日本酒「醸し人九平次」の魅力が丸わかり!味わいや製造元、おすすめ商品をまとめて紹介

日本酒なのに、ワインのように楽しめる日本酒「醸し人九平次」。次々とイノベーションを起こし、国内外の酒業界に大きな影響を与えています。

しかし、意外にも知らない方が多いので、今回は謎めく日本酒「醸し人九平次」をまるごと徹底解剖していきます。

醸し人九平次の製造元や味わいの特徴、商品種類を知りたい方は参考にしてみてください。

また、以下記事にて、初心者の方でも飲みやすい日本酒の選び方を紹介しています。
「自分の好みに合った日本酒を探したい」という方はぜひ参考にしてください。

参考記事:【飲みやすい】自分好みの日本酒を見つけよう!

醸し人九平次とは?

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醸し人九平次は、1997年に発売された日本酒ブランドで、ワイングラスで楽しめる日本酒というスタイルを定着させた第一人者として知られています。

醸し人九平次の銘柄名由来は、代々蔵元を襲名してきた「九平次」にちなんだものです。九平次と書いて、「くへいじ」と読みます。

醸し人九平次に火が付いたのは、2006年。ミシュランに認定されたフランス・パリの三ツ星レストランで唯一採用された日本酒として注目され、日本酒としては珍しく逆輸入する形で日本へ流入しました。

はじめは地酒好きなファンから人気を博していましたが、2017年に入ると、雑誌「Pen」の「ソムリエが選ぶ、おいしい日本酒」にランクインされるや否や、瞬く間に国内全土で話題に。

その後、JAL国際線ファーストクラスでも提供されるようになり、今では日本を代表する名酒として国内外で絶大な人気を誇っています。

しかし、醸し人九平次の生産量は人気の割りに少なく、商品によっては入手困難です。

醸し人九平次の製造元

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醸し人九平次を製造するのは、愛知県名古屋市に蔵を構える萬乗醸造。享保2年(1717年)に創業され、300年以上の歴史を持ちます。

江戸から昭和初期にかけて建てられた「母屋」、「旧精米作業場」「元蔵」、「中蔵」、「白米倉庫」、「離れ」などが、指定文化財と国の有形文化財にも登録されている由緒正しき酒蔵なのです。

戦後から1980年代まではお手頃な製品や大手メーカーの下請けとして日本酒を製造していましたが、1991年、15代目の久野九平次社長が酒蔵を継いだことを機に「量より質」にこだわった生産スタイルへと路線を変更し、吟醸酒と大吟醸酒を軸に酒造りしています。

2013年では、さらなる進化を求めてフランスで研修を重ね、現地で米作りを行うほか、ワイン造りにも乗り出しています。常にイノベーションを続け、かなり革新的な取り込みを行う企業といえるでしょう。

酒蔵のこだわり

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国内外で名酒と称えられるようになるまでは、製造元の企業努力が欠かせません。萬乗醸造ではどのようなこだわりを持っているのか探ってまいりました。

自社栽培

萬乗醸造は探し求めた理想な土壌で、厳選した酒米「山田錦」、「雄町」のほか、フランスでは「マノビ」を自社栽培で育てています。

従来「米は農家が造り、酒は蔵元が製造する」というスタイルが多い中で、久野社長は納得の行くお米を造り出すことこそが酒質の向上へ繋がると考えました。

そこで、フランスワインのテロワールからヒントを得て、着目したのが兵庫県黒田庄の土壌。

兵庫県黒田庄の土壌は、全国でも希少なモンモリロナイト粘土層を有し、石灰岩、マグネシウム、カリウムを多く含んでいる田んぼです。

また所有する田んぼには、ワインのように栽培量をコントロールしています。

なぜなら、栽培を制限することで、米の一粒一粒十分なエネルギーがいきわたるようにしているからです。

良いお酒を造るには良い原料を。良い原料を育てるのには、良い土壌が不可欠というわけですね。

仕込み水

仕込み水に関しても、前例を見ないこだわりっぷりです。

通常の酒蔵は、現地に流れる水源からくみ上げる天然水を使うことが多いのですが、萬乗醸造は300年かけて湧き上がる水をわざわざ愛知県から長野県まで汲みに行っています。

これはかなりコストのかかる作業で、いかに質を重視しているかが見て取れますね。

ラベルデザイン

一見ワインボトルにも見える、洗練されたスタイリッシュなラベルデザインに魅了される方も多いのでは?

