あの獺祭や十四代も?!日本酒の酒蔵が造る焼酎の魅力

焼酎といえば、「芋焼酎」や「麦焼酎」が思い浮かびますよね。そのほかにも「しそ」や「黒糖」など様々な原料で醸造されるのが焼酎の魅力です。

そして現在、「米焼酎」が密かなブームとなっています。特に日本酒の酒蔵で造られる米焼酎が人気で、誰もが知る有名酒蔵でも焼酎造りが行われています。

そこで今回は、米焼酎の魅力や醸造している酒蔵を解説していきたいと思います。焼酎や日本酒が好きな方は参考にしてみてください。

米焼酎とは?日本酒とどう違う?

米焼酎と日本酒、どちらも似たようなイメージですが全く別物です。一番の違いは「蒸留酒」か「醸造酒」という部分です。米焼酎は米を発酵させた醸造酒(日本酒)を、さらに蒸留させて造るお酒です。

蒸留とは、熱で気化したアルコールを冷やして液体にして濃度を高めたお酒。よって米焼酎は日本酒よりもアルコール度数が高くなります。

米焼酎は日本酒と同じく、原料の米を精米します。日本酒の精米歩合は種類にもよりますがおよそ60〜70%程で、米焼酎は85〜90%程となります。日本酒よりも削りが浅くなるのは、米の外側にあるタンパク質や脂質も米焼酎に必要な成分だからです。もちろん精米歩合を低くして、華やかでフルーティーな米焼酎もあります。

そして米焼酎といえば、麦や芋にはない甘みや香りです。米本来の旨味を残しつつ、すっきりとした飲み口が特徴で、焼酎が苦手という人でも飲みやすいでしょう。飲み方はロックやお燗がおすすめで、温めることにより米の旨味をグッと感じることができますよ。

おつまみですが、白米に合う和風のおかずなら間違いありません。明太子や梅干し、塩辛などホカホカのご飯に合うおつまみは、米焼酎との相性も抜群です。気になる方は試してみてくださいね。

有名な酒蔵も焼酎を作っている?

米焼酎は日本酒とも似ている部分も多いため、日本酒の酒蔵でも米焼酎を造っているところもあります。誰もが知る有名酒蔵でも米焼酎を造っていて、あまり知られていませんが美味しいと評判です。

そこで米焼酎を造っている日本酒の酒蔵を紹介したいと思います。好きな酒蔵があるかチェックしてみてくださいね。

よろしく千萬あるべし(八海醸造)


引用:amazon.co.jp/

新潟で有名な「八海山」でおなじみの八海醸造では、米焼酎造りも行われています。造られているのは「よろしく千萬あるべし」という米焼酎です。

酒名の由来は「限りなく多くの福が得られるようにと願う」という、中国に古くからある言葉からきています。

特徴は清酒酵母と黄麹を利用した「三段仕込み」で、発酵過程に清酒粕を加えることにより、濃厚な旨味とまろやかな飲み口を実現しています。米焼酎を飲んだことのない方や、焼酎が苦手な人でも美味しく飲めるでしょう。

八海醸造のホームページはこちら

 

十四代 秘蔵純米焼酎(高木酒造)

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400年以上の歴史がある「十四代」で有名な高木酒造でも、米焼酎造りが行われています。高木酒造では、日蔵内の桜の老木から湧き出る「桜清水」使い、クセの少ない米焼酎を造っています。

国内産の酒米を厳選し、長期熟成させた米焼酎はフルーティーで深いコクが特徴。あまりお目にかかれない希少な米焼酎なので、お取り寄せをして飲んで頂きたい逸品です。

高木酒造のホームページはこちら

 

七田純米焼酎(天山酒造)


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2017年、フランスで行われた日本酒コンクールで最優秀賞を受賞した「七田(しちだ)純米吟醸 雄町50」で有名な天山酒造。世界が認める日本酒メーカーでも、米焼酎造りが行われています。

低温発酵をし、減圧蒸留をすることで柔らかい風味に変わります。大吟醸酒粕と純米吟醸酒粕をブレンドし造られた米焼酎は、米の旨味がはっきりと味わえる逸品です。すっきりとした味わいなので、焼酎が苦手な方にもおすすめです。

天山酒造のホームページはこちら

 

獺祭焼酎(旭酒造)


引用:amazon.co.jp/

日本を代表する日本酒として知られる「獺祭」。山奥の小さな酒蔵をウリにした旭酒造で造られる日本酒です。安倍総理がオバマ大統領に送ったお酒としても知られ、日本酒に詳しくなくても、名前だけは知っているという人も多いかと思います。

そんな旭酒造では「獺祭焼酎」も造られています。米焼酎は獺祭の酒粕を使用して造られているため、フルーティーで芳醇な焼酎に仕上がりになります。獺祭の酒粕を使うとはなんとも贅沢ですよね。

アルコール度数は39度と高めなので、ロックやストレートよりは水割りやお湯割りで楽しんだ方がいいでしょう。希少価値が高くプレミアが付くこともあるので、飲める機会がある人は本当にラッキーです。獺祭が好きな人にはたまらない日本酒ですね。

旭酒造のホームページはこちら

 

まとめ

今回は、米焼酎を造る日本酒の酒蔵や、米焼酎の魅力について解説をしてきました。今まで日本酒好きだった人は、米焼酎にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。また焼酎が好きな人も、米焼酎を飲んで麦や芋と飲み比べをしてみるのもいいかもしれません。

また今回紹介した酒蔵以外にも、米焼酎を造っているところもあります。自分が好きな日本酒の酒蔵で、米焼酎が造られているのかチェックしてみても面白いでしょう。

それでは本記事を参考に、自分好みの米焼酎を見つけてみてくださいね。

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