五粮液(ごりょうえき)の魅力が分かる!特徴や飲み方から商品まで一挙紹介

中国を代表する白酒の一つとして「茅台酒」の名が挙げられます。しかし、同じ白酒の「五粮液」も名高いこと、日本ではあまり知られていません。初めて聞く方はどんなお酒なのか、気になりますよね。

そんな疑問にお応えし、今回は五粮液(ごりょうえき)について深掘りしていきます。気になる五粮液の「特徴」、「製造元」、「歴史」や「商品の種類」から「飲み方」までまとめて紹介していきます。

五粮液とは


五粮液とは、中国四川省で造られている白酒で、国家地理的表示保護にも登録されている銘柄です。五粮液と書いて、俗に「ごりょうえき」と呼ばれています。名前は、高粱(モロコシ)・もち米・うるち米・とうもろこし・小麦といった、5つの穀物を原材料に使用したことから由来しています。

中国8大銘酒の1つに数えられており、数々の受賞を果たすなど、中国を代表するれきっとした高級スピリッツです。また、中国国内における人気は国酒と称される茅台酒より上回るもので、高級酒でありながらも国民に広く親しまれている銘柄なのです。

どこが造っている?製造元


五粮液を造っているのは、四川省宜賓(イーピン)市に蒸留所を構える「五粮液グループ」。年間を通して穏やかな亜熱帯気候を活かし、代々伝わる微生物による醸造技術を用いて酒造りに取り組んでいます。

世界一を誇る蒸留所面積を所有し、その広さはなんと8㎢!また、蒸留所内には五粮液ボトルをモチーフとした文化博覧館も有名で、観光ツアーが組まれるほどの聖地になっています。

そんな五粮液グループは酒造りを柱とし、ほかにも機械や物流、金融まで手がける一大企業。2003年、グループの利益として63.33億元を計上し、2020年では約20倍の1100億元を叩き出しているそうです。たった10年ほどで見せるこの成長ぶりからは、五粮液が国内における存在感を表していると言っても過言ではありません。

五粮液の歴史は600年以上


五粮液の歴史は600年以上にわたると言われています。諸説ありますが一説によれば、古くから多民族が集まる宜賓地方は、文化の融合によって醸造技術が進化します。南北朝時代に入ると、小麦などの穀物を使用した酒造りが盛んになり、五粮液のルーツが始まったのだとか。

唐時代 4種の穀物をブレンドして造る地酒と呼ばれる”春酒”が誕生。その後改名し、「重碧春酒」と呼ばれるようになる。
宋時代 姚氏が酒蔵を構え、5種類の穀物を使用した蒸留酒「姚子雪曲」を生み出します。
明朝初年 陳氏が姚氏の酒蔵を継ぎ、改良を重ねた陳氏秘伝レシピを開発。レシピは代々伝承し、繁盛する酒蔵へと成長。これがのちに五粮液の基盤となる。
惜しくも跡継ぎが途絶えた陳氏は門外不出の秘伝レシピを弟子に伝授。
清宣統元年 跡を継いだ鄭子均氏はさらなる改良を行う。宴に自家製造の「姚子雪曲」を持ち込み、知人に振る舞った際に、「五粮液」に改名することを勧められる。
以降 「姚子雪曲」は「五粮液」として生まれ変わり、国を代表する銘酒へと変貌を遂げる

 

味わいは?五粮液の特徴


白酒は香りによって、いくつかの型に分類されています。濃香型、清香型、醤香型、米香型などがありますが、茅台酒は醤香型として分類される一方で、五粮液は濃香型にあたります。

濃香型とは、もっとも強い香りを持つ種類として知られています。その香りを持つ五粮液、蓋をあけると一目瞭然。部屋に充満するほど芳醇で、完熟したバナナに例えられることも。

口当たりは滑らかなで、ほどよい上品な甘みが感じられます。蒸留酒なので、アルコール度数は50度と比較的高く、とはいえ強烈な刺激性もなく、のどごしは爽やか。そして、後を引く余韻の長さも印象的で、飲む人を虜にします。

ラインアップ


かつては50度を越える五粮液が多かったのですが、嗜好の変化に対応し、近年ではもっと気軽に楽しめる25度前後の低度酒も発売されています。それでは、どんな種類の商品があるのか見ていきましょう。

五粮液 500ml 52度

五粮液を代表する看板商品。五粮液の良さが全て詰まった商品となっており、度数は52度と比較的高め。人気のあまり偽物も出回っており、企業は偽物流通防止の対策として、特殊技術を用いたマークやシリアルナンバーを施しています。それだけ、価値のあるお酒とも捉えられますね。五粮液を思う存分味わいたい方は、この商品をおすすめします。

五粮液 500ml 30年 50度

2005年に発売した五粮液の歴史がぎゅっと詰まった30年熟成もの。陶器ボトルが特徴的で、非常に希少性の高い商品なので、流通している商品にはかなりの高値が付きます。

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五粮醇 500ml 45度

五粮液と同じ原料と製造方法で仕込んだ姉妹ブランド「五粮醇シリーズ」。五粮液よりもお手頃に購入できるのが特徴。五粮液に比べ、アルコール度数は控えめの45度となっています。五粮液よりも簡単に手に入るので、五粮液の入門酒として最適です。

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五粮液のおいしい飲み方


五粮液の飲み方はとても簡単。ウイスキーと同じ蒸留酒なので、ウイスキーに合う飲み方なら基本的に五粮液にも合います。

本来の味わいを感じたいなら小さなショットに注ぎ、ストレートで飲むとよいでしょう。ロックなら香りを感じつつ、口当たり良く楽しめます。アルコール度数が気になる方は水割りなんかも良いでしょう。

ひと回り楽しんだ後に、ソーダ割りで爽やかに頂くのもありですね。

まとめ

今回は五粮液(ごりょうえき)について紹介しました。初心者には挑戦しにくいお酒かと思いきや、意外にも簡単に楽しめることがわかりましたね。

度数は高いのにも関わらず、飲みやすいので、ぐいぐい飲み進んでしまいがちですが、飲み過ぎに気を付けながら楽しんでみてくださいね。

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