【和菓子】羊羹に合うお酒とは?10種類のお酒で検証してみた!

日本を代表する和菓子「羊羹(ようかん)」。お茶菓子として根強い人気があり、あんこが好きな人から支持されています。

そんな羊羹ですが、お酒と合わせても美味しいって知っていましたか?

羊羹といえばお茶をイメージしますが、お酒とのペアリングもおすすめです。

そこで今回は、羊羹とお酒を実際にペアリングしていきます。

羊羹とお酒が好きな人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

羊羹(ようかん)の特徴

羊羹(ようかん)とは、小豆で作られた餡を型に流し込んで寒天で固めた和菓子です。

羊羹には、寒天の量が少なく柔らかい「水羊羹」と、小麦粉や葛粉(くずこ)で硬めに仕上げる「蒸羊羹」などがあります。

羊羹は糖度が高いため、保存食や非常食として重宝されています。またカロリーも高く、スポーツ選手の栄養補給としても食べられているようです。

ちなみに、羊のスープが起源であることから、羊羹には「羊」という漢字が入っています。

江戸時代になると庶民の間でも羊羹が食べられるようになります。当時は料理菓子として重宝され、現在のように水分が多いものではありませんでした。

第一次世界大戦時には、ゴム風船の中に羊羹を詰めた玉羊羹が登場します。日本陸軍からの指示によって作られたもので、戦地にいる兵士への慰問用お菓子として重宝されました。

当時から栄養補給として食べられており、最近では井村屋から「SPORTS YO-KAN」も発売されています。

このように、羊羹は昔から親しまれてきており、日本の歴史と共に進化してきました。

羊羹とお酒と合わせるコツ

羊羹とお酒を合わせるコツを紹介します。

製造方法で選ぶ

羊羹には「煉羊羹(ねりようかん)」「蒸羊羹(むしようかん)」「水羊羹(みずようかん)」の3種類があります。

最も主流なのは煉羊羹で、餡と砂糖、寒天を煮詰めて固めます。甘みが凝縮しているので、ブランデーやウイスキーなど、コク深い洋酒と合わせやすいでしょう。

蒸羊羹は餡に小麦粉や葛粉を加えて固めたものです。最も古い歴史があり、日本のお酒と合わせやすい傾向があります。日本酒や焼酎とペアリングするといいでしょう。

水羊羹は、煉羊羹の水分量を多くした和菓子です。柔らかく喉越し良く食べられます。冷やして食べる和菓子なので、ビールや梅酒とペアリングしてみてください。

種類で選ぶ

羊羹には、栗羊羹や芋羊羹など、さまざまな種類があります。

小豆以外にも食材が入っている場合は、その食材に合わせてお酒を選ぶのもおすすめです。

例えば、芋羊羹であれば同じ原料から作られる芋焼酎と合わせるといいでしょう。

最近は変わった羊羹も販売されていますので、ぜひお店でチェックしてみてくださいね。

羊羹と合うお酒(ベストペアリング)

