焼きそばに合うお酒とは?塩とソース別に徹底検証!

日本人なら誰もが食べたことのある「焼きそば」。家庭でもよく作られる定番メニューです。

そして焼きそばは、お酒のお供としても親しまれています。露店や鉄板焼き屋では、ビールやハイボールと共に、焼きそばを食べている人をよく見かけますよね。

今回は、そんな焼きそばに合うお酒を実際にペアリングしてみました。

ソース焼きそば、塩焼きそばの2種類で検証しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

焼きそばの特徴

焼きそばとは、肉や野菜などの具材と中華麺を炒めて味付けした料理です。調理が簡単なことから、日本では家庭料理として普及しています。

また、お祭りの露店や学園祭の模擬店、コンビニ・スーパーなどでも販売されており、日本人にとって馴染み深い食べ物です。

もともとは、1930年代に浅草で「ソース焼きそば」が名物になったことが始まりといわれています。東京などの都市部では、屋台の焼きそばが流行し、家庭にも浸透していきました。

当時は小麦粉の値段が高く、手に入りにくかったこともあり、キャベツを大量に入れてかさまししていました。しかし、キャベツを入れると味付けが薄くなるため、ソースを大量に入れ、濃いめの味付けの焼きそばが流行したと言われています。

1963年には、日清食品がインスタントの「日清焼きそば」を発売し大流行します。1976年には、お馴染みの「日清焼そばU.F.O.」が発売され、ロングセラー商品となりました。

最近は、ソース焼きそばだけでなく、塩味や醤油味、オイスターソースなど、さまざまな種類の焼きそばが登場しています。

焼きそばとお酒と合わせるコツ

焼きそばとお酒を合わせるコツを紹介します。

味付けで選ぶ

味付けはペアリングで最も重要なポイントです。

ソース味なら、口の中をさっぱりしてくれるビールやハイボールがおすすめです。またソースの原料は果実であることから、赤ワインとの相性も良いとされています。

塩味なら、ミネラル感のある白ワインやレモンを入れたハイボールがおすすめです。市販の塩ダレには、レモン果汁が含まれている商品もあり、相性のよい白ワインとハイボールを選ぶといいでしょう。

麺の種類で選ぶ

麺の食感もペアリングを左右します。

スーパーでは定番の「茹で麺」は、柔らかくクセが少ないため、薄味の焼きそばに最適です。塩焼きそばにして、白ワインと合わせるといいでしょう。

コシの強い「蒸し麺」は、噛みごたえがありソースとの相性抜群です。口の中でしっかりと咀嚼する必要があるため、ビールやハイボールなど、さっぱりさせてくれるお酒がいいでしょう。

それでは、次の章からは焼きそばに合うお酒を実際にペアリングを検証して紹介していきます。

焼きそば(ソース)と合うお酒(ベストペアリング)

ソース焼きそばとベストペアリングしたお酒を紹介します。

ビール

濃厚なソース焼きそばにビールは欠かせません。ビールはソースの濃厚な味付けと脂っこさを洗い流してくれます。

合わせるビールも、キレのあるさっぱりしたものを選ぶといいでしょう。

今回は、KIRINの「一番搾り 糖質0」を合わせてみました。生ビールでは初の糖質0を実現し、コクと旨味は残しつつクリアな味わいが魅力です。

実際に合わせてみると、口の中のソースのこってり感をきれいに洗い流してくれます。やはり、ソース焼きそばとビールの組み合わせは鉄板ですね。夏まつりを感じます。

▼合わせたビールはこちら。

赤ワイン

ソースには果実やスパイスが含まれているため、果実味とスパイス感のある赤ワインと相性抜群です。

特にソース焼きそばは、スパイス感が強いので、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーなど、力強いタイプのワインを選ぶといいでしょう。

今回は、コルノスのカベルネ・ソーヴィニヨンをチョイスしました。

ソースの旨味やスパイス感が、カベルネ・ソーヴィニヨンの果実味としっかりマリアージュします。

赤ワインはゴクゴク飲むものではないため、焼きそばも少しずつ食べることをおすすめします。

▼合わせた赤ワインはこちら。

焼きそば(塩)と合うお酒(ベストペアリング)

