お酒を飲んで何時間後に運転できる?アルコールが抜ける時間やおすすめアプリを紹介

飲酒運転の規制が厳しくなり、飲酒運転に対する世間の意識も高まってきました。

タクシー会社や鉄道会社では飲酒運転の根絶のために厳しいチェック体制が敷かれ、運送業者ではアルコール検知器を使った検査が義務付けられています。

もちろん、個人でも飲酒運転に注意しなければなりません。お酒を飲んだのが前日であっても、アルコールが抜けていなければ飲酒運転として罰せられる可能性があります。

そこで今回は、お酒を飲んで何時間後に運転ができるのかを解説していきます。合わせて時間が計測できるアプリも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

飲酒後に運転ができるようになるまでの時間

お酒を飲んでからアルコールが抜けるまでの時間は、以下の計算式から算出できます。

純アルコール量(g) ÷ (体重×0.1)

例えば、アルコール度数5%のビールには純アルコールが20g含まれています。
これを体重70kgの人が5本飲んだとすると、

100g ÷ 7 = 14(時間)

つまり、アルコールが体から抜けるまで14時間ほどかかる計算となります。

そうなれば、一晩寝るだけではアルコールが抜けてない場合も考えられ、飲んだ翌日に飲酒運転で捕まってしまう可能性も十分にあります。

また年齢や体重、個人の代謝能力によりアルコールの分解速度は異なります。

今回紹介した計算式はあくまで目安なので、これ以上に分解が遅い人も当然います。そのため、計算はあくまで目安とし、自分の体と相談をしながら運転をすることが大切です。

飲酒運転で捕まるとどうなる?

仮に飲酒運転で捕まってしまうとどんな罰則が科せられるのでしょうか。そこで飲酒運転の法律をまとめてみました。

酒気帯び運転で科せられる罰則

酒気帯び運転は、呼気(吐き出した息)1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上0.25mg未満で罰則となります。

酒気帯び運転で捕まると、下記の罰則が科されます。

・3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
・違反点数13点
・90日の免許停止

酒気帯び運転で多いのが、少量の飲酒やお酒を飲んだ翌日に車に乗っていて摘発されるケースです。

「翌日になったら運転しても大丈夫」と感じてしまう人が多いですが、飲んだ量によっては代謝し切れていない可能性があります。

他人事だと思わず、自分がどのくらい飲んだのか把握をして、翌日の運転を心がけてください。

酒酔い運転

酒酔い運転は、まともに歩けない、運転ができないなどの状態で判断します。

酒酔い運転で捕まると、下記の罰則が科されます。

・5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
・違反点数35点
・3年の免許取消

酒酔い運転は非常に厳しい罰則が設けられています。重大な事故につながる可能性がありますので、お酒を飲んだら絶対に運転をしてはいけません。

同乗者も罰せられる

運転手が飲酒運転をしていることを知りながら車に乗っていると、同乗者も罰せられます。もちろん同乗者が免許を持っていなくても、運転者と同じ罰則が科されます。

またお酒を飲んだ人に車を提供、または車に乗ってきたのを知っていても罰せられるので注意が必要です。そのため、居酒屋などでは車へ乗って来たか聞く義務があります。

関係がないと思う人でも重い罪に問われる可能性があるので、十分に注意しましょう。

アルコールを早く抜くには?

翌日にお酒を残したくないという人もいるかと思います。そこで、アルコールを早く抜く方法を紹介します。

ただし、この方法で早く抜けるのを保証できるものではありませんので、あくまで参考程度にしてみてください。

水分補給をする

アルコールには利尿作用があり、身体の中にある水分が一気に奪われてしまいます。

そのため体内の水分を補うために、十分な水分補給が大切です。できるだけたくさんの水を飲み脱水症状にならないようにしましょう。

また頭痛を伴う二日酔いの時は、電解質や塩分を含む飲み物がおすすめです。スポーツ飲料やトマトジュース、みそ汁などを飲んでみてください。

アミノ酸のビタミンB1を摂取

肝臓の調子を整えることにより、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解が早くなります。

アミノ酸は肝臓の解毒作用があり、アルコール代謝を促進。またビタミンB1には糖質の代謝を助け、エネルギーを作り出す働きがあります。

要するに肝臓を元気にする食品を摂取して、アセトアルデヒドの分解を促進しようというわけです。

アミノ酸は肉や魚、ビタミンB1は豚肉やウナギから摂取できます、ただし二日酔いだと胃が荒れて食べられない可能性がありますので、サプリメントなどで栄養補給をした方が効率的です。

アルコールの分解時間を計測できるアプリ・サイト

最後にアルコールの分解時間を計測できるアプリやサイトを紹介します。

これらを活用すれば、車を運転する時間を逆算しながらお酒を飲むことができます。飲酒運転の予防にもつながりますので、ぜひ活用をしてみてください。

こちらもアルコールが抜ける時間を保証するものではありませんので、あくまで目安としてお使いください。

分解時間計測アプリ「alcCalc」

「alcCalc」はアルコール分解時刻の予測できるアプリです。体重や性別を入力し、飲酒開始のタイミングから飲んだお酒の種類や量を追加していく仕組みです。

お酒の種類や量を追加すると、画面上部に分解までにかかる時間のカウントダウンが始まります。そのため「これ以上飲んだら運転までに分解できないな」「もう飲むのはやめよう」と判断ができます。

特に仕事やプライベートで車を運転する機会が多い人は入れておいた方がいいでしょう。

またカウントダウンだけでなく、摂取カロリーも計算してくれるので、ダイエット中の人にもおすすめです

 

キリン「飲酒習慣診断」

「飲酒習慣診断」は、キリンビールが提供するサービスで、飲んだお酒の純アルコール量や、アルコールが消失するまでの時間を計算できます。お酒の種類と量を入力すると、飲んだアルコール量が消失するまでの時間が表示される仕組みです。

また「AUDIT」と呼ばれるスクリーニングテストで、現在の飲酒習慣に問題がないかテストできます

「AUDIT」は、WHO(世界保健機関)の調査を元に作成されたものなので信頼性が高いテストです。1~10までの質問に回答して行くと、健康被害やアルコール依存症などの分類が表示されます。

お酒を飲んでいる人は、自分の健康状態を客観的にみれるのでぜひチェックしてみてください。

 

まとめ

今回は、お酒を飲んで何時間後に運転ができるのかを解説しました。飲酒運転は非常に重い罰則が科されるので、どんな状況であれ絶対に運転してはいけません。

また紹介した計算や時間はあくまで目安です。人によっては代謝に予想以上の時間がかかってしまう人もいるので、自分の体調と相談をしながら飲む量をコントロールしましょう。

それでは、自分の他人の命を守るためにも、お酒の量を守って安全運転を心がけてくださいね。

関連記事一覧