いたってシンプルだけれど、銘柄名や酒米の記載に加え、ワインのように生産年数を見立てたヴィンテージも表記されています。

このようなラベルデザインを導入することで、日本酒初心者や海外の方でも手に取りやすい工夫をしているのです。

味わいの特徴

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醸し人九平次は、華やかな香りとフルーティーな味わい、エレガントな酸味が特徴です。

醸し人九平次では、味覚の基本五味である甘味・塩味・酸味・苦味・うま味を大切にしています。

特に人間が敏感に感じる苦みや渋み、酸味をあえて引き立たせることで「熟した果実味と、気品・優しさ・懐かしさ」を感じさせる骨格に仕上げられています。

また一般的に日本酒と言えばペアリングは和食のイメージが強いのですが、醸し人九平次は和食だけでなく、洋食にも相性がいいのです。

そのため、魚介からお肉まで食事シーンを選ばずに楽しめます。

醸し人九平次の商品紹介

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自社栽培しているお米の品種で銘柄を飲み比べて欲しいという思いから、醸し人九平次は原料で選ぶ日本酒の楽しみ方を提唱しています。

このため、ラインアップはお米の品種、精米歩合から構築されています。では、どんな商品があるのかご紹介します。

醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦 EAU DU DESI 希望の水

こちらは、醸し人九平次を代表するもっともスタンダード純米大吟醸です。

山田錦の中でも味わい深い晩成タイプを使用し、フルーティーな味わいに仕上げています。

ハチミツのような甘みと柔らかな酸味は、お肉と魚介料理と相性抜群。

女性の方や初心者にぴったりな商品です。

商品データ
品種: 山田錦
精米歩合:50%
度数:16度

醸し人九平次 純米大吟醸 雄町 SAUVAGE

醸し人九平次の中でも非常にファンが多い純米大吟醸。SAUVAGEとは「野性味」という意味を持ち、使用する岡山県赤磐地区の酒米「赤磐雄町」の力強さを表現しています。

山田錦の味わいは女性的な優しさに例えるなら、雄町は力強い男性的な味わいが似合うでしょう。

南国フルーツの香りに、柔らかなコクと旨味に加え、甘味と酸味も絶妙なバランスをもたらしてくれます。

食事に合わせるなら濃厚な料理がおすすめです。

商品データ
品種:雄町
精米歩合:50%
度数:16度

醸し人九平次 別誂(べつあつらえ) 純米大吟醸 山田錦

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フランス・パリの三ツ星レストランで認められた純米大吟醸の別誂。兵庫県産山田錦を35%まで磨き上げた九平次シリーズの最高峰と呼ばれる商品で、非常に人気があります。

山田錦らしい繊細の甘みに、ほどよい酸味が特徴。和洋問わず、幅広い食事に合いますが特に乳製品を使った料理との相性がバッチリです。

値段は張りますが、他の商品と一線を画す味わいが堪能できます。

商品データ
品種:山田錦
精米歩合:35%
度数:16度

醸し人九平次 human (ヒューマン) 純米大吟醸 山田錦

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「国境や民族、文化の違いの境界を飛び越えていける日本酒」という想いが込められた純米大吟醸。

フルーティーな香りはもちろんのこと、濃厚かつ爽やかさが兼ね備えており、時間かけてじっくり味わうのにもってこいな日本酒です。

魚介類との相性がよく、醸し人九平次の酸味とうま味を引き立たせてくれることでしょう。

商品データ
品種:山田錦
精米歩合:45%
度数:16%

醸し人九平次 カマルグに生まれて フランス産米マノビ50

フランスで栽培された酒米を使った珍しいお酒です。3年以上の年月を費やし、自然豊かな南仏プロヴァンス地方のカマルグで育てられたフランス固有品種マノビ米を使って仕込んでいます。

グレープフルーツや香草などの香りに、ほのかな苦みとミネラルが感じられる商品です。白身の刺身やイカと合わせると、よりミネラル感が楽しめます。

商品データ
品種:南フランス・カマルグ産 マノビ米
精米歩合:50%
度数:16度

KUHEIJI ジュヴレ・シャンベルタン 2018

醸し人九平次が手掛ける赤ワイン。フランス有数のワイン醸造地 ジュヴレ・シャンベルタンのブドウを使用しています。

他の村に比べ、石灰岩の多い土壌となっているため、味わいは、ブラックベリーを連想させるアロマと、程よいスパイク、豊満な果実感が特徴です。

詳しくは公式オンラインストアからチェックしてみてください。

 

醸し人九平次 彼の岸 2020

醸し人九平次が目指した理想の日本酒。製造本数は、たった270本しかありません。

黒田庄の土壌から育て上げた山田錦を使用し、醸し人九平次が表現したかったエレガンスさ、複雑さ、そして熟成にも耐えうるヴィンテージに仕上げられています。

販売は、公式オンラインストア限定となっています。

 

おすすめの飲み方

KUHEIJI ジュヴレ・シャンベルタン 2018

醸し人九平次のおすすめな飲み方は12℃前後でいただくこと

この温度なら醸し人九平次が持つ「口当たりの良さ・華やかさ・芳醇さ、味わい深さ」を一つも損なわずに楽しむことができます。

またひと回り楽しんだあと、自分の好みに合わせて温度調整をするのもよいでしょう。

温度を少しあげていけば、甘みが増し、高い香りとアルコール感が堪能できます。逆に温度を下げていくと、清涼感が増し、なめらかな口あたりが楽しめます。

さらに、食事に合わせ酒器を変えるのも乙でしょう。
和洋問わず、さまざまな料理と相性抜群なので、食事のシーンに合わせて酒器の幅を広げてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、日本酒「醸し人九平次」について紹介しました。洋食にも合う日本酒ということなので、飲みたくなった方も多いのでは?

この記事を機にぜひ「醸し人九平次」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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