中華の定番「麻婆豆腐」に合うお酒とは?一番合う組み合わせを検証!

日本人に人気の中華といえば「麻婆豆腐」を想像する人も多いのではないでしょうか。スーパーやコンビニでも定番で、国民食と言ってもいいほど食べられています。

また、ピリッとした辛さと濃い味付けは、お酒のお供にもぴったりです。

そこで今回は、麻婆豆腐に合うお酒をペアリングしていきます。

中華料理が好きな人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

麻婆豆腐の特徴

麻婆豆腐とは、挽肉や唐辛子、花椒、豆板醤、鶏がらスープで味付けしたスープに、豆腐を入れて煮込んだ中華料理です。本場の四川省では、花椒を表面が黒くなるまで振りかけます。

麻婆豆腐が生まれたのは、100年以上前の清王朝時代です。

四川省で飲食店を営む陳森富の妻の劉氏が、有り合わせの材料で作ったのが始まりといわれています。

彼女の顔には、あばた(麻点)があり「陳麻婆」という名称で親しまれていました。そのため、彼女が作る豆腐料理は「陳麻婆豆腐」と呼ばれ始めます。

そして彼女が亡くなると、「あばた」の意味をもつ「麻」と、「妻」という意味を持つ「婆」を合わせて「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったそうです。

日本に麻婆豆腐を広めたのは、「中華の鉄人」と呼ばれる陳建一氏の父、陳建民氏だといわれています。

麻婆豆腐は非常に辛い料理で、日本人には受け入れられませんでした。そこで陳建民氏は、日本人の口に合うように、マイルドな麻婆豆腐を生み出します。すると、麻婆豆腐はテレビでも取り上げられ、日本全体に広がっていきます。

もともと日本では、「豆腐料理はあっさりしたもの」というイメージがありました。しかし、麻婆豆腐が広まってからは、「ご飯のおかずにもなる」と話題となり人気が高まったのです。

現在では、スーパーに麻婆豆腐の素が並び、誰でも気軽に楽しめるようになりました。

麻婆豆腐とお酒と合わせるコツ

麻婆豆腐とお酒を合わせるコツを紹介します。

種類で選ぶ

麻婆豆腐には、「四川式」と「広東式」の2種類があります。

四川式は、内陸で極寒に耐えられるよう唐辛子や花椒、豆板醤などで強い辛味をつけています。痺れるような辛さを味わえるため、ビールやハイボールなど口をさっぱりできるお酒がおすすめです。

広東式は、海に面し温暖な気候の広東省で生まれた麻婆豆腐です。海産物や野菜を使用し、素材の味を活かしたマイルドな辛さが味わえます。赤ワインやブランデーなど、素材の旨味を引き出してくれるお酒と相性抜群です。

辛さで選ぶ

麻婆豆腐の辛さを、自分で調節する人も多いかと思います。

特にお酒が好きな人は、唐辛子や花椒を追加したり、ラー油をかけたりするのではないでしょうか。

辛味が強い麻婆豆腐は、さっぱりとしたお酒がおすすめです。ビールやハイボールなど口の中をクールダウンできます。

マイルドな麻婆豆腐なら、旨味を引き出してくれる赤ワインやブランデー、日本酒などがおすすめです。

具材で選ぶ

麻婆豆腐の具材は、豚肉やネギだけではありません。

広東省では、魚介類を使用した麻婆豆腐が有名です。

エビやイカの出汁が出た麻婆豆腐には、白ワインや焼酎など素材の味を邪魔しないお酒がおすすめ。いつもと違う麻婆豆腐を作ってみてはいかがでしょうか。

麻婆豆腐と合うお酒(ベストペアリング)

それでは、麻婆豆腐とベストペアリングしたお酒を紹介していきます。

ビール

ビールは、麻婆豆腐の辛さとこってり感を洗い流してくれます。

できれば爽快感の味わえる、スーパードライや黒ラベルがおすすめです。

あつあつの麻婆豆腐に、キンキンに冷えたビール。これほど贅沢なことはありません。

辛い料理とビールは鉄板の組み合わせですね。

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ハイボール

辛い料理とハイボールも相性が良いとされています。

麻婆豆腐の辛味を洗い流してくれ、さっぱりとした気持ちになれます。

またハイボールは、素材の旨味を邪魔しないので、マイルドな麻婆豆腐と相性抜群でした。

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赤ワイン

最近はワインを提供する中華料理店も増えています。

赤ワインに含まれるタンニンは、舌の油分をほどよく流してくれます。また豚肉との相性もよく、素材の旨味を引き出してくれるのもポイントです。

できれば広東式のようなマイルドな麻婆豆腐と合わせると良いでしょう。

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ブランデー

ブランデーは、肉料理と相性の良いお酒です。特に豚肉との相性がよく、旨味を引き立ててくれます。

中国の紹興酒に似ている部分があり、味付けの濃い料理と相性抜群です。

お互いを邪魔することなく、マリアージュできました。

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日本酒

日本酒は中華料理にもよく合います。特に日本で食べられる麻婆豆腐は、マイルドな味付けなので日本酒と相性抜群です。

日本では、麻婆豆腐をご飯にかけて麻婆丼にすることもあります。そのため、米を原料にした日本酒が合わないわけがありません。

なかでも、純米酒や本醸造酒など、甘みや酸味が際立つ日本酒がおすすめ。素材本来の旨味を引き出してくれ、相乗効果でさらに美味しくなりました。

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麦焼酎

麦焼酎のキレも麻婆豆腐と相性抜群でした。

キリッとしたお酒なので、辛味と油を洗い流してくれます。

炭酸で割って焼酎ハイボールにすれば、さらに爽快感を味わえると思います。

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麻婆豆腐と合わないお酒(ワーストペアリング)

麻婆豆腐と合わなかったのは白ワインです。

白ワインは、肉料理よりも魚介料理と合わせやすいお酒です。

広東式麻婆豆腐の中には、魚介をメインとしたものもあるため、魚介類を使った麻婆豆腐なら相性が良いかもしれません。

麻婆豆腐とお酒の種類別の評価・特徴

麻婆豆腐とお酒の相性を表にまとめてみました。

順位お酒
評価ペアリングの味わい
1位ビール★★★★★麻婆豆腐とビールは鉄板の組み合わせ。キンキンに冷えたビールの爽快感がたまりません。
2位ブランデー★★★★★豚肉の旨味を引き立ててくれます。紹興酒のような味わいで相性抜群。
3位ハイボール★★★★★すっきりと飲みたい人におすすめ。どんな中華料理にも合わせやすい印象です。
4位麦焼酎★★★★麦焼酎のキレが辛味や油を洗い流してくれます。炭酸で割って焼酎ハイボールにするのもおすすめ。
5位日本酒★★★★麻婆豆腐の旨味と相性抜群。マイルドな広東式と合わせやすいです。
6位赤ワイン★★★赤ワインのタンニンが、油をほどよく流してくれます。豚肉の旨味も引き立ててくれてgood。
7位芋焼酎★★★無難に合う組み合わせです。芋の主張が強すぎない銘柄がおすすめ。
8位梅酒★★梅酒の酸味が少し気になりました。マイルドで甘みのある梅酒なら合わせやすそう。
9位白ワイン豚肉との相性が微妙。魚介系の麻婆豆腐なら合わせやすそうです。

まとめ

今回は、麻婆豆腐に合うお酒をペアリングしてきました。

辛味や油を洗い流してくれるお酒と相性が良いと分かりました。

爽快感が重要なので、好きなお酒がある人はソーダ割りにするといいかもしれません。

それでは本記事を参考に、麻婆豆腐とお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。