オールドヴィンテージのワインって何が違うの?違いと注意点を解説

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ワインは熟成年数によって、味わいや香りが変化します。

その中でも、長い熟成期間を経たオールドヴィンテージワインをご存じでしょうか?「ワインは熟成が進むほどまろやかで美味しくなる」という話もありますが、どの程度の熟成期間が必要なのか分かりませんよね。

そこで今回はオールドヴィンテージワインの特徴やノンヴィンテージとの違い、飲む上での注意点を解説します。

オールドヴィンテージワインについて、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

ワインのヴィンテージについて

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ヴィンテージワインとは、その年に収穫されたぶどうのみを使用して造られたワインです。

例えば、2020年のぶどうを使用したワインは、2020年のヴィンテージワインになります。そのため、年数が新しいワインでもヴィンテージワインと呼びます。

ヴィンテージワインは、その年の気候やぶどうの出来によって味や香りが左右されます。年代によって当たり年やはずれ年があり、それを見極めながらワイン選びをしなければなりません。

またヴィンテージワインはお祝い事にも活用されています。子供が生まれた時、結婚した時、就職した時など、記念となる年のワインを購入して、数十年経った時、思い出に浸りながら飲むのです。

例えば、成人して自分の生まれ年のワインを飲むのは感慨深いですよね。このように、ヴィンテージワインは、さまざまな場面で活躍しています。

オールドヴィンテージとは?

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オールドヴィンテージとは、15年以上熟成させたワインを指します。明確な定義はありませんが、ワイン業界では15年を目安に考えられています。

15年以上の熟成に耐えるには「品質の高いぶどう」「高い醸造技術」が必要です。そのため、オールドヴィンテージの多くは高級ワインに分類されています。

オールドヴィンテージワインの飲み頃は、赤ワイン15~30年、白ワイン15~25年が目安です。中には50年以上熟成した、オールドヴィンテージワインもあります。

ノンヴィンテージとの違い

ノンヴィンテージワインとは、複数の年数のぶどうをブレンドして造られたワインです。オールドヴィンテージワインよりも劣るように感じますが、それは大きな間違いです。

ノンヴィンテージは、品質の良い年のぶどうをブレンドするため、味や香りが安定しやすくなります。そのため、一定の品質が維持でき、オールドヴィンテージのように当たり外れがありません。

またオールドヴィンテージでもラベルへの記載は「任意」です。その年に収穫されたぶどうのみを使用していても、ノンヴィンテージとして売り出せます。

シャンパンの8割以上はノンヴィンテージ

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シャンパンの8割以上はノンヴィンテージです。その理由は、安定した供給を目指しているからです。

シャンパンの産地シャンパーニュは、フランス北部に位置し、厳しい寒さの中ぶどう栽培しています。そのため、年によってはぶどうが熟さないことがあります。そこで品質の高い年のぶどうを複数ブレンドし、高品質なシャンパンを安定供給しているのです。

また2割のシャンパンは、ヴィンテージとして高値で取引されています。その年に収穫されたぶどうを厳選し、瓶の中で3年以上の熟成させるのが特徴です。

シャンパンに限らず、ヴィンテージワインは高い品質を求められています。

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シャンパンにもランクがある!「ヴィンテージ」の豆知識

オールドヴィンテージの魅力

オールドヴィンテージの魅力は、なんといっても熟成による味わいの変化です。

多くのオールドヴィンテージワインは、熟成に耐えられるようにタンニン(渋さ)が強いぶどう品種を選びます。

すぐに飲むとタンニンの強さや鋭さが目立ちますが、数十年の熟成を経るとまろやかな味わいに変化します。タンニンが酸化していき、柔らかで飲みやすいワインになるのです。

ワインを飲む時、グラスを回すことがありますよね。これは酸化させてまろやかにする技で、味わいや香りに大きな変化をもたらします。

それを15年以上の熟成によって変化させるのが、オールドヴィンテージワインの魅力です。

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高級ワインと安いワインの違いとは?栽培方法など6つの違いを解説!

