ジビエ料理に合う赤ワインは?おすすめの商品を紹介

最近はジビエ料理専門店も増えており、ジビエ肉が身近なものとなりました。ジビエ肉はクセが強いものもあり、濃い目の赤ワインとマリアージュさせることが多いです。

そこで今回は、ジビエ肉に合う赤ワインを一挙紹介していきます。もちろんジビエ肉だけでなく、肉全般にも合うワインですので、ぜひ参考にしてみてください。

ジビエ料理とは?

まずジビエについて説明をしておきます。

ジビエとは「狩猟で捕まえた野生の鳥獣の食肉」を意味する言葉です。フランス語で「ジビエ(Gibier)」と言い、ヨーロッパでは貴族を中心に親しまれてきました。

フランスでは昔から高級食材として知られ、狩猟ができる領地を持った上流階級の貴族しか食べられない貴重なものでした。また野生動物の命を奪うことと引き換えに、骨や内臓、血液まで全て余すことなく食べきるのが暗黙のルールとなっています。

ジビエ肉の代表的な種類としては、「イノシシ」「鹿」「真鴨」「アナグマ」「キジ」などが有名です。最近はヌートリアやハクビシンなど、フランスでは狩猟禁止となっているものも日本では食べられるようになりました。どんな味なのか想像できないほど、色々な種類があります。

ジビエに合う赤ワインを紹介

それではジビエ肉に合う赤ワインを解説していきます。

コート・デュ・ローヌ キュヴェ・アンティーク ヴィエイユ・ヴィーニュ

樹齢が長いグルナッシュを主体とした、果実味溢れるワインの作り手として有名な「ドメーヌ・ド・フェラン」。18世紀からワイン造りを開始していますが、生産量は毎年35,000本ほどと少なめです。家族経営で少量生産のため、すぐに売り切れてしまうこともあります。

栽培されているブドウは極限まで農薬を抑え、徹底した管理を行っています。また醸造においては、醸し期間を約4週間とることにより、濃厚でフレッシュな果実味を実現。

濃厚なグルナッシュの旨みと香りは、ジビエ肉とも相性抜群です。タンニンも強めなので、クセがあるジビエにも負けない味わいとなっています。

ヴァルテッリーナ・スペリオーレ コスタ・バッサ

1972年からワイン造りを行っているサンドロ・ファイ。現在はサンドロ・ファイ氏の息子、マルコ氏が畑を管理しています。

マルコ氏の経験は豊富で、ミラノ大学醸造学部からドイツ留学を経験、北イタリアを中心にワインを学んできました。現在はアルゼンチンやクロアチアのワインプロジェクトにも関わっており、誰もが認める人物です。

ワイン造りに関しては強いこだわりを持ち、丁寧な仕事を心がけています。マルコ氏は標高の高い畑がワインに与える影響を研究しブドウ造りを行ってきました。そのため、ワインをグラスに注ぐと、その繊細さがすぐに分かると言われています。

色は透明感のあるルビーレッド、繊細な口当たりで、ドライフラワーや枯葉、白胡椒のようなアクセントが特徴。胡椒などで味付けするジビエ肉やステーキとの相性は抜群です。

鳥居平今村 勝沼ルージュ

1877年から勝沼の地でワイン造りを行っている「シャトー勝沼」。勝沼で最も古い作り手として知られ、日本を代表するワイナリーのひとつです。

また鳥居平今村は「日本最高のテロワール」とも呼ばれ、勝沼産のブドウのみで生産される貴重なスタンダード・キュヴェです。ブドウ栽培が行われている土壌は粘土質で、ミネラル分の多いワインに仕上がります。

「日本のロマネ・コンティ」との呼び声も高く、ニコラ・ジョリー氏も「素晴らしい畑で造られたワインに違いない」と驚いたそうです。

紫がかったルビー色、ラズベリーや野いちごを彷彿とさせる香りが特徴で、濃厚な果実味が口の中に広がります。味付けがしっかりとした料理と相性抜群なので、ジビエ肉の煮込み料理や、濃厚なソースがかかったローストなどとマリアージュしてみてください。

