなど調味液が染み込みやすい野菜は、お酒の味をかき消してしまいます。そのため、アルコール度数が高いウイスキーや焼酎と合わせた方がいいでしょう。

薬味で選ぶ

漬物と薬味の組み合わせによっても、合わせるお酒が変わってきます。

ネギ ネギっぽさのあるソーヴィニヨンブランの白ワイン。
醤油 和食に合う日本酒や焼酎
からし 辛味を消してくれるビールやハイボール

このように、薬味を使う場合は、合わせるお酒も変えてみてくださいね。

浅漬けと合うお酒(ベストペアリング)

それでは、浅漬けと合うお酒をペアリングしていきたいと思います。

白菜の浅漬けと梅酒

白菜の浅漬けと梅酒が意外にもマッチしました。

白菜の甘みと酸味は、梅酒の甘みと酸味とよく合います。

今回合わせた梅酒は「ザ・チョーヤ シングルイヤー」。濃厚なコクの中に、若さのある酸味が特徴の銘柄です。

梅酒にも酸味とキレがあったため、さっぱりとした白菜の浅漬けにも合うと感じました。

逆に甘みが強い梅酒だと合わないかもしれません。最近は無糖の梅酒も出ているので、甘さ控えめの銘柄と合わせてみるといいでしょう。

▼合わせた梅酒はこちらです。

ナスの浅漬けとウイスキーロック

漬物とウイスキー

ナスの浅漬けとウイスキーのロックはベストな組み合わせでした。

味が染みたナスとウイスキーのコク深さが意外に合うんです。ナスの浅漬けは味が濃いため、それに負けないウイスキーが適任でした。

もちろんビールや焼酎も合わせやすかったですが、「意外に合う組み合わせ」としてナスとウイスキーを挙げてみました。

▼合わせたウイスキーはこちらです。

きゅうりの浅漬けと麦焼酎

漬物と麦

きゅうりの浅漬けと麦焼酎は定番の組み合わせです。

きゅうりのさっぱり感と麦焼酎のキレがよく合います。芋焼酎だと、芋の匂いが勝ってしまうため、麦の方が合わせやすい印象があります。

またきゅうりの浅漬けは、ほとんどのお酒と合いました。ビールやハイボール、日本酒、梅酒まで、さっぱりとクセのない浅漬けは、どんなお酒にも合わせやすいでしょう。

居酒屋できゅうりの浅漬けが定番になっている理由が分かった気がします。

▼合わせた麦焼酎はこちらです。

大根の浅漬けと芋焼酎・ウイスキー

漬物と芋

大根の浅漬けには、芋焼酎とウイスキーがベストペアリングしました。

芋焼酎と大根の浅漬けは、芋独特の風味と大根の風味のバランスが絶妙です。芋と大根は、煮物などの和食でよく合わせられているため、もともとの相性は良いのだと思います。

芋焼酎の風味は独特で、おつまみ選びも難しいです。しかし芋と大根は、野菜としての相性は悪くありません。大根が芋っぽい味になるものの、嫌な感じはなく、コク深い味わいになりました。

一方、ウイスキーと大根の浅漬けは、大根の主張しない甘みとウイスキーのほのかな甘みがよく合います。

きゅうりや白菜とは違った甘みがあり、ウイスキーの持つ甘みと似ているのです。

意外な組み合わせですが、これからはウイスキーと大根の組み合わせも楽しんでみたいと思いました。

白菜と大根の浅漬けには白ワイン

漬物と白

白菜と大根の浅漬けに共通して合わせやすかったのが白ワインです。

白菜と大根はさっぱりしているため、白ワインの酸味とよく合います。

そもそも白ワインは、白ワインビネガーとしてピクルスや浅漬けなどに使われています。要するに発酵食品と白ワインの相性は抜群なのです。

さっぱり系の浅漬けに最も合うのは白ワインだと感じました。

▼合わせた日本酒は白ワインはこちらです。

浅漬けと合わないお酒(ワーストペアリング)

続いて、浅漬けと合わなかったお酒を紹介します。

ブランデー

浅漬けとブランデーは基本的に合いませんでした。

特にナスの浅漬けとブランデーの相性は悪かったです。ナスのジューシーさとブランデーの濃厚な甘さが混ざり合って、なんともいえない味になりました。

スッキリ感のあるブランデーなら、浅漬けとも合わせやすいかもしれません。

日本酒(純米大吟醸)

今回用意した日本酒は純米大吟醸です。純米大吟醸は濃厚で甘みが強いため、きゅうりや白菜のさっぱり感と、あまり合わない印象がありました。

純米酒などスッキリ系の日本酒なら、どんな浅漬けとも合わせやすいと思います。

赤ワイン

浅漬けと赤ワインの相性はあまりよくありませんでした。

赤ワインと相性の良い醤油を垂らせば美味しくなりますが、それなら白ワインと合わせた方が良さそうです。

浅漬けとお酒の種類別の評価・特徴

浅漬けとお酒のペアリングを表にまとめてみました。

順位お酒
得点ペアリングの味わい
1位白ワイン★★★★★浅漬けに最も合う組み合わせ。浅漬けのさっぱり感と白ワインの酸味がよく合う。漬物になると合わなくなる可能性あり。
2位梅酒★★★★酸味のある漬物との相性が抜群!梅酒はスッキリ系がベターです。
3位焼酎★★★★浅漬けとの相性は抜群。失敗したくないなら、麦焼酎を選んでおくといい。
4位ビール★★★★どんな浅漬けにも合わせやすい。迷ったらとりあえずビールを選んでおくのもあり。
5位ウイスキー★★★浅漬けの種類にもよるが、ウイスキーのロックは浅漬けと合わせやすい。特にナスの浅漬けとの相性は抜群。
6位日本酒(純米大吟醸)★★さっぱり系の漬物との相性はそこそこ。キレのある日本酒なら浅漬けとの相性は抜群だと感じた。
7位赤ワイン基本的に合わない。浅漬けに醤油を垂らせば合わせやすい。
8位ブランデーナスなどのジューシーな漬物とは特に相性が良くないです。

まとめ

今回は漬物のなかでも浅漬けに焦点を当て、実際にお酒とペアリングをしてきました。

浅漬けと聞くと、ビールや焼酎、日本酒など、日本ならではのお酒をイメージしがちですが、白ワインやウイスキーとの相性も抜群でした。特に白ワインは、ピクルスやマリネなどの調味液として活用されており、浅漬けと合わせやすかったです。

また浅漬けは、漬物と比べてあっさりしているため、主張の少ないさっぱり系のお酒と合わせると失敗は少ないと思います。

ぜひ本記事を参考に、お酒と浅漬けのペアリングを楽しんでみてくださいね。