オールドヴィンテージワインを飲む上での注意点やコツ

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オールドヴィンテージワインを飲む上での注意点やコツを紹介します。

「当たり年」を目安に選ぶ

オールドヴィンテージワインは当たり年を目安に選びましょう。なぜなら、ヴィンテージワインには当たり年と外れ年があるからです。

ヴィンテージワインは、その年の気候に大きく左右されます。台風が来てぶどうが育たなかったり、寒波で熟成が進まなかったりすると、ワインの品質が落ちてしまいます。そのため、良質なぶどうが収穫された当たり年を狙えば、美味しいワインに出会えるでしょう。

当たり年に関しては「ワイン名(生産地名)当たり年」で検索すればヒットします。

ただし外れ年だからといってワインが不味いわけではありません。

優良な生産者は外れ年になると、ぶどうを厳しく選別します。収穫量は少なくなるものの、品質の高さを維持しているところもあります。

昔から評価されているワイナリーや生産者であれば、外れ年でも美味しいワインが飲めるかもしれません。

古いほど美味しいというわけではない

オールドヴィンテージワインは、古ければ古いほど美味しいわけではありません。なぜなら、ワインによって飲み頃が異なるからです。

15年の熟成がベストなワインもあれば、3年で飲み頃がくるワインもあります。

例えば、タンニンが弱いワインを15年以上熟成させてしまうと、味わいや香りが劣化します。逆にタンニンが強いワインは、3年の熟成では美味しくなりません。

そのため、飲み頃を見極めながらヴィンテージワインを選びましょう。

購入後1週間は寝かせる

オールドヴィンテージワインを購入したら、1週間以上は寝かせましょう。

なぜならオールドヴィンテージワインは、普通のワインより繊細だからです。

持ち運ぶだけで振動が伝わり、ワインの底にある澱(おり)が舞い上がります。その状態だと味や香りが落ち、美味しく飲めません。

そのためワインを立てて、冷暗所で1週間以上は寝かせましょう。

コルクの劣化に注意する

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オールドヴィンテージワインはコルクの劣化に注意しましょう。

長い年数を経たコルクは、耐久性が落ちている可能性があります。

通常のワインのように、オープナーで回しながら開けると、ボロボロになることも。

まずは目視でコルクの状態を確認し、ゆっくりと開栓してください。

プレゼントではなく自分用に

オールドヴィンテージワインは、プレゼントには向きません。

年数の新しいヴィンテージワインを贈るなら問題ないですが、長期間の熟成をさせたオールドヴィンテージワインはリスクを伴います。

・飲み頃を過ぎている可能性
・1週間寝かせないと美味しくない
・コルクの劣化による品質低下

など素人には取り扱いが難しい部分があります。

そのためオールドヴィンテージワインは、プレゼントではなく自分用に購入しましょう。

フランスワインの当たり年一覧

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オールドヴィンテージにおける「フランスワインの当たり年」を一覧にまとめましたので、手持ちのワインをチェックしたい方やこれから購入予定の方は参考にしてみてください。

★★★★★ 特によい
★★★★  非常によい
★★★   普通年
★★    やや難しい年
★     難しい年

ヴィンテージボルドー 赤ボルドー 白ブルゴーニュ 赤ブルゴーニュ 白
1985年★★★★
★★★★★★★★★★★
1986年★★★★★★★★★★★★★
1987年★★★★★★★
1988年★★★★★★★★★★★★★★
1989年★★★★★★★★★★★★★★★★★
1990年★★★★★★★★★★★★★★★★★
1991年★★★★★★★★★
1992年★★★★★★★★★★★★
1993年★★★★★★★★★★★★
1994年★★★★★★★★★★★
1995年★★★★★★★★★★★★★★
1996年★★★★★★★★★★★★★★
1997年★★★★★★★★★★★★★★
1998年★★★★★★★★★★★★★★★
1999年★★★★★★★★★★★★★★
2000年★★★★★★★★★★★★★★★★

まとめ

今回はオールドヴィンテージワインの特徴やノンヴィンテージとの違い、飲む上での注意点を解説してきました。

あなたも、オールドヴィンテージワインを飲みたくなったのではないでしょうか?

ぜひ本記事を参考に、ヴィンテージワインについて理解を深めてくださいね。

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