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フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー トロッケン

ドイツ・ファルツの最南端、シュヴァイゲン村にある「ベッカー醸造所」。フランスとの国境に位置している地域で、過去に何度も戦火に苦しんだ地域としても知られています。

フリードリッヒ・ベッカー氏の父親は、焼け野原になった村のブドウ栽培農家をまとめ、1973年にワイン造りをスタートさせました。「世界一エレガントなワインを造る」をテーマに、ピノ・ノワールを栽培。現在ではドイツのピノ・ノワールのトップ生産者にまで登りつめています。

熟成樽の2/3は、自己所有する森のオークを切り出して使用。細部にまでこだわったワインは、複雑な味わいを醸し出します。

色は鮮やかなルビーレッド、アロマはラズベリーやストロベリーを彷彿とさせ、シナモンや杉などのスパイシーさも兼ね備えた印象。きめ細やかなタンニンが特徴で、鴨肉のローストやジビエ肉の煮込み料理とマリアージュします。

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レコール No.41 シラー

アメリカ・ワシントン州、ワラワラヴァレーで3番目に古いワイナリーとして知られる「レコールNo.41」。元小学校の校舎を醸造所として使用する珍しいワイナリーです。

「レコールNo.41」は、フランス語で「41番目の学校」という意味を持ち、過去に移住してきたフランス系カナダ人のブドウ栽培技術を評価し、この会社名になりました。

レコールシリーズは、ワインスペクテイター誌の「トップ・オブ・ザ・イヤー」にも輝いており、メルローとセミヨンではアメリカトップとも言われています。

濃いルビー色、ブラックペッパーや胡椒のようなフレーバー、土っぽさがある後味が特徴。まさにジビエ肉にふさわしい味と香りの赤ワインです。

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アタ・ランギ クリムゾン ピノ・ノワール

ニュージーランドのワイラパパ地区でピノ・ノワールを生産している「アタ・ランギ」。ニュージーランドのピノ・ノワールを牽引する存在で、「ニュージーランドのロマネ・コンティ」とも呼ばれています。

この土地で栽培されるピノ・ノワールは、強い太陽のおかげで果皮が厚くなり、色が濃く、豊富なアントシアニンを含むブドウに成長します。また殺虫剤や化学農薬は一切使用しないサステイナブル農法も取り入れています。

その努力が認められインターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンクールでは「最優秀ピノ・ノワール」を3度受賞。ニュージーランドを代表するワイナリーにまでのし上がりました。

味はチェリーや土っぽさがあり、柔らかなタンニンが口いっぱいに広がります。繊細な旨みとコクが特徴で、シンプルな味付けのジビエ肉とマリアージュします。

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クロ・マリ コトー・デュ・ラングドック ピク・サン・ルー シモン ルージュ

南フランスの小さな町、ローレに拠点を構える「クロ・マリ」。1992年創業と歴史は浅いですが、わずか15年で「南仏最高峰」にまで登りつめたスーパードメーヌとして知られています。

オーナーのペイリュス氏は、過去に75%のブドウ樹の植替えを行うほど栽培にはこだわり、血の滲むような努力をしてきました。その結果、短期間でフランスを代表するドメーヌとして認められ、現在では世界中のレストランから注文が殺到するほどの人気ワインになっています。

2000年からはオーガニックからビオディナミへ転換し、化学薬品や除草剤は全く使用しない栽培を実践。醸造は昔ながらの製法を守り、「良いブドウであればナチュラルな醸造で良いワインになる」という考え方で醸造を行っています。

カシスやブラックチェリーを彷彿とさせる香りの中に、しっかりとしたタンニンを感じることができる赤ワインです。シラーのスパイシーさとグルナッシュの果実味が、ジビエ肉の料理全般に合います。

まとめ

今回はジビエ肉に合う赤ワインを紹介しました。ジビエ肉はクセがあるものが多いため、タンニンがしっかりとした赤ワインと合わせると良いです。

これからジビエ肉専門店に行くという人は、ぜひ重めの赤ワインを注文してみてください。

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