隠れた京都銘酒「城陽酒造」とは?特徴やこだわり、おすすめ商品を紹介!

この記事では京都府の「城陽酒造」について紹介していきます。

日本三大酒処の「伏見」を擁する京都府は、美しく豊富な水に恵まれており、沢山の酒蔵がある場所です。

日本酒生産量も全国2位と日本屈指の酒処といえます。

その中でも今回は、南部山城地域で唯一の酒蔵である「城陽酒造」をピックアップ。

その特徴やこだわり、おすすめのお酒を紹介していきます。

城陽酒造とは?

城陽酒造は、京都府にある酒蔵です。日本酒や梅酒などの販売を行っておられます。

創業は1895年。「島本酒造部」を組織し家業としてお酒造りを本格的に行いはじめ、現在は四代目の島本稔大氏が代表取締役社長を務めています。

城陽酒造の日本酒造りは、「料理を引き立て飲み飽きしない京の食中酒」を目指した、手間ひまを惜しまない少量高品質の造りが特徴的です。

京都府南部山城地域唯一の酒蔵として、「美感遊創」に倣った伝統と豊かな心と感性を大切にしながら、地に根ざした日本酒造りに取り組まれています。

城陽酒造のこだわり

城陽酒造の日本酒造りについて、4つに分けてこだわりを紹介していきます。

「米」へのこだわり

城陽酒造では、醸す全てのお酒について酒造好適米を使用しています。

酒造好適米は、文字通りお酒の使用に適した特別な品種です。一般的な飯米に比べると高価ですが、城陽酒造では酒質向上のため、こだわりをもって酒造好適米が使用されています。

またその中でも、酒米の王とも言われる兵庫県産の「山田錦」や地元京都府産の「祝」、酒米として評価の高い「五百万石」、兵庫県産の「愛山」などを使用。

その他、酒米農家さんと契約栽培をするなど、栽培時点からこだわりをもった米が、日本酒造りに使われています。

実際に飲んでみると、日本酒の造りもそのお米らしさが表現されていることを感じ、テロワール的な視点でもお米へのリスペクトを感じられるでしょう。

「水」へのこだわり

京都府と言えば「伏見」が「日本三大酒処」としても有名です。三大酒処に数えられる要因はいくつかありますが、日本酒造りに適した上質な水が採水出来ることが、理由のひとつであることは間違いありません。

上質な水が必要であるのは、日本酒の8割以上を占めるためです。伏見然りですが、日本酒において水は命といっても過言ではないでしょう。

そして、城陽酒造のある京都府南部もまた、自然が溢れており、上質な地下水に恵まれた地域です。

そんな京都府南部の城陽酒造では、木津川の伏流水を酒蔵の地下100メートルから汲み上げて、仕込水として使用しています。

汲み上げられる水は、硬度20ml/ℓ前後という超軟水。蔵元が目指す料理に寄り添うクリアで飲み飽きない酒質に合った水です。

この水こそが城陽酒造の美しいお酒の個性となっています。

「造り」へのこだわり

城陽酒造では、少量高品質な日本酒造りを行っておられます。

造る時期は、10月から3月にかけての寒仕込みのみ。

かなり寒い時期ですが、杜氏を中心に蔵人らが毎朝3時ごろから、ほぼ手造りで日本酒造りを行っておられます。

徹底した品質管理が出来るように、醸造は1トン以下で少量ずつしか仕込まず、搾りや湯煎による火入れなど、全ての工程について丁寧な酒造りが特徴的です。

理想的なお酒を飲み手に届けるため、手間ひまや費用を惜しむことなく全工程で最大限の作業を妥協なくおこなっておられます。

「人」のこだわり

城陽酒造では、人の感覚も大切にして日本酒造りを行っておられます。

日本酒造りは、麹や酵母などが関わるためかなり科学的です。そのため刻一刻と変化する状況を管理する必要があります。

管理するために機械や数値での管理に頼りがちになることも多くなりがちです。しかし、城陽酒造では機械だけではなく、人が人の手で醪と向き合い管理されています。

人の感覚だからこそ感じ取れるような部分が日本酒に活かされているのです。

城陽酒造のラインアップ

城陽酒造のおすすめ商品をピックアップしてご紹介していきます。

城陽 純米大吟醸40雫酒(山田錦)