それでは羊羹とベストペアリングしたお酒を紹介していきます。

日本酒

和菓子と日本酒は、日本の食文化を作ってきたものです。

特に小豆は日本酒と相性が良いとされています。

おすすめはすっきりした純米酒。あんこの甘みが日本酒をまろやかにしてくれ、スイーツのような味わいに変化しました。

もちろん甘めの日本酒でも、濃厚な味わいを楽しめます。好みに合わせて日本酒を選んでみてください。

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麦焼酎

麦焼酎は、甘い和菓子と相性抜群です。

黒糖焼酎があるくらいなので、焼酎と甘いものは鉄板の組み合わせです。沖縄では黒糖をつまみに泡盛を飲む人もいますからね。

麦焼酎は羊羹の甘みをリセットしてくれます。羊羹は薄く切ると、麦焼酎とのバランスも良くなりました。

麦焼酎を飲みながら羊羹をチビチビ食べる。焼酎好きがハマりそうな組み合わせです。

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芋焼酎

芋と羊羹の相性は「芋羊羹」で証明されています。

芋焼酎はサツマイモが原料なので、羊羹と合わせても違和感がありません。

芋の風味と羊羹の甘みがマッチし、大人の芋羊羹を味わっているような感覚でした。

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梅酒

梅と小豆は、和菓子に欠かせない材料です。夏になると梅干しと白餡で作る「梅餡」が登場します。

そのため小豆から作られた羊羹と、梅から作られた梅酒は相性が良いことが伺えます。

梅酒の酸味を羊羹がまろやかにしてくれ、甘酸っぱいスイーツのような味わいになりました。

甘さが抑えられるので、さっぱり羊羹を食べたい時におすすめです。

また今回ウイスキー樽仕込みで試してみましたが、ブランデー仕込みの梅酒で試してみても濃厚な甘みがマリアージュしそうでした。

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ウイスキー

ウイスキーは、甘いお菓子と相性の良いお酒です。

チョコレートやケーキなどの洋菓子と合わせるイメージですが、和菓子と合わせても相性抜群でした。

あんこはチョコレートのように濃厚な甘さがあるので、ウイスキーの旨味をうまく引き立ててくれます。

ウイスキーが濃厚な和スイーツのようになり、長い余韻を楽しめました。

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ブランデー

ブランデーはお菓子作りに欠かせないお酒です。

あんこを入れた洋菓子にも使われているため、羊羹との相性も良いとされています。

羊羹を口に含んで、ブランデーは舐めるくらいがちょうど良かったです。

ブランデーの甘みと羊羹を甘みが絡み合い、濃厚な味わいに変化しました。

余韻も長いので、じっくりと羊羹を味わいたい人におすすめです。

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赤ワイン

和菓子を食べる時は、抹茶や緑茶など「渋み」や「苦味」のある飲み物と合わせるのが定番です。

渋みや苦味は和菓子の甘みを引き立ててくれ、後味もすっきりとします。

そしてこの渋みと苦味の正体は「ポリフェノール」です。

赤ワインにはポリフェノールが豊富に含まれているため、和菓子との相性も抜群。ポリフェノールの渋みが羊羹の甘みを引き出してくれます。

赤ワインもまろやかな味わいとなるので、お酒が苦手な人でも美味しくいただけるでしょう。

また、ランブルスコなど甘みのある赤ならよりデザートっぽいテイストで楽しめるかもしれません。

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ビール

ビールと羊羹は意外にも合う組み合わせでした。

そもそも日本のビールは和食とのペアリングも意識して開発されているので、和菓子とも合わせやすいことが分かります。

合わせるなら苦味の強い銘柄を選ぶと、お茶のような役割を果たしてくれます。

ビールのほろ苦さと羊羹を甘みのバランスが良く、最高のマリアージュとなりました。

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羊羹と合わないお酒(ワーストペアリング)

羊羹と合わなかったお酒を紹介します。

白ワイン

白ワインがあんこの風味に負けてしまいました。

甘めのデザートワインならマリアージュしますが、シャルドネやソーヴィニヨンブランなど爽やかすぎる白ワインとは合わないでしょう。

レモンサワー

レモンサワーの酸味が強すぎる印象があります。梅酒のようにほどよい酸味ならいいですが、酸味が際立ちすぎると何を食べているのか分かりません。レモンサワーを選ぶなら、甘みのある銘柄をチョイスしてみてください。

羊羹とお酒の種類別の評価・特徴

羊羹とお酒の相性を表にまとめてみました。

順位お酒の種類評価コメント
1位日本酒★★★★★和菓子と日本酒は日本の食文化を作ってきた組み合わせ。羊羹の甘みをまろやかにしてくれる、すっきり系の純米酒がおすすめです。
2位芋焼酎★★★★★芋と羊羹の相性は「芋羊羹」で証明されています。そのため、芋焼酎との相性は抜群。
芋の風味と羊羹の甘みがマッチし、大人な芋羊羹を食べているような感覚でした。
3位梅酒★★★★★梅干しと白餡で作る「梅餡」は和菓子にか欠かせないもの。そのため小豆から作られた羊羹と、梅から作られた梅酒は相性抜群。梅酒の酸味を羊羹がまろやかにしてくれました。
4位ブランデー★★★★★ブランデーはお菓子作りに欠かせないお酒。あんこを入れた洋菓子にも使われており、羊羹との相性も抜群です。ブランデーの甘みと羊羹を甘みが絡み合い、濃厚な味わいに変化しました。
5位ウイスキー★★★★★ウイスキーは甘いお菓子と相性の良いお酒。あんこはチョコレートのように濃厚なので、ウイスキーの旨味をうまく引き立ててくれます。
6位赤ワイン★★★★赤ワインには、抹茶や緑茶の苦味成分であるポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールの渋みが羊羹の甘みを引き立ててくれ、まろやかな味わいを楽しめました。
7位麦焼酎★★★麦焼酎は羊羹の甘みをリセットしてくれます。羊羹は薄く切ると、麦焼酎とのバランスも良くなりました。
8位ビール★★★ビールは苦味の強い銘柄を選ぶと、お茶の苦味のような役割を果たしてくれます。ビールのほろ苦さと羊羹を甘みのバランスが最高でした。
9位レモンサワーレモンサワーの酸味が強すぎる印象があります。梅酒のようにほどよい酸味ならバランスが取れますが、酸味が際立ちすぎると何を食べているのか分からなかったです。
10位白ワイン白ワインはあんこの風味に負けてしまいます。
甘めのデザートワインならマリアージュしますが、シャルドネやソーヴィニヨンブランなど爽やかすぎる白ワインとは合わない印象がありました。

まとめ

今回は羊羹とお酒を実際にペアリングしてきました。

どんなお酒にも合わせやすい羊羹。日本のお酒だけでなく、洋酒とも合わせてみてはいかがでしょうか。

それでは本記事を参考に、羊羹とお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。

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