塩焼きそばとベストペアリングしたお酒を紹介します。

ハイボール

塩とウイスキーの相性はよいとされています。

人の味覚には、苦味、酸味、塩味、甘味、旨味の5種類があります。ウイスキーには塩味がないため、塩味を加えることで、美味しさが引き立ちます。

中でも、塩焼きそばは脂っこさがあるので、ストレートではなくハイボールがおすすめです。

実際に合わせてみると、ハイボールがさっぱりと洗い流してくれるだけでなく、塩味も際立ってさらに美味しくいただけました。

ハイボールにレモンを多めに入れても、塩の旨味が際立ちそうです。

▼合わせたウイスキー(ハイボール)はこちら。

白ワイン

塩と白ワインには「ミネラル感」という共通点があります。

白ワインには、塩味や苦味など、わずかなミネラル感を感じ取れます。そのため、塩味の焼きそばと白ワインは相性抜群です。

今回は、コルノスのソーヴィニヨン・ブランを合わせてみました。柑橘系の香りと、わずかにハーブのようなニュアンスが楽しめる白ワインです。

骨格がしっかりとしているため、脂っこい塩焼きそばともよく合います。

塩焼きそばを少し口に含み白ワインを飲むと、塩の旨味が上手く引き立ちます。

焼きそばの具材を多めにして、おつまみのような感じで食べるといいかもしれません。

▼合わせた白ワインはこちら。

焼きそばと合わないお酒(ワーストペアリング)

焼きそばと合わなかったお酒を紹介します。

ブランデー

アルコール度数の高いお酒は、焼きそばに合いませんでした。焼きそばの味付けとブランデーの甘味が喧嘩し合います。

ブランデーに限らず、ウイスキーのストレートなど、アルコール度数の高いお酒は合わないと思います。

芋焼酎

芋焼酎のクセが焼きそばの味付けに勝ってしまい、マリアージュしませんでした。ソーダ割りや水割りにすれば、合わせやすいかもしれません。

日本酒

日本酒は、種類によって合わない銘柄がありました。米の旨味が強いものや甘めのものは、焼きそばのスパイス感に負けてしまいます。

ただし、キレのある辛口の日本酒なら、焼きそばの脂っこさをスッキリさせてくれるかもしれません。

焼きそばとお酒の種類別の評価・特徴

焼きそばとお酒のペアリング結果を表にまとめてみました。

順位お酒
評価ペアリングの味わい
1位ビール★★★★★焼きそばの脂っこさを洗い流してくれる最強のお酒。ソースのベストペアリングで紹介しましたがも塩味でも合わせやすいです。
2位ハイボール★★★★★ビールと同じく脂っこさを洗い流してくれます。特に塩焼きそばとの相性は抜群です。
3位赤ワイン★★★★ソース焼きそばと相性が良かったです。スパイス感を意識するとgood!
4位白ワイン★★★★塩焼きそばとの相性が良かったです。ミネラル感を意識するとgood!
5位麦焼酎★★★キレのある麦焼酎と合わせやすいです。焼酎ハイボールにすると、ワインを超えるポテンシャルになりそうな予感もあります。
6位梅酒★★酸味があるので、塩焼きそばとは合わせやすいです。ソース焼きそばも、酸味の強いソースなら合わせやすそうかも?
7位日本酒★★甘口の日本酒はおすすめが難しい仕上がりに。キレのある辛口の日本酒なら合わせやすいかもしれません。
8位芋焼酎芋の風味が勝ってしまいます。ソーダ割りなら、まだ合わせやすいかもしれないかもしれません。
9位ブランデーアルコール度数と甘みが焼きそばの風味を打ち消します。

まとめ

今回は焼きそばに合うお酒をペアリングしてきました。

ビールやハイボールは定番ですが、赤ワインや白ワインとも相性が良いのは驚きでしたね。

それでは本記事を参考に、焼きそばとお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。

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