「城陽 純米大吟醸40雫酒(山田錦」は高級酒などにも用いられる袋吊りで搾られた日本酒です。

袋吊りにより自然な圧力のみで1滴ずつ搾られているため雑味が全くなく、極めてクリアな仕上がりになっています。

抜栓すると華やかな果実の香りが広がり、口に含むと圧倒的な上品さに驚かされるでしょう。

お祝いのシーンなどにもおすすめです。

商品詳細
項目 内容
日本酒度 +2.0
精米歩合 40%
アルコール度数 16%
使用米 兵庫県産山田錦 100%
おすすめの飲み方 涼冷えなど
おすすめのペアリング 京料理、梨など

 

城陽 純米吟醸55(山田錦)

兵庫県の契約農家が育てた山田錦を100%使用した日本酒です。酒米の良さが余すことなく表現されています。

クリアで少し辛口なテイストとお米の芳醇な旨味が合わせる料理がスイスイと進むので飲みすぎには注意です。

まっすぐな造りなので、山田錦らしさを味わってみたい人にもおすすめできます。

商品詳細
項目 内容
日本酒度 +5.0
精米歩合 55%
アルコール度数 15%
使用米 兵庫県産山田錦 100%
おすすめの飲み方 涼冷え、常温など
おすすめのペアリング 和食、イタリアンなど

 

城陽 特別純米60(祝)

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城陽
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京都府産の祝を100%使用した特別純米酒です。

ブレのないお米の旨味がくっきりとあるものの、酸味と苦味、甘みのバランスが綺麗で、まとまりとしてはスッキリしています。

日本酒が主食的に存在するように、料理と合わせられる印象です。幅広い料理を合わせやすいので、食中酒をお探しの方におすすめ。

商品詳細
項目 内容
日本酒度 +5.0
精米歩合 60%
アルコール度数 15%
使用米 京都府産祝 100%
おすすめの飲み方 常温など
おすすめのペアリング 肉じゃが、少し苦味のある天ぷらなど

 

城陽 純米吟醸55(五百万石)

京都府産の五百万石を100%使用した純米吟醸酒です。

「城陽 純米吟醸55(五百万石)」は、秋涼のような穏やかで爽やかな吟醸香と、上品なお米な旨味、洋ナシや梅のようなニュアンスを感じる甘みはが楽しめます。

ただ旨味が間延びするのではなく、キレの良い酸味もあるので、のっぺりしておらず、心地よく飲み続けられる印象です。

個人的には、夜の少し深まった静かに飲む日本酒といったイメージを感じました。

商品詳細
項目 内容
日本酒度 +5.0
精米歩合 55%
アルコール度数 15%
使用米 京都府産五百万石 100%
おすすめの飲み方 常温など
おすすめのペアリング キノコ料理、秋刀魚の塩焼きなど

 

長期熟成梅酒 城州

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京都府城陽市の「青谷梅林」で栽培される固有品種「城州白」という大粒の梅のみを使用した梅酒です。

漬け込んでから3年以上貯蔵されているため深みがあり、旨味と甘み、酸味のバランスもとれています。

また「城州白」らしい桃のようなフルーティーな香りも上品です。非常にクオリティが高いので、ギフトにもおすすめできます。

商品詳細
項目 内容
原材料 梅果実、醸造アルコール、ぶどう糖果糖液糖
アルコール度数 12%
おすすめの飲み方 ロック、ソーダ割、お湯割りなど

 

まとめ

今回は京都府南部山城地域唯一の酒蔵「城陽酒造」について紹介しました。

城陽酒造が造るお酒やお米や梅などの原料から、蔵人へのリスペクトを感じるような、実直なお酒がたくさんあります。

大きな酒蔵ではありませんが、心を込めて素晴らしいお酒を仕込まれているので、ぜひこの機会に飲んでみてはいかがでしょうか?

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